俺だけファンタジー ファンタジー舐めんなよ! 作:スパロボ工房
転生した。
テンプレみたいな事故にあい神様の様な人物?にチートてんこ盛りで異世界転生した。
転生特典としてファンタジーで定番なチートを沢山くれた。
貰ったチートは、日本で有名なファンタジーゲームのFFとDQシリーズの全魔法と、アイテム、道具、等のゲームシステムを貰う事ができた。
しかも一回限定のアイテムや道具も無制限に使えてデメリット無しというチートぷっりである。
もちろん、成長限界突破で鍛えれば鍛えただけ能力が上がるチートである。
それとゼロ魔のガンダーヴルというチートまで貰えた。
異世界定番の鑑定眼、言語能力Max、イベントリ、前世の記憶持ちのままの転生だ。
余程の事が無い限り死ぬ事はないだろうと、転生させてくれた神様?の言葉である。
この神様?日本のサブカルチャーに詳しく暇を見つけては日本のアニメや漫画、二次小説等を見て暇を潰していた。
なのでファンタジーに詳しくチートを付与するのもファンタジーてんこ盛りを気前良く、くれるのであった。
貰えた自分も、ファンタジー小説を読み漁り異世界転生ものを好んでいた。
だから油断していた。
まさか転生先がファンタジーではなくSF?なアニメ作品に転生されるとは、この時には思わなかった。
転生してから歩けるようになり、両親に連れられて外に出れば前世の様な景色ではなく、それよりも発展した未来の建物が多い景色だった。
周りの人を見るとピンク色の髪や、紫色した髪の人が歩いていた。
流石異世界である。前世では見たこともない色の髪質をした人間がまばらにいた。
「あの人変?」
と、指を指し両親に聞くと驚いた返事を聞いた。
「彼奴等はコーディネーターだ」
父親が声を上げて答え隣の母が詳しく教えてくれた。
「あれは、自然の摂理に反して遺伝子を弄ったミュータントよ!」
との事だ。
「·····」
コーディネーターと言う言葉で前世で見たアニメを思い出した。
まさか、あのアニメか?俺は種世界に転生したのか?
しかも、両親がブルーコスモス?
コーディネーターもやばいが両親がブルーコスモスのほうがもっとやばいだろ!
種世界に転生したら、魔法が使えないじゃんか!
バレたらモルモット行きだろ!
ヤベーよ。俺のチートが意味をなさないよ!
両親がブルーコスモスと発覚してから数年立ち俺は幼稚園に通っていた。
俺が通っている幼稚は富裕層が通う金持ちの幼稚である。
そんな幼稚園には、コーディネーターも通っていた。
コーディネーターと言ってもピンからキリまでいる。
最低限のコーディネートではナチュラルとそんなに性能差がない。病気に成りにくいように免疫機能が少し高いくらいである。それでもチートだけど。
やばいのは、金を掛け高性能にコーディネータトした奴らである。
こいつらはコーディネータトされた秀才で何でも卒なく熟し学んだ事はスポンジが水分を吸収するかのごとく知識を吸収していくのだ。能力の低いナチュラルを見下してえばり散らかした奴らである。
原作でムルタ・アズラエルの性格が歪むのが良く解る。
そんな俺もコーディネーター達によりボコられてイジメにあっていた。
「弱いくせに生意気なんだよ!」
「ナチュラルのくせに逆らうな!」
等と理不尽極まりない。
転生して成人年齢が高いから冷静でいるが、段々と怒りが込み上げてくる。
「·····」
こいつ等ぶっ殺す!
