結構独自設定ありますので嫌な方は戻りをお願いします。
第4話
さて、徳川幕府が成立し、米花を統治していた工藤家は、時の権力者である徳川家の家臣へとなったことで、風見神社周辺の里や町の人口は増加していくことになり、そして徳川家主導の都市開拓よって町は都となり、米花に流れる川は徳川家の拠点である大都市江戸を支える重要な物流港の一つとして発展した。
かつて豊富にあった森林は切り取られ、今では瓦屋根の家々が建ち並ぶ風景へと変わってしまった、そのせいなのか近年風見幽香として本能なのか、自身の住みか周辺の自然が減っていく光景に、いい知れない不快感と苛立ちを抱くが、それよりもすごく思ったのは米花での殺人事件多すぎない?。
いや、道端歩いてたら、密室殺人事件に10件ほど遭遇したし、通り魔らしき辻斬りにめちゃくちゃ遭遇するのだけど、この時代から米花町って殺人事件が多かったのかしら?やっぱコナンくん死神説とか色々言われてるけど、全然関係ない時代から殺人事件が起きやすい地域だったようね。
とまぁそんな米花の地だけど人口はもう30万に到達してきているし、そろそろ江戸黎明期も終えて江戸中期に入るほどの年月が経ったのではと思うけど。
ちなみにうちの巨木のそばに建てられている風見神社についてなのだけど、なんか神主の容姿が名探偵コナンの風見裕也に似ているのよね、なんか苦労人気質なところも似ているし、もしかしたら祖先の方なのかしら?。
そんな風見裕也似の神主が居る風見神社だけど、毎年私の元に新年のご挨拶として、幕府のお偉いさんや、地元の豪商である鈴木さんや、工藤家の当主などが来るのだけど、鈴木さんって後々鈴木財閥の祖先の方なのかしら?。
まぁ気になるけど、名探偵コナンの主要キャラの面影感じる容姿や苗字が出てくるってことは、そろそろ原作が始める時代まで、もうすぐってことなのかしら?。
「どうも明けましておめでとうございます幽香様、本日に行ったって新年挨拶と参ったことにねて、供物としていくつかの品をお持ちいたし」
と新年の挨拶に来た豪商の鈴木さんは風見神社に大量の供物を寄越してきたけど、おそらく私の機嫌を取って困った時に助けてもらう為なのだろうけど、鈴木さんから貰った供物の中には南蛮から仕入れたであろう珍しい花の種とかもあるし、まぁ相応の優遇措置はしてあげましょう。
「ふふふどうも、毎年ありがとうね、そうね今後も何か妖怪や幽霊事で面倒が起これば、助けてあげるから、今年も安心して米花で商売を続けるといいわ」
と私はそう言って鈴木さんの家で、何か妖怪事で困ったことがあったら助けてやると言う旨を伝えると、鈴木さんは頭を深く下げながら感謝の言葉を伝えると、そろそろ次の挨拶あるということで、鈴木さんは私が居る神社の本殿から退室する。
とまぁこんな感じで私の神社には米花に在住している幕府のお代官や地元の豪商などは、妖怪や幽霊に付け狙われた時の保険として、私に捧げものを持って来るのよね、何か困ったことが起きた時に助けてくれってことでね。
なのでお願いとして妖怪や幽霊と追い祓う機会があるのだけれど、まぁ大抵の奴は私の気配を察しただけで逃げて行くのだけれども、偶に大物級の妖怪が呪って居たりするから、そのまま戦いになって辺りの土地が酷いことになることがあるけど、まぁ惨たらしく食われて死ぬよりかはマシでしょう、事後処理は風見神社の連中がしてくれているし。
そんな優雅で騒がしい日々も時の流れで過ぎていき、米花の豪商だった鈴木さんの家は商売が順調に成長して行き、鈴木さんが亡くなった頃には武蔵の国で知らぬ者が居ないほどの大商人に成長していたは、それでも風見神社との付き合いは世代を超えて継いで行くのだけれど。
そして江戸時代も中期に入ってすぐに巨大地震が数度発生し、米花にも多大な被害などもあったりしたけれども、私は優雅に数千年育てているお花畑を管理する日々を送っているし、時々出雲の国で神々と宴会をしたりとかして、数百年時間を潰していたわ。
そしてついに日本史で絶対に教わるであろう大事件が起きたのだ、そうかの有名なペリー提督率いるアメリカの黒船が江戸湾に来航して、日本は幕末へと移行していく。
