米花の向日葵の謎を追え!更新停止   作:アクドニアデフジム

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書き終えたので投稿しました。なかなかきつかったぜ。


第10話 風見神社の鍛練修行の日より

 

第10話

 

 

 

さて、風見幽香こと私は風見神社の自宅の縁側に座って、境内で身体を鍛える修行をしている藤也の姿を見ながら紅茶を楽しんでいた。

 

何故神社の境内で、藤也が修行をしているのかと言うと、一か月間前に次郎吉と行った秘境旅行先にて戦った影の秩序軍が原因で、籐也曰く相手が軍事兵器で武装した正規軍規模の連中だったとは言え、あの様な連中に負けかける状況になってしまったり。

 

ルパン一味の石川五ェ門の人間離れした剣技と身体能力などを見て、己の身体が訛っていること理解し、尚且つまだまだ儂など未熟者だと認識したのか、境内にある鍛練場にて厚さ10㎝程金属板を10枚重ねた物を、籐也は術を使わずに生身で瓦割りの要領で、全て破壊し、精神修行として冬場の滝にうたれていたり、自身が扱う術の練度を上げる為に、私が用意した模擬戦用の人形に様々な仙人術の技を叩き込み。

 

その結果、ここ一か月間で六体も破壊すると言う正に月火水木金金金と言う修行に休みなど無いと言う具合なっており、一言で表現するなら、まさに人間阿修羅の如き気迫だと言えよう。

 

ちなみに風見神社にいる眷属達はその光景を見て、かつて若かりし頃の籐也様を見ているようで懐かしいと言っていたわ。

 

あぁそういえば、戦後が明けて五年少しが経った時代、当時の日本では治安維持は上手く作用しておらず、日々裏社会の危険な連中が殺人事件や誘拐事件に麻薬密売や汚職警察官による横領など、正に世は世紀末みたいだった米花町で、若い頃の籐也は戦いこそ己の最高の修行みたいな性格にだった。

 

そのせいで米花町で好き勝手していた反社組織などを、その身一つで立ち向かい、時に現れる強敵に苦戦しながらも、バトル漫画の主人公並みの補正にて戦い抜いていたわ、ある時は裏社会で名のある剣の達人に殺されかける危機的状況があったのだけど、土壇場で使えなかった仙人術の【超人化】を見事修得して大逆転したり。

 

ある時は機関銃で武装した反社組員凡そ十数人から弾丸嵐の攻撃を、当時覚えたばかりだった仙人術の【鉄皮膚】にて手の甲を強化し、弾丸一つ一つを受け流し続けることで、後に籐也の嫁さんになった女性を完璧に守り抜きながら、反撃とばかりに反社組員全員を叩きのめすし。

 

当時の鈴木邸を襲った海外の武装集団をその身一つで返り討ちにして、若かりし頃の鈴木次郎吉を助け出すなど、正に鬼神の如き活躍だったわ。

 

確か当時の裏社会の連中からは、蛇蝎のごとく嫌われる有り様で、畏怖と警戒を込めて二つ名は《超人無慈悲》などと言われてたわ。

 

まぁだけど戦後から十年以上もすれば米花町も比較的に大人しくなり、籐也と当時助けた女性と結婚したことで、昔のような無茶はしなくなり、時々鈴木家からの依頼で護衛の仕事などをしながら神主としても活動し、息子の修也に家業を引き継がせた後は隠居生活を送っていたわ、籐也の嫁さんは持病が悪化したせいで、裕也が生まれる三年前に亡くなったけど。

 

「人一人居ればそいつの物語があるとは聞くけど、なかなかに濃い人生を送ってないかしら? もし籐也が生まれる時代によっては歴史に名が残ったのかしらねぇ?」

 

と私はかつてオラオラ系バトル漫画主人公みたいだった頃の籐也を思い出しながら、大きな岩盤石を踵落としで砕いている籐也の鍛練風景を見ながら、生まれる時代によっては歴史に名が残っていたのかしらねぇっと呟きながら、縁側で紅茶の味を楽しむ。

 

ちなみにだが丁度風見裕也は今現在風見神社には住んでいない、高校を卒業した後、警察学校に入学することとなり、今から三週間前に向こうの学寮に移り住んだので、今風見神社に居るのは籐也と修也と奥さんと私と眷属64匹からなる合計68名が住んでいるわ、思ったよりも大勢居て賑やかな風見神社だけど、やっぱ裕也が居ない分、寂しいわね。

 

と風見幽香たる私が寂しが気分になるのはここまでにして、確か原作が始まる頃の風見裕也の年齢は30歳だったはずなので、逆算して名探偵コナンが始まるまで凡そ12年程あって、今現在の工藤新一の年齢が5歳くらいだから、もう工藤新一と毛利蘭が出会って一年ぐらい経つ頃なのかしらね今?。

