海賊大戦士 マスターコウジ 第一章 海賊の成り立ち ~海軍生活編~   作:マスターコウジ

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晃司達が海軍に入隊します。

この回では、ガープ、センゴク、赤犬、青キジ、黄猿が普通の海兵として登場します。お楽しみに!


第三話 晃司、大将になる

 

 

 

 

無事入隊することになった晃司、バルサ、トーマス、ベン、ヘンリーがまず与えられたのは雑用、言わば掃除だった。フード大佐は晃司、トーマスらにモップとバケツを渡すと1階~3階までの廊下全部掃除するように言うと、その場から去って行ってしまった。

 

トーマス:たく、せっかく海軍に入ったってのに技の仕込みじゃなくて、雑用かよ……。

 

ヘンリー:それはしょうがないよ。だってそういう決まりだもん。

 

ベン:まあ、入って早々戦闘はないさ。まずは下積みから頑張った上で初めて教えられるんだしさ。

 

バルサ:そういうことだ。だから、まずは手を動かせ。晃司なんてほら、お前らのようにぶつくさ言わずに普通にやっているぞ。

 

晃司:〜♪

 

バルサはあごで指して言った。晃司はモップを廊下に付け走っていた。モップの先端には泡が付いている。そして、1往復するとバケツに付け、もう1往復。廊下は瞬く間にピカピカになった。

 

トーマス:……お前、絶対能力使ってるだろ!(¬₋¬)

 

晃司:おう、よくわかったな!

 

トーマス:当たり前だ!この泡の洗浄力、アワアワの実じゃねぇとならねぇだろ!

 

ヘンリー:でも、その方が楽でいいんじゃない?晃司が泡のモップに着いて行く形で僕たちも1往復すれば。

 

ヘンリーの提案を採用し、その後の廊下を実行。結果、廊下は約20分程でピカピカとなった。

フード大佐:ほう、これはすごい!

 

海兵:ば、バカな……!?……約5mはある廊下だぞ!それを3階分てことは計15m!普通ならば1時間程度はかかるはずだ……!それを20分足らずで終わらせるなんて…… 

 

晃司たちの驚きの仕事の早さに褒めるフード大佐に対し、その横の海兵はピッカピカになった廊下を前に絶句していた。ちなみにこの海兵、名前はセンゴクというもので、つい先日、一等兵となったばかりとのことだ。

 

トーマス:フード大佐の旦那ぁ!次は何するんでぃ? ✨

 

ヘンリー:トーマスたら……また調子良い事言って……。 

 

ベン:……仕事が早く仕上がったんのはほとんど晃司の能力のおかげなんだけどね。 

 

 

 

──────────

 

 

 

それからというもの晃司たちは、窓ふきやトイレ掃除、皿洗い、洗濯、大砲の掃除などいろいろなことをやらされた。しかし、晃司の能力もあってからかよりスムーズにはかどった。特にアワアワの実の泡はどんな頑固な汚れもあっという間に落ちるので掃除には最適。しかし、この泡で洗浄力があまりにも強いため、服の色素までもが落ちてしまうため、洗濯に限っては専用の能力ウォシュウォシュの実の泡の方が最適だと言う事がわかった。

 

ほとんどの掃除を終えると、今度は草むしりを任せられた。しゃがんでひたすら草をむしるというとてもきつい作業だが、晃司がいるとなればそうでもない。何故ならば、触れたものを一瞬にして干からびさせるスナスナの実やあらゆるものを引きずり込み無に還すヤミヤミの実を使えば草むしりなんて一瞬なのだから…!様々な能力を使い業務をこなしていく晃司に遠くで見ていたセンゴクは唖然となっていた。

 

センゴク:こ、こいつ…な、何者なんだ……?  

 

海兵2:おーおー、すごい能力じゃな。( ゚Д゚) 

 

センゴク:ん?

 

と、そこに1人の海兵がせんべいを食べながら後ろから現れる。

 

海兵2:見掛けない顔ぶれだが、もしかして新入りか?

 

センゴク:何だガープか。ああ、そうだ。シー・フード大佐が招き入れたのだ。

 

ガープ:ほう、あの変わりモンに気に入られるとはな。とするとあやつも何か変わりモンか?

センゴク:ああ、わしには到底理解しがたい体質と能力を持っている。なんせ、こいつ自分の心臓を取って食うやつだからな。

 

ガープ:心臓を……!?

 

センゴクの言葉にギョッとすると彼センゴクに向って目を見開く。

 

センゴク:……信じられんかもしれんが事実なのだ。実際、この目で見てるからな。

 

 

ガープ:なんと!じゃ、わしもちょっくらその食事シーン、拝見するとしよう!

 

センゴク:いや待てガープ、そんなもの見て気持ちのいいもんじゃないぞ!

 

しかし、ガープはセンゴクの声を無視して晃司に接近する。

 

ガープ:おうおう、お前が新入りか?

 

晃司:ん?あんたは?

 

晃司:ん?あんたは?

