ネビュラ・カルテット   作:KQ

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今回からChapter02スタートです!

あと新キャラも登場します。


Chapter02 ホロウの中心で…を叫んだ?
白祇重工からの依頼


 

--黒雁街跡地--

 

「一難去ってまた一難って言葉は治安官時代によく聞いた。というかだいたいのことわざは青衣先輩から教わった」

 

読書の諸君、ここのクソ作者は章の終わりごとに一日投稿を休むんだ。早めに言うことが出来なくてごめんよ、なんせクソ作者は言葉足らずな部分があるんだ。

 

話は変わるけど、実はここのクソ作者は過去にpixivで小説作品を投稿してたんだ。

 

そのシリーズのタイトル名は『ヴェノム ゲンシン・インパクト』 読者は知ってるかな?

 

でもクソ作者が原神のストーリーについていけず、このシリーズは破局になったんだ…今はもう削除していて読めなくなってる。

 

このシリーズもそんなことにならないといいけど……

 

 

〜30分ほど前〜

 

[ゼロさん、今お忙しいでしょうか?]

 

「ん?」

 

ヴィジョンの事件から2日後、オレちゃんのもとにとあるDMが送られてきた。

 

「…ツバキ?」

 

"ツバキ・ヴァロラント"

オレちゃんの加入しているネビュラ・カルテットの一員で知能機械人。彼はカルテットの技術担当で、カルテットが使っている道具のほとんどは彼によって作られた。ビルドでいう所の桐生戦兎みたいな感じ。天才物理学者ではないけど。

 

[めちゃめちゃ暇だけど、どしたん?]

 

[…実は、どうしてもゼロさんの力をお借りしたいんです]

 

[なんかシリアスだね…]

 

[要件は話しますので、すぐ白祇重工に会いにいってください!]

 

「… 白祇重工ぅ?」

 

そう、オレちゃんはツバキのお願いで白祇重工に会うこととなった。ゼンゼロプレイヤーなら白祇重工を知らない人はまずいないだろうね。多分ローガンぐらいの知名度かな?

 

「…ハァ、ヴィジョンの件からまだ2日しか経ってないのに」

 

そう言ってオレちゃんは、すぐに出かける準備をし、車に乗って黒雁街跡地へと向かった。

 

 

 

「んで、今に至るわけ」

 

白祇重工は新エリー都で近頃急成長を遂げている重工業グループだ。従業員のほとんどがクマのシリオンで、確か8割程度だったかな…ん?

 

「…これ、パエトーンの車じゃね?」

 

愛車のウェイドから降りて現場に向かう途中、パエトーンの車が停められていることに気がついた。

 

「アイツもしかしてパエトーンにまで依頼出したのか!?うち金ねぇの知ってるんだろうなぁおい!?」

 

そう言っていると…

 

「ん?あ、おーい!ゼロー!」

 

「ウェッ?」

 

声のした方を見ると、そこには手を振ってるリンの姿があった。横には何やら屈強な男がいる。

ゼロが駆け足で2人に近づき、最初に口を開いたのは男の方だ。

 

「よう兄弟!」

 

「やぁアンドー。相変わらず暑苦しいねぇ…」

 

男の名は"アンドー・イワノフ"。白祇重工の現場監督だ。

 

「ここへはツバキに呼び出されて来たんだ…どうしても力を借してほしいって」

 

「へっ!ツバキのやつ、中々気が利くじゃねぇか!」

 

「おっ、やっぱ一大事ってやつ?」

 

「ああ。だがまず、うちの社長に会ってほしい。依頼の件は社長が直々に説明してやっからよ!」

 

 

 

「もう着くぜ。社長はすぐそこだ…そういえば、パエトーンはまだ会ったことがなかったな。まだ若えが、百獣の王って感じだかんな。存分に緊急しな!」

 

「"しなくていい"じゃないんだ…」

 

「気をつけろよぉ?その姿見た瞬間、オレちゃんも唖然と見つめるしか出来なかったんだからな…」

 

(ゼロも見てるだけしか出来なかった人物…一体どんな…)

 

3人が目的地に着こうとした次の瞬間…

 

ドォォン!!