 

「うーん何となくしか思い出せないわね、流石に3000年以上昔の記憶を詳しく思い出そうとしてもなかなかむずかしいわね」

 

と私が風見幽香として転生してから凡そ3000年以上の月日が流れた、詳しい名探偵コナンでの出来事や事件などは曖昧にしか覚えておらず、登場人物なども主要なキャラ以外はかなりうろ覚えなので、どうしたものかと考えを巡らせる。

 

「うーんやっぱり工藤一家との接点作った方が良いかしら?そういえば鈴木次郎吉とは知り合いなのだから鈴木園子経緯で接点持てば、自動的に工藤新一との接点が出来るかしら?いやちょっと厳しいかしら・・・」

 

と私はそろそろ原作向けた準備を始めようかと思い、手始めとして鈴木次郎吉経由で、鈴木園子と接点を持ち、そこから交流を重ねて行き、いつか工藤新一との接点を出来たらいいなっと考えていると、家の玄関からピンポン音が鳴り響いた。

 

私はちょうど縁側に居たので外からぐるりと周って玄関へと行き、一体誰が来たのかと確認してみると、そこには普段着姿の鈴木次郎吉と前髪が挙げられているおかっぱ頭の幼女が居た。

 

「あら?次郎吉じゃないこんにちわ。珍しいわね、あぁ籐也に御用かしら。今境内の鍛練場に居るけど」

 

と私は次郎吉に挨拶を告げながら、久しぶりにうちに来るなんて珍しいなっと言いつつ、籐也に用があるだと推測して、境内のどこに居るのかを次郎吉に教える。

 

「おぉー!これはこれは幽香様、どうもこんにちわじゃ。先月の秘境旅行の件はお世話になりましたわい」

 

と鈴木次郎吉は被っていた帽子を脱いでから挨拶をし、先月の秘境旅行の件で世話になったことの礼を言ってくれる。ちなみに次郎吉が言っているお世話になったこととは、秘境旅行で手に入れたアーティファクトの封印の件である。

 

一応籐也の結界術の強度ならば、相手が熟練の魔法使いか祓い人でもなければ破られないものだが、それでは心配だとして私が封印をかけ直したのだ。封印の内容は風見幽香、風見籐也、鈴木次郎吉の三者以外の者が触れれば、相手に気絶するほどの電撃を浴びせつつ、何者かがアーティファクトに触れたと言う連絡が風見幽香に知らされると言う感じである。

 

もし何かしらの教団が次郎吉の屋敷に侵入して盗もうとしても、すぐに駆け付けて一網打尽に出来る寸法である。

 

「別に良いわよ、あれが悪用されたら色々と面倒なことになりそうだったし。それとそこにいる女の子は?」

 

「あぁこの子は儂の姪っ子じゃよ。名前は鈴木園子と言っての、儂が友人の家に出掛けると知ってどうしても着いて来たいと言っての」

 

と私は悪用されたら面倒だから手を貸したと返しつつ、次郎吉が連れている前髪が挙げられているおかっぱ頭の幼女はどちらさんなのかと問うと、次郎吉は前髪が挙げられているおかっぱ頭の幼女は鈴木園子と言う名で姪っ子だと教えてくれる。

 

へえ園子ちゃんかうんうん……うん?。

 

「ど、どうも綺麗なお姉さん!私は鈴木園子って言います!」

 

と前髪が挙げられているおかっぱ頭の幼女こと鈴木園子はそう私の容姿を見て、緊張しながらも大声で自身の自己紹介をしてくれる。色々と考えて移す前に、接点を持とうとしていた子がうちに来た時は、どう接したらいいのかしらね。

 

 

 

 

 




と言ったところでここまです。

今回は風見家での日常回と鈴木次郎吉が幼い頃の鈴木園子年齢は5歳を連れて訪問でした。

風見籐也の鍛練風景を映しましたが、やはりたかが武装した集団に窮地に追い込まれたことで、自身を鍛えなおそうと決心しました、まぁ鍛え直しをする理由の比率は石川五ェ門の強さを見たのが8割で残り2割が今のままだと護衛を完遂できないと思ったからです。

それと今は名探偵コナンが始まる年まであと12年となりました、この世界での風見裕也は高卒で警察学校に入学しましたが、実際30歳で警部補になれるのですかね?あんまり警察キャリアには詳しくないので分からないのですが。

そして魑魅魍魎が蔓延る風見神社に鈴木次郎吉に連れられた鈴木園子が到来しましたが、果たして園子は風見家の風景を見てどう思うのでしょうね。


*内容などを一部修正しました*

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