ハイスクールD×D 神に祝福されし悪魔 作:アヴァロンの騎士
処女作ですので意見等御待ちしております!!
Part0 出逢いと託された物
かつて、天使と堕天使、悪魔の三つ巴の戦争があった。どの勢力も数を著しく減らし、種の存続が危ぶまれたため、各勢力のトップの判断でこの戦争は幕を閉じた……。
そして月日は流れ、未だに休戦状態のなかに、ある二人の子供が生を受けた。彼が神の祝福を受けた「半神」であることを………、彼らの両親は知らない………。
この物語は、二人の「半神」が世界の運命を変えるものがたりである………………。
Side;???
………………はて?
今目の前にいる美人さん……、うん♪問題ありありのましましですね?
「うふふ、あなたは可愛いわね♪」
いや、いきなり寝ている人の上に馬乗りでナニ言ってんの!?この人!!
「いい?これからあなたは人として生を受ける。あなたは私の可愛い人……。あなたはこれからとても大変な人生を歩む事になる」
お、俺があんたの可愛い人だと…………!?どういうことだ………!?
「あなたは私の弟の現身で在るが故に様々な勢力から狙われるかもしれない。だから…………、強くなってね♪」
………強くなれ………。
そして、あの美人さんの笑顔が薄れていく………。
「私の可愛い……、須佐之男の現身よ………」
彼女の最後の言葉は聞こえなかった………。
此処、駒王町には「私立駒王学園」がある。
この学園は元々女子校であったことから共学に成った今でも女子生徒が大半を占めている。
だが、この学園には人間からは異質な存在が通っているが、彼らはその事実を知らなかった。
Side;一誠
オスッ!!俺は一誠だ!!!!えっちな事が大好きな健全な高校二年生、皆からは「イッセー」と呼ばれている。
早速だが、今俺は忙しい。え?何故?そんなの……、
「よう、イッセー!!実は昨日、お宝を手に入れたんだが」
「な、そ、それは……!?『小悪魔お姉様のえっちなご奉仕SP』だと!?」
夢を語り明かしているに決まっている!!
「ねぇ……、またやってるよ……」
「き、気持ち悪い………」
「うわっ、こっち見た……」
「ヒッ、に、妊娠しちゃう………。う~ん…」
「キャアアア!!理沙が倒れちゃった!!」
「おい、見ただけで気絶とか酷すぎるだろ!!」
「「「誰の所為よ!!!!!!」」」
……………ひどくない?
とまぁ、いつものようにバカやって、楽しい毎日を送ってる。
「ほら、席につけ!HR始めるぞ!!」
そして、いつものように一日が始まる…………。
Side;一誠 out
Side;リアス
………はぁ、退屈だわ………。
突然でゴメンなさいね、三年生のリアスよ。
今は三時限目、外では一年生が体育をしているわね……。
今は英語、私は悪魔だから英会話も難なくできるので先生には悪いけど、窓の外を眺めている。
「はぁ、退屈だわ………」
周りには聞こえない小さな呟きとため息が漏れる……。
Side;リアス out
Side;一誠
……………何だろう?
何かが俺の上に乗ってる??
今はベッドで寝ている………。う~ん、窓にも部屋にも鍵はかけたんだけどな……。
「久しぶりね♪私の可愛いイッセー……。うふふ♪」
え?え?誰!?そしてまずここ何処!?
周りを見ると見知らぬ空間………。
「ここはあなたの精神の中よ♪」
「はぁ……、それであなたは?」
「あなたは日本の神話を知っているかしら?」
日本神話?まぁ、日本人なら基本的なことは知っている。
「え、えぇ。基本的なことは」
「私は天照(アマテラス)。そしてあなたは、私の弟の須佐之男(スサノオ)の現身。と言っても…、須佐はいるのだけれども……」
「ちょ、ちょっと待って!!俺が須佐之男の現身ってどういうことだよ!!」
そりゃそうだよ!!いきなり神様の現身とか言われてもびっくりするわ!!!!
「言った通りよ。あなたは須佐之男の力を受け継いでいるの。今日あなたの前に出てきたのは、あなたに託すものがあるからよ」
「託すもの?」
「えぇ、あなたにこれ等を託す為よ」
「こ、これは…………?」
「一つは神霊剣『天叢雲剣』、この剣は神々の聖なる力と八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の邪悪な力を纏っているの」
「これが…、『天叢雲剣』………」
ゲームとかでもよく出てくるヤツ……?三種の神器のえっと『草薙剣』の別の呼び名?だっけ?
無骨ながらも威圧感が凄い………!?
