ブルーアーカイブ 7³来る!   作:疾風刃雷

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4話です。

少しあらすじの内容をわかりやすいように編集しました。


泣き虫イブキ来る!

私の名前は陸八魔アル、突如現れた謎の赤ん坊にキヴォトスのアウトローのボス後継者になれとか言われた哀れな生徒よ!

 

 

今は…

「答えは…5…かしら?」

テスト勉強?をしています。

”不正解”

 

『カチッ』

 

「ギャァァァァァ!!!」

 

問題を間違えると爆破されるテスト勉強をさせられてます…

そしてまた間違えた結果再び爆破されてしまった、これで5回目よ!!!

 

「どこに問題を間違えるたびに爆発を起こす先生がいるのよ!!!」

”ハハハ、ここにいるじゃないか〜”

 

どうしてこうなった…と私は思う、当初は間違ってるでしょ!!この勉強方法!!と先生に反論したのだが”コレが私のやり方さ”と返され、最初の爆発の時に部屋が壊れるわ!!とも反論したが部屋が壊れない程度の爆発に抑えてあると言われ、2回目の時に力尽くで止めようとして逆に返り討ちにあってしまい以降は逆らえずにいたが、もう我慢の限界だった。

 

”それに次のテストで良い点だったら、君フウカと小遣い上げてもらう約束したんでしょ”

「このままじゃお小遣い上げてもらう前に此方が病院送りになるわよ!!」

”それじゃ、今のおさらいするよー”

「って聞きなさいよ!!もー!!」

 

ったく、やってやれないわよ……と心の中で愚痴を吐いて窓の方をみていると…

 

「ん?何か飛んで?…」

 

部屋がまた爆発した。

 

「キャアアアア!!!今度は何!?」

 

いきなり手榴弾らしき物が窓から入ってきて爆発を起こしたのだ、咄嗟に気づいた私は蹲って爆風は回避したけど。

 

「いったい誰が!!『ガラ』って誰か来た!」

 

まさかの奇襲!…と身構えた私だったが、窓から入ってきたのは予想外な人物だった

 

「奇襲せいこーう!、そしてすかさず追撃!」

「こ、子供ですって!?先生!」

 

窓から入ってきたのはなんと幼い子供、そしてその子はいきなり先生に向けて手榴弾を投げたのだ!

 

「不味いわ!先生に手榴…あっ、あの子に跳ね返した」

 

「ブッ!!」

 

先生が跳ね返した手榴弾は投げた子供の顔面にぶち込まれ、そのまま窓の外で子供諸共爆発した。

 

「 グピャァァァァ!!」

「ちょ!!爆発に巻き込まれたけど大丈夫なのあの子!!」

”おさらいするよー”

「聞きなさいよ!」

 

そう先生と話していると部屋の外から階段を登る音が聞こえてきた。

この音、誰か階段から上がってきてる、まさか…っと思ったその時部屋のドアが大きな音をたてて開けられる、入ってきたのはさっき手榴弾の爆発に巻き込まれた筈の金髪の子供だった。

 

「アハハハ!!、奇襲は失敗したけどそれなら正攻法で戦うまで!!勝負だよ先生!」

”それじゃ、この問いの答えは…”

 

……無視されてるわね

 

「………聞いてよ!!!」

 

無視された事に怒った子供が先生に殴りかかった、けど…

 

”ホイ”

「ぴゃんっ!!」

 

や、やっぱり一撃で返り討ちね…てか体は丈夫だけど弱いわねこの子。

 

「グス……」

 

蹲りながら泣いている?子供を見て、大丈夫かしら?と少し心配したが、

 

「……イタ〜、 ()()()に躓いちゃった……アウトロー組織コミュニティ『ボヴィーノ』所属のアウトロー兼ゲヘナ学園『万魔殿』に出向中の丹花イブキちゃんが()()()に躓いちゃったー!!、好きなものはアメ玉とブドウでマコト先輩から先生の話を聞いてイブキとどっちが強いか現れた丹花イブキちゃんが()()()に躓いちゃったなぁーー!!!」(早口)

 

い、一生懸命痩せ我慢して自己紹介してるー!ってかこんな子供がアウトロー!!!しかも()()万魔殿に所属してるですって!!

万魔殿…それはゲヘナ学園の生徒会に相当する組織で、トップの議長はあの風紀委員長とタメを張れる実力者と言われてる組織、そんな所にこんな子供が所属してるのを聞いて私も驚く。

 

「ってことであらためて勝負だよ先生!!」

”今の公式で、これ解いてみるんだ”

「あ、はい…こうかな」(相変わらず無視なのね)

”そうだねー”

 

「………が・ま・ん」グス

 

あれ、本気で泣いてんじゃないの?

 

「……く、く、く、今回イブキはボヴィーノに伝わる秘密兵器を持ってきてるんだじょ〜」

 

あ、なんか雰囲気変えてきたわね

 

「ジャ~ン、10年バズーカ〜、これで撃たれたものは5分間だけ10年後の自分と入れ替われる不思議な兵器!!」

(き、気になるわね!其れは!)

