私の心に光を当てたなら   作:アッシュクフォルダー

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第九話 おにぎりをいただきます

市津菜月は、いただきますと言って、

もぐもぐと、おにぎりを食べていた。そして、食べ終えた。

 

「三園さん、梅干し選んじゃったから、すっぱかったかも…」

 

「もしかして、苦手だったのかな?」

 

と、美咲と花音が言いだす。

 

「うぅ…すっぱいです…この味は、初めて食べました…」

 

「新たな味も儚い…」

 

おにぎり屋の店員も、満足していた。

 

「みんなが食べてくれて、よかったな…」

 

「そう言えば、最近、お客さんが、

少ないって言っていましたよね?」

 

「こんなに美味しいのに、どうしてだろう?」

 

「それなら、お客さんを呼び込めば、いいじゃない!」

 

「ちょ、ちょっと待った!

お客さんを、呼び込むって、どうするつもり?」

 

「それは、これから、考えるのよ!」

 

「やっぱりそうか、でも、それは、どうやって!」

 

「ここは、考えるしかないのか?」

 

「菜月が珍しく、やる気だ」

 

「さぁ、シャーリーも考えてみて!」

 

「わ、わたくしも!?」

 

「そうよ!笑顔おにぎり大作戦を始めましょう!」

 

そして、とんでもないことを、こころは考えだす。

 

それは、様々な芸をして、本店に、

お客を呼び寄せることだった。

 

おにぎり屋の本店にしかない、味も存在するらしいが…

 

「さぁ、菜月!美咲!一緒にやりましょう!」

 

「どうして、私を巻き込む!?」

 

「そして、何故、ジャグリング!?」

 

「さぁ、子猫ちゃん達、集まっておいで!

素晴らしい、ジャグリングショーの幕開けだ!」

 

「美味しい、おにぎりがあります!

よかったら、試食してください!」

 

と、花音と薫が宣伝する。

 

菜月とシャルロットは、二人でジャグリングをするが…

 

「なぜ、私を巻き込む…!?」

 

と、不安げな表情をしていた。

 

「わ、わたくしには…難しい…!」

 

すると、こころが…

 

「菜月!シャーリー!笑顔よ!

自分達が笑顔にならないと、誰かが笑顔にならないわ!

この世に、出来ないことは、一つも無いんだもの!」

 

「何を言っているんだ、バカこころ」

 

と、思わず、言うが…

 

「ここは、やるしかないです!」

 

「わかった…」

 

「ふふふ、だんだん、思い出して来たわ!

こうやって、みんなを笑顔にしてきたもの!」

 

「…」

 

「っ、ええい!菜月ちゃん!」

 

「…!」

 

「うわっ!ちゃんとできているよ!すごい!すごーい!

なーくん!しゃりりん!」

 

三園と市津菜月は、二人で、ジャグリングをした!

 

「とりあえず、話題になったかな…?」

 

「うん!試食した人、みんな、おにぎり美味しいって言っていた!」

 

おにぎりで、人々を笑顔にしていくのであった。

 

「何を言っているのかしら?ここからが本番よ?」

 

こころの考える事とは…?

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