18歳の身体と7歳の精神   作:アッシュクフォルダー

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第十一話 裏切りのマスカレード

児童公園にて。椎名未希がベンチに座りながら、

白宮円香が子どもたちを遊んでいるのを見守っていた。

 

(円香ちゃんは健気で元気だな…)

 

と、未希は感じた。

 

白宮円香は実年齢は18歳だが、11年間眠りについていた為、

精神年齢は7歳で止まっている。

 

円香が小さな子ども達と和気あいあいで、

円香が子どもに目線を合わせて遊んでいた。

 

(円香は無邪気で純粋。それに優しい…

癒されるな…)

 

と、未希が円香が子ども達と遊んでいる光景に、

癒しを感じた。

 

「おねーちゃん!あそんでくれるの?」

 

「円香はみんなと仲良く遊びたいの!」

 

と、ニコッと満面の笑みを浮かべて、

子ども達と、遊んでいるのだった。

 

後日

 

「Avemujicaのライブチケットが取れたから、

それも二枚!円香ちゃん!一緒に行こうよ!」

 

「わかった」

 

円香はAvemujicaの寸劇を観るが、

円香は情緒がアレなため…

 

「円香、まだ7歳だから、よくわかんないや」

 

「アハハ…そ、そうだね…にしても、独特だな…」

 

円香は首を傾げてしまう。

 

Avemujicaの大舞台ライブ、当日。

 

そこで、ある衝撃的な出来事が起きるのだった。

 

それは、Avemujicaのキーボードが、

まさかの豊川祥子だった!

 

「えっ…?祥子ちゃん…?」

 

武道館でのライブ後…

 

「あっ、円香ちゃん!私、そろそろ行くね!」

 

「えっ?遊びに行かないの?」

 

「ちょっと、身体の調子が悪くてさ!ごめんね!」

 

「うん。わかった」

 

未希は泣いていた。

どうして、豊川祥子が他の子達とAvemujicaという、

バンドを組んでいるのか?怒りと悲しみに溢れていた。

 

(裏切りやがって…!)

 

未希はある人物に出会っていた。

 

長崎そよだった。

 

「話って何?」

 

「Avemujicaのライブ」

 

「あぁ、それね。私と未希さんを裏切ったよね?

祥子ちゃんと睦ちゃんが!」

 

「私だって、こんなの受け入れたくないよ…

どうして、私たちを裏切ってこんな真似事を!」

 

「私だって、知りたいわ。

どうして、睦ちゃんと祥子ちゃんが裏切ったか」

 

と、そよと未希は復讐心に近い感情が芽生えていた。

 

 

後日

 

「円香ちゃん」

 

「未希さん!」

 

「この前は、ごめんね?」

 

「ううん!大丈夫だよ!具合、治ってる?」

 

「うん!治ってるよ!」

 

「よかった…?

未希さん。どうかしたの?浮かない顔だよ?」

 

「あーちょっとね」

 

「円香が聞くよ!円香、未希ちゃんに、

笑って欲しくて!」

 

「うん。ありがとう。また今度ね」

 

「無理はしないでね?」

 

「わかってるよ」

 

と、円香は未希を心配しているのだった。

 

 

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