 

「でもこれは見本展示品〜、勿体ないからしまっちゃお〜ベロベロベー」

(ぐっ!な、なんか悔しい〜)

 

「わぁ!!すご~い!イブキいいモノ見つけちゃったー!!」

「あららのら?、これなんだろうね?」

 

そう言ってイブキって子がバックの中から取り出した物はまさかのまた手榴弾だった。

 

「ゲェ!、また手榴弾!!まだあったの!!!」

「だいせいかーい!!これでもくらえ!!!」

 

”…えい”

「ブッ!」

 

またもや弾かれた手榴弾を顔面にぶち込まれ、窓の外で爆発にまた巻き込まれた。

なんか不憫に見えてきたわ…

 

「せ、先生、なにもあそこまで…ちょっとかわいそうじゃない。」

”大丈夫だよ、ああいった子は基本ギャグ補正で守られてるから死にはしないよ”

「ちょっ!!メタいわよ!!」

 

ギャグ補正でも痛いのは痛いのよ!あとメタイのよ!話が!!

 

”それに彼女が本来所属してるボヴィーノって組織はゲヘナ自治区のアウトロー組織コミュニティでも長い歴史はあるけど中小の部類、私は格下の相手はしない主義なんだ”

「へぇ〜、てかなんでそこまであの子のこと知ってるのよ」

 

そのセリフには私も少しカッコいいと思ってしまった、なんかムカつく…

 

”万魔殿には知り合いがいるからね”

「そうなの!!」

 

いきなりのカミングアウトに私は驚く、なんで万魔殿に先生の知り合いがいるのよ!

 

「ちょっとアルー?、此方来てくれないー?」

”とりあえず今日はこれまでにしょうか、行ってきなよ”

 

そう言ってる間に下の階にいるフウカから呼び出しがあった為、今日のテスト勉強はお開きになった……はぁ、助かったわ。

 

「わかったわよ、なにかしら?」

 

そうして下の階に降りフウカの所に行くと…

 

「どうしたの…ゲッ」

 

「この子先生の知り合いなんでしょ」

「う……ぴ」

 

其処にはボロボロになってグズってるイブキと名乗ってた子がいた。

 

「喧嘩したの?」

 

いや喧嘩とかそういうレベルじゃないわよアレは…

 

「かわいそうだからさ、アルが仲裁に入ってあげてね、私この子の分のご飯作るから。何か暫くこの子の事預かって欲しいってこの子の保護者から生活費の振り込みと一緒に電話あったのよ」

「 な、何ですってー!!」

 

「グズ…」

「ちょ!離しなさいよー!!」(涙と鼻水が服に!)

 

「あ!!先生呼んでこよっか?」

「セン…セイ……… イ゙ヤ゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!! 」

(きょ、恐怖刻まれてるー!!)

 

その泣き様は尋常ではなく、流石にもう可哀想に思えた私はお守りを引き受け、近くのある河原まで連れていくことにした。

 

 

 

 

 

「…グス」

 

それにしても、全く泣き止まないわねこの子、これじゃあ私が泣かしたみたいじゃない…

 

「ほら、アメ玉、好きなんでしょ?」

「……うん」

「ったく、何で先生に勝負挑もうとしたのよ?貴方もアウトローなら先生の実力くらい噂で知ってる筈でしょ?」

 

とりあえずなんで先生に挑もうとか言う無謀を犯したのかイブキに聞いてみると意外な回答だった。

 

「……イブキね、万魔殿やボヴィーノの皆からよくしてもらっててね…特にマコト先輩はイブキのこと良く見てくれたから嬉しかった…けどマコト先輩が嬉しそうに話す時にでてくる先生って人にイブキ、ムカついて…それで…」

「ふーん、なるほどね」

 

要するに嫉妬てことかしら、まさか理由が嫉妬とは…あの有名な議長とうちの先生、何か関係があるのかしら?

 

「それじゃ、泣き止んだし家に帰るわよ。」

「うん…」

 

 

 

 

 

その後家に帰ってきた私はみんなで夕食を食べることにした。

 

「あの子大丈夫かしら、ねぇ先生」

”やっぱりフウカの料理は美味いね”

「シカトって」

「……シャア!!」

「ちょ!!、ナイフ投げ!!、あっ」

”……”

 

な、投げたナイフが跳ね返されて額に…死んでないわよね!?

 

「……グス」

「が、学習しなさいよ!!」(ちゃ、ちゃんと生きてる!流石ギャグ補正っ!)

