青空広がる透き通った世界に囚人達が転移するようです 作:LCCB大鳥
UA7777突破感謝!!!これからも頑張っていくので応援お願いします!!
ちなみに10連で胸痛ファウスト、メイド良秀、黒雲メール(3人目)がきました…死ぬんじゃないかな…
誘拐されたセリカを助け、学校に戻って来た。
「みなさん、お疲れ様です」
「セリカちゃん、ケガはない?」
「うん、私は大丈夫。見てよ、ピンピンして…」
その瞬間セリカが大きくふらつき、そのまま倒れてしまった。
「セリカちゃん!」
「管理人様!ここは私が保健室に連れて行き来ます!戦場で戦っていたのでここの者よりかは慣れているはずですので!」
『任せたよ!ウーティス』
「お任せください!」
「Fiak41の対空砲を食らったんだもん、歩ける方がおかしいって。ゆっくり休ませてあげよー」
「大変なところになるところでした。先生とLCBの皆さんがいなかったら…」
「うんうん。先生のおかげでセリカちゃんの居場所を逃さず追跡できました。やっぱりすごいです☆」
「やっぱり、ただのストーカーじゃなかったって事だね」
「え?先生?そんなことしてたんですか?」
"ノーコメントで"
「はぁ…」
「……それと、皆さんこれを見てください」
「戦闘中に回収した、散らばった戦車の部品を確認したところ、キヴォトスでは使用が禁止されている違法機種と判明しました」
「もう少し調べる必要はありますが…ヘルメット団は、自分たちでは入手出来ない武器まで保有しているそうです」
「ふっ、どうせ何かしらの組織とつるんでるんだろ、つ・まんね」
「ふむ、ならその部品がどうやって流通したかを調べればその組織が分かりそうだな」
「その通りです、ムルソーさん。何故ここまで執拗に私たちの学校を狙っているのかも、明らかになるかもしれません」
「うん、わかった。じっくり調べてみよっかー」
「うむ!その通りでありまするな!」
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(その日の夜)
ガララッ
「はぁ……あ、れ?ヒースクリフさん、グレゴールさん!?どうしたの?」
「あんさんが心配でな…お見舞いに来たんだよ」
「…ああ、私なら大丈夫。いつまでもこうしちゃいられないし」
「アヤネちゃんや他のみんなも心配してるし…バイトにも行かなきゃだし」
「だ、だから、お見舞いとか良いから!ほら、見て、元気だし!」
「へっ、まぁお前のツラは最初見た時からそのザマだったさ」
「それって…?」
「いつ事件に巻き込まれてもおかしくはないだろうなって思ってたさ」
「ヒースクリフさん…」
「んまぁ、お前は元気そうだし、俺は先に帰るよ」
「あ、あの!!……え、ええとね…」
「そういえば、あなた達にちゃんとお礼を言って無かったなあって、思って…あ、ありがとう……色々と」
「でもっ!この程度でアビドスの役に立てたなんて思わないでよね!この借りはいつか返すから!」
「へっ、こんなもんで役に立ったなんか微塵も思ってねぇよ」
「な、何よ!?何ヘラヘラしてるの!?」
「はぁ…じゃあ、また明日ね!」
「最後に一つだけ…伝えても良いか?」
「どうしたの?グレゴールさん」
「良かったよ…無事そうで」
「えっ…?」
「もう守れなかったって事にはなりたくないからさ」
「…おっと、ちょっと空気重くしちゃったかな?そ、それじゃあ!また明日!」
「う、うん!また明日!」
「ふふっ、なによ!あれ!面白いわ!…けど、やっぱり信用しても良さそう」
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(次の日)
「それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます」
