__「没刀」。
それは、バッドエンドを斬り裂く黒き刃。我々ライター専用の大太刀である。
うp主「__太刀・風」
刀身に風を纏わせ、軽やかな音と共に抜刀。
黒い軌跡が空を裂き、押し寄せるスタンピードの群れを一瞬で吹き飛ばす。
風が静まる頃には、あれほどの群れが跡形もなく消えていた。
うp主「スタンピード、今回のはイレギュラーが原因かな」
呟きながら地を蹴り、跳躍。
暴走モンスターたちが現れた方角を見据える。
そこには、異様な魔力の塊があった。
うp主「ふーん、魔王“プレイ”……ね」
口元が僅かに引きつる。
「魔王ロールプレイ」__つまり、“魔王”を演じているタイプの面倒くさいイレギュラー。
自由気ままにしやがって。
面倒くさい奴だ、と小さく吐き捨てる。
風に乗りながら飛び、ライターズパッドを取り出して通信を開く。
うp主「あー、誰か来れるやついるー?俺が来た世界さー、『異世界旅行株式会社』の調査隊が来る予定なんだけど、その前にイレギュラーのせいで崩壊しそうなんよね。この世界の料理美味しいからさ、イレギュラーの脅威から守りたいんだけど、誰か来れるー?」
しかし返ってくるのは無情な返答。
『無理、ゲームしてる』『今執筆中』『データ整理で手一杯』『お前がやれ』
うp主「チッ……一人で攻略か」
そう呟いて、没刀を構え直す。
風が再び巻き上がり、空気が震えた。
うp主「__『風刃、旋風』」
うちの子の力だ、使い方は俺がよく知っている。
うp主「待ってろよ、イレギュラー!」
_____
うp主「よっ」
イレ「エェェボルゥトォォォォォォォォ……ってあれ?誰だあんた」
うp主「やっぱ地球出身か。スタンピードの原因お前だな?」
イレ「!?バレて__」
《編集:summon〔リュート・ロワルド〕》
リュート「間髪入れずにパンチ」
イレ「痛だぁ!?」
うp主「お前なぁ……」
リュート「いいだろ別にさ」
うp主「よかないわ」
召喚した瞬間に鼻にパンチしやがった。えげつねぇ……。
イレ「ふっざけんなよ!?殺してやる!俺はいずれ魔王になr__」
リュート「はいシャラップ」
イレ「ホガ!?」
今度は顎を蹴り上げやがった。
うp主「おいおい……」
リュート「そろそろおしまいだ。空間魔法『圧縮』」
イレ「ふざけn__」
消滅しやがった。いやぁ、魔王さまさまだな。
リュート「んじゃあ帰るから」
うp主「そうか、じゃあまた」
リュートの足元に魔法陣が出現し、リュートは帰っていった。
うp主「さあて、この世界の料理、堪能しますか!」