その日、桂陽に激震が走る。
 敵は自軍の何倍の勢力を誇る劉備軍。
 桂陽太守、趙範は選択を迫られていた。
 これは、後世において無能と断じられた男の生涯。
 ※タグに独自設定、独自解釈を追加しました

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 息抜きに書いた、短編。
 設定とかぼろぼろだけど作った。


恋姫無能 趙範伝

 その男は無能だった。

 

 その男は所謂転生者であり、生まれもっての早熟さであらゆることを湯水のごとく吸収し、早くも曹操の配下の一人として参入した。

 

 しかし、現実は男に対して厳しかった。

 曹操幕下で蔓延る女尊男卑の風潮、男と曹操の側近の間にある信頼関係、圧倒的才能の差。

 男には才能が足りなかった。

 それは男が十分に理解していたことであった。

 それでも男が此処までやって来れたのは、男がひたむきに真面目であったからだろう。

 

 気付けば、男の同輩である女性は男の何倍も出世し、男の後輩もまた、男を顎で使う立場となった。

 

 劣等感がなかったとは言わない。

 悔しさに涙した日もあった。

 

 ある日、男は、主君に呼ばれることとなった。

 あぁ、やっと報われる日が来る。

 男は柄にもなく嬉しくなった。

 結果は努力をした者に与えられる。

 男の座右の銘である。

 

『本日付で、趙範を桂陽太守に任ずる』

 

 階級で言えば確かに出世と言えた。

 しかし、実際には体のいい左遷であった。

 

 男に拒否権など元から無い。

 その命に従うしかなかった。

 ふと、鏡で自身の顔を見つめる。

 

 そこには、随分とくたびれた男の姿があった。

 

(ずいぶんと・・・・・・老いてしまったものだ)

 

 男は自身をそう皮肉る。

 

 あぁ、なんと愚かなことだ。と男は自身の生き方を考える。

 きっと、これが最後の仕事となることを男は感じた。

 

 赴任先の郡は決して裕福な土地と言えず、男と同時期に荊州に移った男達も同様、四苦八苦しながら土地を肥やし、商業を活発化させ、のんびりと、されど驚異的な速さで彼らの領地は発展していった。

 しかし、その幸せを時代は許さなかった。

 

「陳応様! 討ち死!」

 

「そうか・・・・・・。下がれ」

 

「はっ!」

 

 慌ただしくなる桂陽の太守館。その一室に彼は居た。

 

「終わったな・・・・・・」

 

 男はひっそりとそう呟いた。

 はなから無理な話だ。

 名将、猛将ひしめくかの劉備軍に対し持ちこたえるなど。

 

「伝令!」

 

「・・・・・・」

 

「鮑隆様! 劉備の暗殺に失敗し、自死を遂げました!」

 

「そうか・・・・・・死んだか。たわけめ・・・・・・何故、皆僕より先に逝く・・・・・・!」

 

 趙範の顔に浮かぶのはただただ、悲痛な顔だった。

 

 謁見の間を趙範は上座から見渡す。

 

 みんな、皆、死んだ。

 同じ荊州南部四英傑は劉度と自分以外もういないのだ、酒のみの陳応も、自らの武勇を誇りとしていた鮑隆も、もうこの世には居ないのだ。

 

「おかげて僕は・・・・・・、ひとりぼっちになってしまった」

 

 その言葉を返す者は居らず、シーンと静まり返っている。

 

「さて、最期の仕事だ」

 

 男はそれでも前を見る。

 失ったものが有るから、守らなければいけないナニカが男には在るのだから。

 

 太守館を出て、街を一望出来る場所へ出る。

 

 其処には様々な顔があった。

 若い少女が居れば、年老いた母と、それにつきそう賢そうな青年。

 汗にまみれた壮年の人夫、薄化粧をした女娼。

 

 生まれも育ちも、年齢や性別の違う彼らは皆一様に不安を隠せずにいた。

 

「我が桂陽は・・・・・・」

 

 男は言葉に詰まった。

 本当にそれでよいのかと、未だ残る死の恐怖が、彼を躊躇させた。

 

 死ぬのは怖い。

 男にとっては二度目の死が迫っている。

 無駄な人生だった。

 男は英雄に憧れた。

 自分なら出来ると、勝手に思い込んでいたのだ。

 あぁ、何という思い違いた! 黒歴史だ!

 死を嫌悪する。

 そればっかりはどうしても克服出来なかった。

 

 けど、それでも・・・・・・、それでもだ。

 やらなきゃいけないことがある・・・・・・!