 

ガープ:ん?わしか?わしはモンキー・D・ガープ。あそこにいる男のダチだ! 

 

晃司:ふ~ん。

 

ガープ:んで、ちと聞いたんだが……そち、たしか自分の心臓を抉って食うって聞いたんだが……?

 

晃司:うん、だってウチの肉大好物だもん!

 

ガープ:だ、大、好…物……?  

 

晃司:うん、んで……ここって食べていい場所?

 

ガープ:ん?あ、ああ……大丈夫だ!何せわしも煎餅食うとる身だからな!ま、安心せい!責任はわしが取る! 

 

晃司:ん?まあ、ウチも腹減ってるし……

 

ガープ:ということは、見せてくれるのか?

 

晃司:いや、別に見世物じゃないんだが……?

 

ガープ:いやいやいや、わしはどうしてもこの目で見てみたいんじゃ!!

 

晃司:ん……(´・ω・;) ま、まあ、いいけどさぁ。

 

と、ため息つきながら言うと晃司は手を胸に深く刺し、心臓を取り出す。

 

ガープ:うおっ!?いきなりか!!(◎Д◎ノlll;)ノ

 

晃司:え?見たいって言ったのはあんたでしょ?

 

ガープ:ま、まあ……そ、それはそうなんじゃが、心の準備というもんがあるじゃろう!  

 

晃司:え?いや、ないけど?これ、いつも通りだし!

 

ガープ:え?そうなのか? 

 

晃司:うん。(・_・)コクリ…

 

ガープ:そ、そうか。で、それにしても……

 

ガープは晃司の手に乗っている心臓らしき赤い物(・・・)と血を垂れ流しながらポッカリ開いた彼の胸を見つめる。

 

ガープ:痛そうじゃな……。 

 

晃司:そう?まあ、ウチはもうすっかり慣れてるけど…。

 

ガープ:そうなのか?それにしても心臓ない(・・・・)のによく生きとるな……

 

晃司:そりゃあ、ウチ不死身だもん!その証拠に…

 

晃司は息を大きく吸い込み始める。すると、胸の傷に光が集まり、そして吐くと光が消え、胸の傷は一瞬にして消えた。

 

晃司は息を大きく吸い込み始める。すると、胸の傷に光が集まり、そして吐くと光が消え、胸の傷は一瞬にして消えた。

 

ガープ:…き、傷が消えた!? 

 

晃司:そ!ウチは生まれつき、どんな傷でも深呼吸をすればたちまち治る体付きなんだ。まあ、どうしてこんな体なのかは、わからんがな!なはは…! 

 

ガープ:そ、そうなのか? 

 

晃司:あ、どうせなら食ってみる?

 

ガープ:ん?し、心臓…をか?

 

晃司:ああ。

 

と、晃司は心臓を少し振って2つに増やす。

 

ガープ: なぬ!?心臓が2つに?

 

晃司:ほい!

 

ガープ:ん……お、おう…。(@_@;)

 

そして、晃司は心臓をガープに差し出した。ガープは晃司のなすがまま心臓を受け取る。そして、晃司は残った心臓をかぶり付く。

 

ガープ:(く、食っとる…… )う、うまいんか?それ…(・_・;)

 

晃司:うん、ウチのメンバーと故郷の住民全員これが好物なんでな。

 

ガープ:は、はぁ……。(こいつの故郷ふるさと、人食いが主食なのか? )

 

晃司:まあ、とりあえずあんたも食ってみろ!結構うめぇし元気が出るぞ?

 

ガープ:ん!お、おう……そ、そうじゃったな…。うむ……本人が目の前で平然としてるとは言え、こいつを食うには結構抵抗があるぞこれ……。

 

しかし、そう言いながらも普通に食べるガープ。そして、しばらくするとガープの表情が様変わりしたように明るくなった。

 

 

 

ガープ:ぬうおっ!?な、なんじゃこりゃ~~~~~!!!!!Σ(゚口゜)

 

 

 

ガープの雄たけびは部屋全体に響き、センゴクはそれに驚き、他の海兵やトーマスらもその声に何だ何だと集まって来た。

 

ガープ:うまい!これが人間の心臓の味なのか?

 

センゴク:お、おい、ガープ!気をしっかり持て!

 

トーマス:声頼りに来てみたら、晃司お前こんなところでくつろいでいたのかよ!

 

晃司:ん?あ、トーマス!ん……いや、ウチのことをあいつに話してただけだけど?

 

ヘンリー:だからってわざわざ心臓抜かなくても…… 

 

ベン:まあまあ、晃司の強さ証明みたいなものだし別にいいんじゃない?

 

バルサ:そういやぁ名前は…

 

ガープ:ん?おお、わしか?わしはガープというもんだ!

 

バルサ:…そうか、私はバルサだ。それで晃司の事だが、晃司はもともとこういう体質だ。だからいくら体の一部が失っても深呼吸で全快する。

 

ガープ:ほう、そうか。と言うことは不死身は生まれつきと言うことか!…にしてもこの心臓、マジでうまいな!まるで最高級のホルスタインでも食ってるみたいだ!