さて今の江戸では開国派と鎖国派で別れて争いあう権力闘争が始まっており、そのせいでただでさえ殺人事件が多い米花の地でも襲撃事件や毒殺事件などの暗殺合戦が数多く繰り広げられており。
そして中には私の綺麗な髪色を見た攘夷志士と思われる武士や祓い人の連中が、切りかかって来る時がまぁまぁ起きていたのだけど、そう言う時は容赦なく始末してあげては、道端には頭や身体の一部を欠損或いは潰れている死体が、米花に現れることになったのだけど、まぁ殺意を持って私に挑んで来るのだから仕方がないわ、それどころか身体が残るだけでもありがたいことだと思ってもらいたいところね。
そんな殺伐として賑やかな空気に楽しみを抱くことが続くのだけれども、徳川幕府による大政奉還が起きて200年以上続いた徳川による幕府体制は消滅し、新しい時代である明治が到来することになり、首都も江戸へと移り、都の名は東京と改名されることとなり。
そして東京に移り住んだのも天皇家だけではなく、その一部の大和の神々がご近所になったことで、私のところに挨拶回りに来た時は、思わず驚いたものだわ。
そんなこんなで時代は明治へとなって行き、米花町と呼ばれるようになり、街並みも瓦屋根だけではなく西洋チックなレンガ式の家が増えて行く、そしてこの時代から妖怪や幽霊の被害が減少していくことになる。
私の神社に捧げものしに来る連中も必然として減って行くことになり、まぁこれも時代の流れって言うことかしらと、まぁ未だに一般の参拝客は結構来ているので、神社の維持費に困ることは無いと思うけど。ちなみに鈴木家は律儀に挨拶しに来ているわ。
そんなこんながありつつも、日本は富国強兵による改革期である明治時代も、数度の大きな戦争に勝利した辺りで終わりを告げて、時代はロマン文化が流行る大正時代へと移り変わって行き、海外であるヨーロッパにて引き起った世界大戦によって、日本では戦時特需が発生したことによる好景気が蔓延する。
その影響なのか米花町では、この時代特有のデザインをしたトラックが走っていたり、大道路には路面電車が走り始め、街には電気化の流れが進んでいくことで、昔はよく見かけた妖怪や幽霊も見かけなくなりつつあり、都は夜でも明るい眠らぬ景色へとなっていく。
やはり世界が違くも、妖怪や幽霊の消えていく運命にあるのだろうか、ただ力の強い奴らは助け合う為に、集団で行動するようになり、中には人間社会に紛れて働いている奴まで居るようになってしまった。
今では古い居酒屋などに出向くと、妖怪達が仕事場での愚痴や、今の政治について議論する光景を目撃することも増え、昔なら私の気配を感じたら逃げていたであろう中級妖怪などが、相談事を私にする為に風見神社に来るほどである。
正直言って、日本の神秘が失われて行く時代の流れを見ていると昔の日本を懐かしむ古き神々や妖怪の気持ちも分かってくるし、出雲大社の宴会に行った時に神社が寂れたことで消滅した土着神の話をよく聞くようになって嫌になる。
私の神社周辺は風見家が管理してくれているので多くの木々とお花畑が残っているし、巨木に咲く大きな花を目当てに来る参拝客もいることから廃れることはなさそうだけど、私への畏れも信仰も薄れてきているし、名探偵コナンが始まる頃になったらどうなっているのかしら。
そうして私は時代進んでいくごとに自然と知り合いが減って行くことに寂しさを覚えながらも時がすぐに過ぎていき、大正は終わりを迎えてついに、昭和の時代が到来した。
と言ったところでここまで。色々名探偵コナンの登場人物に繋がる名前が出ましたので説明しますと。
風見神社を管理する風見家については、まあ風見幽香がいることによる変化として名探偵コナンのキャラである風見裕也の実家にしました、調べても実家に関する設定もないし、同じ苗字なので、この世界での風見裕也の実家は神社を管理する一族にしました。原作キャラとの繋がりとして設定しました。
地元豪商の鈴木さんについては、名前どうりに鈴木財閥のご先祖様です。米花町に住んでいることと、代々続く財閥ということから多分この時代からあったんだろうなっと言うイメージで出しました。これも原作キャラとの繋がりの為に設定しました。
*内容を整理して修正しました。