君がバンドのボーカル   作:アッシュクフォルダー

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第一話 ボーカルは君しかいない!

私の名前は、瀬川美羽。

花咲川女子学園高等部の一年生で、

歌とダンスが、とにかく大好きな、女の子!

 

今日も全力投球で、頑張るぞー!

 

ライブハウスにて。

 

わたしは、ライブハウスの中にある、

カフェにやって来た。

 

すると、ある子達の声を、何気に聞いていた。

 

(なぁ…オレらのバンド、ボーカルが不在なんだよな~)

 

(活動しても、ボーカルが居なかったらな…)

 

(でも、ボーカルの子、なかなか、見つからないもんね…)

 

ここは、わたしが!ということで…

 

「やります!わたしがボーカルやります!」

 

「あの…どちら様ですか?」

 

「わたし、瀬川美羽って言います!

花咲川女子学園高等部の一年生で…歌に、

すごく、自信あります!」

 

「よーし!それじゃあ、お願い出来るかな…?」

 

「任せてください!」

 

こうして、美羽は、ボーカル不在のバンドで、

ボーカルになりたいと自ら志願して、

このバンドに入った。

 

貸しスタジオにて

 

「という訳で、自己紹介だ。

俺は篠田拓也。横山第二高校の二年生」

 

「はいはーい!白川こむぎ!

横山第二高校の一年生!」

 

「白川いろはです。

こむぎの姉で、横山第二高校の二年生です」

 

「若原ゆいだよ!横山第二高校の一年生!」

 

「みんな、よろしくね!」

 

「ということは、わたしが、キーボードで、

拓也くんが、ドラムで、

いろはさんが、ギターで、

こむぎちゃんが、ベースで、

えっと…美羽ちゃんが、ボーカルだね!」

 

「やっと、集まったな。オレ等のバンドが」

 

「バンド名は何て言うんですか?」

 

「わたしたちは、一応、

デリシャス・ワンダフルっていう、

バンド名があるけど、まだ、ライブを一度もしていなくて…」

 

「そんで、名前と楽器が決めれたのはいいけど、

肝心のボーカルの子がいなくて…

そんで、半年が経過しそうになっているって訳だ」

 

「美羽ちゃんは、キセキだよ!」

 

「わたしも、そう思う!」

 

「それじゃあ、どんな曲で練習するの?」

 

「わたし達のイメージだと、明るさだから、

ハロハピや、パスパレ、憧れのポピパが、

コンセプトとかな?」

 

「ハロハピとパスパレが、33%ずつで、

後のポピパだけ、34%だ」

 

拓也は思った。

 

(美羽の奴…初対面だけど、可愛さとカッコよさを、

両立させている…何て言うか…タイプ…)

 

「どーしたの?拓也くん?」

 

「ゆい!」

 

「さっきから、ずっと、美羽ちゃんの顔を、

ジロジロ見ているけど、好きなの?」

 

「んな訳あるか!だいたい、初対面の人に、

一目ぼれなんて、単純すぎるだろ!」

 

「でも、可愛いと思うけどな~」

 

「学校で良く言われるの?」

 

「うーん、そんなに、言われないかな?」

 

「はいはい。私語は、その辺にして、

練習するよ?本格的な初練習だよ?」

 

「それじゃあ、いくよー!」

 

「おーっ!」

 

こうして、本格的な練習が始まった!

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