現実になって2ヶ月がたった。
やっと第一層迷宮のボス部屋が見つかったようだ。
俺はこれからどうなるか楽しみにしながらシリカを連れボス攻略会議に向かった。
ゲームを現実にしてから俺はとりあえず誰かと楽しもうと悩んだ。
ヒースクリフに声をかけて楽しむ事も考えたが、やはり男と組むより女と組んだほうが楽しそうなので女と組む事を考えた。
原作から考えると、アスナ、ユイ、シリカ、リズベット、サチかなと考えた。
アスナはキリトの嫁だし、ユイは一応キャラとして存在をさせたので何処かにはいるがアスナとキリトの娘だし、まあそれを選択するかどうかはこの世界ではわからない。
シリカはまあ・・・うん。
なんかドラゴンと一緒ってイメージしかない。
リズベットもありだが、原作と違って鍛冶に必要なスキルはこの世界にはない。
クエストで鍛冶の初級からクエストを用意してあるが、それでも初心者にはかなりのレベルが要求される。
鍛冶のスキルもそうなのだが、料理、釣りなども基本レベルに左右される。
ということは逆に考えて料理ばっかりしていてもレベルがあがる。
モンスターを狩る行為と考えると雲泥の差があるのだが、それでも経験値は入る。
これは鍛冶のスキルや料理のスキルが無い代わりに加護の力で感覚をあげ、世界が加護を加え鍛冶を行うときに感覚が補助され上手く作れるのだ。
といってもたとえばモンスターばかりかってレベルが200になったとして行き成り鍛冶や料理をしても上手くできないのだが・・・。
通常のレベルも必要だし、鍛冶なら鍛冶を何回もやることによってそっちの感覚も上昇させなければならない。
しかし例外もある。
たとえばもともとプロの鍛冶職人や料理人がレベルをあげ行き成り挑戦すると上手くできるのだ。
今までの経験値が物をいうわけだ。
しかしなぜプロの料理人などがレベル1でも技術だけで料理ができないかというと、肉を切ったりするのにもレベルが必要なのだ。
たとえば最初の町をでてすぐのモンスター肉を調理しようとするとレベル2からなのでレベル1だと肉を切る事ができないので丸焼き程度しかできないのだ。
丸焼きが好みなら全然構わないのだが・・・。
まあそれでもプロの料理人がレベル10で作った料理とレベル1で同じものを作っても味が全然変わる。
これは裏調味料的な役割をこの世界が勝手に行ってくれるからだ。
人間が美味しいと感じる味覚、嗅覚、視覚等を直接訴えるからだ。
これは鍛冶では武器の強度や切れ味に、釣では相手の魚に直接影響をあたえる。
もちろんこれは戦闘に関してもそうだ。
同じレベルのプレイヤーキャラがいたとすると、もともと剣術や体術をやっていたほうが強い。
もちろんこの世界にきてこの動きになれ、戦い方を知り、その上でもともとの経験者を倒せれると言うのはありえる。
話がそれたが残りはサチだ。
まあサチはうん、まあ、うん。
キリト先生にまかせよう。
キリトと会えるかどうかわからないが・・。
まあそうやって色々考えたわけだが選ぶとしたらシリカとリズベットの二択になってしまったわけなのだが、リズベットと一緒に居ると手伝って強力な鍛冶職人に仕上げてしまい、チート武器ばっかり作りそうなのでシリカにしようと決めた。
最初は町で落ち込んでいたシリカに声をかけ、話を聞き、同調し、警戒心を薄め一緒に頑張ろうと励ましあって、はじまりの町の近くで一緒に狩りをすることから仲良くなっていった。
始めはやはり怖がっていたがそれをカバーしまくった。
なんでそんなに強いんですか?レベル一緒ですよね?とか聞かれたが、もともと剣術や体術を小さい頃からならっていたと誤魔化した。
そういえば全然言ってなかったがこの世界の俺は身長170センチで見た目はハンターハンターのシャルナークを黒髪にして高校生程度に幼くした感じだ。
装備は勿論初期装備だ。
そんなこんなでここ二ヶ月間一緒に過ごしている。
レベルも他のプレイヤーに負けないようにレベル上げをしてシリカのレベルは12程度だ。
ちなみにだがキリトがレベル14だ。
安全マージン的には階層+10レベルなのでシリカで丁度良いといえば丁度良いレベルだと言える。
まあそんなこんなで第一層迷宮の一番近くにある町のトールバーナの街の広場にやってきた。
広場と言っても全部平らではなく半周系の階段下に広場と言う形だ。
ちなみにだがどうやって人を集めたのかというと、各町には各層全員のプレイヤーに情報を流してくれる店がありそこでディアベルと言う名のプレイヤーから第一層にいる全員に向かって、第一層のボス部屋を見つけたので明日の朝10時に攻略会議をしたいと思います。是非高レベルプレイヤーは来てくださいと前日の夜に流れてきたのだった。
そして広場に着いたのだが・・・そこには想像以上の沢山の人が居た。
「すごく沢山の人がいますね」
「そうだね。ざっと見た感じは200人位いるかな?」
「そうですね・・・。それ位は居ますよね」
「これだけ居れば楽にボスに勝てるかもね」
「そうですよね!これだけ居ればきっと誰も死なずに勝てますよね!!」
「そうだと思うよ。まー詳しくはあの真ん中に立っている青色の髪の毛の人が説明してくれるんじゃないかな」
「あの前に立っている人ですね。あの人がディアベルさんですか?」
「昨日声が聞えてきただけだからわからないけど、こんな大勢の前で堂々と一人で立ってるんだしそうじゃないかな?」
「きっとそうですよね」
「まあ、とりあえず適当に座って話しでも聞こうよ」
「あ、はい!」
そして二人で空いている所に適当に座る。
そして時計塔を見ると時間は9時50分、もうすぐ説明が始まるなと期待しながら待つのであった。