 

トーマス:そうだろそうだろ!それにこいつの肉を食うと元気が出て来るんだ!

 

ガープ:ガハハハハ!そうか!おかげで力が湧いてくるわい!ほれ、お前も食え!

 

センゴク:うぶ…!? (@♓@;)

 

そう言うとガープは食べかけの心臓をセンゴクの口に無理矢理ぶち込む。無理矢理入れ込まれたセンゴクは悶絶しながらもなんとか食い終えた。

 

ガープ:どうだ?最高にうまいだろ!

 

センゴク:う、うむ…。(モグモグ…)…た、たしかに、こんなにもうまいのは初めてだ。しかしな、ガープ…お前に少し言いたいことがある…

 

ガープ:ん?何だ?

 

 

 

センゴク:俺を殺す気か! 

 

 

 

ガープ:ブハハハハハ!そりゃ、すまんすまん!  ただ言っただけじゃ抵抗してなかなか食わんと思うてな!

 

センゴク:だからって無理矢理口にぶち込むことはないだろう!一瞬死にかけたぞ!

 

ガープ:いやぁ、本当に…

 

 

 

すまん!(・_・)✨キラリ

 

 

 

センゴク:よぉし、ガープ!あとで広場の裏に来い!!! 

 

センゴクも真顔でそう答えた。

 

ガープ:ところで、お前、変わった能力使っておるな。胸を刺し開いて心臓を抜き取るのもそうじゃが、その心臓を2つに増やすとか…

 

晃司:ん?ああ、ウチはタシュタシュの実ってのを食ったんだ。

 

ガープ:タシュタシュの実?

 

晃司:ああ、この世の全ての悪魔の実を全て使用できる能力。

 

センゴク:……は?…え、何!?あ、悪魔の実を全て(・・・・・・・)だと!?  

 

晃司:ああ、まあ、口で言うより実際に見てもらった方が早いな。

 

バルサ:なら、場所を変えよう。室内じゃ自然系(ロギア)を使った時にいろいろと支障だ出て来るだろう。

 

バルサの提案で皆広場へ移動した。

 

晃司:じゃ、それじゃ、やるか!

 

晃司は早速ゴムゴムの実とバラバラの実を使い、ガープやセンゴクの前で右の腕をゴムのように伸ばし、左の腕のパーツをバラバラに分裂させた。

 

センゴク:能力を2つ同時に!?

 

晃司:驚くのはまだ早ぇ!”メラメラ”、”ヒエヒエ”!

 

さらに晃司はその2つの腕に炎、氷を纏わせ力を発揮。拳を打ち出し遠くに飛ばして見せた。センゴクとガープの2人は唖然としていた。ただ、驚いていたのはその2人だけじゃなく、他の大佐、少佐などの周囲の海兵らもその光景に身を乗り出し、呆然と眺めていた。

 

海兵1:オイオイ、マジか?

 

海兵2:ほぅ~!これは、すごいねぇ~!

 

ガープ:す、スゲェ……!!  

 

センゴク:一度にこれほどの力が……!!  う~~む……たしかに敵に回せば恐ろしいが…… 

 

晃司:どうよ!すげ(トーマス:どうだ!スゲェだろ!)て、 おい!

 

ガープ:アハハハハハ!ああ、すごい!こりゃ、さすがのわしも驚いた!ガッハッハッハッハッハ!いや~、心臓を食って再生して、ほんでもっていくつもの能力を持ってるとは!いやぁ、世界ってのは広い!

 

ガープはそう感想を述べ、大笑いする。

 

海兵3:あらゆる悪魔の実の力を持つ男か…まったく、世にも恐ろしいバケモンを引き入れたもんじゃ!

 

 

 

 

 

 

次の日のこと、晃司はフードにて支部長室に呼ばれ、こう告げられた。

 

フード:本部からのお達しだ。晃司を海軍大将として任命する!

 

晃司:へ?

 

トーマス&センゴク:は?

 

晃司:え?どういうこと?

 

フード:つまり、お前の強さが認められたってことだ!

 

トーマス:いや、ちょっと待てちょっと待て!✋ こいつ、俺たちも含め雑用やらされたばっかりだよな?少しも戦いに出てないのに何でそんな話になるんだ?

 

フード:まあ、あんな奇天烈な能力を見れば誰だって認めるだろう。

 

トーマス:え……見せれば昇格出来んのか?大将に…? 

 

センゴク:いや、ならんだろ!…てか、それ本当に本部がそう決定したんですか?もしかして、あなたが独断で決めたとか?

 

フード:いやいや、これは本当のことだ。先日、本部から派遣されてきたお偉いさんもその場にいたのでね。

 

センゴク:…いや、しかし…ろくに戦わずに能力があるとかだけで昇格とか聞いたことありませんよ!それに大佐や少佐ならまだしもいきなり大将って……。いくらあなたの要望でも皆が納得するとは……

 

フード:む……!それはごもっともだ!なら……では、この者たちを連れて海に出るか。

 

センゴク:それが正しい手順です。ところで、お前らは武器は持ってんのか?