 

「え?」

 

「どいてーー!!」

 

突然、目の前から4足歩行の機械がこちらに向かって突撃してきた。

 

「なんだアレ!?Dr.オクトパスもびっくりだな!!」

 

「走れ!」

 

リンとゼロはその場から離れ、アンドーは機械を受け止めた。

 

「おいなんだこりゃ!?」

 

「君かアンドー!絶賛点検中だよ!そのまま待ってて!」

 

そういうとパネルを操作する。

 

「怖がらないで、ただのファイアウォールだよ…ぜーんぜん痛くない…」

 

すると機械の動きが変わりだし、上に乗っていた女性は振り落とされた。

 

そしてそのまま後退した次の瞬間…

 

 

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

突如、現場全体に男の叫び声が広がった。

 

「えっ、なに?ランボーでもい「死ねぇぇぇぇぇ!!!!」え?」

 

ドガァァァァン!!

 

上空から現れたそれは勢いよく機械の上に落下した。そしてあまりの衝撃にその機械はピクリとも動かなくなり、至る所が凍っている。

 

「ふぅ、終わったか…」

 

「…ハッ!しまった、また口調が…」

 

現れたのはシルバーアッシュでナットのような髪留めで後ろを縛っており、所々汚れている白のTシャツにカーゴパンツをタックインした男で、手には音動機と思わしきものが埋め込まれたジェットハンマーが握られている。

 

「まったく、プロキシさんが来るからその口調は抑えておけって言っただろう…」

 

そう言って後ろから現れたのは、タンピングランマーを背負い隻眼になっている屈強なクマのシリオンだ。そのシリオンを前にリンはこれが白祇重工のボスと思った。

 

「は…初めまして!」

 

緊張しながら手を差し出すリンを前にその男はタンピングランマーを降ろし…

 

「ああ!これはこれはプロキシさん!着いて早々申し訳ない…社長と待っていたところだ」

 

「え!?」

 

「最初はオレちゃんも、ベンさんが社長だと思ってたよ…」

 

「じゃあ…あなたは…?」

 

「何すんだグレース!降ろせ!」

 

すると後ろで幼い子供の声が聞こえる。

 

「プロキシさん、紹介しましょう。こちらが、我が白祇重工の社長です」

 

シルバーアッシュの男が物腰柔らかく、グレースと呼ばれた女性に持ち上げられてる子供を指した。

 

「白祇重工社長の、クレタ・ベロボーグだ!」

 

 

 

「ゼロさん。今回は来てくださりありがとうございます」

 

「おう。同じ会社の仲間として当然さ、ツバキ

 

そう、先ほど物騒な言葉遣いで機械を止めたこの男こそ、

カルテットのメンバー、ツバキ・ヴァロラントである。

 

「実はクロウさんにも連絡をしたんですが、一向に連絡がこないので…」

 

「クロさん…?あー…」

 

するとゼロは何かを察し目を閉じた。

 

「な、なんかあったんですか…?」

 

「いや、なんか…昨日依頼でメイドさんの手作り料理の試食してから体調が優れないって…」

 

「…なるほど」

 

「ツバキ、そこにいるゼロは君が呼び出したのかい?」

 

「はい。人数が多い方が、今回の件はすぐに解決できると思いましたので…何せ、白祇重工の危機…ですもの」

 

「かなり大事らしいね…」

 

「はい…私も所属している白祇重工は、最近地下鉄工事の請負を勝ち取ったんです。ですが…[自主規制]のせいで、中々手こずっているんです…そいつらは[自主規制]なマネを幾度となく繰り返し、[自主規制]で[自主規制]を「待て待て待て待てッ!!?」…失礼」

 

