ハイスクールD×D 神に祝福されし悪魔   作:アヴァロンの騎士

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どうもかなり遅くなってすみません!!m(__)m

今回は4500字over大容量です!!駄文でスミマセン…。

では、『Life4 聖女の微笑みと悪魔の涙』(*´∀`)つ



Life4 聖女の微笑みと悪魔の涙

Side;???

 

「……………お目覚めですか?」

 

「…………ん、んんんん~~。ふぁぁぁあ………。んぁ?おはよう…………、であんた誰?」

 

周りにはコレと言うものはなく、ただ雰囲気に不相応な程豪華な天涯つきベッドが在るのみ。

 

その中に浮かぶ少女……………のようでもあり、少年のようでもある中性的な容姿の女の子が瞼を擦りながら身体を持ち上げる。

 

そのベッドの隣には、ローブを被り顔が見えない男性。

 

端から見れば犯罪臭が漂うのだが…………、

 

「私は貴方様をお護りする者です」

 

「…………そう。んじゃ、まだ眠いから寝る………。お休み…………」

 

そう告げ、少女は再び眠りにつく。

 

 

 

 

男性に爽やかな笑みを残して…………。

 

 

 

Side;??? Out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side;リアス

 

「――――そう………、それでアーシアを奪われてしまったのね」

 

オカルト研究部の部室でもある旧校舎は剣呑とした空気を醸し出していた。

 

「すみません、部長……………」

 

「………流石にこれ以上は堕天使に関わるわけにはいかないわ。初めの一度だけだったから許してあげたけど、下手すると悪魔と堕天使の間で戦争になるかもしれない………。残念だけど、諦めなさい」

 

何より私の可愛い下僕達に危険が及ぶのは嫌だもの…………。分かってちょうだい………。

 

内心でそう思いつつ厳しく言って退けたが、次のイッセーの言葉に、私は耳を疑った。

 

「なら――――」

 

 

Side;リアス out

 

 

 

 

Side;イッセー

 

正直無茶苦茶だと自分でも分かってる。傍らで只じっと眺めていたアマテラスでさえも驚きを隠せない様子じゃ尚更だ。

 

だが俺は言った、

 

「なら…………、俺をはぐれにしてくれ…………」

 

アーシアを見捨てる事が出来なかった…………。

 

俺はアーシアの友達だ。友達なら、困ってるヤツを助けるのが当たり前だ!!それ以前に、何としても助けたい!!――――約束したからな…………、次はもっと楽しいデートをすると。

 

「許さないわ。―――何故分かってくれないの?私はイッセー、貴方達が更なる危険に巻き込まれるのが嫌で貴方を止めてるの…………」

 

「………後悔したくない………ッ!!」

 

「だから………ッ!!「部長……、良いですか?」………何かしら、朱乃」

 

突然、朱乃さんが部長に耳打ちをする。

すると部長は立ち上がり、

 

「急な用事ができたわ。今からそれを済ませてくるから。…………イッセー、悪魔の駒について覚えてるかしら?貴方のポーンの駒は決して弱いわけではないし、貴方が弱いわけではないのよ」

 

「…………ッ!!」

 

そう告げた後、部長と朱乃さんは転移魔方陣の中に消えて行った………。

 

 

 

 

―――――よし!!

 

「行くんだね?」

 

剣を腰に構えた木場が俺の横に並び、

 

「…………お手伝いします、先輩」

 

小猫ちゃんも続く。そして…………、

 

「私もついて行くわ」

 

アマテラスまでもが。

 

さあ、準備は整った。アーシアを返してもらうぜ!!

 

「――――――行こう」

 

怒り滾らせ、転移魔方陣の中へ入る――――

 

 

 

Side;イッセー out

 

 

 

 

Side;リアス

 

私達が来たのは例の教会の裏口。そこには当然のように…………。

 

「あらあら♪あの例の男の子じゃないの?」

 

「まさかとは思うが、あの小僧逃げ出したわけでは無いだろうな?」

 

「クックック。だとすれば実に傑作だ」

 

祐斗達が戦った堕天使が現れる。でも、迂闊だったわね?

 

「別に逃げ出したわけでは無いわよ。安心しなさい。只、貴方達が考えたように裏口から………ではなく正面から堂々と中に入って行ったわ…………。――――ついでに、貴方達が私達の罠に掛かったのよ」

 

と同時に私達全員を取り囲む結界が出現する。

 

「んな!?」

 

「それじゃ、貴方達にはここでことが終わるまで黙って待っていて貰うわ」

 

―――――頑張りなさい!!私の可愛いイッセー――

 

 

 

Side;リアス out

 

 

 

Side;イッセー

 

さて、間違いなく敵が居るが………この感じはフリードか?