 

トーマス:ああ、おれは剣術がある!

 

ベン:僕はこの二丁拳銃だ。

 

ヘンリー:僕は武器あれば何でも使えるけど一番使いやすいのはこのハンマーかな?

 

 

 

 

――――――――――

 

 

 

そんなこんなで晃司たちはフードの指揮のもと、軍艦に乗り、海を出ることになった。

 

目的地は海軍本部・マリンフォード。マリンフォードのある場所は「偉大なる航路(グランドライン)」であり、そこへ行くには赤い土の大陸(レッドライン)という巨大な壁の様な大陸を超える必要があるのだが、もう1つ別のルートとして凪の海域カームベルトと呼ばれる風が一切吹かない海域を渡るという方法がある。しかし、この凪の海域には海王類や海獣などの巨大生物が多く棲んでいるため、とても危険である。そのため、だいたいの海賊や一般の船は大抵、赤い土の大陸ルートで行くことが普通であるのだが、海軍はというと軍艦に船底には海楼石が敷いているために海獣などに遭遇することはほとんどなく、東の海(イーストブルー)西の海(ウエストブルー)などの全ての海を直で航海が自由に出来てしまうのだとか…

 

晃司たちを乗せた海軍の軍艦はさっそくローグタウンの海軍基地の港を出るとそのまま偉大なる航路へと突き進んだ。バルサは一度武者修行のために偉大なる航路へ入ったことはあるが、あの時は大陸ルートで渡って行ってたためこのルートに関しては初めてだ。バルサやベンはフードやセンゴクにあれやこれやと質問したりして、知識を取り入れ、トーマスらはガープらと腕相撲対決を。晃司に関しては他の海兵らにククククの実やらサビサビの実やら、動物系やらなどの能力を披露していたりしていた。クザンやボルサリーノもコウジの能力には興味津々で自分らも自然系の能力を持っていることを明かし、仲良くなった。ただし、マグマグの実の能力を持つサカズキという青年は不愛想な表情で驚いているのかいないのか分からずじまいだが……。そうしているうち、凪の海域を無事に掻い潜り、偉大なる航路へ突入した。

 

トーマス:ここが、偉大なる航路(グランドライン)……。

 

ベン:ここが「海賊の墓場」とも呼ばれる海域……。

 

バルサ:いや、「海賊の墓場」って呼ばれるのは数多くの能力者を持つ海賊・海軍がいるからであって、海域だけの事ではないさ。ま、常識のない海域であるから苦労することには間違いないが……。

 

と、その時…

 

 

海兵:海賊だ!

 

 

フード:む!来たか!

 

1人の海兵の叫び声でガープやトーマスたちはおしゃべりを止め、一斉にその声のする方へ見やる。するとそこには海賊船らしき船が一隻浮かんでいた。

 

フード:よし、攻撃準備だ!

 

海兵:は!

 

フードがそう命令すると海兵たちは一斉に動いた。

 

フード:標準、狙い目標10時の方向!撃て!

 

フードの指示通り、軍艦の主砲が船の方に向いた。

 

 

 

  ドン!

 

 

 

そして、狙いが定まるとドデカい音と共に3つの砲が一斉に火を吹いた。だが、砲弾は敵船の手前で落ち、命中には至らなかった。

 

バルサ:威嚇射撃か…。

 

 

 

  ドォン!  ドォン!  ドォン!

 

 

 

向かい側の海賊船も負けじと船首部分の大砲で反撃に応じる。最初の2発は左右に外れたが、最後の1発だけは軍艦の船首部分に命中し、被弾。その衝撃で軍艦は少し揺らぐが存在自体が大きいためか、さほど大したことはなかった。

 

海兵:海賊側からの砲撃により前方部分に被弾を確認!

 

フード:ふむ、躊躇なく撃ってきたか。

 

晃司:で、これって戦うん?

 

フード:そうだな。向こうから手出してきたんだ。ま、こっちからしてみれば海賊は悪。問答無用の攻撃対象だがな。

 

晃司:ふ~ん、で、あれもうやっていいん?

 

フード:無論だ。

 

晃司:そっか。じゃ… ☝✴キュイーン! 

 

と、晃司はピカピカの実を発動し、一本の指に黄色い光を一点に集め始める。そして、腕を伸ばし標準を海賊船に宛てると、それをレーザー光線として発射した。

 

 

✴ピピピピピ……

 

❇ーピシュン!

 

 

 

 ドーン!

 

 

 

海兵一同: ……!!!!

 

晃司の指先から放たれたレーザー光線は見事命中し、海賊船は瞬く間に爆炎に包まれた。しばらくして海賊船は黒焦げの残骸と化していた。

 

海兵:一発でこの威力……!?

