「その名の通り、おにぎりのパレードよ!」
「は?」
「すごいや!こころん!はぐみも、
おにぎりパレードやりたい!」
「何て幸せな響きなんだ!
きっと、幸せに満ち溢れた、パレードになるね」
「ねぇ、おにぎりパレードに、しゃりりんの、
歓迎パレードとかどうかな?」
「それよ!はぐみのアイディアは、
今日も絶好調ね!」
「おにぎり食べたからかな?突然、閃いたんだ!」
「あぁ…フロート車を早く用意したいよ。
笑顔が目に浮かんでくるよ、儚い…」
「それじゃあ、笑顔おにぎりシャーリー大歓迎パレードの、開催よ!」
「ストップ!」
「どうしたの?」
「盛り過ぎだよ!」
「なんか、訳わからないって!」
「私も美咲と同意見だ。止めなさい」
「でも、みーくん、なーくん、はぐみ、しゃりりんの歓迎会、やりたいよ!」
「ならば、おにぎりパレードのクライマックスとして、
ライブを開くのは、どうかな?
みんなで、ライブをすれば、シャルロットちゃんの、歓迎にもつながるよ」
「それよ!最高だわ!ライブの準備をしないとね!」
「こころは、誰にも止められないからな…」
「私は何かが疲れた」
「えぇ、こうなるとは、わかっていましたわ。
昔から、ずっと、そうでした」
「ホントだよーって言っても、慣れていますけどね」
「大変ですね…随分と…」
「でも、なんだかんだ言って、楽しいから、
悪くはない…かな?そりゃ、こころがいたら、大変だけど、
それも、ひっくるめて、ハロハピって感じだから」
「…」
「三園さん?」
「…」
「菜月?」
「わかってます。わたくしも、そうでしたから」
「私は…いや、言ってもダメだ」
「…」
「ふふふ、また、こころちゃんと一緒に遊べるなんて、
とっても、光栄ですわ」
「みんな!パレードの準備が出来たよ!出発するよ!」
と、はぐみが言いだす。
「じゃあ、行こうか。二人とも」
「…」
パレード後。
「すごい。もう、いつの間に、ライブステージのセットが、
出来上がりました…」
「あの黒い服の奴、弦巻の…」
「えぇ、知っていますわ」
「シャーリー!パレードは、どうだったかしら?」
「ふふ、みんなで、わいわい行進して、
賑やかだったね。おにぎり屋さん、大喜びだったし」
「みんな、とっても、素敵な笑顔だったわ!」
「ねぇ、覚えてる?こころちゃんのお家のお庭、2人で探検したこと」
「いつのことかしら?」
「確か、数年前の、お茶会の時、
いつものように、こころちゃんに、引っ張られて、
あちこち歩きまわって…途中で道に迷ったけど、
こころちゃんが、元気づけて、元の場所に帰れた事」
「そんなこともあったのね!」
二人で昔の話をしたが、
三園さんは、浮かない顔をしているように、市津菜月は感じた。