18歳の身体と7歳の精神   作:アッシュクフォルダー

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第十三話 円香と祥子は睦に会いたい

若葉睦の家の前に、豊川祥子と白宮円香がやって来た。

二人は睦の部屋にへとやって来た。

 

「今更、何の用?私は祥子ちゃんが大嫌いだけど?」

 

「睦!わたくし…わたくしは!」

 

「祥子ちゃん。円香がいるから!」

 

「わかっていますわ…!睦!」

 

と、祥子は睦に近づいてくる。

 

「近づかないで!出て行って!」

 

「出て行きません!睦!

わたくし…言わないといけないことがあるのです!」

 

「はぁっ!?祥子ちゃんが何を言っても、

無駄だと思うけど?」

 

と、睦の身体にモーティスの人格が乗っ取られていた。

 

「わたくしが、間違っていましたの!

睦の気持ちや意思、それに…全てを踏みにじって、

滅茶苦茶にしてしまいましたわ…!全部、わたくしのせいで…」

 

「祥子ちゃん」

 

「許しくて下さりますか…?」

 

「うんっ!祥子ちゃんがそう言うなら。

でも、睦ちゃんは起きないと思うよ?」

 

「えっ?」

 

「だって、睦ちゃんが起きるのに、案外、時間はかかるものだよ?」

 

「…起こして見せますわ。わたしくがこの手で!」

 

祥子と円香は一緒に帰っていた。

 

「わたくし。どこで間違っていたのでしょうか…」

 

「そんなことない!きっと伝わっているよ!

祥子ちゃんの気持ち!睦ちゃんに!」

 

「そうだと良いのですが…」

 

と、祥子は不安を感じずにはいられなかった。

 

 

後日。

 

祥子は懲りずに睦の家の前に来ていた。

雨の日も風の日も、嵐の日だって、やって来ていた。

 

「祥子ちゃん!」

 

祥子が倒れている所を円香が発見して、

白宮家まで、円香が運んだ。

 

「ま、円香さん…」

 

「じっとしていて!今、おばあちゃんが、

ご飯を作っているから!」

 

「そ、そんな…迷惑だったりは…」

 

「してないよ!だって、祥子ちゃんは円香の大切な友達だから!」

 

と、円香自身は、祥子を寝かせては、必死で看病していた。

 

「睦に会いたいですわ」

 

「円香もだよ」

 

「一緒に行きましょう!」

 

「わかった。おばあちゃんに言ってから、

円香!行くから!」

 

祥子と円香が、睦の部屋に訪れると…

睦が泣いていた。

 

「祥…円香…」

 

「睦!」

 

「お願い!睦ちゃんを…起こして…助けてあげて」

 

「わかりましたわ!わたくしや円香さん。

それに、みなさんがいらっしゃいます!

だから…泣かないでください!睦!」

 

と、祥子が泣き出す。

その後、円香まで泣き出す。

 

「何だろう…胸の奥が悲しいって感じがする」

 

「円香さん?」

 

「睦ちゃんが、心の奥底から泣いているって、感じる」

 

「わたくしも、同じことを事を思っていましたわ…!」

 

「だから…私の傍にいて」

 

「わかりましたわ…!」

 

「円香も!」

 

「えぇ、みなさん一緒にいますわ!」

 

と、祥子と円香は一晩中、睦の傍にいた。

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