踏み台悪役貴族に転生したので、最強になって壁になってやる!   作:カンさん

9 / 19
第一章 学園編
第一話 入学試験


『やりすぎだ馬鹿者!』

『あら? 私は及第点かしら。マスターなら音も周囲に漏らさなかった筈よ』

 

 新しいクリスタルを用意されているのを眺めながら、オレはアランから説教を、テレシアからは批評を受けていた。ちなみに二人はオレの中に入り込んでいる。原作主人公がやっているみたいに。

 主人公のライバルキャラとして相応しい姿とは何か? と考えて、ならば今出せる全力を見せつけてやろうと張り切ったのだが……その効果は絶大だったようだ。

 

「あれが【覇王】……」

地の魔獣(べヒモス)海の魔獣(レヴィアタン)天の魔獣(ヴリトラ)最強最悪の魔獣(ディザスター・モンスター)を一人で倒したのも頷けるな……」

「1年前の【クシュトレリア事変】では、【現代の英雄】【勇者の末裔】と共に世界を救ったんだよな?」

 

 ふ……周りの賞賛の声が嬉しいぜ。

 

『それで、本音は?』

 

 何で主人公(推し)はオレの事怖がっているんですか???

 チラリと見てみると、原作主人公こと勇者の末裔リオンは全然こちらに視線を向けてくれない。な、何故だ……!?

 

『マスターが思っているよりも強くないんじゃないのか?』

 

 そんな事ないぞ! 絶対に! だってさっきの試験でも魔法を使っていたんだぜ? どうやら2周目仕様みたいで基礎の4属性魔法は使えるみたいだ。それもクリスタルを黒くするくらいには!

 闇の聖剣がまだ目覚めていない現時点でここまで強いって事は、原作開始時は凄い事になるぞ。目撃情報から異界の箱庭で修業しているみたいだし。ふふふ。これからが楽しみだ。

 

『やれやれ。マスターは勇者の末裔のことになると盲目になるな』

 

 許してくれ。ずっと恋焦がれていたんだ。それにようやくこの学園で原作主人公を見る事ができてテンションが上がっているってのもある。

 

 何故かヒロインたちが居るけど……。

 

 オレは主人公からヒロインたちへと視線を向ける。そこには水の聖剣使いフィリスと火の聖剣使いルティナが居た。本来ならこの学園に居ない筈だ。

 

 彼女たちは、主人公が序盤の学園編を終えた後に開始される聖剣使い捜索編で登場するキャラたちだ。

 学園編で起きた事件を解決した主人公は、その立ち回りがこの国の王に認められる。そこで王命によりこの世界に訪れている危機に対処する事になったのだけど、その為には地水火風の聖剣とその担い手が必要だった。

 

 そこで男主人公の時に良い感じになるのが、あのフィリスとルティナだ。どちらも初めの出会いはトラブルが起きるのだが、共に戦っているうちに信頼関係が結ばれてエンディングではどちらかと結ばれて幸せな家庭を築いている。

 ネットでもフィリスヒロインの甘々大好きの【闇水派】と、ルティナヒロインの戦友からの恋仲の【黒炎派】。あと男装男の娘メスガキトラブルメーカー王子様に沼った【混沌派】の三つに分かれているんだよね。

 

『最後のはなんだ???』

 

 ごめん半分冗談。気にしないでくれ。

 

 ちなみに女主人公の場合は風と地の聖剣使いと恋仲になるけど、ネットではあまり人気じゃない。何なら女主人公の事が好きな男性プレイヤーは脳破壊されて常に阿鼻叫喚だったよ。

 女主人公ってヒロイン視されるんだよね。まぁ、オレもヒロインよりも女主人公が好みだけど。この世界では関係ないからちょっと残念。

 

『総括すると、本来ならあり得ない事が起きている、という事か?』

 

 うーん。確かにそうだけど……もしかしたらあり得たかもしれない世界線かもね?

