蝶野瑠璃は、青空そらを誘って、一緒にお出かけすることになった。
待ち合わせ場所。そらは瑠璃より先に、到着していた。
「あっ!瑠璃さんっ!」
「…そ、そらさん…」
と、オドオドしながら、瑠璃がそらの前にやって来た。
「今日はめいっぱい楽しみましょう!」
「…そ、その…ごめんなさい…
一緒におでかけするって、言ったの、私なのに…」
「大丈夫です!その勇気が大切ですから!
私も見習って頑張ります!」
「私…もっふんを見に行きたい。
ふわふわしている、あの生き物」
「もっふんが好きなのですね!ほたるさんも好きですよ!
もちろん、私も好きです!」
「もっふんは、みんなに愛されているからね」
と、瑠璃はノリノリだった。
「それじゃあ、お店に行きましょう!」
「あ、はいっ!」
二人は、もっふんショップへ…
「フフフッ!もっふん!カワイイ!可愛すぎる!」
と、瑠璃は大はしゃぎしていた!
「好きなものが好きって言える気持ちは素晴らしいと思います。
私も、もっふんが好きですし、ヒーローが好きです!」
「そらちゃんは、ヒーローが好きなんだ」
「はいっ!テレビや動画で観る、正義のヒーローは、
私の生きる原動力です!」
「正義のヒーロー…」
「はいっ!」
その後、二人はカフェでまったりしていた。
「何を注文しますか?」
「私はカプチーノで」
「それでは、私はココアにします!」
と、そらはココアを注文し、
瑠璃はカプチーノを注文した。
「瑠璃さんは、もっふんが好きなのですね!」
「そ、そのっ!みんなには、内緒だからっ!」
「えーっ、でも、可愛いと思いますよ?」
「でも、恥ずかしいから、みんなには内緒だよ?」
「…」
そらは悩んでいた。
隠し事や内緒にすることが苦手な、そらは、
どうしたらいいのかと…
「どうしたら、内緒が出来ますか!?
その…そういうのは、苦手で…」
「言わなかったらいいから」
「わ、わかりました…」
後日
「…」
と、そらが妙にソワソワしていたので
「そらちゃん。どうかしたの?」
と、ほたるが問いかける。
「瑠璃さんは、もっふんが…」
「あーっ!」
と、瑠璃が奇声を上げた。
「ごごごごご、ごめんな…」
「言わないで!」
結局、瑠璃の、もっふん好きは、そらのせいでバレた。
「もっふんが…」
「やめてー!」
「…」
「でも、カワイイよ?もっふん」
「当たり前だ!もっふんをバカにするなら、
誰であっても、許さないし!死刑だ!皆殺しだ!」
「それは、やり過ぎ…」
と、はるかが、ツッコんだ。
「あれっ?蘭那ちゃんは?」
「もうすぐ、ここに来ると思うけど…」
「バンドの練習の日にち、忘れているとか…?」
「遅れてしまいましたわ!」
「蘭那さん!それじゃあ、やりましょう!」
「手を抜くのは、嫌だからね?」
「わかっています!」
バンドの練習をした。