18歳の身体と7歳の精神   作:アッシュクフォルダー

6 / 14
第六話 文化祭のセトリ

文化祭当日まで、後、三週間。

 

ファミレスにて。

 

「それじゃあ、文化祭のセトリを決めるね」

 

(グー)

 

「待ち時間が、15分くらいだよ?」

 

(グー)

 

「だいたい、三曲で」

 

(グー)

 

「由夢ちゃん、お腹鳴ってるよ?」

 

「何ていうか…全然、ご飯食べてない」

 

「じゃあ、ポテト食べる?」

 

「あっ、はい」

 

「徐々に盛り上げる曲目にしよう。

MCを、3分くらい入れたら、

これで、15分になる」

 

「あれ?円香ちゃんの、ソロパートも?」

 

「円香ちゃんの見せ場だから!」

 

「はーい!」

 

「円香ちゃんなら、出来るよ!」

 

「よーし!頑張るぞー!」

 

「文化祭は、基本的に盛り上がるからね」

 

「そうですね」

 

 

帰り際。

 

円香ちゃん、ソロボーカルなんて、

きっと、プレッシャーだね…

 

「円香ちゃん!」

 

「うひっ!」

 

「あのねっ!円香ちゃん!

私もサポートして支えるから、頑張ろうね!」

 

「不安もあるけど、ソロパートが与えられているから、

嬉しいっていうか、有希ちゃんが、言ってくれなかったら、

後悔しているかも」

 

「円香ちゃん!花咲川の文化祭のライブ!

絶対に成功させようね!」

 

「あっ、はいっ!」

 

こうして、花咲川女子学園の文化祭の当日を迎えた。

 

「咲菜ちゃん達のクラスは、メイド喫茶だったね…

咲菜ちゃんや、由夢のメイド服姿…ウヒヒ…」

 

「未希ちゃん…」

 

「あっ、由夢ちゃん!どうしても、メイド服を想像していたら…

ワクワクしていて…似合っているよ!由夢!」

 

「ありがとう。未希ちゃん…」

 

「咲菜ちゃんがいないよ~!」

 

「未希ちゃん?」

 

「メイド服を着せたら、咲菜ちゃん、

トイレにこもっていて…それっきり、

出てこないよ~!」

 

「よっぽど、恥ずかしいんだ…」

 

「咲菜ちゃんは、どこのトイレに行ったんだろう?」

 

「たぶん、一年生の教室の所だと思う」

 

 

そして、未希たちは、咲菜を

トイレの手洗い場で発見する!

 

「咲菜ちゃんのメイド服姿、カワイイー!

 

「椎名さん、照れますって…」

 

咲菜を連れ戻した後…

 

「お帰りなさいませ、ご主人様!」

 

「1年C組のメイド喫茶へ、ようこそ!」

 

「咲菜ちゃん、カワイイ…カワイイけど…」

 

「咲菜ちゃん、看板持ちしているけど…」

 

「立ったまま、気絶している…」

 

「目が死んでいる…」

 

大丈夫だろうか…?

 

「円香も着られるかな?」

 

「一着余っているよ?」

 

「じゃあ、メイドふく!きてみる!」

 

「円香ちゃんのメイド服まで…!至福の時!」

 

と、勝手に、有希が盛り上がっていた。

 

「コイツ…スゲーな…ある意味」

 

と、一緒に同伴していた、彰がそう言った。

 

円香がメイド服を着ると…

 

「どうかな!」

 

「すっごく、カワイイ~!」

 

「褒めて!褒めて!」

 

「えへへ~」

 

「あっ、もうすぐ、ライブだから、

すぐに着替えないと!」

 

と、円香が、私服に着替えた。

 

円香は、眠りについていた事情で、

中学にも通っておらず、夜間定時制に通っている為か、

学校の制服の類を一度も、袖に通したことが無い。

 

「やっぱり、写真に収めて正解だったな…」

 

「円香ちゃんは、かわいいからね~?

彰くん、写真担当、ありがとう」

 

「はいはい」

 

文化祭で行なわれる、初ライブ、必ず成功させるぞ!と

5人は決意した!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。