 原作でも時折主人公と学園生活を送ってみたいみたいな会話あったし。それにもしかしたらエンディングの後にヒロインたちは学園に転入していたのかもしれない。

 それが今の時間軸で起きている……と考えたら辻褄に合うかも。ほら、原作主人公もこの時点で強いし有名じゃん? だから何が起きてもおかしくないと思う。

 

『柔軟な思考ね』

 

 この3年間でいやというほどゲームとは違うって思い知らされたからね……臨機応変にしていくしかないさ。

 

『そう。それとマスター……』

 

 ……いい。何も言うな。

 オレはテレシアの言いたい事が何となく分かっていた。バレないようにチラリとこちらを凝視する一人の少女を見る。

 脱色した白いボサボサの髪に白と黒のアイマスク。そしてボロボロのマントに腰には双剣。さっきチラっと見えたけど刀身がそれぞれ白と黒だった。

 そんな少女が、ものすごーくこちらを見ている。視線で穴が空きそうな程に。

 

『知り合いか?』

 

 いや、あんな怪しい姿をした人間出会っていたら忘れないって。

 確か魔法試験の時には【ファースト】って呼ばれていたな。この世界では割とよくある偽名らしい。ちなみにオレが前世でゲームでよく使っていたプレイヤーネームでもある。

 

『【現代の英雄】と呼ばれているそうだけど、マスターは知らないのよね?』

 

 知らないねぇ。でも原作とは関係ないと思うよ? だって聖剣使いたちとも原作主人公とも知り合いみたいな空気無いし。

 それにこの世界二つ名持ち結構居るじゃん。【天魔の狂気】とか【骸骨の射手】とか。オレも色々と二つ名付けられているしね。【人間詐欺】は酷いと思うけど。

 

『妥当だと思うわ』

『姿形は人間のソレだが、本当は魔獣と言われても否定できんだろう』

 

 風評被害にもほどがある……!

 

 さて、雑談をしているうちに魔法試験は終わった様だ。随分と時間がかかったな。

 

『何処かの大馬鹿者がクリスタルを破壊したからな』

 

 ……反省します。

 

「次は剣技試験だが、予めこちらでグループ分けをさせて貰っている!」

 

 どうやら学園側が用意した騎士と模擬戦をするらしい。

 受験生の人数と試験官を考慮して効率よく進めたいのだろうか。魔法試験は一人ずつだったのは、複数の魔法が発動した時の干渉を防ぐ為かな?

 

 試験の説明が終わり、オレはAグループに振り分けられた。

 聖剣使いたちはBグループ。英雄ちゃんはCグループ。原作主人公はEグループだ。

 ……やっぱり主人公はEに入れられるのか。そこは原作通りなんだ。

 

「今回貴様らひよっこの試験官を務める中央騎士団の元団長デュランダルだ」

 

 他のグループを見ていると、オレたちAグループの試験官を名乗る男が現れた。

 ……ん この人ってもしかして。

 オレがある事に気が付くも向こうは気が付いていないのか、不遜な態度で話を続けた。

 

「俺は平民出身だが実力で中央騎士団の騎士団長に上り詰めた。故に、貴様ら貴族のボンボンたちに先に言っておく。

 血筋も才能も関係ない。最後は培ってきた実力が物を言う。貴様らはこれまで甘やかされて生きてきたのだろうが、今日初めて挫折して貰うぞ」

 

 彼のあまりにもあんまりな物言いに、Aグループの受験生たちは……というより、集められた名門貴族の受験生たちは不満の声を上げた。

 

「貴様、平民の癖に何様だ!」

「そうですわ。私たちは選ばれた人間。身の程を弁えなさい」

「どうやら平民上がりの癖に勘違いしているようだな」

「中年のおっさんが何言ってんだよ。笑えるぜ」

 

