第1話 転生したら風見幽香で時代が弥生だったよ
第1話
私と言う意識がこの肉体に宿った最初の記憶は、見知らぬ綺麗な花畑と雲一つない晴天の下で、ただただ一人で、花畑の中心で座って居た光景だったことを憶えている。
「うん?ここは一体どこで、何で花畑にいるのかしら?」
その時最初に考えたことは、ここがどこで、何故こんなところにいるのかと言う疑問を抱き、何気なく周囲を見渡してみるが、自身を囲むように綺麗な花畑が広がっており。
そして花畑の外側を眺めると大きな木々や茂みが生えた森が続いており、どうやらここは森の奥深くにある自然の花畑だと認識する。
何故そんな森の奥にある場所に居るのかと考えを巡らせる為に手を顎に当てて考えようとした時、その手が、綺麗な女性の手になっていることに気が付き、身体などを見てみると、高身長でスタイルの良い女性の身体になっていることに気が付き、思わず驚きの声が出た。
「はぁ??何よこれ、私ってこんなスタイルの良い女性の身体になっているのよ?あと声も怖いお姉さんぽい感じになっているわけ?」
私は自身の肉体が変わっていることを認識し、どう言うことなのかと戸惑いを覚える。
そして自身が着ている服装が、黄色のリボンが首元にある白のカッターシャツと赤のチェック柄のベストを着ており、そして下半身には赤いチェック柄したロングスカートを履いている姿へと変わっていることを認識し、して足には黒いローファーを履いていることを認識した私は何気なくあるキャラの服装に似ていることを理解する。
「この服装って、東方Projectに存在する風見幽香の恰好に似ているわね・・・まさか!?」
と自身が着ている服装が推しキャラだった風見幽香の恰好に似ていることを認識したところで、私は咄嗟に自身の髪を見えるように視界内に移動させると、綺麗な黄緑色をした髪を確認したところで、自身の姿形が風見幽香になっていることを理解し、動揺抱き始める。
そんな嘘でしょ!?なんでなんでゆうかりんになってんのよ!?。
「え、嘘でしょう、そんな何で風見幽香のような姿になっているわけ、えーと落ち着きなさい、こう言う時こそ落ち着いて状況確認をするんだと上司も言っていたじゃない」
と推しキャラの姿形になっていることに対する動揺を何とか落ち着かせて、改めて自身のスタイルと服装を確認してみるが、どう見ても自身の肉体が風見幽香そのままの姿になっていることを理解し、深く深く深呼吸をしてから。
「なんじゃこりゃあああああああああああ」
と私は力いっぱい困惑した叫び声を上げると、その余波で木々が揺れ、地面に落ちた枯れ葉が巻き上がり、木々や草むらで寝ていた鳥や獣たちが逃げて行ってしまう。
どうやら姿形だけでなく身体能力も風見幽香その者になっているようである。
まぁ原作でもどれくらいの身体能力なのかは明かされていないので、適当にそう思っただけだが。
「ふー、大声で叫んだら落ち着いて来たわ、その代わり周囲の木々に居た小動物たちが逃げてしまったけど、そこは仕方ないことだったと思うことにしましょう」
と私は大声で叫んだことで怯えて逃げていた鳥や獣たちに罪悪感などを少し抱きつつも改めて、何故私は風見幽香になっているのかと考えを巡らせみる。
まずこの姿になる前の私は、一体何をしていたのかと記憶を巡らせて思い出そうとしてみるが、何故か霧深い山の中を歩いているかのように、一部的な部分しか記憶を思い出すことが出来なかった。
現状分かっていることは、私は何かしら仕事をしており、そして東方Project好きな人物であったことと、帰宅中の交通事故で死んでしまったことなどを思い出したことから恐らく私はネット界隈で有名な転生と言う奴だろうと判断する。
「そうとしか考えられないよな、記憶が曖昧で、身体が別物で、見知らぬ地に居る、この状況を説明できる現象が、転生以外で存在するのならぜひ、聞いてみたいわね」