「ゔ、ゔわ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁぁぁん」

「な、今度は泣きながら何を!」

 

イブキは謎の兵器10年バズーカを取り出しなんと自分に向け始めたのだ

 

「あ、アレは10年バズーカ!!、自分に!!」

 

そしてそのままイブキは10年バズーカを発射し、イブキは爆発に巻き込まれてしまう。

 

「キャア!」

 

爆発はしたが爆風による周りの被害は何故かなく、煙が爆心地を覆ってるだけ。

 

「ゴホ、ゴホ……な、何が起きるの?」

「ゴホ、やれやれ、どうやら10年バズーカで10年前に呼び出されたようね」

 

煙が晴れて其処に居たのはイブキではなくイブキの面影がある金髪の謎の美人さんだった……………誰!?

 

「ま、まさかあなた!」

「お久しぶりですね、若きボス、10年前の私が世話になってますね、泣き虫だったイブキです」

「ななな、なっ、何ですってー!!」

「10年バズーカというのは文字通り撃たれ人間を10年後の自分と5分間の間だけ入れ替える兵器なんです」

「う、嘘でしょーー!!」

 

これには流石に私も信じられなかった、だ、だって…こ、こんな綺麗な美人さんがあのメスガキー!!

 

「やぁ先生?見違えたでしょ?私があなたにシカトされ続けたイブキよ」

”…”モグモグモグ

 

10年後のイブキが先生に話しかける、しかしこんな異常事態を前にしても先生はご飯を食べることに集中していてイブキをシカトしていた。

 

(なおシカト!?)

「……ハァ、やれやれ、こうなったら10年でどれだけ私が強くなったか教えてあげましょう」

「え」

 

そういうとイブキは被ってた軍帽を脱いで成長した頭の角を露出させた

 

「サンダーセット…」

 

その掛け声と共にピシャアと雷が頭の角に帯電した、ってかここ室内なのになんでいきなり雷が!!!

 

「雷が帯電している私の角は100万ボルトよ」

「う、嘘でしょ!!」

 

100万ボルトなんて喰らったら幾ら先生でも洒落にならないわよ!!!

 

「 喰らいなさい!!電撃角エレットゥリコ・コルナータ!!!」

 

技名を発すると同時に10年後のイブキは前のめりになりながら闘牛の如く先生に突進を始めた!

 

「せ、先生ーーーーー!!!」

”ほい”

 

『グサッ』

 

「ッ!!」

「ふぉ、フォークを、イブキの頭に刺して止めたー!!」

 

フォークを頭に刺され顔が血塗れになる10年後のイブキ、大丈夫…よね?

 

「…グス……うわぁぁぁん!!」

「中身ほとんど変わってないんだけど!!」

 

そのまま10年後のイブキは10年前のイブキと変わらずボロ泣きし家から出ていってしまった、まるで成長していない…………

 

…それから暫く経ったあと、

 

「アル!」

「ん?なによフウカ?」

「仲裁して上げて、ていったでしょ!」

「……グス」

(…変に根性あるわね、この子)

 

元の子供に戻ったイブキが泣きながらもフウカに連れられて戻ってきた。

 

「イブキちゃん、本当は先生と友達になりたかったんですって」

「そうだったの?」

 

そういえば勝負とか嫉妬とか言って必死に気を引こうとしてたけどそうだったのね、素直じゃない子ね。

そう思い私はイブキの認識を改めようとしたが…

 

「なーんて!!ウソだよー!!これでもくらえー!」

 

まだ懲りずに大量の手榴弾を先生に投げつけたイブキ。でも何度もこれと同じパターンを見た私はもう結果が分かった。

 

「グビャアアア!!」

”フウカおかわり”

「だから学習しなさいよ…」

 

結局私の予想通り返り討ちに遭い、そのまま手榴弾と共に爆発にイブキは巻き込まれた。

こうして私の家にまた1人変な奴が居座るようになったのである。

 

因みにテストの点数は何時もより若干良い点数をとれた、それもあの勉強法で…解せぬ

 




イブキ=ランボ

おまけ…電話


『キキキッ、すまなかったな先生、イブキが迷惑を掛けてしまって…』
”あの子、ウザいけど途轍もない潜在能力が眠ってるね、ウザいけど”

『キキ、そこまでわかるか、まぁまだイブキも幼い、大目に見てやってほしい。』
『それにしても陸八魔アルか、できれば会って話してみたいものだその妹弟子に。』
”ふぅ~ん、君も興味あるの?、マコト。”
『キキキッ。当然だ、初めての妹弟子だからな!』

”それといいの?、あの子をアルの家に住まわせるのは?”
『構わん、あの子もアルに懐いたそうだしな。それに…』
”それに?”

『近い内にある意味ゲヘナ1番の問題児がゲヘナ外の不良潰し廻りの遠征から帰ってくるからな、イブキがそいつにケンカでも売ったらヤバい、だから避難させておく必要もあってな』
”へぇ、その子の所属と名前は?”

『ゲヘナ学園風紀委員会委員長 空崎ヒナ』
『又の名を「孤高の浮雲」「ゲヘナの暴君」とも呼ばれるゲヘナ最強にして最恐の生徒だ。』
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