ボーカル不在であった、(デリシャス・ワンダフル)
は、ボーカルを志願した、瀬川美羽を含めて、
本格的な活動を開始した!
ポピパにパスパレにハロハピと、
次々と、それらの曲で練習していった。
「メンバー揃えたし、次はオリジナル曲だね!」
「でも、作詞作曲出来る人は…」
「うーん、いる?」
「わたし達じゃ、出来ないからな」
「まぁまぁ、すぐに出来ることじゃないからね…」
「そう言えば、バンドのコンセプトは何ですか?」
「えっとね…こうかな?」
と、ゆいとこむぎが、ハモって、こう言いだす。
「みんなで、美味しさ笑顔で、わんだふる~!
って、ところかな?」
「ポピパやハロハピに影響されて、こうなりました。はい」
と、拓也が説明する。
「でもでも!楽しいバンド!
わたしは、見てそう感じ取った!」
「直感って奴か」
「はいっ!」
「そうだな…ゆい達が、好きなものを思い浮かんでみて、
それで、作詞するってのは、どうだ?
作曲は…これから、勉強する」
「わーい!拓也くん!やさしー!」
「そ、そんなつもりは、ねー!」
と言う事で、作詞を考えてみた。
ゆい、こむぎ、いろは、美羽の4人は、
それぞれ、好きな物や何かを思い浮かべた。
その結果…
美羽は、ダンスと歌。
ゆいは、美味しいご飯。
こむぎは、イヌ、ネコ。
いろはは、リス、ハムスター。
「まぁ…自己紹介ソングになるけど、いいんじゃない?
でも、みんな、カワイイな…」
「?何か言った?」
「いーや!何でもねー!そんじゃ、
明日から、曲に起こすから、待ってろ!」
「はーい!拓也くんの、作曲、楽しみ~!」
「わたしもです!」
「そんな、一日で、終える訳じゃねーけどな!」
数日後、横山第二高校にて…
「はぁ~作詞作曲って、思った以上に難しいな…」
と、音楽室のピアノで、参考資料を基に、
作詞をしていた。
「そりゃ、一日や二日じゃ、思いつかねーな…
練習して、どこかに行って、それの繰り返しだな…」
こうして、放課後の貸しスタジオにて、
拓也は、女子達に、どこかに行くことを提案した。
「おーっ!拓也くん!ナイスアイディア!」
「アイディアって程じゃねーけどな」
「それで、どこに行く?」
「こむぎは、ショッピングモールや公園に行きたいな!」
「それじゃあ、それで、決まりだな。
でも…」
「どうかしたの?」
「5人で行くのは、大変だから、二手に分かれる。
俺とゆい。それで、こむぎといろはは、美羽と一緒に行って欲しい」
「はーい!」
「こむぎ!頑張りますっ!」
「わたしも、美羽ちゃんと遊びたいけど…
拓也くんとでも、いいよ!」
「それじゃあ、みんな、よろしく!」
と、拓也は、女子達に頭を下げるのだった。