米花の向日葵の謎を追え!更新停止   作:アクドニアデフジム

17 / 77
書けたので投稿します。ゆうかりん初めてルパン一味に会うので気合を入れて演出してます。


第17話 風見幽香の風魔一族の陰謀③

 

第17話

 

 

 

:視点:次元大介:

 

 

 

「あーあーどうすんだよルパン、これ完全に詰んでるぞ」

 

「あぁどうしましょうかねぇ、あはは・・・」

 

俺とルパンと不二子は潜んでいた風魔の連中に包囲されていると言う、危機的な状況に落ち居ていた、逃げ道は後ろの城内への出入り口だけ、ルパンが咄嗟にライターを取り出し、それを起爆スイッチだと言い張って、起爆するぞと言うはったりを決めてみるが、風魔のボスから飛んで来たコインに弾かれ、ルパンが持っていたライターが風魔の連中へと渡ると、すぐにそのハッタリも、無事に相手にバレて、どうするんだ状態だ。

 

「ここまでだ死んでもらおう、うん?なんだ今の音は?向こうから聞こえて来たようだが?」

 

と風魔のボスがクロスボウを構えている部下たちに、指示を送ろうとしたところで、俺達が通って来た出入口の通路の奥からデカい破壊音が複数回連続で鳴り響き、風魔の連中はそちらへと警戒するように武器を構えながら様子を伺い、ルパンも不二子も何か岩が砕けるような音が聞こえるなと怪訝な表情で呟きながら、俺は音が響く方へと向いた瞬間、門が馬鹿でかい破壊音と共に吹き飛び土煙が上がる中、早足で階段を登って来る五ェ門の姿とその背中に背負われている紫ちゃんの姿が見えると、城壁の上に居た邪魔な風魔の連中を斬鉄剣で道すがら切りつつ、俺達の前あたりの位置へと着地する。

 

「おいおい五ェ門ちゃん、良いタイミングで来たねと喜びたいけど、紫ちゃんを背負って来たってことは何かあったてことだよな、もしかして新たな乱入者とか来た感じ?」

 

「本当に一体何があったんだ五ェ門?随分と派手な登場にしては、余裕が余りないみたいだが」

 

と俺とルパンは一体何が起きているのかを確認するべく五ェ門に問いかけるが、切羽詰まった表情を浮かべながら俺らの方へとに振り向くと、五ェ門は紫殿を頼むと一言だけ言ってルパンに紫ちゃんを預けると、五ェ門はいつもの構え方をしながら、門の向こうにある古い橋から歩いて来る音の主へと集中し始め、俺とルパンと不二子はお互いの顔を一度見てから、橋向こうに浮かぶ土煙の中が晴れ、そこに居た人物の姿を見て嫌な顔を浮かべた。

 

「やぁやぁこんにちわルパン殿に次元殿、数年ぶりですかな、いやぁ探しましたぞ、やはり五ェ門殿を追い立てていれば、貴殿のところに案内してくれると思ってやってみたら、正にその通りになったわい」

 

と古い橋の向から呑気に歩いて来る風見籐也の姿を見て俺とルパンはお互いの顔を見ながら凄く嫌な予感がひしひしと感じつつも、俺は風見籐也に対して何のようだと聞くと、ニヤニヤと笑みを浮かべながら来た理由を語り出す。

 

「何しに来たかと言えばのう、なぁルパン殿と次元殿、お主ら二人は本日中のどこかで、銭形警部に追われていることがあったと思う、そして逃げる道中にて、旅館の敷地内を走り回りながら逃げて行ったこともあっただろう、あそこは儂ら風見家傘下の旅館じゃったんだ、ふむつまり儂らの目的はお主ら二人の身柄じゃよ」

 

と風見籐也は俺とルパンを交互に指で示しながら、ここに来た理由は語ってくれ、そして俺はあの時銭形から逃げる途中で旅館内を通ったことを思い出し、ゆっくりとルパンの方を見ると、だらだらと冷や汗を出しているルパンを見、俺もこれは大変な状況になってしまったと理解する。

 

「と言う訳じゃから大人しく捕まることを儂はおすすめするぞ、まぁ嫌なら嫌で別に良いのじゃが、とりあえず邪魔者には消えてもらうかの」

 