 

「ま、どっちにしても正面突破だな」

 

と、ドアを蹴り破ろうと片足を上げ―――

 

バガン!!!!

 

小猫ちゃんに先を越されてしまった………。

 

「早い者勝ちです」

 

何故か嬉しそうである。

 

「やれやれ、それよりも早く行くわよ」

 

「そうだね」

 

アマテラスが先導し、木場も続く。俺、ドアを蹴り破ってみたかったんだけどな………。

 

「おやおや?糞悪魔の皆さんお揃いで♪」

 

当然のように出迎えてくれた。………アイツ、一人日本神話の神って解ってんのか?

 

「用は無いから失せろ」

 

その瞬間フリーゼルは消えた………。

なんのことはない、普通に歩いて近づき、そのまま首を掴んで明後日の方向にぶん投げただけである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに小猫ちゃんが―――――

 

 

 

 

 

 

 

「ついでにコレもあげちゃうわ」

 

と、アマテラスお得意の炎をフリーゼルにかます。

 

ヤツは文字通り流星となって何処かへ旅立って行った。

 

「なんかあっさり殺られてるねw」

 

「男子勢の立場が危うい気がするんだが……」

 

女性陣だけで片付けてしまったために危機感を覚える。何だかんだで強いな………。

 

「じゃあこの調子で行くぞ」

 

そして隠れ階段を降りて行く―――――

 

 

 

Side;イッセー out

 

 

Side;リアス

 

「―――――朱乃、あの燃えてる者は何かしら?」

 

「あらあらうふふ♪綺麗な流星だこと」

 

恐らくイッセー達に殺られた者だろうと判っているがゆえに可笑しくてしょうがないわね(笑)

 

「あれは………フリードか!?!?」

 

「さて、貴方達にも消えて貰うわ」

 

両手に滅びの魔力を集め―――放出するッ!!

 

「クッ!!お、おのれ!!グレモリー家の次期当主め――」

 

堕天使が最後まで言い切る前に深紅の閃光が視界を染め――――――

 

 

 

 

――――残ったのは二人の美女と真っ黒な羽根だけだった――

 

 

 

「さて朱乃、私達も行くわよ?」

 

「ええ、リアス。うふふ、イッセー君の活躍が楽しみですわね♪」

 

二人の美女は廃れた教会へと歩き出す。

 

 

 

 

 

――――――彼女らの足跡には黒い羽根が踏み潰されていた――――

 

 

 

 

 

Side;リアス out

 

Side;イッセー

 

隠し階段から下へ降りると突然大きな扉が目に写る。

 

この向こうにアーシアが居る…………。

 

「―――行くぞ」

 

皆は小さく頷き、一気に扉を押し開けた………ッ!!

 

「アーシア!!!!!!」

 

「イッセーさん!!!!!!」

 

アーシアは――――――部屋の一番奥の十字架に磔にされていた…………ッ!!そしてその隣には穢い笑みを浮かべるレイナーレ…………ッ!!

 

「あら、随分早かったじゃない。でも残念だけどちょっと遅かったわ。もう準備は整ったの。ああ、アザゼル様、シェムハザ様。私は今日を以て至高の堕天使となります。これであのお二方の寵愛を受けられる!!」

 

訳わかんねぇ長台詞を吐きながら幸悦とした表情をする。そしてすぐに俺たちへ向き直り、

 

「その儀式がもうすぐ終了するわ。貴方達は黙ってそこで見てなさい」

 

「アーシアを放せ!!!!」

 

氷の槍をレイナーレへと放つ……ッ!!が、簡単に避けられてしまった。そしてはぐれ神父どもが道を塞ぎながら攻撃してくる…………ッ!!

 

くそ……ッ!!邪魔すんじゃねぇ!!!!

 

その時、緑色の眩い光が部屋を包み込む。俺は自然とその輝きを発している方を見た。

 

その輝きがアーシアから発せられている…ッ!!

 

「さあ、貴方の回復の力、その神器『聖母の微笑』を頂くわ」

 

そして光が強さを増す…………ッ!!

 

「ぃ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああッ!!」

 

アーシアのこれまで聞いたことのないほどの絶叫……ッ!!

 

「アーシア!!!!!!邪魔すんじゃねぇえええ!!!!!!!!!!」

 

神父どもを蹴散らしながらアーシアのもとへ駆け付け、氷の槍をレイナーレへと放つ……ッ!!

 

レイナーレは軽々後方に回避するが、アーシアとの距離が開き、その一瞬でアーシアを磔から解放する。

 

「アーシア………もう大丈夫だ」

 

「イッセーさん…………」

 

アーシアはかなりのダメージで力が入っていない。

だが後はここから脱出するのみだ!!

