川沿い道
戸山香澄 弦巻こころ 市津菜月 奥沢美咲
の、4人は、帰り道を共にしていた。
「ねぇ、香澄!見て見て!ここにも、カタツムリがいるわよ!」
「ホントだっ!わぁ、このカタツムリ、
殻に、子どもを乗せているよ~!カワイイ~!」
「ちょ、ちょっと!雨の中、走り回ったら、危ないよ!」
「香澄と、こころ、二人は、お子様だな」
「ちゃんと、傘、差しなってば、
二人とも、髪の毛、ビショビショになるってば!」
「だって、こころんと美咲ちゃんと菜月ちゃんと、
一緒に帰るなんて、滅多にないじゃん!
一緒に楽しもうよ!思いっきり、楽しまないと!」
「そうよね!あたしも、香澄と一緒に帰れて、嬉しいわ!
ね、美咲、菜月?」
「あー、まぁね、けど、他のポピパの人達は、どうしたの?」
「今日は、みんな、忙しくて、先に帰ったから、
一人寂しく、帰るのかなぁって思ったら、
こころんに、美咲ちゃんに、菜月ちゃんが、
いてくれて、ホントに良かった~!」
「あ、香澄、見て見て!とっても、大きな水たまりがあるわよ!
こんな、大きな水たまり、飛び越えられるかしら?」
「私も飛び越えてみよー!」
「ちょっと、子どもじゃないんだから!
わざわざ、飛び越えなくても、よけたらいいでしょう!」
「はぁ…本当に、香澄とこころは、
どこまでも、幼稚なお子様だな」
「だから、言い過ぎ」
「そんなことしたら、せっかくの水たまりが、
もったいないわ」
「そんな発想、私や美咲には無いから」
「そうかな?私には、わかるけど?」
「でしょうな、こころと香澄は、似た者同士だ」
「ていうか、二人とも、本当に元気ね。
あたしは、菜月もだけど、ここのとこ、気分がゲンナリしているよ」
「私は雨の日は憂鬱だ」
「え?なんで?なんで?雨の日は、雨の日で、楽しいよ?」
「あたしもよ!雨の日は楽しいことが沢山あるもの!
こうして、水たまりをジャンプしたり、
雨の中を裸足で歩くのだって、楽しいわ!」
「あ~!それ!よくやっているよ!
足の裏が、ピタピタくっつく感じがしていて、
気持ちいいんだね~!」
「あたし、やってみようかしら?」
「こころんが、やるから、私もやるー!」
「やらなくていいから!」
「あぁ、同じだ、美咲の言う通り、二人の心の内面はガキか?」
「百歩譲って、水たまりを見るのは良いけど、
さすがに、裸足は、やめなって!危ないから!」
「美咲も菜月もやりましょう!靴を脱いで!」
「やーりまーせーん!」
「嫌なこった。子どもじゃないんだから」
香澄とこころは無邪気な子どものように、遊んだ。