「バイキルト」
小さい声で呪文を唱え自身の攻撃力を強化し、同級生のコーディネーターを殴る。この時に拳は武器と暗示をかけてガルダールヴの発動も忘れない。
ガルダールヴは武器全般にチート補正がかかるが、それ以上に身体能力強化にもなる。デメリットとしては身体が出来ていない幼児だと使った後にダメージがかかって怪我の原因になる事だろう。
殴り返してボコボコにし、同級生達は泣き喚き教員達に保健室に運ばれていった。
取り残された俺は拳の痛みに耐えていた。
「いって〜ホイミ」
何と出来上がっていない身体で強化された拳で殴った結果、俺の拳は骨折していた。
ホイミを唱え骨折を治してみたが呪文の効果に驚いた。
「!·····チート過ぎんだろ。」
この喧嘩が原因で同級生のコーディネーター達は引っ越ししていった。
こいつ等コーディネーターの親は俺の両親が経営する会社に勤めていて喧嘩が原因で地方に左遷されたのだった。
両親がブルーコスモスであるが穏健派らしく会社にはコーディネーターも居る。優秀で性格が良ければ両親は会社でコーディネーターを受入れていたが、その子供の性格がコーディネーター史上主義であった為に、とばっちりで左遷されてしまった。
せめてもの情で解雇に成らなかっただけ増しというものだろう。
まあ、子供の喧嘩くらいで親を左遷というのもどうかと思うがこれが、この世界の常識であった。
この出来事を切っ掛けに周りにバレない程度で能力を伸ばしていこうと思う。まずはアイテムの種や、実を食べ能力をのばす。
云わいるドーピングであった。
このドーピングは害にならない安全なもので食事以外でオヤツ代わり食べる事にした。
特に重要なのはかしこさの実を優先して摂るようにした。
コーディネーターに負けない頭脳を欲した。
俺自身が勉強が嫌いな為、一回読んだ程度で知識が身に付くようになるまでには、かしこさのタネを大量に摂取したのである。
この大量に摂取したことにより、本を流し読みしただけで知識が頭に入ってきたのであった。
近所の図書館に通い専門書を流し読みし、知識を習得し、将来に備えた。かしこさのタネをある程度摂取したら、本をパラパラ捲るだけで知識が頭に入ってくる現象に化けた。
この調子で図書館に通っていたが覚えるスピードが速まり近所の図書館で学ぶ事が無くなってしまった。
この事で両親は俺が天才であると思い喜んでいた。
喜んだ両親は俺を飛び級させ年上が通う学校に通わせた。
高校、大学と飛び級で進学し15歳で大学院を卒業し、自分の会社を起業した。
知識の実を過剰摂取したことにより、思わぬ効果があった。
前世でみたアニメを思い出すと、そのアニメの科学技術の知識が頭に思い浮かんでくるのだった。
例えば、UC系の技術や、スパロボ系の知識が頭に浮かび知識を利用してパソコンに知識を入力していった。
原作開始まで後10年あるので、其れまでにMSを再現しようと思う。
出来ればUCの教育型コンピュータと、ガンダリウムγや、全天周囲モニター・リニアシート、ムーバルフレームを再現して、戦争に備える事にした。
一人だと限界があるのでスポンサーをアズラエル財閥に出資してもらおう。
幸いムルタ・アズラエルが中学の同級生であり知り合いである。
中学の同級生といっても、飛び級したのでムルタ・アズラエルとの同級生期間がわずか2ヶ月程しか無いし、ムルタが数年年上で、しかも飛び級して抜いて行ったことからムルタ・アズラエルに妬まれている。ムルタは、俺がコーディネーターだと勘違いしているようで会うと物凄い形相で睨まれるので俺もムルタが苦手なのであった。
しかし、俺が起業しても資金には限界があるしアズラエル財閥が一番有力な相手だと思う。
資金を手に入れるためにラックの種を食べ運値をカンストさせてはいるが、それでも宝くじや、株の投資だけでは限界がある。もっと多くの資金が必要だし、技術者も大勢必要だ。
ムルタに会うたびに「コーディネーターが!」と、怒鳴り散らしヒステリックになる。
仕方ないので今度会う時にチート種や実を教えるしかないかもと、思っている。
しかし、タダでやるのが癪なのでムルタには、金をふんだくろう。実や種が10万ゴールドくらいだから、一粒20万EARTHドルで売ってやろう。
この世界で能力が上がる実や種は摂取量しだいでコーディネーターを凌駕する才能が得られるし、チート食材なだけあって引く手数多だろう。
出資して貰うためだし、やむを得ないがある程度は秘密を教えるしかなさそうだ。
転生者という事は内緒にして、異世界帰りという事にして、誤魔化そう。
世界一の大企業アズラエル財閥に出資して貰うのだから我慢するしかないな。