 

ガープ:まじでスゲェ!!(◎☐◎;)

 

クザン:ア~ララ、もう終わっちまったのかい?あっけない…

 

ボルサリーノ:ピカピカの実。こりゃあ、幸先やられたねぇ~。

 

トーマス:うおぉぉい!晃司、いきなり自然系(ロギア)自然系ロギア使うんじゃねぇよ!!俺たちの出番なくなるだろ!?

 

晃司:あ、悪ぃ!でもここの海じゃまだまだいるんでしょ?なら大丈夫じゃない?

 

トーマス:だからって、普通自然系で決めるか?そんなもんでやたらめったら決められちまったら、俺たち全然戦えねぇよ!

 

晃司:ああ、そっか。じゃあ、別の方法でなんとかするよ!

 

トーマス:ああ、そうしてくれ!

 

しかし、その晃司の言う「別の方法」というものは、ここにいる海兵たちの度肝を抜かせるものだった。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

海兵:前方、海賊船確認!

 

晃司:お、またか!

 

トーマス:お~い、晃司!また自然系一発で決めんなよ?

 

晃司:わぁかってるて!別の方法(・・・・)でやりゃあいいんでしょ!別ので!

 

と言うと晃司は軍艦の甲板の端の所に上り、海にダイブする。

 

 

 

 ドボン!

 

 

 

トーマス:は?え?ちょっと!  

 

ヘンリー:晃司、海にダイブしちゃった……。  

 

いきなりの晃司の行動に驚き、あっけに取られているトーマスたちだったが、もっとも驚いているのは海兵たちだった。まあ、無理もない、なにせ能力者が自ら海へ飛び込んでいったのだから。

 

海兵1:あいつ、今海に落ちたぞ!

 

ガープ:何?本当か!?

 

海兵3:てか、あいつ自分で海に飛び込んでなかったか?

 

海兵2:馬鹿言え!あいつ能力者だぞ!そんな自殺まがいなことするわけねぇじゃねぇか!

 

センゴク:とにかく、引き上げるぞ!

 

センゴクら海兵たちは晃司が落ちていった所へ群がりながら慌ただしく騒ぎ立て始める。

 

ヘンリー:…あ、そういえば、能力者って、たしか泳げないんだったっけ? 

 

ベン:まあ、普通(・・)はね…。

 

ガープ:お~い!お前ら、何をボサッとしておる!お前らのリーダーが海に落ちたんだぞ!

 

トーマス:安心せい!そいつ、たぶん生きてる!

 

ガープ:はあ?何を言って……

 

 

 

  ドォン!

 

 

 

ガープ:え?

 

と、ガープが言い掛けたその時、突然爆発音が聞こえた。その方を見てみるとなにやら海賊船の底に爆炎が広がっていた。

 

海兵1:な、何だ?

 

海兵2:突然、敵船から爆発が……。

 

センゴク:何だ?誘爆か?

 

バルサ:いや、たぶんあいつの能力だろう。

 

センゴク:は?

 

バルサ:ふむ、別の方法か……。なるほどな。

 

ベン:まあ、これは晃司にしかできないやり方だね。 

 

トーマス:はあ~…  その手があったか……!!くっそ…!あいつが海の中でも平気(・・・・・・・)だということをすっかり忘れてたぜ……!  

 

ガープ:へ……?(@_@;)❓❓❓❓

 

海兵4:海の中でも……?? 

 

海兵5:何言ってんだ、こいつ? 

 

トーマスの言動に海兵全員きょとん顔になり、しばらく隣通しの顔と見合わせたり、目をぱちくりさせたりし始める。と、そんな時…

 

海兵2:ん?おい、あれ見ろ!  

 

海兵の声を聴き、一同は海賊船に目を向ける。見ると、海から伸びて海賊船の手すり部分に捕まる両手が見えた。そして、その後に海から飛び出すように晃司が現れたのだった。

 

センゴク:あやつは……!! 

 

ボルサリーノ:晃司……!? 

 

クザン:オイオイ、本当にどうなってんだ?あいつ、弱ってるどころかピンピンしてるじゃねぇか!  

 

海賊1:な、何だこいつは?

 

海賊2:か、海兵だ!

 

海賊3:く、くそ!これでもくらえ!

 

1人の海賊がこん棒で晃司に襲い掛かる。が、晃司はそれをよけ、彼の腹に一撃を入れ倒す。

 

その後も晃司は襲い掛かる海賊全員ぶちのめした。皆ほとんどが刃物だったため串刺しにされながらだが……

 

トーマス:結局、全部いいとこどりされたって訳か…。  

 

ヘンリー:まあまあ、今回は自然系使わなかったみたいだしいいんじゃない?  たぶんさっきのあれも超人系(パラミシア)みたいだったし……。

 

バルサ:ま、自分の強さをアピールするのにも持って来いの戦法だな…

 

晃司は遠く離れた軍艦に手を伸ばし、甲板へと戻る。

 

晃司:ただいま! ✋

 

トーマス:「ただいま!」じゃねぇよ!おいしいとこ全部持っていきやがって!!

