ブルーアーカイブ 7³来る!   作:疾風刃雷

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第2話投稿です。


スモーキン・ボム ハルカ来る!

私の名前は陸八魔アル、突如現れた謎の赤ん坊にキヴォトスのアウトローのボス後継者になれとか言われた哀れな生徒よ!

 

今は……

「イタタタタタ」

”何痛がってるんだい”

 

遅刻しそうになってるわ……

 

「アンタが私起こすのに腹蹴るからでしょ!!、今も蹴られた場所が痛いんだからね!!しかも走ってるせいで腹が…もう少し優しく起こせないわけ!?」

”寝坊して、しかも全然起きなかった君が悪いんじゃないか”

「其れはそうだけど!!」

 

だからって教え子の腹蹴るかしら普通!と心の中で愚痴を言いながら駅まで全速力で走っていた

 

数分後…

「セーーフ!なんとか電車に間に合ったわ」

”ほら、さっさと入りなよ”

「分かってるわよ全く……ん?」

「……………」

 

何かしらあの子、さっきから私の事視て?そう思いながらその子を見つめてると。

 

「チッ………」

「ヒィ!」

 

な、何なのよ〜!、一瞬気弱そうな子に見えたけどよく見たら煙草吸ってるし舌打ちするし睨んでくるし!見覚えないけど私あの子になんかした!?。

 

”…………………”

 

 

 

 

 

 

「ハァ~、やっと授業終わったわ〜」

 

放課後になった後、私は校舎の裏側の方から帰ろうとしていた。

さてと此の後は予定ないし、どう言う理由か先生も居ないし、少し羽を……

そんな風に思いながら小走りしていた私だったが、突然誰かにぶつかってしまった。

 

「おっと」「うわ!」

「あ、ごめんなさ「ぎゃー痛えよー(棒)」は?」

 

ゲッ!!!こいつら最近巷で凶暴だって噂の不良共!!たしか何人も生徒を病院送りにしてるとか言われてる!

 

「おー痛てー(棒)、骨折しちまったかもー(棒)」

「コレ慰謝料払ってもらわなきゃな」

「其れ共君も折っとく?骨」

「ケケケ」

 

「し、失礼しましたー!!!」

 

こんな連中と関わるなんて冗談じゃないと決めた私は直ぐ様其の場から逃走した。

 

 

 

 

 

 

ハァ、ハァ、なんとか逃げ切れ「ケケケ」

「ヒィ!!追いつかれた!!」

「ケケッー!!!」

 

や、ヤられる!!「グゲッ!!!」え?

 

「」ビクンビクン

「…………チッ」

「あ、ありがと「情けないですね」う?」

 

「…本当に情けない」

「あ!!、貴方!あの時電車の入る時に会った!」

 

今日初対面の子にいきなりダメアル認定された!!、ちょっとショックを感じながらその子に名前を問いた。

 

「伊草ハルカ、別に覚えなくて良いですよ」

「へ、へぇ~ハルカちゃんて言「あんな無様晒して、貴方よく其れで次期アウトローのボスなんて言われてますね?」え゙」

「な、何で其れを!!!」

 

アウトローのボスの話なんて誰にも言ってないのに!!この子いったい!!

私はビビりながらも臨戦態勢を取った。

 

「貴方いったい!!」

「1週間前から観察してたけど全く気付く気配もなしに醜態の日々、だから今日は態々直接顔を出してみたら更にあの無様……貴方みたいなカスにこれ以上は時間の無駄ですね。」

 

ハァ!!観察!!そんな事してたのこの子!!ん?服の中から何か出した?………ダっ!!ダイナマイト!!!!!

 

「目障りです、ここで果ててください。」

 

なんてヤバいもの持ち歩いてるのよこの子!!