と私はほぼほぼ間違いないく、死んで目覚めたら東方Projectに登場するキャラである風見幽香に転生したのだと認識し、これからどうするべきなのかと考えを巡らせる。
さてまず現状知るべきことは、ここが東方Projectの世界なのかを確かめること、続いて私自身がいるこの場所がどこなのか、そして今が西暦或いは紀元前何年なのかを知ることが、今のところ優先して調べることかしら?。
「さて、そうと決めれば、この花畑がある森から出て人里に行かないといけないわね、あーだけど」
と私は何を優先して調べるのかを決めると早速自身が居る花畑を出て、森へと入ろうとしたところで、歩いて森の中を当てもなく進んでも、ただ迷うだけではないかと思い至り、どうしたものなかと考えを巡らる。
そういえば東方Projectと言えば人間や妖怪などが自由に空を飛び回って弾幕ごっこをする世界観であることを思い至り、自身が空を飛んで人里を探せば良いかと思い至る。
「そうねぇ、空を飛べばわざわざ森の中を歩いて進む必要もないし、そうと決まれば実際に飛んでみましょうか、えーとこういうのってだいたい身体中に巡る妖力を操作して、こう空を浮くようなイメージで行けば」
と私はそう呟きながら、何となく感覚で自身の身体に流れる妖力を把握し、自身の身体を浮かすようにイメージしてみると、ふわふわとたどたどしくだが身体が浮かんでいき、花畑周辺の木々よりも高い高度まで上昇することに成功する。
「あら、結構すんなりと上手く浮かんでいるわねぇ、さて空から見る景色はどんなものかしら?」
と私は空から見る花畑を囲む森の景色確認してみると、どうやら自身が居る場所は高い山のすぐそばにある盆地に位置する森の中にある場所だったようで、遠くを見ようにも山が邪魔で全方位が見えずなので。
私は仕方なく飛んでいる高度を上げていくことで、盆地の近くにある山よりもはるかに高い位置から周囲を見渡してみると、遠くで白い煙が立ち昇る場所があることに気が付く。
もしかしたら誰か人らしき存在があるのではないかと考え、そのまま空を飛んで、白い煙が立ち昇る場所を見てみると、そこには思わず目を疑う光景が広がっていた。
「うーん、えぇ~あれってもしかして竪穴式住居よねぇ、あの藁を折り重ねて作る原始的な家で、そして住人は人間のようだけど、服装は白い長布を被って紐を腰に巻いている原始的な布製の服…」
と私は目の前の原始的な生活を見て、少し一息落ち着かせるように深呼吸をし始める。
「あぁ落ち着くのよ私、そうこれは現実よ正しく認識するのよ、えぇつまり私は風見幽香の姿形と能力を持って、遥か昔の弥生時代の日本に、転生したってことなのねぇ」
と私は自身が置かれている状況の一部を理解したことで戸惑いと困惑と疑問符を浮かべながら、改めて竪穴住居が立ち並ぶ人口100ちょっとの集落を眺めながら、自身が弥生時代の日本に転生したのだと認識し、思わずため息を出しながら途方に暮れる。
少なくとも今の時代は西暦の始め辺りか紀元前何百年あたりの時代だと、予想することはできたわね、だけどここが東方Projectの世界なのか、それとも風見幽香の姿で別作品の世界にクロスオーバーしているのか、まるで判断が付かないわね。
それとここが日本のどこにある地域なのかも分からずじまいなることも判明し、そもそも弥生時代の日本の言葉とか私全然知らないし、現地民との意思疎通すら難しいって。
「うーん本当に困ったことになったわね、とりあえず元の花畑に戻りましょう、このままあの集落に向かっても、驚かせて警戒されるだけだと思えるし」
と私はこれからこの遥か昔の日本で、どうしたものかと途方に暮れながら、自身が最初に目覚めた花畑へと戻って行くのであった。
と言ったところでここまです。
何か導入だったのでぐだぐだ状況確認が続きましたが、次回は一気に弥生から現代の米花町に住むまでの経緯をダイジェストで書くので、お楽しみください。
*内容を整理して修正しました。