 

晃司:今回は自然系使ってねぇんだからノープロブレムよ!!

 

トーマス:問題だらけだっつーの!!!

 

ガープ:お、おい…

 

晃司:ん?

 

ガープ:お前、なんともないのか?  

 

晃司:ん?何が?(。´・ω・)?

 

ガープ&センゴク:効かねぇ……Σ(◎Д◎;)???

 

晃司:ウチ、生まれつき不死身だから毒とか呪いとかそういった類も効かねぇんだ。だから、例え海ン中でも普通に活動できるし、能力も扱える。

 

晃司の口からそのことを聞いたトーマスら以外の海兵たちは全員愕然し、開いた口が塞がらなかった。ただし、フードを除いては…

 

ボルサリーノ:いやぁ…こりゃあ、驚きだねぇ~。

 

クザン:おいおい……んなのありかよ…。能力の概念だけでなく、その掟さえも破るやつがいるとは……

 

晃司:まあ、小さいとき自殺図ろうと青酸カリとか硫酸とか飲んでもなんともなかったし、水ン中でも普通に息出来るし!

 

海兵1:は?息できる?  

 

トーマス:そうそう、こいつ初めて出会ったとき森の川ン中で寝てたんだぜ!

 

ガープ:はい?寝てた?いやいやいや、お前は魚か何かか?Σ(◎Д◎ノ;)ノ

 

晃司:あはは!それトーマスにも言われたよ!まあ、でも冷たい川の水よりも風呂の湯の方が寝やすいかな。

 

海兵5:ね、寝やすい……? 

 

トーマス:そうなのよ……こいつ、よく風呂ン中でよく寝る癖があるのよ!だから、よく溺死と間違われて騒がれるなんてこともよく起こったもんだよ!

 

ヘンリー:そのほとんどがトーマスの母さんなんだけどね!

 

トーマス:まあな、本当、もういい加減慣れろ!って話!┐ ┌ 

 

くるみ割り人形みたいに愕然としている海兵たちをよそに談笑をするトーマス、晃司たち。

 

海兵1:マジかよ……。  

 

海兵2:カナヅチにならない能力者がいるなんて……  

 

海兵3:しかも、水の中でも平気とか言うし……  

 

海兵4:こいつの体の構造、一体どうなってんだ……?  

 

クザン:ま、でもいいんじゃない?俺ら海軍にとってはこれまでにない兵力を手に入れたって訳だ。

 

サカズキ:………。

 

そんなこんなで晃司たちを乗せた軍艦は無事、目的地である海軍本部・マリンフォードへと到着した。ちなみにその道中に海賊や海獣の襲撃な何度かあったが、晃司の能力による対応(主にほぼ自然系)によりほぼ無事に終わった。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

晃司はさっそくフードに大広間へ連れられると、改めて大将の称号を与えた。これにローグタウンでは意見していたセンゴクも、航海中の一件で実力を認めたのか何も言わなかった。と、そこにサカズキが現れセンゴクの横についた。

 

サカズキ:あやつ…一体、何者なんじゃ?

 

センゴク:さあな。もともとは海賊なんだが……

 

サカズキ:……何?海賊じゃと?

 

その言葉を聞き目の色を変え、センゴクに目を向けるサカズキ。

 

センゴク:ああ。だが、フード大佐にその戦闘センスを気に入られたらしくてな。

 

サカズキ:あの異質好きの奴か……。

 

センゴク:ま、わしはその時何も見ておらんかったんで、そんなセンスがあるのか疑ってたんだが…… ま、あんな常識外れのもんを見せつけられれば誰だって認めざるを得んだろう。全く……この世にあんなやつがいたとはな……やはりこの世界には驚かされる。ま、たしかにあれが海賊になって暴れられると極めて厄介だ。だが、逆に海軍としてならば最強の戦力を手にしたことになる。

 

サカズキ:ちゅう言うことは、やつがどっち側についても互いにとって脅威というわけじゃな。

 

センゴク:……!! たしかに、そうなるな。

 

サカズキ:ほうか……。

 

そう答えるとサカズキは腕を組みながらセンゴクとは違う真剣な表情で晃司を見つめる。

 

サカズキ:……ま、大佐の選択が間違うた方向に進まんことを願う他ないな。

 

センゴク:ん?それはどういう……?

