二次元旅行-ソードアート・オンライン-   作:九十

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6話 四次元ポケット

今第二層ではポーチが流行っている。

正確にはポーチと言うアイテムがそのポーチ自体の中身が四次元になっていて何でもどれだけでもいれられるのだ。

ポーチの入り口が手の平サイズだとしても何故かそれより大きいものも入れられる、実に不思議だ。

 

 

第二層の町に到着したプレイヤー達は宿に泊る者、そのまま狩りに行く者、クエストを受ける者とさまざまだった。

そんな時、クエストに向かった者が一番上に重要なクエストがあるのを発見した。

 

四次元ポケットっと言うクエストだった。

 

最初にそれを見た者は某猫型ロボットのアイテムが使える用になるのかと期待しクエストを受けた。

クエスト自体は簡単だった。

クエストを受けたら指定の店に行き、そこで自分の好きなポーチを書いて作ってもらうだけという簡単なクエストだった。

その者は好きなポーチを書くだけであのアイテムがもらえるのかと喜んでちゃちゃっと適当にポーチをすぐ書いたのだが、クエストを達成して後悔をした。

クエスト報酬がその作ったポーチであり、その中が四次元になっていてアイテムの出し入れが可能になっただけという事だったからである。

別にそのアイテムの性能が不満なわけではない。

どちらかといえば完全に良いアイテムであり、これまで沢山持ち歩いていたコルや装備やアイテムが一個のポーチに全部入れられるというのはかなり便利だ。

しかしだが、その者はあのロボットの数々の便利な道具を想像していただけあって落胆は隠せれないのであった。

しかも早く終わらせようと適当にポーチを作ってしまったため、とても微妙だった。

 

そして、他の人たちもそのクエストに気付いたり、言伝で聞いたりして二層まできたプレイヤーの全員はそのクエストを受けてクリアーした。

その結果色々なポーチが流行ってるのだ。

ウエストポーチやらベルトポーチなどさまざまな形で各プレイヤーが付けていた。

ポーチ自体は作り変えが可能なのだが、二回目からは高額のコルが取られるので自分で書いたにもかかわらず気に入らなくても諦めてつけているものが多数だった。

 

ちなみにだが街の中央には第一層のはじまりの街と繋げる魔方陣がありその上に立って一層に行きたいと思うと、第一層のはじまりの街にいけるのだった。

今までは何で始まりの街に魔方陣が書いてあって、何の効力もないのかと思われていたがこの事によって理由がわかった。

 

そしてシリカと無もそのクエストを受けたのだった。

 

「無さんこのポーチどうですか?」

 

「ベルトポーチにしたんだ。小さくて使い勝手が良さそうだね」

 

「はい!あまり大きいと邪魔になりそうですし」

 

「俺はこんな感じで」

 

「うーんと、足に巻くタイプですか?」

 

「そうそう、俺には使い勝手良いかなって」

 

「そうですね。似合うと思います!」

 

「ありがとう。じゃあとりあえず作成してもらおっか」

 

「はい!」

 

二人で店主に書いた紙を渡すと店主がそれを奥にもって行きすぐに戻ってきた。

 

「はやいですね」

 

「そうだね」

 

「これがポーチだ」

 

店主が無愛想にポーチを二人に差し出した。

 

「わあ!ありがとうございます」

 

「どうも」

 

二人は受け取り早速付けてみる。

 

「シリカいい感じに似合ってるよ」

 

「ありがとうございます!無さんも似合ってますよ」

 

「ありがと、とりあえずこれで邪魔なコルとかアイテムとかしまえるね」

 

「はい!今まで結構ポケットぱんぱんになってましたもんね」

 

「そうだね。こぼしたりしてたもんね」

 

「むぅー。あれは転んだからしょうがないです」

 

「はは、で今日はこれからどうする?」

 

「今日はのんびりと街でも探索しませんか?」

 

「それも良いかもね。まだしっかり見てないからね」

 

「美味しいお店とか探しましょうね!」

 

「また美味しいお店があるといいね」

 

「はい!」

 

無とシリカはポーチを作り街の探索にでかけた。

 

ちなみにキリトはと言うと、もちろん黒のポーチを作った。

そして第二層には体術スキルを覚えれるところがあったとβテスター時代の事を思い出し、きっと何かを教えてくれるはずだとその場所まで向かうが、その場所には同じ人物が居たのだが、特にクエストもなく体術スキルの変わりに何か貰えるとか教えてくれるとかもなかった。

そしてその場で凄く落ち込んでいたのを情報屋をしている人が見ていたとかいなかったとか。

 

 

 

 

 

 

 

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