小説でも言葉にできないほどの暴言を連発し始めたツバキをクレタが急いで止めた。

 

「ねぇゼロ…ツバキってこういう人物なの…?」

 

「あーそっか、パエトーンはツバキと会うの初めてか…うん。普段は誰にも対しても敬語キャラ。だけどストレス満タンだと暴言発言マシーンになる」

 

そしてベンはコホンと咳払いすると、本題に戻った。

 

「その、だ…我が社は機械製造と建設業をやっている。いわゆる新興企業だが、近頃は業界でもある程度業績をあげていて、それが地下鉄改修プロジェクトの請負に繋がったわけだが…それ以来、俺たちは財力のある大手競合他社にとって、目の上のコブになった。やつらは、いまだにプロジェクトの請負を虎視眈々と狙っている…俺たちがヴィジョンのように、スキャンダルで失脚するのを待ってるんだ」

 

そしてベンは他社がやってきた行いを言い始めた。銀行の買収にチンピラを使った工事妨害、さらにテレビ番組で小細工を仕掛けたりと、上げ始めたらキリがなかった。

 

「さらに、我が社が独自に開発しているホロウ用知能重工業機械…簡単に言えば、ホロウの中で安全に活動できるAI重機が、3台も行方不明になったのです!我が恩人、グレース・ハワードさんが作り上げた、大事な大事な子供たちなんですよ!!!」

 

「こ、子供たち…?」

 

「エーテル侵蝕に耐えうる性能は勿論、あの子たちはその知能も特別だ。ホロウ内の環境に合わせて自律的に作業ができるうえ、さらに特製の言語モジュールを搭載しているから、音声対話も何のその!」

 

「あの子たちはずっとグレースさんが世話をしてきました…メンテナンスやアップグレード…プロトタイプの技術を土台に各職種の需要に応じた改良をし造り出したのもグレースさんなんです!彼女にとっては、我が子も同然なのですよ!!!」

 

「やばいグレースとツバキが熱く語り出した」

 

「コホン…それが数日前、グレースさんが論理コアを更新した直後、あの子たちは指令を無視し勝手にホロウの奥深くに入ってしまい、以降戻ってきてないんです」

 

「もしかして、機械がエーテルに侵蝕されたの?」

 

「原因は分かりませんが、ホロウ内で作業する企業にとって、チップの故障やエーテル侵蝕は日常茶飯事。ですが、それが今の白祇重工となれば、揚げ足取りには格好の材料です…」

 

「知能重機の性能は充分だったと思うけどな…グレース、わざわざ更新する必要あったのかよ?アイツの残したコードを論理コアに組み込みさえしなきゃ、今頃こんな事には…」

 

(アイツ?)

 

「待って、おチビちゃん。まだチップの不具合だと決まった訳じゃないよ。それに美しく逞しい機械には、そのボディに相応しい魂が必要なんだ!」

 

「そうですよ!知能機械の開発に携わる会社の社長なら、そうは思いませんか!?」

 

「機械オタクの狂人が2人もいると、白祇重工も大変だなぁ…」

 

「魂がどうのなんつーのは、あたしの知ったことか…社長だからこそ、機械をただの資産として見なきゃいけねぇんだろうが。あんなバカ高ぇ知能機械を失くしたら大損だ。"敵"の問題があろうがなかろうが、見つけるに越したことはねぇんだよ」

 

「そういうワケだ、プロキシ。行方不明の重機3台を捜索するために、ホロウの奥までガイドが要る…これがうちらの依頼だ」

 

「ゼロさん、プロキシさん。今回はどうぞ、よろしくお願いします」

 

「よろしく!」

 

「オッケイ。それじゃ、白祇重工と共に、ゼロちゃん行きまーす!!

 

 

 

 

 

今回狂人が2人もいるせいで中々ボケれねぇな…

 




ツバキは龍が如く7のハンジュンギをイメージして作り上げました。

テンション上がりますねぇ!!
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