 

「我が桂陽の敗北は、決まったも同然である」

 

 ざわつく民衆、ぐっと苦虫を噛む軍。

 男はそれをただ見つめていた。

 数秒・・・・・・、男はゆっくり息吸い、呼吸を整える。

 

「それでも僕は、桂陽に残ろうと思う」

 

 一瞬。

 その発言に、みな、息を呑んだ。

 なにをバカな! と誰もが思う。

 しかし、男の話は終わっていない。

 

「勝ち目は無い。あぁ、絶望的なくらいにね。交祉の援軍も期待出来ないだろう」

 

 この時、男のいう交祉の援軍とは、桂陽の数少ない交易相手であった士ショウのことである。

 しかし彼は数日前に死去し、交祉は呉のおもうがままに蹂躙されている。

 

「はっきり言って、死ぬ戦いだ。無茶も無謀も理解している・・・・・・」

 

「ならばなぜ・・・・・・!」

 

 群集の中から、あるいは軍の中からそのような声が聞こえた。

 男はその声に対し、口が震えそうになるのを我慢しながら応えた。

 

「・・・・・・それが、僕の勤めだからだ」

 

 思えば長年、太守として赴任して初めて生きがいのある仕事だった。

 自分が偉いという大いに自尊心を満たす役職であり、また、自分の力で、自分の政略で発展する市井を見、増える決算書を見ることが密な生きがいだったのだ。

 

 あぁ、そうか・・・・・・。

 

 やっと、男は理解した。

 なせ、こんなにもこの郡に拘っていたのかを。

 

 僕は、この街が好きだったんだ・・・・・・。

 

 情が湧いた、愛着をもった。

 字にすればそれだけのことである。

 

 ふと、街を見渡す。

 民衆は男の声を待ち続けている。

 しかし、男の目にはそのようなものは映っていない。

 

 宝だ・・・・・・。

 

 街が、民衆が、建物が、大地が、そのすべてが男にとってまるで宝石のように煌めいているのだ。

 

 そうか、僕が望んだモノは、もう、僕の手にあったんだ。

 英雄になんて成らなくても良かったんだ。

 

 不意に、涙が零れそうになる。

 

「僕は、桂陽太守、趙範だ。この郡の総責任者だ」

「だから、責任をとらなきゃならない。他の誰でもない僕が・・・・・・」

 

 昼の市井とは思えないような静けさで皆が男の言葉に耳を傾けていた。

 

「・・・・・・よっこいしょ」

 

 不意に、男は地べたに胡座をかいて座り込んだ

 

「僕は、此処に居続けようと思う。僕は、そう決めた」

 

 男の顔は穏やかだった。

 これから死ににいくとは思えない、迷いの晴れた涼しい笑顔だった。

 

「次は、君たちが選択するときだ。逃げてもいい。誰もその選択を責めたりしない。死ぬのは怖い、僕だって怖い」

 

 数秒の沈黙。

 その、沈黙を打ち破ったのは、とある若い兵士だった。

 

「太守様、そこにいられては困ります。戦が始まった時に邪魔になりますから」

 

「えっ?」

 

 男からしたら、驚きの行為であった。

 

「オイお前ら! 此処で逃げる奴以外、来てくれ! 投石の準備だ!」

 

「おう!」

 

「此処で逃げるなんざ、男じゃねぇよ!」

 

「戦いが終わったら、好きなだけ休めるんだ。良い仕事じゃねぇか」

 

 そこには、誰一人逃げることなく籠城戦に取り掛かる兵士達の姿があった。

 

「趙桂陽太守閣下! 命令をくれ! 俺たちは最期までアンタについて行く!」

 

「・・・・・・馬鹿だなぁ、つきあう必要なんて無いのに」

 

「馬鹿じゃなかったら、俺たちゃ、どっかの将軍になって、太守様より偉くなってるよ」

 

「違ぇねぇ」

 

 ゲラゲラと下品な笑い声を上げる兵士たち。

 男はそれが、なんだか美しいものに見えた。

 

『グ~』

 

 そこで、とある兵士の腹の音が聞こえた。

 

「いけねぇ! まだ飯食ってねぇ!」

 

 兵士たちは、それを見てまた盛大に笑う。

 

「アンタ達! 飯食ってないなら、あとでアタシんとこきな! うまい飯たらふく食わせてやんよ!」

 

 ふと、眼下を見ると恰幅のよい宿屋の女将が鍋を振るう動作をする。

 

「いや、あんたらは逃げろよ。此処にいたら戦場になるぞ」

 

「馬鹿だねぇ! あたしが居なくなったら誰が飯を作るんだい! どうせならうまい飯でも作ろうじゃないの!」

 

「いや・・・・・・」

 

 兵士たちは戸惑って反論しようとするが、言い返す言葉が見つからない。

 

「おい、兵士さんよぉ! あんたら、石の切り方分かるんかぁ!」

 

「? 石なんて、切らなくてもいいんじゃ・・・・・・」

 