 

「さよなら」

 

ダイナマイトの導火線に火が通り、爆発すると思って腰を抜かしてしまい動けなくなってしまう。

 

「ま、待っt『ズガン』」 「!!!」

 

ダイナマイトの導火線が切れた?もしかして…

 

”気が早いね、伊草ハルカ”

 

「せ、先生!!!」 「チッ!邪魔を」

 

先生、助けに来てくれたのね!!……いやそれより

 

「今まで何処行ってたのよ!てか、この子の事知ってるの……て、もしかしてこの子は」

”察しが良いね、彼女は無所属のアウトローさ。現役のね”

 

「や、矢っ張りー!!!っていうかアウトローって組織コミュニティに所属していない無所属の人もいるの!!!?」

”当然だよ、私みたいな裏社会で活動するフリーの殺し屋やフリーの用心棒なんかもアウトローに分類されるんだ、伊草ハルカはフリーの殺し屋の中ではそれなりに有名だよ”

 

ダイナマイト持ち出した時点で薄々気づいてたけど!、何で私の周りにはそう云うのしか集まらないのよー!!!

 

「貴方がキヴォトス最強の殺し屋にして数多の生徒達を教え導き大成させたと言われる家庭教師と言われる『先生』ですか、噂で聞いた以上の早撃ちですね」

 

そうハルカが先生のことを話したのを聞いた私は、先生てそんな凄い人だったのね、と素直に思った

 

”ハハハ、そう云う君も噂以上に気が早いね悪童『スモーキンボム』”

「フン、このカスの醜態が目に余りましてね。それよりあの話は本当なんですよね。このカスを殺せば代わって私が新たなボス候補になれるのは」

 

え、今ハルカって子なんて言った?

 

「は?」

”うん”

「なっ、何ですってーーー!!!」

 

私を殺せば新たなボス後継者になる!?、あの先生なんて約束したんだと思い先生を問い詰める。

 

「せ、先生!!!貴方私の事裏切るの!!!今までの事全部ウソだったの!!!」

“違う違う、戦えと言ってるんだよ私は”

 

「は?戦う?私がこの子相手に?……じょ、冗談じゃないわよ!!アウトローと戦うなんて!!!」

 

に、逃げなちゃ!!じゃないと殺されちゃう!!!

そう思いながら直ぐ様逃げようとしたが。

 

「待ちなさい」

「ヒィ!」

 

ま、回り込まれた!!

な、何であんなにいっぱい煙草咥えて………ゲェ!!あ、あの子体のいたる所からダイナマイトを!!しかも同時に一斉着火!!!

 

”伊草ハルカは体のいたる所にダイナマイトを隠し持った人間爆撃機で有名でね、又の名を『スモーキン・ボム ハルカ』”

 

「な、何よそれーー!!」

「果てろっ!」

 

彼女がダイナマイトを私に向かってばら撒くとそのまま爆発を起こし爆風が私に襲いかかった!!

 

「キャアアアア」

「これで終わりです!!」

 

更にハルカはダメ押しと言わんばかりに追加のダイナマイトをばら撒くつもりの様だった

 

「無理!!、死ぬー!!!」

”死ぬ気で戦え”

 

その先生の声が聞こえたのと同時に私は又もや額を撃ち抜かれた。

 

 

 

 

 

 

復活リ・ボーン!!、死ぬ気で消火活動!!」

「っ! 果てろっ!!」

 

死ぬ気モードとなって殻を破って起き上がったアルに驚きながらもハルカはアルに目掛けてダイナマイトを投げつけるが。

 

「消す!消す!消す!消す!」

 

死ぬ気状態のアルによって全てのダイナマイトの導火線を握り潰される。

 

「っ!(素手で導火線を!)このっ!2倍ボム!!」

「消す!消す!消す!消す!消す!消す!消す!消す!」

 

更にさっきの倍の量のダイナマイトを投げつけても全て消化していくアルに、ハルカは更に頭に血が上る。

 

「コイツッ!(だったら!)3倍ボ『ポロ』あ…(ダイナマイトのバランスが崩れて……)」」

 

さらに倍の数のダイナマイトを投げつけようとしたハルカだったが、持ちきれずにダイナマイトを落としてしまう。そして連鎖するように持っていたダイナマイトがハルカの周りの地面にこぼれ落ちていくのを見たハルカは自身の最期を悟った。

 

(………ハハッ、ジ・エンド・オブ・私……………)

