10月に入り、花咲川女子学園の学園祭まで、あと数日。
瀬川美羽は、三角初華と八幡海鈴と会話をしていた。
「あなたもバンドをしていると」
「うんっ!でも、混合でバンドをやりたいなーって思って!」
「わかりました」
「私もやってみたいって思っていたの!」
美羽と初華のダブルボーカル。
海鈴のベースは確定したが、それでも、メンバーが足りない。
その為、キーボード、ドラム、ギターを探す事になった。
「三年生に、イヴさんやはぐみさん、こころさんに、
生徒会長の美咲さんにポピパの面々がいますよ?」
「三年生の教室に行ってみる!」
生徒会室。美咲に対して、美羽が直談判をしていた。
「良いとは思うけど、アタシは出ないよ?」
「じゃあ、他の人でも!」
「じゃあ、こころとはぐみに言ってみるね…
後、戸山さんにも…」
結果的に、混合バンドは、
ギターはたえ。ドラムは菜月。キーボードはイヴになった。
「やっほー!美羽ちゃん!呼んでくれてありがとう!」
「混合バンドのライブ!必ず成功させましょう!
必勝ですね!押忍!」
「なぜ、私まで…」
市津菜月は、ドラムをしたこと無いが、
こころやはぐみに無理を言われて、ドラム担当になった。
なお、ドラムは松原花音から、教わっているとの事。
この混合バンドに向けての為である。
なお、歌はパスパレの歌のカバーを二曲。
そして、後は混合バンドでやる曲であるが…
「彩先輩たちが披露した曲とか!
あの時も混合バンドだったし!」
「じゃあ、その曲で!」
その後、美羽はパスパレの曲を二曲、覚えるために、
必死で練習していた。
「美羽さんは頑張り屋ですね」
「市津先輩!」
「美羽さん。言っておきますが、私はドラムもですが、
楽器や演奏をしたことが無いので、悪しからず」
「何か、ごめんなさい…あたしが無理を言ったせいで…」
「こころやはぐみが、やって欲しいと無理を言われたので」
「弦巻先輩と北沢先輩…あー何となくわかるな…」
花咲川女子学園の学園祭 当日。
学堂のステージに、初華と美羽がステージに立った。
「次は私達、この学園祭の一日限りの混合バンド!
先輩たちが歌っていた曲を、あたし達がアレンジします!」
「その他、パスパレの曲をアレンジしているので、
ぜひ、お聴きください!」
「じゃあ、メンバーの紹介です!
ボーカルは、私、瀬川美羽と、三角初華ちゃんですっ!」
初華がお辞儀をする。
「ベースは海鈴ちゃんです!」
海鈴がベースを少し弾く。
「よろしくお願いします」
と、一日限りの混合バンドメンバーの自己紹介をした。
「ギターは花園たえ先輩!」
「みんなーよろしくねー!」
「キーボードは、若宮イヴ先輩!」
と、たえがギターを弾く。
「ブシドー精神そのもので、ガンバリマス!押忍!」
と、イヴがキーボードを弾く。
「ドラムは市津菜月先輩!」
少しだけ、菜月がドラムを叩く。
「よろしくお願いします」
と、菜月がお辞儀をする。
「それでは聞いてください。先輩たちが紡いで伝えた、この曲を」
と、熱狂の渦の元、
美羽と初華が楽器の演奏共に、歌い始めた。