「えぇ、須佐が後で剣術を教えてくれるわ。二つ目は神煌剣『天之尾羽張』、この剣は神々の祖である『伊邪那岐命』の刀剣、純粋な聖なる力を司る剣よ」
え?神様直々に指南役買って出てくるの!?
でも、この刀剣は天叢雲剣より美しい刀だな……。
「俺、死んじゃうのかなぁ……。ん?伊邪那岐命?」
「えっと、私達日本の神様の父と思ってくれてかまわないわ。(ホントはちょっと違うけど……)」
そりゃスゲーわ。神様のお父さんか………。
「へ~。まだなんかあるの?」
「これで最後よ♪私の持つ神鏡『八咫鏡(ヤタノカガミ)』よ。この鏡は真実を写し出し、また相手の攻撃を跳ね返すのよ♪」
「すげぇな、でも真実を写し出す???? まぁすごいのには変わりないか……。
でも何で俺に『三種の神器』を二つもくれるんだ?」
まぁ、疑問だよな。俺、普通の人間デスヨ?
「あなたには、申し訳なく思っているわ。これからあなたは危険な人生を歩む事になる。それはあなたが神器(セイクリッド・ギア)の担い手だから」
全く聞きなれない単語が出てきたな。
「神器?なんだそれ?」
「旧約聖書にも書かれている神が作った。世界の運命さえも変えることのできる力………。それが神器。
あなたはその最上位に属する13種の『神威具(ロンギヌス)』の1つ『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』を持っているの」
運命を変えられるとか、どんだけスゲーものだよ!?
「『赤龍帝の籠手』………………」
何か、とんでもなく強そうな名前だな……。
「えぇ、10秒ごとに持ち主の力や身体能力を倍増させる……。神をも滅ぼせる二天龍の片翼、『赤い龍』ウェルシュ・ドラゴンの力を封印した神器よ。」
訂正……、とんでもなくヤバそうな物でした!!!!
神様殺せますってどんだけだよ!!!!
「ん?封印した?何で封印したんだ?」
凄そうなドラゴンだけど、封印された理由が?ですな……。
「かつて大昔、天使と堕天使、悪魔の三勢力が戦争していたの、でも、そのど真ん中で『赤い龍』と『白い龍』が争いを始めてしまった…。戦争していた三勢力は邪魔だった二匹の龍を討伐するために共闘し、二匹の龍は封印されたの」
は、はんぱねぇ!!!!!!!!!!
え?共闘した!?つまりドラゴン二匹がどれか一勢力じゃあ止められなかったってことだよな!!!!
俺、やべぇもん宿してんのな……。
「んで、その一匹が赤龍帝って訳だ……。それじゃ、『白い龍』は?」
「『白龍皇』バニシング・ドラゴン………、その神器、『白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)』は触れた物の力を半減させ、半減した分の力を吸収するのよ」
「どっちもはんぱねぇな…………。」
「ねぇ……………。疑わないの?」
ん?いきなり何を言い出すんだ?
「え?何故?先刻の刀とかが信じるいい証拠じゃん。あんなの見せられたら疑う余地なんかなくなるって」
「……………そう…………」
「何かあったのか?」
「何でもn…「あったんだな」……え?」
さすがの俺でも分かるよ。だってなんもなかったって顔してないもん……。
「何があったかわかんないけど、俺が全部取っ払ってやるからさ!!まぁ、あんたの方が俺よりよっぽど強いかもしんないけど、俺、頑張って強くなるからさ!!!!」
今の自分ができる最高の笑顔で………。
「………あっ…………」
彼女の神々しくも儚げな身体を抱き締めた…………。
Side;一誠 out
Side;アマテラス
「………あっ…………」
一瞬、私は自分が何をされたのか分からなかった………。気付いたら抱き締められていた…。
(暖かい…………)
私は長く生きているが、こんな気持ちになったことはなかった。しかし………
(これは、この気持ちは………)
かつて、異性にこんなに心引かれたことがあっただろうか?
(私も女なのね………)
私は、自嘲ぎみに笑う。
(私の事情を受け入れてくれるかしら………。でも、あなたを巻き込む訳には………)
「本当にいいの?只でさえ面倒くさい、危険な人生になるのよ?」
「こんなスゲー物授けて何を今さらってことだよ」
彼は嘘偽りのない笑顔を見せてくれた。その事に私は胸の内が暖かくなった。
「…………、その、ありがとう…。イッセー……。今、私が抱えている問題は――――」
いきなり神様から3つも神器貰ってる(笑)
リアスの登場少ないですね。
説明でかなり使ってしまいました!!
次回から原作1巻突入します!!!!