 

サカズキ:元は海賊なのじゃろう?海賊が海軍の言うことを素直に聞くとは思えん。

 

そう言い残すとサカズキはその場から立ち去った。

 

サカズキ:(もし、わしの考えが正しければ、この能力で葬りたいが………… まったく…世界は、なんちゅうとんでもないもんを作り出したんじゃ…)

 

 

 

――――――――――

 

 

 

晃司:あの~、フード大佐。それについてちょっと条件が…

 

フード:条件?ん、何だ?言って見ろ。

 

晃司:「六式」って技に興味があって来たようなもんなんで、もしよろしければ…

 

フード:「六式」か。何だそんなことか!ああ、いいぞ!強くなるなど海軍にとっては越したことはないからな。

 

こうして晃司は六式などの技や教えること条件に海軍大将へと昇格した。ちなみにトーマスらにも同じように頼んだものの、技を教えることについては快く引き受けたが、実力が未だに不明とのことで自分と同じ位にすることは叶わなず、バルサたちもまた「大将の座を得るにはまだまだ未熟」という理由で大将になることを拒んだ。また海軍大将には赤犬や青雉など、色と動物を合体させたコードネームを付けるのが決まりとなっているらしく、トーマスらと話し合い悩んだ末晃司の大将名は「虹鵺」となった。ちなみに由来は「あらゆる能力を扱えるから」とのこと……。

 

その後、いきなり海軍大将へと登り詰めた晃司はバルサ、トーマスらとともに「六式」を会得するための修行を開始した。ちなみに講師はフードだ。

 

フード:私はこう見えて六式の使い手でね、これを活かした技を持っている。

 

そう言うとフードは晃司たちから少し距離を置き、さっそく六式のさまざまな技を解説交えて披露していった。まるで瞬間移動のように移動する「」をはじめ、空を蹴って空中を走る「月歩」、助手の攻撃を涼しい顔して紙一重に避ける「紙重」、空振った蹴りの風圧から発生した鎌風で攻撃する「嵐脚」、肉体を引き締めることで銃撃や砲撃、一太刀受けても物ともしなくなる程頑丈になる「鉄塊」、指で素早い突き、コンクリートに銃痕のような穴を開ける「指銃」と……晃司たちが見る「六式」はどれも悪魔の実でも使ったようなとても人間離れしたようなものだった。

 

フード:ちなみに言っておくが私は能力者ではないぞ?そもそも海軍や世界政府の者らは普通にこれ(六式)使っているしな。

 

トーマス:マジでか……!!Σ(・д・ノ)ノ!

 

フード:とは言ってもこれらを修得するには最低1~2ヶ月はかかる。ま、要するにそんな簡単に手に入らないってことだな。

 

ベン:でしょうね…。

 

ヘンリー:それがわかったら苦労しないよ……。

 

と、そんな中、晃司が1つ手を上げた。

 

晃司:あの~、さっきの技もう一回披露していただけますか?

 

フード:ん?今のか?

 

晃司:はい、今度は真剣に見たいので。

 

バルサ:私も同感だ。もう一回だけでいい、見せてくれないか。

 

フード:うむ、よかろう。そう熱心に取り組む姿勢を見せてくれるとは関心関心!

 

と言うと、フードはさっきやったように「剃」、「月歩」、「紙重」、「嵐脚」、「鉄塊」、「指銃」の順で披露した。

 

バルサ:どうだ?

 

晃司:…うん、なんとなくわかった。

 

フード:どうかね?

 

晃司:うん、なんとなくわかった。たしかこう… 剃!

 

と叫んだ瞬間、晃司は一瞬にして姿が消えた。

 

フード&トーマス&ヘンリー&ベン&海兵一同:……!!?

 

そして、元居た場所から遠く離れた所に姿が現れる。

 

晃司:よし!で、どうだった?

 

バルサ:ああ、バッチリだ!大佐のとそう変わりないだろう。

 

晃司:そうか!

 

海兵たちは全員唖然となり晃司1人に注目を浴びた。まあ、無理もない。初見で見た技がこうも簡単にかつ、完璧に出来てしまったのだから。

 

センゴク:な……!?あ、あいつ、あの技を一瞬で覚えたのか!?

 

その後も月歩や嵐脚、指銃など見た感覚便りに披露していった。ちなみに鉄塊、紙重に関してはバルサに攻撃側として手伝ってもらった。

 

ヘンリー:ハハ…晃司、相変わらずだね……。 

 

ベン:一目見ただけで簡単に覚えちゃうからね。

 

トーマス:さ、さすが生まれつきの最優秀・・・学習能力… くぅ~…!さすがにうらやましすぎるぜ……。(¬∀¬;)

 

トルガル王国出身者以外の海兵は皆あまりの出来事に拍子抜けしたのか唖然としたまま静まり返っていた。ただし、一部の人たち除いてはだが…

 

クザン:おいおい、あの難しいそうな技まで全部クリアしちまったぞ! 

 

センゴク:ああ、まさか……信じられん……。

 

ガープ:ガハハハハ!さすが晃司!さすが虹鵺じゃ!ワハハハハ! 

 

ボルサリーノ:あの子の頭、一体どうなってるんだろうねぇ~。

 

サカズキ:ぬぅ~……。

 

サカズキは相変わらず腕を組み渋い顔をして彼を見ていた。

 

フード:フッ……思った通りだったとはいえさすがだ。まさか、あれがあのお方の過去の姿・・・・だったなんてな…

 

その一方でフードの方は、あまり動じず、なにやら意味深なことをつぶやいていた。

 

その後、戦闘経験が豊富なバルサも晃司の感覚での解釈もあってか、ほぼ全ての六式の技を習得していった。

 

フード:フフッ、見事だ。君は戦闘に慣れてるみたいだが、どこかで修行してきたのかな?

