そらは悩んでいた。
「それにしても…キーボードとベースですか…」
すると、ほたるが…
「そらちゃん。いい考えがある」
「それは何ですか!」
「ピアノが上手な友達がいるんだ。
蘭那ちゃんって子だけど、この子に会いに、
月ノ森に行ってみない?電話で伝えておくから!」
「わかりました!楽しみにしておきます!
って、月ノ森って、お嬢様学校じゃないですか!」
「そこに、蘭那ちゃんが通っているんだ」
「お嬢様…何だか緊張します…」
「大丈夫だって!蘭那ちゃん、いい子だから!」
その後、月ノ森女子学園にて…
「ここが、月ノ森女子学園…超お嬢様学校…!」
「ま、そらちゃんから見たら…ね…」
「それで、蘭那さんは、どこにいますか!?」
「もう、そろそろ、下校時間だから、
やって来るはずだけど…あっ、蘭那ちゃ~ん!」
「久しぶりだわ、ほたるちゃん」
「ホント、久しぶり~!
あっ、紹介するね!姫野蘭那ちゃん!」
「ごきげんよう。ほたるの幼馴染の、
姫野蘭那ですわ!」
「ごごごご、ごきげんよう…!
横山第二高校の二年生の…青空そらです!」
「それで、何の用かしら?」
「実は…蘭那ちゃんにお願い事があって!」
「しょうもないことだったら、嫌だから」
「その…私達とバンド!やってみませんか!」
「う~ん、わかった。但し、条件がある」
「そ、その条件とは!?」
「私の言う事を何でも聞いてくれたら、
バンドに入ってもいいわよ」
「わかりました!何でも聞きます!」
「大丈夫かな…そらちゃん…」
と、ほたるが心配する。
「それじゃあ、私はバンドで何をすればいいのかしら?」
「ど、どんな楽器が引けれますか?」
「ピアノが一通り、弾けれるわ」
「じ、じゃあ、キーボードで!」
「いいわ、それで」
「あの…そらちゃん!」
「どうしましたか?ほたるさん!」
「蘭那ちゃん、時間厳守が嫌な子で、ワガママだけど、
でも、本当は良い子だから!」
「わかりました!蘭那さん、一緒に頑張りましょう!」
「嫌、頑張るのは嫌だから」
「後、自分のおめかし優先の子だけど、
結構、いい子だから!」
「わかりました!それじゃあ、ほどほどに…
その…マイペースで、いきましょう!」
「それが良いわね」
「ふぅ…あっ、さっそく、はるかちゃんに連絡しないと!」
その後、4人は顔を合わせた。
「ということで、姫野蘭那さんです!」
「ごきげんよう。姫野蘭那ですわ」
「初めまして、木島はるか、
このバンドのドラム担当です!
よろしくお願いしますっ!」
と、はるかは蘭那にお辞儀した。
「それじゃあ、練習に励みましょう!」
「手を抜くのは、嫌だから」
「わかっています!」
こうして、4人で練習するのだった。