市津菜月は、いただきますと言って、
もぐもぐと、おにぎりを食べていた。そして、食べ終えた。
「三園さん、梅干し選んじゃったから、すっぱかったかも…」
「もしかして、苦手だったのかな?」
と、美咲と花音が言いだす。
「うぅ…すっぱいです…この味は、初めて食べました…」
「新たな味も儚い…」
おにぎり屋の店員も、満足していた。
「みんなが食べてくれて、よかったな…」
「そう言えば、最近、お客さんが、
少ないって言っていましたよね?」
「こんなに美味しいのに、どうしてだろう?」
「それなら、お客さんを呼び込めば、いいじゃない!」
「ちょ、ちょっと待った!
お客さんを、呼び込むって、どうするつもり?」
「それは、これから、考えるのよ!」
「やっぱりそうか、でも、それは、どうやって!」
「ここは、考えるしかないのか?」
「菜月が珍しく、やる気だ」
「さぁ、シャーリーも考えてみて!」
「わ、わたくしも!?」
「そうよ!笑顔おにぎり大作戦を始めましょう!」
そして、とんでもないことを、こころは考えだす。
それは、様々な芸をして、本店に、
お客を呼び寄せることだった。
おにぎり屋の本店にしかない、味も存在するらしいが…
「さぁ、菜月!美咲!一緒にやりましょう!」
「どうして、私を巻き込む!?」
「そして、何故、ジャグリング!?」
「さぁ、子猫ちゃん達、集まっておいで!
素晴らしい、ジャグリングショーの幕開けだ!」
「美味しい、おにぎりがあります!
よかったら、試食してください!」
と、花音と薫が宣伝する。
菜月とシャルロットは、二人でジャグリングをするが…
「なぜ、私を巻き込む…!?」
と、不安げな表情をしていた。
「わ、わたくしには…難しい…!」
すると、こころが…
「菜月!シャーリー!笑顔よ!
自分達が笑顔にならないと、誰かが笑顔にならないわ!
この世に、出来ないことは、一つも無いんだもの!」
「何を言っているんだ、バカこころ」
と、思わず、言うが…
「ここは、やるしかないです!」
「わかった…」
「ふふふ、だんだん、思い出して来たわ!
こうやって、みんなを笑顔にしてきたもの!」
「…」
「っ、ええい!菜月ちゃん!」
「…!」
「うわっ!ちゃんとできているよ!すごい!すごーい!
なーくん!しゃりりん!」
三園と市津菜月は、二人で、ジャグリングをした!
「とりあえず、話題になったかな…?」
「うん!試食した人、みんな、おにぎり美味しいって言っていた!」
おにぎりで、人々を笑顔にしていくのであった。
「何を言っているのかしら?ここからが本番よ?」
こころの考える事とは…?