 うーん。これは酷い。予想通りと言えば予想通りな反応だ。

 そしてそれはデュランダルも同じなのか、彼は鼻で笑って貴族の受験生たちに言い放つ。

 

「俺は家柄や才能で人を差別しないんでな。故にお前らの事は名前すら知らん。家名もな? そんなもの俺にとってはノイズとなる」

 

 どうやら受験生の名前を聞かなかったらしい。

 ……ちょっと嫌な予感するなぁ。

 

「舐めやがって! オレからやってやる!」

「活きが良いな。いいぞ、こい」

 

 一人の受験生が前に出て木剣を手にデュランダルに斬り掛かる。まだ開始の号令も出されていないんだけどな。

 しかしデュランダルは簡単に片手で木剣を受け止める。指先の力だけで白羽取りしているみたいだ。

 受け止められた受験生は「バカな!?」と驚いている。

 

「戦場で隙を見せるな馬鹿者」

「ぐあ!?」

 

 デュランダルの一撃により受験生は吹き飛ばされる。

 それを見て受験生の間で騒めきが起きた。

 

「さぁ、どんどん来いひよっこども。貴様らの力なぞ片手で推し測れる」

「――舐めるな!!」

 

 そして始まる強者による弱者いじめ。

 律儀に受験生たちは一人ずつデュランダルに挑むみたいだ。オレは最後で良いかな。

 

 暇になったのでオレは他のグループを見る事にした。まずは当然原作主人公だ。

 

「光刃裂波!」

「ぐあ!」

 

 おお! やっぱりかなり鍛えているようだな! あの技は初期に覚える技だけど、今の練度を見る限り相当レベルを上げていると見た。噂で異界の箱庭に行っていると聞いたけど、ここまで強くなっているとは。今後が楽しみだ。

 

 次に聖剣使いだが……ん?

 なんか……強くね? ルティナもフィリスも最終決戦並みの動きをしている。つまり最強状態(レベルカンスト)

 これは何というか……予想外だな。この分だと聖剣解放も聖霊化も使えるのでは?

 ちょっと序盤でインフレしすぎじゃね?

 

『マスター。あの英雄と呼ばれる少女の剣技だが……』

 

 ちょっと待ってアラン。今それどころじゃない。

 うん……これは計画の見直し案件か? 後で試験が終わったら魔王に相談する必要があるかもしれない。前倒しを視野に入れつつ……臨機応変に……いや、しかしここでああすると……。

 

「おい! そこの貴族の坊ちゃん! 後は貴様だけだぞ!」

 

 ん? どうやらAグループで試験を受けていないのはオレだけのようだ。

 振り返ってみると貴族の受験生たちが全員打ちのめされて地面に転がっていた。容赦ないな。

 オレはその辺に転がっている剣を手に取り、試験官である騎士団長を見据える。

 

「感謝するんだな! その年齢で挫折を経験できるのは……ぇ?」

 

 威勢よく吠えていた試験官だったが、突然言葉を詰まらせて押し黙る。

 オレの顔を見て体が震え出し、冷や汗がダラダラと流れ落ち、顔面蒼白だ。

 いやはや。なんとも懐かしい顔だろうか。オレは精一杯の笑顔を浮かべて――かつてオレに剣技を教えてくれた騎士団長様にご挨拶をする。

 

「久しいな先生――そのよく回る舌は健在の様だ」

「ひぃいいいいいいいいい!?!?」

 

 瞬間、木剣を放り出して後ろに転げるデュランダルさん。

 この人は、オレが幼い頃に親父に頼んで屋敷に来て貰った剣技の指南役だ。もっともたった5年で実力を上回って最後は泣きながら逃げ帰ったけど。

 それにしてもこの人の口の悪さは、あの時から変わっていないらしい。なまじ実力がある上に貴族嫌いだから、その役職と力で貴族にガンガン文句を言う。親父にもそうだった。

 