「か~! これだから若いもんは。投石にだって大きさはある! 大軍と戦うなら、べらぼうに必要になるんだぞ! 話んなんねぇ! 行くぞお前等!」

 

「「「へい! 親方!」」」

 

「趙太守様! 弩は幾ら必要でしょうか!」

 

「剣も、防具も必要だ! 日に幾ら造れる!」

 

「治療院は、何時でも空いてます! 兵士の方優先にしますので、何時でもご利用ください!」

 

 一人を皮切りに、民衆が一つとなった。

 

「この桂陽を愛して居るのは、あなただけではないのですよ」

 

 ポン。と肩を叩かれる。

 

「嬉しいなぁ。あぁ、こんなに嬉しいのは初めてだ」

 

 もはや、視界ぼやけてなにも見えない。

 顔はクシャクシャでとてもじゃないが見せられる状態じゃない。

 

「太守様!」

 

「・・・・・・どうしたのかな」

 

「とてもじゃありませんが、私たちに出来ることはありません」

 

「なに、その言葉だけで、十分です」

 

「ですので、子供達をつれて逃げます。家は、自由にして結構です」

 

「そうですか」

 

 当然、このように、逃げゆくものもいる。

 

「・・・・・・これを、あなたに」

 

「これはいったい・・・・・・?」

 

 男から手渡された書状を訝しげに見る女性。

 

「曹孟徳殿、並びに鐘元常殿への書状です。北門を通って、河川を越えれば魏です。必ずや力になってくれるでしょう」

 

「そんな・・・・・・、勿体無きお言葉!」

 

「速く行きなさい、子供達が待っているでしょう」

 

 女は、男を何度も振り返り、何度も礼をした。

 もう、二度と会うことが無くても、男はこの景色を決して忘れまいと誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「趙さん」

 

「劉ちゃんか。どうしたんだい、ここは戦線だよ。危険だ。すぐに戻りなさい」

 

 桂陽を守る城壁の下で彼女はいた。

 彼女は劉度は、隣郡の太守で、既に劉備達の軍に降伏していたことは知っていた。

 彼女はただ、悲しそうに、辛そうに、趙範を見ていた。

 

「趙さん。もう、無理だよ、勝てないよぉ」

 

「・・・・・・」

 

「このままじゃ、趙さん。死んじゃうんだよ。いいの、本当に、それでいいの・・・・・・?」

 

「・・・・・・よくは、ないんだろうね」

 

「だったら・・・・・・!」

 

 本当にいい子だと、趙範は思う。

 桂陽に来て、この隣郡の太守は趙範にとってまさしく娘のような存在だったのだから。

 故に想う。

 彼女が生きててよかったと、これで、何の憂いもなく勤めを果たせると。

 

「でも、僕は太守だ。此処にいる民草は、僕と共に死ぬことを選んだ。・・・・・・劉ちゃん。僕は勤めを果たさなきゃならないんだ」

 

「趙さん・・・・・・」

 

 劉度の顔に浮かぶのは、絶望の一字。

 彼が娘を想うように、娘もまた父を想うのだ。

 

「やだよ・・・・・・、やだよ、やだ! やだよ! ねぇ! お願い! 生きて、生きてよ! 趙さん! もう、わがまま言わないから! 好き嫌いだってしない。は、恥ずかしいけど、おねしょもしないから、だから・・・・・・!」

 

 劉度は叫ぶ、心の底から、その思いの丈を、ただ一人の男に向けて。

 

「・・・・・・涙」

 

「趙さん・・・・・・!」

 

 頼むと、お願いと、劉度は趙範を見つめる。

 

 けれど、それは男に届かない。

 趙範は劉度を見て、笑みを浮かべ、そしてーーー

 

「・・・・・・ありがとう。さようなら」

 

 と、言った。

 

 

 

 

 

 

 燃え盛る、桂陽、おびただしい程の骸。

 老若男女問わす、桂陽の民は皆、死に絶えた。

 

「あなたの負けです。趙桂陽太守」

 

「あぁ、私の敗北だ」

 

 趙範は、青龍刀を持つ一人の麗人に刃を向けられていた。

 されど、その瞳に怯えはなく。

 ただ、達観した顔のまま、麗人を見ていた。

 

「投降して下さい」

 

「断る!」

 

 趙範は堂々と言い放つ。

 もはや彼に恐れはなかった。

 

「・・・・・・もう一度言います。投降してください。・・・・・・あなたはもう、十分戦ったではありませんか」

 

 麗人から発せられる威圧に必死に立ち向かう趙範。

 それでも、彼の心は変わらない。

 

「いいや、まだだ! ここに一人立っている。ここに一人、いるじゃあないか」

 

「それはーーー」

 

 それは正に此処で死ぬと言うこと。

 

「青龍刀に長く美しき黒髪、美髪公、関雲長殿とお見受けする。相違ないか・・・・・・」

 

「如何にも、我こそが関雲長。投降しないならば、我が青龍刀の餌食になるか!」

 

「かの関雲長に切られるならば、武人として本望」

 

 双方とも、一歩として退かず、関羽が青龍刀を振り上げたその時・・・・・・!