「本日は先生とLCBの皆さんにもお越しいただいたので、いつもより真面目な議論が出来ると思うのですが…」
"よろしく"
『私がここに居て良いのかな?まぁ…よろしく?』
「ほぉ?まるでいつもは不真面目みたいな言い方だな?良かろう!このウーティスが直接会議に参加しよう!」
「おい、元々参加する流れなんだよ」
「それは知ってるぞ、グレゴール」
「ならなんでだよ…?」
「別に良いだろう!」
「はぁ…あ、よろしくお願いします」
「ん、よろしく。イシュメールさん」
「早速議題に入ります。本日は、私たちにとって非常に重要かつ最も申告な問題…「学校の負債をどう返済するか」について、具体的な方法を議論します」
「わぁ〜、すごい本格的ですね〜」
「ご意見がある方は、挙手をお願いします!」
「はい!はい!」
「はい、一年の黒見セリカさん。お願いします」
「……あのさ、まず名字で呼ぶの、やめない?ぎこちないんだけど」
「せ、セリカちゃん……でも、せっかく会議だし……」
「ふぅむ…私にとって、これは立ち会いなりや。つまり、どの様な形でも私は受け入れたり」
「まぁ、そんなことはいいんじゃない?おチビちゃん達?ていうかセリカ〜?あなたの意見は何〜?」
「そ、そうだったわね……とにかく!対策委員会の会計担当としては、我が校の財政状況は破産の寸前としか言いようがないわっ!」
「まぁ…このままいけば…廃校になっちゃいそうですよね…」
「うん、まあその通りだよ〜シンクレアさん」
「毎月の返済額は利息だけでも788万円!私たちも頑張って稼いではいるけど、正直利息の返済も追いつかない」
「ふむ…やはり何度聞いても凄まじい額でありまするな…そうであろう?ファウスト殿!」
「ファウストですか。はい、まぁ788万は高校生5人で毎月返済出来るのは不可能と言ってもいいでしょう」
「これまで通り、指名手配犯を捕まえたり、苦情を解決したり、ボランティアするだけじゃ限界があるわ」
「このままじゃ、らちが明かないってこと!何かこう、でっかく一発狙わないと!」
「おぉ〜!それで?でっかくって?」
ピラッ
「これこれ!街で配ってたチラシ!」
『どれどれ…?』
「興・あ」
「ええっと…?ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金…?」
「うぅん…」
「……」
「えっと…セリカ…言いにくいんだが…」
「何?グレゴールさん」
「それ…詐欺だぞ」
「へっ!?」
「えぇ、そうね。私の経験からもわかる。これは詐欺ね」
「正確にいうと…マルチ商法だよ、セリカちゃん」
「そっ、そうなの?私、2個も買っちゃったんだけど!?」
「セリカちゃん、騙されちゃいましたね。可愛いです☆」
「まったく、セリカちゃんは世間知らずだねー。気をつけないと、悪い大人に騙されちゃって、人生取り返しのつかないことになっちゃうかもよー?」
「そうである。理想的すぎる提案は怪しむべきであり」
「そ、そんなあ……そんな風に見えなかったのに……せ、せっかくお昼抜いて貯めたお金で買ったのに…」
「ふむ、大丈夫でありまするぞ!我々と共にお昼を食べようではないか!」
「ぐすっ…ドンキホーテさぁん…」
「えっと…それでは、セリカさんからの意見はこの辺で…他にご意見のある方…」
「はい!はい!」
「えっと…はい、3年の小鳥遊委員長。ちょっと嫌な予感がしますが…」
「うむうむ、えっへん!」
「我が校の1番の問題は、全校生徒がここにいる数人だけってことなんだよねー」
「えぇ、そうですね。私が乗ってた船にももっと沢山の人もいましたし…」
「イシュメールさんって船乗りだったの!?」
「え、あぁ…その話は今度でも…」
「そうですよ。今は小鳥遊委員長の話ですから!」
「それで、生徒の数イコール学校の力。トリニティやゲヘナみたいに、生徒数を桁違いに増やせれば、毎月のお金だけでもかなりの金額になるはずー」
