第19話
さて、私こと風見幽香は派手にそして威厳のある優雅な形で、ルパン一味の眼前に登場した訳だが、なかなかに良い感じの恐怖を抱いてくれているようで、彼らから畏怖の念を感じて気分がよくなっているわね、まぁこれも妖怪としての欲求が満たされたからの幸福感でしょうけど。
ちなみに今の私の状態はルパン一味を全員見下ろせるように、高さ30m付近で浮遊しているわ、こう何か強者感出て来そうな演出するためにね。
「ねぇルパン三世、あなたが壊した私の旅館に関して、どんな風に落とし前つけさせようか、色々と考えたのよ、例えば」
と私はそう語りかけるように呟きながら、ルパン三世から見て約3m程離れた位置に着地してから、威厳と優雅さを演出できるゆったりとした歩き方で、冷や汗を掻いているルパン三世のすぐ傍まで近づき、ゆっくりとした仕草で優しくルパン三世の首筋を右手の人差し指で撫でる。これが生ルパンの首筋、こういう感じの感触ねぇ。
「あなたの頭を剥製にして、私の神社に飾るってことも考えてみたけど、そんな粗末なことをするのは勿体無いと思ったからやめたのよフフフ」
「はは、確かにいくら俺が活けているからって、頭を剥製にして飾るとか、間違いなく人類の損失になるし、やめた方が良いぜ」
と私は優しく笑顔でそう語りかけるように言ってあげると、ルパン三世は冷や汗を浮かべながらも、余裕そうな表情を作りながら軽いジョークを言ってくれる。私はそんなルパン三世との軽い問いと返しに満足げに笑みを浮かべながら、ルパン三世の首筋を触っていた右手の人差し指を、戦闘要員の眷属に簀巻きにされている風魔のボスに向けると、戦闘要員の眷属は察して、無理やり風魔のボスを直立させてるのを見た後、人差し指に圧縮した妖力を込めてから軽く振るうと、瞬間速度にして凡そマッハ2に匹敵する指一本分サイズの斬撃刃にて、耳だけを正確に綺麗に切り落とし、そのまま岩壁の一部に斬撃痕を残した辺りで、風魔のボスは悲鳴を上げて痛みに苦しむ。
戦闘要員の眷属達が気を付かせて、風魔のボスは捕獲しているようだけど、あんまりルパン一味との交流している場面をそのまま話されたら面倒そうなので、恐怖とトラウマを植え付け、精神発狂状態にしてから警察に身柄を渡すつもりなので、まぁとりあえず耳をそぎ落として、ルパン三世に私ってこういうことも出来るんだぞって言う脅し目的にやったので、その結果ルパン三世は表情を固めたままブリキのロボットみたいに、痛みに苦しむ風魔のボスの様子を見て、だらだらと冷や汗を掻きながら青白くなっていく表情を見れて本当に嬉しい。
「それであなた達ルパン一味に、求める落とし前なのだけど、せっかくだし慈悲として二つどちらかを選ばしてあげるわ♪」
「へー・・・そんな選ばしてくれる自由をくれるなんて、風見幽香様は寛大で優しいですね、ハハハ・・・」
と私はルパン一味を優しく見つめながら、風見家が求める落とし前の内容候補を言う前に、私は慈悲としてルパン三世にご本人にどれを選ぶのかの選択権をあげる旨を伝えると、ルパン三世は作り笑顔浮かべながら、心にもないであろうお世辞を告げて、私の機嫌を取ろうとしてくる。
それを見て私は意外とおちゃらける余裕があるのねっと関心に思いつつ、私が考えた風見家としての落とし前の選択候補をルパン一味に語り始める。
「まず第一の選択は、ルパン一味全員が、私に戦いを挑んで勝てたら、旅館の件は完全に許してあげる、勿論術や能力を封じた状態でよ」
と私は第一の選択として、ルパン一味が協力して私こと風見幽香に勝てたら、完全に許してあげると伝えると、ルパン三世はまるでこの世の終わりのような表情を浮かべて固まり、五ェ門は冷や汗を流しながらも、いつでも戦闘できるように斬鉄剣を構えたまであり、次元と不二子は恐怖のあまりハニワのような表情を浮かべるなど、各々の反応の違いに笑みを浮かべる。良い反応するわね。
「フフフそんなに怖がらなくても良いのに、そして第二の選択は旅館の修理費の半分を支払うことと、このサイン紙にルパン一味全員の自筆サインを書いたら、完全に許してあげるわ!」
と私は第二の選択として旅館の修理費を半分支払うことと自筆サインをサイン紙に書いたら、完全に許すとサイン紙と筆ペンを取り出しながらそう告げると、ルパン三世は疑問符を浮かべている間抜けな表情を浮かべて、恐怖に震えていた次元と不二子は、驚きと驚愕表情を浮かべてまま固まり、五ェ門も驚愕と驚きの表情を浮かべて固まり、何故か鈴音を含めた戦闘要員の眷属全員が顔を両手で抑えて笑いこらえており、籐也はすると思ったと言った表情を浮かべて呆れている。何でそんなに呆けているの?。
「えーとそれは冗談とかではなく、本当に修理費とサイン紙に俺達の自筆サインを書けば良いのか???」
「えぇそう言ったのだけど、もしかして戦いたかっ「いえいえいえ!!自筆サインがご所望ですね、おい次元に五ェ門に不二子、早く書け!?」あらそう」
とルパン三世は旅館の修理費と自筆サインをサイン紙に書けば良いのかと確かめるように聞いて来たので、何となく冗談でもしかして戦いたかったのかと言い終える前に、ルパン三世は慌てたように私からサイン紙と筆ペンを受け取ると、ルパン一味は迷うことなくサイン紙に自身の自筆サインを書いて、私にルパン一味のサインが書かれたサイン紙と筆ペンを返却する。フフフついに手に入れたわ、ルパン一味の自筆サイン紙を!。
「どうもありがとうね、このサイン紙は宝物にさせてもらうわ。それと修理費の振込先は風見家共有の口座に入れといてちょうだい、それじゃあ籐也にみんな、その坊さん禿の男を連れて帰るわよ」
と私は手に入れたルパン一味の自筆サイン紙を嬉しそうに持ちながら、軽くスキップしつつ籐也と鈴音を含めた戦闘要員の眷属全員と、あとついでに警察に引き渡すつもりの風魔のボスを連れて大洞窟を後にするのだった。
「えぇーと、俺達助かったんだよな次元、後で修理費代金を送らねーといけないが・・・」
「あぁ・・・そうみたいだが、俺は二度とあぁいった超常存在とは関わりたくないね」
「はは、命が助かったのよね、私決めたは絶対に米花町には行かないってことを」
「やはり拙者は未熟、あのような存在が平然といる、やはり修行の旅に出るしかないか」
とルパン一味は各々が抱いたことを呟きながら、去って行く風見家一同を見送るのだった。
と言ったところでここまです。
これにて風魔一族の陰謀編は終了です。探索者の皆さんお疲れさまでした、金と自筆エンドを迎えましたことおめでとうございます。
いや、まさか警察とのカーチェースでファンブルを連続に出して、裏ボスが出現するフラグを踏んでしまった時は無理かと思いましたが、皆さんの幸運ダイスの結果と落ち着いて対処できたことで、神格《幽香神》にお帰りなさってくださる手順を踏んでいて良かったですよ。次のシナリオは未定ですが、何か構想がまとまり次第始めます。
次の投稿は数日間の休憩期間挟んでから、米花の向日葵の謎を追え!の続きを投稿していくのでよろしくお願いいたします。