 オレと初めて会った時も「いけ好かないガキだ」「俺の言い分に文句あるのなら構わん」「実力のない者の言葉には力がない」と、まぁまぁコケにしてくれた。

 最初はそういうキャラなのかな? と思ったよ。貴族に靡かない武闘派みたいな? でもオレが勝ち始めてからは聞くに堪えない言い訳を繰り返すし、最後には置手紙を魔法の指南役に押し付けて逃げて行った。

 

 あの時は大変だったな……親父殿を止めるのに。

 貴族と中央騎士団が揉めたら国がヤバいからな。あの時は我慢して貰ったが……。

 

「き、貴様ヒュースか……!? はっ!? まさか先ほどの音は貴様の魔法か!?」

「そうだと言ったらどうする?」

 

 とりあえず聞かれた事に対して素直に肯定すると、途端にデュランダルは先ほどまでの可哀想なくらいに落ちぶれていた醜態を止めて、ニヤリと笑みを浮かべて立ち上がる。

 

「ははは! 貴様、剣技を捨て魔法に走ったな!?」

「……」

「アレだけの凄まじい魔法を会得するには、剣技などに構っていられる訳がないからな! 数々の武功も魔法の力ありきなのだろう!」

 

 うーん……この人オレの事知らないのか? 騎士団長ならオレの事はアイツから聞いていそうだけど。

 ……そういえば、今の騎士団長って5年前に代わってそのままなんだっけ? だったらコイツが知らないって事は、実はデュランダルって今はそこまで大した地位に居ないのでは?

 さっきの動きを見る限り、正直5年前の方が強かったと思う。年齢のせいかと思ったけど、落ちぶれたのか? 無精髭もワイルドなおじさんってよりも、小汚さを感じる。

 

「ならば――ここで改めて指導してやろうヒュース・カルタルト!」

「……」

「所詮魔法は発動前に殺せば無力化できる、剣技よりも劣りし力! 才能にかまけて楽な道を選んだ怠慢! 今ここで身をもって知れ!」

 

 そう言ってデュランダルはオレに斬り掛かり――。

 

「雑魚が」

「ぶべらっばぁ!?」

 

 いい加減うるさいので、死なない様に滅茶苦茶手加減して木剣で全身を叩いておいた。もちろん相手の木剣を粉々にして。

 宙を舞い、そして大地に沈んだデュランダルはピクピクと体を震わせながら口を開く。

 

「ば、馬鹿な……何故ここまで、剣技が強いのだ……!? そ、それにあの太刀筋は、5年前とは比べ物にならないほど強く……!?」

「当たり前だ。貴様と違って鍛錬を怠った事は無い」

 

 というより、それを許さない様に契約を結んだからな。おかげで最強に近い存在になったと自負している。今なら異界の箱庭の最下層のボスモンスターたちを、序盤マップの雑魚モンスター同様に一撃で倒せる自信がある。

 

「くそ、この世は不条理だ……これが、才能の違いか……!」

「……」

「貴様ら貴族はそうだ! 恵まれた血筋ゆえに、簡単に強くなれる! 何が違うんだ! 俺とお前で!」

「――そんなもの一つに決まっているだろう」

 

 悔しくて顔をぐちゃぐちゃに歪めているデュランダルの前に立った、オレは自分でも分かるくらいに冷めた顔で言う。

 

「実力だ。貴様が先ほど言った様にな」

「――」

「ではなひよっこ。もっと研鑽に励むか、そのまま燻るかは貴様次第だ」

 

 それだけ言ってオレはデュランダルから離れていく。もう試験は終わっているし。

 ……にしても。

 余計な事ばかり言いやがってこの肉体! ちょっと煽ろうと思ったらバチクソに心折る様に言葉のハンマーでぶん殴りやがって! ちょっと「ぷぷぷ。ねぇ? 今どんな気持ち?」って聞こうとしただけなのに!

 

『それはそれで酷いと思うぞ』

 

 うるさいな! でもそうだね! ごめん! 反省する!

