警視庁・捜査一課関警部の殺人特急   作:新庄雄太郎

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特急「あさま」の車内で殺人事件が発生した。


第1章 信州高原特急「あさま」で殺人

18時53分長野発のL特急「あさま36号」は終着の上野を目指してまっしぐら。

 

そこへ、1人の客が何かを見つけた。

 

と、その時だった。

 

キャーッ!

 

女は、悲鳴を上げた!。

 

「どうしたんですか。」

 

「大変よ、人が死んでるのよ。」

 

「何だって。」

 

と、1人の男客稼車掌を呼びに行ってきた。

 

「どうしました。」

 

「大変なんですよ、車内で人が死んでるんですよ。」

 

「えっ、何ですって。」

 

早速、車内へ向かった。

 

「こ。これは酷い、すぐに死体を下さなければ。」

 

「それで、次の駅は。」

 

「間もなく、終着の上野です。」

 

21時44分、特急「あさま36号」は定刻通りに上野駅に到着した。

 

上野駅で起きた特急「あさま」の事件は特捜班にも伝えられた。

 

「えっ、特急「あさま」の車内で女性の死体が発見。」

 

と、高杉は驚いていた。

 

「えっ。」

 

「おいっ、上野駅で特急「あさま」の車内で女性の死体だ、すぐに向かってくれ。」

 

「はい。」

 

そう言って、南と高山と松本と梶山は現場へ向かった。

 

「やはり、毒殺の可能性が高いな。」

 

「ええ。」

 

「間もなく、警視庁が到着するようです。」

 

暫くして、警視庁・捜査一課の関警部が到着した。

 

「おい、それで被害者の死因は?。」

 

「どうやら、毒殺の可能性があります。」

 

「ほう、毒殺か。」

 

「ええ。」

 

「被害者のバックのくすりケースにはカプセルのようなものが。」

 

「ほう、被害者はこれを飲んで殺害したのか。」

 

「ええ、恐らくな。」

 

「という事は、被害者は上田から長野から乗車したのでしょうか?。」

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「特急「あさま」。」

 

と、高山は言った。

 

「どうした、高山。」

 

「ええ、僕もよく信州へ行く時は特急「あさま」に乗るからね。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「ん、君は。」

 

と、南は関警部に言った。

 

「あっ、確か東海道新幹線の事件の時の。」

 

「ほう、覚えていてくれたんですか。」

 

「恐らくこれは、殺人の可能性があります。」

 

「公安隊は、そう思うのかね。」

 

「ええ。」

 

「なるほどね。」

 

「つまり犯人はどこかで下車したんではないでしょうか?。」

 

と、南は言った。

 

「停車駅は高崎の可能性があるな。」

 

「ああ、それも考えられますね。」

 

「よしっ、我々は特急「あさま」殺人事件として我々で捜査してみます。」

 

特急「あさま」で起きた女性の死体は殺人事件と断定し、警視庁に特別捜査本部を設けた。

 

東京中央鉄道公安室・公安特捜班

 

「この特急「あさま」に乗っていた女性は誰かに薬を渡して殺害したんじゃないでしょうか?。」

 

「ほう、誰かに渡されて殺害したって事か。」

 

「ええ。」

 

「なるほどね。」

 

「犯人が持ち去ったんじゃないでしょうか?。」

 

と、梶山は言った。

 

「ああ、それも考えられるな。」

 

「問題はだね、犯人は何処で下車したかだ。」




女が特急の車内で毒殺されていた。

そして、犯人が使った列車トリックとは?

次回もお楽しみに
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