「え……そ、そうなんですか?」
「そういうことー!だからまずは生徒の数を増やさないとねー、まずはそこからかなー」
「そうすれば議員も選出できるし、連邦生徒会での発言権も与えられるしね」
「そうであるが、どうやって生徒数を増やすのかが問題であるな」
「簡単だよー、他校のスクールバスを拉致ればオッケー!」
「はい!?」
「登校中のスクールバスをジャックして、うちの学校への転入学書類にハンコを押さないとバスから降りられない様にするのー」
「うへ〜、これで生徒数がグンと増えること間違いなーし!」
「それ興味深いね。ターゲットはトリニティ?それともゲヘナ?ミレニアム?」
「わぁ〜僕も興味あります〜、どうしますか〜?」
「ちょっと待ってください?そもそも前提から違う気がするんですが?」
「その通りです!それに、どこを拉致っても他校の風紀委員が黙っていませんよ……」
「うへ〜やっぱそうだよねー?」
「やっぱそうだよねー、じゃないんですよ、ホシノ先輩……もっと真面目に会議に臨んでいただかないと…」
「良い考えがある」
「……はい、2年の砂狼シロコさん」
「銀行を襲うの」
「はいっ!?」
「確実かつ簡単な方法。ターゲットも選定済み。市街地にある第一中央銀行」
「はぁ…本気で言ってるんですか?それ。確かに手っ取り早いですけど、もっと良い方法もあると思うんですが」
「イシュメールさん…」
「いや、これが一番効率がいい。5分で1億は稼げる。はい、覆面も用意した」
「いつのにこんなものまで…」
「うわー、これ、シロコちゃんの手作りー?」
「わぁ、見てください!レスラーみたいです!」
「ふふっ!これ良いわね!ねぇ、シロコ、私たちの分は?」
「ん、まだ作れてない。これから作る」
「いやー、いいねぇ。人生一発でキメないと。ねえ、セリカちゃん?」
「そんなわけあるか!!却下!却下ー!!」
「そうですよ!皆さん!これ犯罪ですよ!」
「シンクレアさんのおっしゃる通りです!」
「はぁ…アヤネさんって苦労してますね…」
「あはは……」
「あのー!はい!次は私が!」
「はい……2年の十六夜ノノミさん。犯罪と詐欺は抜きでご意見をお願いします……」
「はい!犯罪でもマルチ商法でもない、とってもクリーンかつ確実な方法があります!」
「アイドルです!スクールアイドル!」
「ア、アイドル!?」
「そうです!アニメで観たんですけど、学校を復興する定番の方法はアイドルです!私たち全員がアイドルとしてデビューすれば……」
「却下」
「あら……これも駄目なんですか?」
「はぁ…駄目に決まってますよ…こんなの…」
「なんで?ホシノ先輩とか、イシュメールさんなら、特定のマニアに大ウケしそうなのに」
「そんなことないですよ…」
「決めポーズも考えておいたのに……」
その瞬間ノノミがポーズを取った。
「水着少女団のクリスティーナで〜す♧」
「どういうことよ…」
「なぁ…時計ズラ、理解できないの俺だけか?」
『大丈夫、私もだよ…』
「あのう……議論がなかなか進まないんですけど、そろそろ結論を……」
「それは先生とかLCBの人達に任せちゃおうー。これまでの意見でやるならどれがいい?」
「えっ!?これまでの意見から選ぶんですか!?も、もう少しまともな意見を出してからの方が良いのでは!?」
「私もそう思いますが……こっちも……まともな意見は出せないと思うので」
「大丈夫だよー。みんなが選んだものなら、間違いないって」
「ちょ、ちょっと待ってください!なんでそう言い切れるんですか!?」
「ふん…ど・い」
「どれでも良いって……もうちょっと…なんか…ありません?」
「はぁ…」
「ふむ…ファウストはどれも非効率なように思えます」
その瞬間、先生が声を出した。
"銀行を襲う!"
