不登校生の女子校ライフ   作:アッシュクフォルダー

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第三話 かけがえのない毎日

あたしはお母さんの趣味に付き合ってたら、

いつの間にか小学校と中学校で不登校になっていた。

世間一般ではセレブってやつらしいけど、

 

あたしは朝日六花ことロックと、

戸山香澄ちゃんの妹の明日香ちゃんと、

仲良く普通の女子高生が送る青春って奴を謳歌している。

 

今日はロックの提案で、

ポピパのライブを見に行くことになった。

ロックはポピパ大好きだから、今からもキラキラさせている。

まだ待機列で公演までは、ほど遠いのに。

 

「ポピパのライブ、でら楽しみや!」

 

「お姉ちゃんが聞いたら喜ぶかもね」

 

「あたしも、バンドやってるから勉強になるだろうなー。

っていっても楽しみなのが一番だけど」

 

いったん入場になり、

その後ドリンクを併設されているカフェテリアで買うことになっていた。

あたしは今日も制服で参戦した。こんな時だからこそ、

おじいちゃんが買ってくれた、15000円の宝物スニーカーの出番だ。

 

「みんな、飲み物買った?」

 

「はい、七海さんも明日香ちゃんも買ったかな?」

 

「みんな買ったみたいだね。他の人にかけないように慎重に行こうね」

 

ライブが始まって会場も、

ステージも一気にキラキラドキドキに満たされる。

これがポピパの魅力なんだな思った。あたしは同じベース担当の、

りみちゃんの動きを見ていた。

楽しそうでいいなあ。あたしもそうなりたい。

 

カットモデルなどの機会があり悪目立ちと偏見で悩むけど、

ロックと明日香といると普通に青春を送れて楽しい。

そんなことを思っていたら、

あっという間にライブが終わってしまった。

ロックと明日香が控え室まで挨拶に行くと行っていたので、

あたしもついて行くことにした。

 

「ロックに、あーちゃん!七海ちゃんも来てくれたんだね!」

 

「はい!もうポピパ最高過ぎて泣きそうに」

 

あ、これロックが止まらなくなる奴だ。そうなる前になんとかしなきゃ。

 

「皆さん今日も最高でしたねー!

あたしたちも負けてらんない!って思う、いい刺激もらいましたぁ」

 

六花が瞳をキラキラしていた。まあいいか。

先輩バンドに見てもらうことで見えてくる課題とかあるだろうし、

何より青春だし。

 

香澄先輩も喜んでくれた。

どうせならロックと明日香ちゃんの分もとっておこうかかな。

 

「じゃあ、ポピパの皆さんとロックと、

明日香ちゃんの分とっておくんでーよろしくお願いしまーす」

 

小中学校は偏見やデマに苦しんだけど、

今はたくさんの友達のおかげで、

なんとか、楽しくやれている。

一度きりの青春だもん、謳歌しなくちゃね!

 

 

 

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