私はヒーローを目指す   作:アッシュクフォルダー

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第十二話 蝶野瑠璃のアイドル修行

青空そらと蝶野瑠璃が公園で一緒にいた時の話。

 

「そらちゃん。笑わないで聞いて欲しい」

 

「何ですか…?」

 

「私、アイドルになりたい」

 

「アイドル!?」

 

と、そらが大声で叫ぶが、瑠璃がさらに大声をあげた。

 

「ウギャァァァァァァ!」

 

「ご、ごめんなさい…私が悪かったです」

 

「ううん。大丈夫だよ。どうしたら、なれるんだろう…?」

 

「瑠璃さんの目指すアイドル像って、ありますか?」

 

「パスパレの彩ちゃんか、麻弥ちゃんという名の王道アイドル像!」

 

「なるほど…!王道一直線ですね!」

 

そらと瑠璃は、彩や麻弥のアイドル像が、

王道だと思い込んでいる模様。

 

早速、カラオケの店へ…

 

「パスパレの歌…練習に付き合って欲しい!」

 

「わかりました!」

 

と、瑠璃が素の状態を曝け出して、急にアイドルモードになる。

 

(すごい…瑠璃さんは、本物のアイドルだ…!)

 

と、瑠璃がパスパレの曲を5曲も立て続けに歌った。

 

「次はB小町!」

 

と、瑠璃がB小町と言う、アイドルユニットの歌を歌った。

 

(何だろう…ここにアイドルがいるって感じです!

瑠璃さんは、無理をしなくても、

立派にアイドルをやっていると思いますけどね…)

 

と、そらは、思うのだった。

 

「ど、どうかな?」

 

「最高です!ここに本物のアイドルがいるって感じです」

 

「ありがとう!るりたん、とっても嬉しい!

ファンになってくれると嬉しいな!」

 

「はいっ!じゃあ、私、ファン第一号になります!」

 

即答である。

 

 

瑠璃の部屋

 

「ねーねーもっふん。そらちゃんが、るりたんのこと、

本物のアイドルって言ってくれたんだよ!」

 

(それは、良かったねー!るりたんは、

誰よりも愛しいスーパーアイドルだよー!)

 

と、もっふんという、ぬいぐるみと会話をしていた。

 

「それでね、バンドもやるけど、

アイドルもやってみたい!って、思っているんだ!」

 

(るりたんなら、きっと出来るよ!

るりたんはね、カワイイし、誰よりもキレイだから、

きっと、トップアイドルになれるよー!)

 

「ありがとう!もっふん!」

 

(るりたんなら、なれるよ!フレーフレー!

るーりーたんっ!)

 

と、もっふんの、ぬいぐるみを動かしながら、妄想を繰り広げた。

 

そして、瑠璃は普段の髪型である、ロングヘアーから、

ツインテールにして、アイドル衣装も用意、

そして、鏡にアイドル姿の瑠璃を映す。

 

誰が見ても、アイドルそのものである。

とても、根暗かつ人付き合いが出来ない瑠璃とは大違いである。

 

しかも、性格も、この姿だからか、変わっている。

 

「スーパーミラクルアイドル!るりたんを応援してねっ!」

 

と、瑠璃はウインクした。

 

そんな間、瑠璃が部屋で色々やっている時に、

そらは、アイドルとは?というのを、本で調べていた。

 

4冊ほど、本を買って、じっくり研究するのだった。

 

 

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