プロフィール9
古鷹 艦娘
所属 横須賀鎮守府 南方方面分遣隊
ドロップ入手の重巡洋艦。
青葉と共に無人島鎮守府の主力として活動中。
なお、青葉は微妙に古鷹を避けている模様。
響 艦娘
所属 横須賀鎮守府 南方方面分遣隊
無人島鎮守府初のドロップ入手艦。
どこか大人びいていて、どこか不思議で、どこか寂しがり屋な駆逐艦娘。
時々、ロシア語が出てくる。
今の目標は姉妹達との再会。
1週間後……無人島鎮守府
「みんな〜、間宮さん達が来たで〜!!」
外で沖合いを見張っていた黒潮がそう言って隊舎に入って来た。
それを聞いて朝から食堂で待機していた艦娘達が一斉に立ち上がり、浜辺へ走っていく。
それを執務小屋から見ていた能義崎の一言は……。
「まるで砂糖に群がる蟻ね」
「能義崎殿、その言葉は少しキツいでありますよ」
苦笑いを浮かべながらあきつ丸が言う。
無論、そんな事を言った能義崎もあきつ丸も間宮のスイーツを楽しみにしているのだが…。
「さてと…行きましょうか」
「はい。先ずは輸送船の補給品の荷揚げからでありますね」
「みんながブー垂れるかもしれないけど…さっさと終わらせましょう」
そう言って2人は執務小屋から出て行った。
3時間後………食堂
「間宮さんのアイス〜♪ 間宮アイス〜♪」
「モナカ! 俺のモナカは何処だ!?」
「木曾はん、アイス持ったまま走りよったら危ないで〜」
「……間宮スイーツ、美味しい…おかわり」
「初雪の笑顔って見たの初めてぽい!」
「まあ、余り感情を見せないからね、初雪は」
「ハラッショー、これは美味しい」
補給品を積載した輸送船からの荷揚げ作業を終え、皆が楽しみにしていた間宮さんの『間宮スイーツ』を堪能する面々。
その中には先日助け、そのままメンバー入りした那智と羽黒の姿もあった。
「……食べていいのか?」
「怪我人に必要なのはしっかりした食事と休養よ。時にはこんなスイーツを食べてもバチは当たりません」
「そうですよ、姉さん。さあ、食べましょう」
間宮アイスを前に訊いてきた那智に鳳翔がそう言って食べる様に促し、羽黒も背中を押す。
なお、那智は静養中。羽黒は那智の看護で出撃していない。
これは能義崎の指示であり、余り無理をさせない為の対策でもあった。
「今のところ、那智と羽黒は大丈夫そうね」
「はい。能義崎殿がドックを開けて待っていてくれたお陰であります」
間宮アイスと間宮モナカを食べながら2人は那智達を見ていた。
「まあ、貴重な戦力だし、傷付いた子を放ってもおけないでしょう」
「そうでありますね。まあ、那智殿はゆっくりと休養してもらうであります」
「えぇ…うん、さすが間宮モナカ。噂通りに美味しいわね」
……彼女も間宮スイーツを堪能していた。
その日の夜………執務小屋
「う〜〜ん…あ〜〜…疲れた〜〜」
昼間に間宮スイーツ、夕食は間宮フルコース(間宮さんの手作り料理)を食べた後、執務を開始し、漸く終わった能義崎は延びをする。
既に外は夜の闇が覆っていた。
「ふぅ…そろそろね」
そう呟いた時、小屋の入り口のドアがノックされた。
「どうぞ、間宮さん」
「失礼します。能義崎提督」
そう言って入って来たのは間宮だった。
「今日はありがとうございました。一時とは言え、皆が楽しめんでくれてよかったです」
「いえ、これも私の仕事ですから…今もお仕事ですけど」
……何か含みのある言い方に含みのある笑顔…それを気にせず能義崎は執務机の引き出しから報告書を取り出す。
「憲兵でも噂になっていましたよ。『間宮さんは各鎮守府の調査と特定提督の報告書の受け取りを行ってる』って」
「あらあら。でも、私は皆の笑顔が見れるのが嬉しいんですよ」
「わかってます。では、此方の方をよろしくお願いします」
「はい、確かに受け取りました。提督、上手く皆を纏めていらっしゃいますね」
「まだまだ半人前で色々と試行錯誤をしています。それに…私は憲兵ですから」
「大変ですね。提督」
「今は何処も大変ですよ。さて、明日は鎮守府から護衛を付けて帰還させますから、御安心下さい」
「えぇ、期待しています」
翌日昼頃、木曾を旗艦とした戦隊が間宮達を護衛し、トラック諸島へと向かった。
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