日曜日、藤咲七海は東雲千尋を連れて、
一緒にデートに出かけていた。
もちろん、内容は七海が
千尋の為に、クレープとドーナツを奢る事だった…
(あー今月のお小遣い…貯金切り崩さないとな…
あんまり、親からお金、貰っていないし…
とはいえ、やるしかない!)
「千尋ちゃん!今日は楽しもうね!」
「うん」
「じゃあ、クレープとドーナツ、
先にどっち行く?」
「クレープ」
「わかった!」
七海と千尋は、クレープの専門店に、やって来た。
ここは、クレープだけ、売っているお店。
値段もお手ごろ価格で、
300円から650円まで、売られている。
ちなみに、ドリンクは売っておらず、
お水のみ、買ってくれれば、無料で提供してくれる。
七海は、ここのお店のクレープが好きである。
「千尋は、どれにする?」
「千尋はイチゴクレープがいいな」
「わかった!」
「七海ちゃんは?」
「あたしは…マンゴーかな?」
七海はマンゴークレープ
千尋はイチゴクレープを注文して、
七海のお小遣いで、支払った。
「美味しい?」
「うん、美味しい」
「よかった」
「ドーナツ、奢ってくれるの?」
「もちろん!少ししたら、行こっ!」
「うん」
二人はクレープを食べ終わった後、
ドーナツショップへと向かった。
そのお店は、はんぐり~どーなつ
プレーンシュガーが美味しいと評判の、
ドーナツショップである。
(いらっしゃい~カワイイ、お嬢ちゃんだね~
イチゴドーナツが、オススメだよ?)
「それじゃあ、それを二つ!」
(は~い!お嬢ちゃん、カワイイから、
サービスしちゃうよ~!)
店員が、プレーンシュガーをおまけとして、
七海にあげるのだった。
「いいんですか?」
(いいのよ~!お友達にあげてね!)
「ありがとうござますっ!
よかったね!千尋ちゃん!」
「うんっ!このドーナツ、あこちゃんにあげようかな?」
「それいいかも!」
と、七海は千尋にプレーンシュガーのドーナツが入った、
紙袋を手渡した。
「ねぇねぇ、アニメ観たり、
ゲームとかしないの?あたしは、よくやるよ?」
「千尋は…アニメは時々、観るけど、
ゲームは苦手だからしない…」
「どんな、アニメ観るの?」
「星くず☆うぃっちメルルとか、
魔法少女フリル」
「魔法少女系か…あたしも結構好きな方だよ!
歌でも歌えちゃうくらい!」
「千尋も歌えるよ?
アニメソングには疎いけどね…」
「どんな曲を歌うの?」
「パスパレを歌っているよ?
それ以外だったら、Roseliaの曲だよ?」
「千尋ちゃんの歌声って、ホント、癒されるし…
心が浄化されるっていうか…」
「あっ、このドーナツ、あこちゃんに、
届けないと!」
「うん、そうだね!
あっ、あたし、用事があるから、今日は、もういいかな?」
「うん」
「じゃあね!また、学校でね!」
と、七海は千尋と別れるのだった…
七海は思うのだった、少しずつ仲良くなっていくのが、大切と感じた。