 

バルサ:ああ、昔、私の幼馴染と武者修行として旅に出ていたことがあってな。

 

フード:ほう、なるほどな。

 

バルサ:一応、全部は出来たけれども、私はどうも鉄塊の方がやりやすい。

 

フード:うむうむ。ま、全部覚えるのもいいが。自分が得意と思った技だけを磨くという手もあるぞ?

 

バルサ:ああ、そうだな。あ、出来ればそちらのオリジナル技というのも盗みたい。見せてくれるか?

 

晃司:ああ、ウチもそう思ってたところだ。

 

フード:おお、いいともいいとも!ぜひ、君たちに見せてやろう!

 

そう言うとフードは晃司たちに自分オリジナルの六式技を見せた。フードが見せた技は正拳を指銃のように打ち出す「獣厳」と拳と拳を合わせて衝撃を生み出す自称六式最終奥義「六王銃」だった。晃司は技見た直後に完璧に覚えたが、バルサはというと、「六王銃」が思いの他難しいらしかったのか完全に得るまで2~3日かかった。

 

 

トーマス、ベン、ヘンリーに関してはというと、あまり戦闘経験のないのかなかなかうまくいかない感じだったが、少しでも2人に追いつこうと死に物狂いで修行し、そしてその甲斐あってか、1ヶ月はかかったが全部会得することが成功した。ちなみにこれまでの修行でわかったのは、トーマスは攻撃、ベンは遠距離、ヘンリーは俊敏、バルサは防御、そして晃司はオールラウンダーとのこと。

 

またトーマスはプライドもあってのことなのかその途中、武装色の覇気も開花していった。またこのトリオたちは戦闘以外の他の分野にも力を入れ始めた。馬屋の経験で手が器用のトーマスは技能を、学者の子供であり頭のいいベンは医療や航海術を、そして肉屋の息子として料理や道具の扱いに長けているヘンリーは料理の技術や物の手入れだ。

 

また、晃司たちは海のパトロールとして軍艦に乗り海に出ることがある。いわゆるこれまで学んだことを活かす実践テストみたいなものだ。ただ、晃司たちにとっては冒険の下見といっても過言ではなかった。なにせこの軍艦は東の海や偉大なる航路はおろか新世界にも行くこともあるのだから。指揮はもちろん大将である晃司だ。なんでも海軍大将の権力は「海軍本部最高戦力」と呼ばれる程強大であり、偵察する海を好きに決められるとのこと。

 

晃司はこう思った……

 

 

 

海賊とそう変わんねぇーじゃん! 

 

 

 

もちろんその海域に海賊がいれば、その場で捕縛または、討伐が出来る。まあ、海軍からすれば敵なのは確実であるため当然のことなのだ。だが、生かすも殺すも大将次第とのこと。

 

トーマス:いや、逃がしていいんかい! ✋ 

 

とはいえ実際、見つけた海賊はほとんどと言っていいほどボコボコにしている。もはや海賊は海軍のいや、晃司たちの力を試す実験台だ。ただし、この晃司率いるこの部隊にはある変わったルールがある。それは海賊討伐などの戦闘の際には始める前に必ずじゃんけんをしてから行くということだ。理由は単純で晃司やバルサの力が圧倒的強すぎるために先陣を切ると他のメンツの活躍の場がなくなるおそれがあるからだ。しかし、思いのほかじゃんけんが強く、ほとんどといっていいほど晃司が担当することが多くなりことがしばしばである。だがそれは、目の前にいるのが敵船一隻であればの話。それにまた海賊は稀に大編成を引き連れていることもあり、敵船の数が3~4程やって来ることもある。だがそれはトーマスたちにとっては活躍の場を見せれるありがたいことであった。

 

この晃司やバルサたちがいる艦にはおよそ300人の海兵がいるのだが、その中でもガープやセンゴクも思いのほか強く、また同じく艦に乗っているサカズキ、クザン、ボルサリーノの3人も自然系の能力が使えるため、手柄は晃司らを除けばほとんどといっていいほど彼らに持ってかれている。ちなみに、トーマス、ベン、ヘンリーのトリオは六式をマスターしているためそこそこ強いが、攻撃に集中するあまり周りが見えなくなる、近距離に圧倒的に弱いなどの弱点が目立つことが多く単独で行動すると危機にさらされることもある。しかし、トリオとして戦闘に出ると決まって彼らそれぞれが弱点を補うこともあって場を乗り切っているため、この3人はトリオとして活躍することがお決まりになっている。

 

こんなこともあってか、海賊は虹鵺はおろかそれらのメンツを恐れるようになり「無敵軍艦」、または「バケモノ海軍」と呼ぶようになり、海賊たちに恐れられる最強部隊となったのであった。

 

 

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