 しかし、ちょっと悪感情を抱いた相手だとすぐに煽るこの体はどうにかならないのか……。

 

【故に我は、己が運命の煌めきを見て心を躍らせる。やはりこの身に終焉を送るのは――其方のみ、か】

 

 モノローグさんが何か言っている。

 運命って事は主人公の事だろうか? チラリと視線を向けるが……あれ? 居ない。帰ったのか? よく見てみると聖剣使いも居ないな。試験が終わったから帰ったのだろうか。

 

『マスター。あの英雄と呼ばれている小娘を見ろ』

 

 おん? どうしたのアラン――って、何アレ凄い。

 オレが視線を向けた先には英雄ちゃんが二つの木剣を使って試験官と斬り合っている姿だった。まるで舞っているかのようで、何処かで見覚えがある気がする。

 

『馬鹿者。我らが扱うエルベイン流剣術だろうがっ。かなりアレンジされているが……』

 

 ああ、そうそう。勇者一族が使う剣術だ。元々はアランが初代勇者に叩き込んだ剣術らしいけど。

 それはそれとして。

 オレ的には注目すべきは、英雄ちゃんの相手だな。あの人とはこの旅の道中で何度も遭遇しているから見覚えがある。

 

 確か次期騎士団長と名高い第一師団のカルロスだ。金髪のイケメンで正統派騎士って感じの人だ。何かとオレに突っかかっては剣を交える事が多いから、彼の実力はだいたい理解している。

 これまで出会った騎士の中で、最も騎士としての実力が高い男だ。

 

『それを圧倒している彼女は何者なのかしら……?』

 

 うーん。分からない。

 確かなのは中央騎士団の中でもトップクラスの騎士カルロスと真正面から斬り合っても負けず、さらには勇者と同じ剣技を扱い、そして英雄と呼ばれる程に強い。

 

 ……本当に何者?

 

「――警戒すべきだな」

 

 オレの主人公に敗北エンド(覇道)の妨げになるかもしれない。これからの暗躍がバレたら、妨害されたり、倒されるかもしれない。

 いやだいやだ! オレは原作主人公(リオン)に倒されるんだい!

 

【――オレはこの時気が付くべきだった。己の瞳が如何に曇っているのか。

 それを知るのは……もう少し後の事だった】

 

 また適当な事を言っている。

 でも気に掛けておくか。個人的にあの女の子、なーんか見ちゃうんだよね。何でだろう?

 

『ロリコン』

 

 うるせ! 多分テレシアよりも乳あるぞ!

 

『最低ね』

 

 あ、すみません。ごめんなさい。許してください。

 

『今日の夜は安眠できるとは思わない事ね』

 

 絶対に水魔法『ナイトメア』使って来る気だ。

 うう……! もう嫌だ……! ラブレター下駄箱に入れられたと思ってウキウキ気分で屋上に行ったら、人間違いだった時のあの地獄の空気を味わいたくない……!

 

 オレは帰り道、必死にテレシアに謝り続けたが……許されたかどうかは、夜中に魘されて魔王に心配されて叩き起こされた事から察してくれ。

 

 

 

 

「凄いな君は! その年齢でここまでの領域に辿り着いた者に出会えたのは、君で二人目だ! 是非とも名前を教えて欲しい!」

「……さっき試験官にファーストって呼ばれていたでしょ?」

「それは偽名だろう? 私は君の本名を聞きたいんだ。できればこの後食事でも――」

「……ごめん。(オレ)はファースト以外の名を他者に教える気は無い。それに、食事も断らせて貰う」

「むぅ。そうか、残念だ」

 

 

 

 

 

「ヒュース・カルタルト。使っていたのは片手剣。双剣じゃないのか」

 

「……ファースト。貴方は此処に居るの?」

 

「ねぇ、会いたいよ。まだ、貴方の本当の名前──知らないよ」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。