と風見籐也は大人しく捕まることをすすめて来たところで、今までこの様子を静観していた風魔の連中の背後に黒い着物を着た連中が現れ、一瞬で連中を串刺したり切り捨てたり潰したりして、始末していき、風魔のボスも突如現れた敵に対処することができず、鉄鎖を持った黒い着物を着た二人に、無様にも鎖で芋虫のように簀巻きにされていた。思わぬ形で風魔の連中が無力化されたが、今度は風見家からの刺客が来てピンチになった訳だ。

 

「おいルパン、あの時の旅館風見家の所有物だったみたいだぞ、どうする逃げるのか?」

 

「あははやぁどうするも、逃げたら余計に不味いでしょうけど、捕まったら何されるか」

 

と俺はルパンにどうするのか確認してみるが、ルパンは優柔不断にどうするか悩んでいるようであり、風見籐也も俺らのことを捕まえると言いながら、有一の逃げ道である橋を塞ぐようにおり、とてもではないが俺やルパンが生身であの爺さんに立ち向かっても、半殺しにされるのは間違いなく確定だろう、何せ俺らは五ェ門とは違って近距離での戦いは不得意だ、先程の風魔の連中程度の実力者ならどうにでもなるが、あの風見籐也が連れて来た連中の動きと速さ、そして五ェ門が一時撤退を選択するくらいの実力者揃いなのは間違いないだろう、まぁ流石は日本において現代最強の術師家系と謳われるだけのことはあると言えようか、俺はこれだからファンタジー系の連中はと苦虫を噛み潰すように口を噛みしめていると。

 

「あーそれと言い忘れていたことがあったのじゃが、今回なんと風見家の祭神であらせられる《幽香様》がこの場にいらっしゃる、そろそろだと思うが」

 

と風見籐也が俺らに言い忘れていたこと、この場所に奴ら風見家が数千年崇めていると聞く、《幽香様》と言う日本神話の文献やヤマトタケルの英雄譚にも登場し記載されている、日本と言う国においてかなり有名な高位の神格が来ると言う風見籐也の言葉に、俺やルパンだけでなく、この場に居る不二子と五ェ門と紫ちゃんも驚愕の表情を浮かべたところで、突如として途轍もない地面の揺れを感じ、そして全員が気づく、岩壁の中を何か得体の知れない物が動いている為に、山そのものが揺れているのだと俺は深層心理から直感する。

 

「え、おいおいおい嘘だろマジで!?そんな気軽に有名どころの神様ご本人が来ちゃって良いのかよ!?」

 

とルパンは今まで見たことが無いほどの焦りと驚愕する表情を浮かべながら叫んだと同時に、岩壁や天井付近の岩が砕け散り中から人の眼球を模した模様がある巨大な植物の根が次々と天井や壁から永遠と思える程長く複雑に生え伸びて行き、それら根は触手ように蠢きながら洞窟空間を徐々に覆いつくして行く。

 

そして巨大な根から次々と、どこまでも黒く赤い血に染まった花が大量に咲き誇り、一瞬で自然に満ちた環境を変化し、そして俺達は次第に空気が重くどんよりとした冒涜的で精神に訴えかける死の香り。

 

そう例えるなら、俺達が住む世界が、この世とは違う異界へと染められていくような、言い知れぬ恐怖と不快感が俺の理性と本能を同時に蝕んで来るような感覚を抱き感じていると、そうまるでこの世の存在とは決して思えぬ美しくも底知れぬ神の声が、大洞窟内を身体に染み渡るように響き聞こえて来る。

 

「「どうも初めましてルパン三世、会いたかったわぁ」」

 

癖のある緑色の長い髪、真紅のような赤く染まった瞳に、そしてこの世に死を届ける笑みを浮かべた女神の如き容姿に、赤く赤いチェック柄のベストに白いカッターシャツを纏い、赤いチェック柄のロングスカートを着た美女、そうあれが死期を告げる者《幽香神》が、ルパンの名を告げながら、この異界に降臨した。

 

 

 




と言ったところでここまです。

ゆうかりんノリノリでエントリーしました、がその場に居た無関係の風魔一族さんは泣いていいと思うよ。

ちょっとクトゥルフ神話風にやってみたけど、うまく表現で来てますかね?。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。