「ええっ!?本気ですか!?」
「はぁ…どこかイカれたようですね…」
「あはははー!よし、決まりー!それじゃあ出発だー!」
「………ふざけないでください!」
「いいわけないじゃないですかぁ!!!」
「そもそも!なんでそんなゴミみたいな計画しか出ないんですか!正気ですか?気でも狂ったんですか?」
その瞬間アヤネが机を持ち上げ、そのまま空中に投げてしまった。
「出たー!アヤネちゃんのちゃぶ台返しー!」
「わぁ!これがキヴォトスの常識なんですね〜」
『違うと思うよ…』
その後、全員まとめて長い時間説教された……
________________________
『その……ごめんね、イシュメール…ラーメン奢るから、ね?』
「はぁ……別に良いんですけど」
「っておちびちゃん?口についてるよ?」
「おぉ?そんなことないでありまするぞ!」
「ちょっと待っててね〜?」
「当人は!子供ではないでありまするぞ!!」
今日はイシュメール、ロージャ、ドンキホーテ、ムルソー、イサン、ヒースクリフと同じ席だ。
ガララララッ!
その時大きい音を立てて誰かが入店してきた。
「あ…あのう……」
「いらっしゃいませ!何名様ですか?」
「……こ、ここで一番安いメニューって、お、おいくらですか?」
「話の脈絡が繋がっていないように見える。おそらく極度の緊張、もしくは人見知りである可能性が高いな」
「一番安いのは…580円の柴関ラーメンです!看板メニューなんで、美味しいですよ!」
「あ、ありがとうございます!」
ガララッ
『あれ?退店しちゃった?』
「いや…あれはおそらく」
「えへへっ!やっと見つかった、600円以下のメニュー!」
「ふふふ。ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ」
「そ、そうでしたか、社長、なんでもご存知ですね……」
「はぁ……」
さっきの紫髪の少女は赤色に似た髪の少女、白い髪の少女、白と黒の髪の少女を連れて入ってきた。
『あれ?さっきの紫の子、赤色の子のことを社長って…』
「ふむ……実に小さき会社を経営せりや?」
『そうなのかな…?』
「4名様ですか?お席にご案内しますね」
「んーん、どうせ一杯しか頼まないし大丈夫」
「一杯だけ…?でも…どうせならごゆっくりお席へどうぞ。今は暇な時間なので、空いてる席も多いですし」
「おー、親切な店員さんだね!ありがとう、じゃあお言葉に甘えて。あ、わがままのついでに、箸は4膳でよろしく。優しいバイトちゃん」
その後もその少女たちは少々分からない行動を続けていた。そして少しした後、少女たちの元へラーメンが届いた。
「はい!お待たせしました!お熱いのでお気をつけて!」
そう言うセリカの手には明らかに一人前じゃないラーメンが運ばれていた。
「ねぇ、ムルソー?あれって何杯分に見える?」
「ふむ…見た目だけでも10杯分ぐらいのようには見える」
「ふぅむ…もしや、セリカ嬢の親切な気遣いなりや?」
「って、そんなわけないでしょ!」
聞こえていたらしい……
「ふぅむ、申し訳あらず」
「まぁ、謝ることじゃないし」
そして私達もラーメンを食べる。ふと少女達の方を見るともう一個のグループのみんなが少女達と仲良く会話していた。
『いつの間に仲良くなってる…?』
「まぁ…あのメンツなら納得はできますし」
『そうだね』
よく見たら、赤色に似た髪の毛の少女がドンキホーテのように目を輝かせていた。その視線の先にいたのは……グレゴール?それとも良秀だ。
「それじゃあ、気をつけてね!」
「お仕事、上手くいきますように!」
「へっ、応援してるからな?」
「あははっ!了解!あなたたちも学校の復興、頑張ってね!私も応援してるから!じゃあね!」
そう言って少女たちは帰って行った。
『ねぇ、ファウスト。彼女たちとどんなことを話したの?』
「特に意味のない、世間話のようなものです」
『分かった』
そうして学校へと帰っていく。この後起こることも知らずに……
いや〜…やっぱり久々に書くのは楽しいです。
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