警視庁・捜査一課関警部の殺人特急   作:新庄雄太郎

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次の日、南と高山は長野へ向かった。


第4章 別所温泉

次の日、南と高山は上野発午前7時00分のL特急「あさま1号」に乗って長野へ向かった。

 

「上野を7時に発車して上田へ着くのは9時27分だって。」

 

「そうか。」

 

「つまり、被害者は長野か上田で特急「あさま」に乗って毒殺したと考えられるんじゃないかな。」

 

と、南は高山に言った。

 

「でも、問題なのは犯人は何処から乗って来たかですよね。」

 

「ええ。」

 

南と高山が乗った特急「あさま」は上野から長門と新潟県の直江津まで走る特急列車である、ヘッドマークには浅間山が煙が出ているイラストが描かれている。

 

9時27分、特急「あさま1号」は上田に到着した。

 

「どうもご苦労様です、長野県警の堀川です。」

 

「鉄道公安隊の捜査主任の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

と、挨拶をしました。

 

「現場へ案内します。」

 

「お願いします。」

 

南と高山は長野県警のパトカーに乗って別所温泉へ向かった。

 

「うーむ、これはやはり特急「あさま」で起きた事件と同じ手口ですね。」

 

「えっ、それは一体どう言う事なんですか。」

 

と、堀川刑事は言った。

 

「実は、被害者はカプセル入りの毒薬で殺害されたんです。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「ええ、被害者は東京から別所温泉へ行っていたと考えられます。」

 

「という事は、一連の毒殺事件は特急「あさま」と長野で起きているって事ですか。」

 

「ええ、我々はその線で捜査しています。」

 

「これは連続殺人事件です。」

 

と、高山は言った。

 

「えっ。」

 

「何だって。」

 

「これらの手口から見ると、犯人は同一人物の可能性があります。」

 

「ええ。」

 

「これは、警視庁と長野県警と合同捜査した方がいいかもしれないな。」

 

と、南は高山と堀川に言った。

 

「被害者の二人は、同じ会社に勤務する社員って事は分かっています。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「我々が分かっているのは、東京から新幹線に乗って名古屋から特急「しなの」に乗って長野へ向かい、そこから別所温泉へ向かったと思われます。」

 

「つまり、第一の被害者は特急「あさま」に乗って被害者は駅弁と食べてお茶を飲んだ後にカプセルを飲んで毒殺したと考えられます。」

 

「ほう、その可能性が高いって訳か。」

 

と、堀川刑事が言った。

 

「ええ、恐らく。」

 

5分後、警視庁では1人の男を逮捕したと連絡があった。

 

「何、被疑者を逮捕した!?。」

 

「ああ、今警視庁の関警部から連絡があった。」

 

「そうですか、班長、犯人は同一人物じゃないでしょうか?。」

 

「いや、まだわからんが取り調べしているそうだ。」

 

「そうですか、やはり犯人って事も。」

 

と、南は言った。




その男が、犯人なのか?
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