私の心に光を当てたなら   作:アッシュクフォルダー

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第六話 水たまり

 

川沿い道

戸山香澄 弦巻こころ 市津菜月 奥沢美咲 

の、4人は、帰り道を共にしていた。

 

「ねぇ、香澄!見て見て!ここにも、カタツムリがいるわよ!」

 

「ホントだっ!わぁ、このカタツムリ、

殻に、子どもを乗せているよ~!カワイイ~!」

 

「ちょ、ちょっと!雨の中、走り回ったら、危ないよ!」

 

「香澄と、こころ、二人は、お子様だな」

 

「ちゃんと、傘、差しなってば、

二人とも、髪の毛、ビショビショになるってば!」

 

「だって、こころんと美咲ちゃんと菜月ちゃんと、

一緒に帰るなんて、滅多にないじゃん!

一緒に楽しもうよ!思いっきり、楽しまないと!」

 

「そうよね!あたしも、香澄と一緒に帰れて、嬉しいわ!

ね、美咲、菜月?」

 

「あー、まぁね、けど、他のポピパの人達は、どうしたの?」

 

「今日は、みんな、忙しくて、先に帰ったから、

一人寂しく、帰るのかなぁって思ったら、

こころんに、美咲ちゃんに、菜月ちゃんが、

いてくれて、ホントに良かった~!」

 

「あ、香澄、見て見て!とっても、大きな水たまりがあるわよ!

こんな、大きな水たまり、飛び越えられるかしら?」

 

「私も飛び越えてみよー!」

 

「ちょっと、子どもじゃないんだから!

わざわざ、飛び越えなくても、よけたらいいでしょう!」

 

「はぁ…本当に、香澄とこころは、

どこまでも、幼稚なお子様だな」

 

「だから、言い過ぎ」

 

「そんなことしたら、せっかくの水たまりが、

もったいないわ」

 

「そんな発想、私や美咲には無いから」

 

「そうかな?私には、わかるけど?」

 

「でしょうな、こころと香澄は、似た者同士だ」

 

「ていうか、二人とも、本当に元気ね。

あたしは、菜月もだけど、ここのとこ、気分がゲンナリしているよ」

 

「私は雨の日は憂鬱だ」

 

「え?なんで?なんで?雨の日は、雨の日で、楽しいよ?」

 

「あたしもよ!雨の日は楽しいことが沢山あるもの!

こうして、水たまりをジャンプしたり、

雨の中を裸足で歩くのだって、楽しいわ!」

 

「あ~!それ!よくやっているよ!

足の裏が、ピタピタくっつく感じがしていて、

気持ちいいんだね~!」

 

「あたし、やってみようかしら?」

 

「こころんが、やるから、私もやるー!」

 

「やらなくていいから!」

 

「あぁ、同じだ、美咲の言う通り、二人の心の内面はガキか?」

 

「百歩譲って、水たまりを見るのは良いけど、

さすがに、裸足は、やめなって!危ないから!」

 

「美咲も菜月もやりましょう!靴を脱いで!」

 

「やーりまーせーん!」

 

「嫌なこった。子どもじゃないんだから」

 

香澄とこころは無邪気な子どものように、遊んだ。

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