保健室で、咲菜ちゃんが、深い眠りについて、
早、三時間。まだ、目を覚ましてくれません。
由夢が申込用紙を出しちゃったからかな…
本当は、咲菜ちゃんには、出て欲しい…
でも、私は、咲菜ちゃんがライブで、
歌って輝いているのを見て、
とても、心が奪われたの。
だって、咲菜ちゃんに、
こんな思いをさせてしまった、私は罪人だ。
善意の押し付けが、逆に悪いことを招いている…
生徒会のライブの出演を取り止めようしたけど、
取り消せれないし…
ごめんなさい。咲菜ちゃん、私は自首します。
文化祭、夏休み、バンド活動、
楽しい事はあったけど…そう言えば、その間に、
テスト期間があったような…?
「咲菜ちゃん!起きて!」
「あっ、はいっ!」
「咲菜ちゃん、テスト大丈夫?」
「全然、大丈夫じゃないです…」
「テストで、それなりの点数採れなかったら、
バンド活動が出来なくなるし…
私も、そんなに得意じゃないし、
誰かに、教えて貰いましょう!」
「あっ、はい…」
こうして、5人で一緒に、テスト勉強をすることに!
「私たち学校がバラバラだから、これじゃ、勉強の範囲が異なるからな…」
「共学校に通っているのは、私と彰くん。
円香ちゃんは夜間定時制高校。
後は、いい香りがする、女子校の女の子達だよ~?」
「ヘンタイだ」
「べんきょう、全然、わかんないよ~!」
「じゃあ、円香ちゃんは、
割り算と少数と分数をやろうか」
テスト範囲の算数をやることになったが…
「どれも、教えれない!」
「未希ちゃんだけだよ~!頼れるのは!」
「はいはい、わかったから、ひとまず、見せて」
未希に、数学の解き方を教えて貰い、
事なき事を終えた。
そして、通っている学校の、
それぞれのテスト勉強を終えて…
テストも終えた。
「咲菜ちゃん!やったね!赤点回避!」
「はい…」
「じゃあ、私、大学受験する。
だから、バンドは」
「やめないで!そして、意識が一気に高くなった!」
「高校に入って、最高得点の、69点だ…」
「それじゃあ、文化祭のライブの練習しよう!」
「ポピパさんも出るみたいだよ?」
「咲菜ちゃん!楽しみだね!」
「いいいいややややや!
私が、憧れの戸山先輩と、一緒にライブだなんて…
死ぬから!もう、天に召されるから!」
「咲菜ちゃんは、戸山先輩が、大好きだもんね?」
「うぅ…」
「戸山先輩って、カリスマ性があって、
咲菜とは大違いだね」
「私と戸山先輩を比べないでくださいよ…
天と地の差があって、次元が違いすぎます…」
「でも、戸山先輩と会える絶好の機会だし、
思いっきり、歌ってね…」
「ひぃ~!」
咲菜は、怯えながら、練習をしたが、
全く集中できなかった。