 

「待って、愛紗ちゃん」

 

「桃香様・・・・・・!」

 

「初めまして、趙範さん。わたしは劉備玄徳。蜀漢の劉玄徳です」

 

「ほう、あなたが」

 

 桃髪に肉付きのよい身体、慈雨を持った瞳に、覚悟を纏わせた王。

 それが彼女、英雄劉玄徳だった。

 

「して、あなたはここで何を?」

 

「うん、ちょっと趙範さんと話がしたくてね。良いかな?」

 

「構わないさ、それで、僕にどんな話を?」

 

 男は問う、英雄に。

 英雄は答える、その想いを。

 

「趙範さんはどうして戦うの」

 

「それが、僕の勤めだからさ」

 

「どうして、皆死んでしまっても戦うの」

 

「それは、僕の勤めだからさ」

 

「言い方が悪かったね、どうして、桂陽の民を死地に?」

 

「それこそ、愚問だ。彼らは覚悟していた。死ぬとわかっていても、戦った。僕なんかより、よっぽど出来た人間だよ」

 

 趙範は、想う。

 誰も彼もが死んでしまったと。

 もう、この世にはいないのだと。

 

「僕は、彼らの覚悟を無駄にしちゃいけない。みんなが死んで、僕だけがのうのうと生きる。其れだけは、しちゃいけないんだ」

 

 それだけは赦せない。

 他の誰が赦そうと、僕自身が許せないと。

 趙範の目はそう、物語っていた。

 

「劉玄徳殿、僕は別に貴女を恨んでいる訳じゃない」

 

「・・・・・・良いんだよ、恨んだって。わたし達はそれほどのことをしたんだから」

 

 趙範は少しだけ笑みを浮かべ、剣を劉備に向ける。

 青龍刀を構えようとする関羽を手で制し、同じく剣を趙範の首もとに供える。

 

「劉玄徳殿に王道を問う!」

 

「応!」

 

「汝、何のためぞや、天下を往く!」

 

「万人が為の世を創るが故!」

 

「汝、何を想うて、天下を往く!」

 

「万人が笑う世の為!」

 

「笑止! 斯様な世を創れると本気でお思いか!」

 

「喝! 理想を掲げずにどうして我が世を創れずと言うや!」

 

 数舜の沈黙の後、彼らは剣を上段へと構え直した。

 

「とんでもない理想論だ。無茶無謀を知っての事と」

 

「そうだろうね、こんな立場じゃなかったら、ただの小娘の青臭い理想論に他ならないからね」

 

「なに、僕もそういうのは嫌いじゃない」

 

 誰もが一度は通る道だ。

 しかし、誰も彼もが、現実へと押し潰され、いつかは折れてしまう。

 

「それは、茨の道だよ。決して届かないのかもしれない。君は、本当にそれでいいのかい」

 

「うん、それが、死山血河を渡ることだとしても、数え切れない罪科を担おうとも・・・・・・わたしは決して諦めない」

 

 あぁ、この娘は、一体どれほどのなじりを、絶望を味わって来ただろう。

 それでも、彼女は折れない。

 きっと、何処までも走り抜けられる。

 

 

「お人好しだな、君は」

 

「趙範さんもだよ、わざわざ、抱え込まなくてもいい物を抱え込んじゃってるんだから」

 

「ははは、手厳しいな・・・・・・」

 

 当たり前だ。

 敗北も当たり前だ。

 彼女は最後まで、世界を見ていた。

 趙範の世界はこの桂陽だけ。

 みてる世界が、想いが、どうしようもなくかけ離れていただけ。

 

「・・・・・・辛くはないかい」

 

「皆がいるから、わたしは平気」

 

「・・・・・・そうだなぁ、僕はひとりぼっちになってしまったからな」

 

「貴方は悪くない」

 

「君も悪くはなかっただろう」

 

 誰も彼も悪くない。

 敢えて何が悪いとするならば・・・・・・。

 

「「時代が悪かった」」

 

 ただ、それに帰依する。

 

「わたしは、この乱世を終わらせる。何千、何万という、血と、罪を全部背負って、きっと皆が笑って暮らせる世の中を創ってみせる!」

 

「ならば、僕の屍を越えて往け・・・・・・!」

 

「是非もなし!」

 

 その日、桂陽を最後に荊州南部四郡は攻略された。

 趙範は桂陽にて、籠城すると約百日。

 郡人全員の玉砕をもって、その生涯を閉じた。

 

 後の世は彼を、無能となじる。

 

 


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