女性憲兵提督の無人島鎮守府記   作:休日ぐーたら暇人

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プロフィール 3

黒潮 艦娘

所属 横須賀鎮守府 南方方面分遣隊

能義崎の鎮守府に配属された新人艦娘。
横須賀鎮守府で生み出され、そのまま鎮守府に配属された。
その関西弁から鎮守府のムードメーカーである。


無人島鎮守府情勢
(配属時点)

能義崎歩弥 新米少佐
提督レベル1

あきつ丸 レベル25
夕立   レベル12

鉄鋼ーーー 燃料ーーー 弾薬ーーー ボーキサイトーーー



4 初建造!

3日後……無人島内 司令部

 

 

司令部……と言う名の提督執務室…しかも、小屋……には能義崎、あきつ丸、夕立、黒潮、工厰長が居た。

 

 

「工厰も完成したし、そろそろ建造してもいい頃ね」

 

 

「そうでありますね。今の数ではいずれじり貧になるのであります」

 

 

「そやな〜、ウチも新しい仲間と後輩が欲しいしな〜」

 

 

「それで、提督さんの希望は?」

 

 

「まあ、駆逐艦と軽巡かな。水雷戦隊を組むにしても、軽巡が必要になってくるし」

 

 

「ワカリマシタ。2隻ガ建造可能デスカラ、一緒ニ済マセテシマイマショウ。デハ、投入資源ハ如何程ニ?」

 

 

「オール30と鉄鋼・弾薬・燃料60、ボーキ30の2つでお願いします」

 

 

「ワカリマシタ。デハ、期待ニ添エル様ニシテミマス」

 

そう言って工厰長妖精は工厰員妖精達を招集し、建造に入る。

 

 

「能義崎殿、あの数値でよかったのでありますか?」

 

 

「補給の心配があるんだから、今は節約しないとね。それに両方駆逐艦だったとしても、戦力が増えるのは悪い事ではないし」

 

 

「まあ、妥当判断やな〜」

 

 

 

暫くして………

 

 

「建造ガ完了シマシタヨ〜!」

 

工厰長妖精の声に4人は工厰の中に入る。中には右目に眼帯をした娘と夕立と同じ制服を着た娘が居た。

 

 

「僕は白露型駆逐艦の時雨。みんな、よろしくね」

 

 

「木曾だ。お前に最高の勝利を与えてやる」

 

 

「時雨〜、久し振りっぽい!」

 

それぞれの自己紹介が終わった直後、そう言って夕立が時雨に飛び掛かる。

 

 

「や、やあ、夕立、久し振りだね」

 

少し困惑しながらも、夕立の包容に応える時雨。

 

 

「……えーと、時雨と木曾ね。私がこの鎮守府の提督の能義崎歩弥。階級は少佐。まあ、無人島の鎮守府だから、余り期待は出来ないけど」

 

「無人島か…それは楽しそうだな」

 

 

「まあ、別に問題は無いかな」

 

どうやら、大丈夫のようだ。

 

 

「じゃあ、さっそく出撃…」

 

 

「あっ、ちょっと待って、司令はん」

 

 

「どうしたのでありますか、黒潮殿?」

 

 

「いやな、いま思たら、木曾はんと時雨はんの装備は主砲だけやねんけど?」

 

 

「……あっ…工厰長! 開発! 次は開発ね!!」

 

 

「……大丈夫なのか、これで?」

 

 

「工厰は今日稼働したばかりであります。これは仕方無いかと」

 

 

「……それは大変だったね」

 

時雨が苦労を察したのか、そう言った。

 

 

 

61㎝三連装魚雷発射管を装着し、海上を進む5人。

先頭が木曾、あきつ丸を殿、その間に夕立、黒潮、時雨が続く。

 

 

「敵を見付けた。どうやら、此方と同じ水雷戦隊だ」

 

先頭に居て素早く敵を見付けた木曾が皆に伝える。

 

 

「数はわかるでありますか?」

 

 

「えーと…駆逐艦イ級3、軽巡ホ級1だ。ホ級は俺の獲物だぜ!」

 

 

「まあ、ちゃんとしてくれれば良いのですが…」

 

 

「よし! 夕立、黒潮、時雨はイ級3隻! 掛かれ!」

 

 

「「「了解」ぽい」や〜」

 

 

「自分も戦闘を開始します」

 

そう言ってあきつ丸は10㎝連装高角砲を構えた。

 

 

 

 

「まあ、大きな怪我をせずに皆が戻って来てよかったわ」

 

戻って来た木曾達を見て能義崎が言った。

戦闘は敵を全滅させて勝利。損傷は黒潮、時雨が小破、木曾は中破に近い小破だった。

 

 

「まあ、木曾殿は積極的に撃ち合いを行ったからでありますが」

 

 

「何を言ってるんだ、俺に掛かれば余裕、余裕」

 

……艤装のあちこちにある被弾孔からブスブスと煙を挙げている木曾が言った。

 

 

「わてらは正直に苦戦したわ〜」

 

 

「けど、やっぱり実戦経験のある夕立とあきつ丸は違うね」

 

 

「ふっふ〜ん、夕立は強いぽい!」

 

 

「はいはい…3人はドックに入って。まあ、直ぐに出てこれると思うけど…それで、ちょっと早いけど昼食にしましょう」

 

 

 

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