そう考え、すぐに脱出しようとしたとき―――アーシアの胸から緑色の光に包まれた二つの指輪が浮かび上がった!!

 

「うふふ、残念ねぇ。私の方が早かったみたい」

 

そう言って、指輪を自分に取り込む。

 

「ああ、何と言う心地良さ………。これで私は至高の堕天使になった。これで今まで馬鹿にしていたもの達に目にもの見せてあげられる………。――ああ、その聖女はもう用済みだから貴方にあげるわ♪」

 

只々、こいつが許せない……!!

 

全身から憤怒のオーラを滾らせながらドスの聞いた声で、

 

「―――おい、今すぐその神器をアーシアに返せ」

 

「嫌よ♪」

 

――――心底ムカついた………。

 

「黙って返しやがれレイナーレェェェェエエ!!!!!!!!!!」

 

「うるさいわね!!!!下賎な下級悪魔ごときがこの私に命令すんじゃ無いわよ……ッ!!!!」

 

レイナーレは光の槍を生み出し俺とアーシアへと突き立てる……ッ!!だが俺は紙一重で避け、そのまま出口へと走り出した……ッ!!!!

 

その時、はぐれ神父どもが光の剣や銃で攻撃してくるが、

 

「イッセー君!!早く!!」

 

「………行ってください」

 

木場と小猫ちゃんが壁役になってくれた………!!!!

 

「――――すぐに蹴散らして上がってこいよ!!!!」

 

それだけ言い残して、階段を駆け上がる………ッ!!

決して振り返ることだけはしなかった―――

 

 

 

 

 

隠し階段の入り口から出て、近くの長椅子にアーシアを寝かせる………。

 

「おい!!しっかりしろ、アーシア!!!!もうアーシアは大丈夫なんだ!!」

 

「―――――イッセーさん………、私、すごく…楽しかったです……。一緒にゲームセンターで遊んで…一緒に映画を観て……、一緒に美味しいご飯を食べて……、すごく…………すごく…楽しかったです」

 

力なくアーシアはそんなことを言ってきた………ッ!!

 

「ふざけんなよ………ッ!!まだ見せてないものたくさんあんだぞ!!まだ行ってないとこたくさんあんだぞ…ッ!!

カラオケだろ?ボウリングだろ?遊園地だろ?他にもまだまだあるんだぞ……!!」

 

だらしなく涙混じりに話し掛ける……ッ!!

 

「イッセーさん……」

 

「それにほら、学校だよ!!俺のダチ紹介するよ。松田と元浜ってヤツがいるんだ…ッ!!そいつらスケベだけどとても面白くていいヤツなんだ…ッ!!きっとアーシアとも仲良くなれる……ッ!!だから、コレからもっと楽しく遊ぶんだから……ッ!!そんなこと言うなよ……ッ!!」

 

全然呂律が回らなくなってきた……。

 

アーシアは一度微笑んで………、

 

「………ありがとう、イッセーさん………」

 

それだけを言い残して全身力が完全に抜けきった…………。

 

「……アーシア…?アーシア……ッ!!―――――何でだよ……ッ!!何でアーシアが死ななくちゃいけねぇんだよ……ッ!!ただ、友達が欲しかっただけのアーシアが何で死ななくちゃいけねぇんだ!!」

 

両目から止まること無く涙が溢れる……ッ!!

 

「……おい!!神!!見てんだろ!!何でアーシアが死ななくちゃいけねぇんだ!!誰よりも優しい聖女のようなアーシアが、何で死ななくちゃいけねぇんだ!!」

 

アーシアを抱き抱えながら叫ぶ!!喉が切れて血の味が広がるがそんなの無視して叫び続けた…ッ!!

 

「俺が友達だからいけないのか……ッ!!悪魔が友達だから無しなのか!!答えろよ!!」

 

「下賎な下級悪魔が教会で懺悔なんて笑えるわね♪」

 

――――最も憎き声が月明かりに照らされた教会に響き渡る……ッ!!




いかがですか?アーシアをできるだけ可愛くしたかったんですけど………。
それとイッセー強いけど弱い感じにしたかったんですけど………。

はい、次回で旧校舎のディアボロス編は完結します!!

誤字脱字等ありましたら遠慮無くどうぞ。その他感想アドバイス等も受け付けてますので、次回もよろしくお願いいたします!!

ちなみに、番外編で使い魔を手に入れる話を予定していますが、希望がごさいましたら遠慮無くどうぞです。ちなみに原作19巻で出てきた『虹龍|スペクター・ドラゴン』は決定しています!!ご了承願います!!m(__)m

では、次回で会いましょう!!
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