「消す!」 「え…」

 

 

 

 

 

 

この世界に入ってから私は独りだった……

アウトローになった事には後悔は無い、あの糞みたいな屋敷とあの料理地獄から抜け出して私はやっと変われる!私も憧れたあの人の様なアウトローになれる!!そう思って入ったのがアウトローの世界だった、けど現実はそんなに甘くなかった……

 

『テメェみたいなガキ、うちには必要ねぇんだよ』

『鉄砲玉として使ってやったんだ、ありがたく思え』

『何睨んでやがる!!サッサと失せろ!』

 

何処へ行っても誰も伊草ハルカ個人を見てくれなかった、結局私は変われない、私はこの世界では必要のない人間だと思った。だからこんな結末も私は受け入れられた……なのに……

 

 

 

 

 

 

「なんで!!!」

「消す!消す!消す!消す!消す!消す!」

 

自分の周りのダイナマイトまで消火するアルをハルカは理解できないでいた、なぜ自分なんかを助けるのかを。

 

「どうして、私なんかをっ!!」

「消す!」

 

そうして全てのダイナマイトの鎮火が完了した。

 

「ハッ。よ、良かった〜生きてた〜」

 

「どうして」

「ん?」

 

「どうして私なんかを助けたんですか…私は貴方を殺そうとしたんですよ…」

「んー、いや当たり前でしょ、恩人を助けるのは」

「え…」

 

そんなアルの何当たり前のこと言ってんのよ、みたいな発言をしたアルにハルカは呆気にとられる。

 

「だって貴方あの時あの不良から私を助けてくれたじゃない。だったら私も貴方に何か返さないと失礼でしょ、何より目の前で人が死ぬとこなんて見たくないの」

「そんな事で……貴方も死ぬかもしれなかったんですよ!!!」

 

「まぁ、あの時の私は半分死んでたみたいなもんだったけど。だからってハルカちゃんを見殺しにしていい理由にならないわ。でしょ。」

「あ……」

 

その言葉を聞いてハルカは心の中で決心したような表情をしていた。

それに気づかずに私は鎮火したダイナマイトの片付けをしようとすると。

 

「さてと、それじゃあ後片付けしないと……いやそれより!!!先生!!、服!!私また下着なんだけど!!「おみそれしました!!!」え゙」

「貴方様こそ私のボスに相応しい方です!!!どうか私を貴方の右腕に!!!」

 

いきなり土下座しそう私にそう言い放つ。それにはさっきまで敵対的に見られていた私自身も数秒硬直した。

 

「え、え〜と、ハルカちゃ「呼び捨てで構いません!!」じゃ、じゃあハルカ、さっきなんて」

「私を貴方の部下にしてください!!」

 

「な、何ですってー!!!」

 

わ、私に部下ですってーーーーーー!!!!

 

「こんな私なんかに身を挺してまで助けてくれた、そんな貴方にこそ私の命を預けたいんです!!お願いします!!!」

「そ、そんな困るわよ命なんて。ふ、普通に友達とか」

「そうはいきません」

「ヒェ」(こ、怖くて言い返せない。そ、そもそも何なのよこの状況)

 

”ハルカが部下になったのは君の力だよ、よくやったねアル”

「な、何いってんのよ!」(アウトローになりたくないのに困るわよ此方が!ん?)

 

「あーあー、私達の連れこんな目に遭わして」

「」ビクンビクン

「コレはオシオキですなー」

「何本折る?骨」

 

「 ゲェ!!あの不良共、まだ私の事付け狙ってたの!!!」

「……出番ですね、私に任せてください」

 

そうハルカは言うと立ち上がり不良達の方に歩いていく、両手には着火しているダイナマイトを持ちながら。

 

「あ、あの〜ハルカ……さん?」

「待っててくださいねアル様!……あのゴミ共消してきます。」

 

「ちょ!!、ストップ!!ストーーップ!!!」

 

 

その後しばらくして校舎の裏庭の一部が爆散したとだけ言っておこう。

 

 

 

 

 

 

 

アル、初めての部下ゲット!

 




ハルカ=獄寺隼人
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