米花の向日葵の謎を追え!更新停止   作:アクドニアデフジム

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再開するやる気がわいてきたので、投稿再開してみますが、ペースはかなりのんびり目になります。


第45話 格闘ゲームしながら現場の愚痴

 

第45話

 

 

 

さて、私こと風見幽香は、優雅に居間で紅茶を楽しみながら、片手間で最新機種であるPS4で発売されている格闘対戦ゲームを遊んで居るところである。

 

勿論私の対戦相手を務めるのは、自室で日々の仕事の疲労を癒している最中だった、裕也が担当している。

 

何せ裕也以外は全員用事だったり祭事だったりとかで、忙しく働いており、唯一手が空いて居て暇をしているのが裕也だけだったので、必然的に私の遊び相手は決まってしまった。

 

「ふふふ、そろそろ止めを刺そうかしら、ではくらいなさい、公式戦で使われた片手連続コンボの威力を!」

 

「うぇ?それっていったあぁああ…うそだろ、まだ体力が五割も残っていたのに負けた…」

 

と私は裕也が操作していたキャラに対して、渾身の片手連続コンボによる瞬殺をした辺りで、裕也は信じれない表情でコントローラーを落としながら、唖然として固まってしまう。

 

「あらあらこれで15戦中14勝1引き分けになったわね、さぁ次はどんなキャラで私に挑むのかしらねぇ」

 

と私は唖然としたまま固まっている裕也にそう告げてから、片手で飲んでいた紅茶を飲み干すと、ティーポットに入っていた紅茶を天高く掲げて滝のようにティーカップに綺麗に注い終えると、再び紅茶を飲みながら、今度こそ倒してやると気合を入れている裕也を眺める。

 

そういえば、裕也って私の影響なのか、公安警察じゃなくて、刑事部捜査第一課に所属しているのよねぇ、しかも目暮警部の部下って立ち位置になったし。

 

「ねぇ裕也、あなたって今目暮警部が指揮する強行犯捜査三係に所属してからしばらく経ったけど、どんな感じ、ちゃんと馴染めているかしら?」

 

と私は何気なく仕事の調子はどうなのかと問いかけえて聞いてみると、裕也はそれはそれは物凄く疲れ切った溜息を出して、暗くなって行く。

 

どうやら傘下の術師経緯で聞いた噂通りに、相当ブラックな環境なようねぇ目暮警部の部下って。

 

「はぁー、聞いてくださいよ幽香様、警視庁に出勤したて、捜査三係に出向いたら、同時に担当区域で殺人事件が起きて、急いで現場へと出発したら、無残に殺された人の死体に遭遇して、まぁ吐いたりする新人の同僚とかが出るはで酷くて、その同僚の補佐に努めながらも、現場検証などもしないといけないくてぇ」

 

と次々と裕也の口から殺人事件の現場で起きた、ことなどを愚痴りながらも、しっかりと私が苦手そうな格闘キャラを選んでいく。

 

あらあら、愚痴りながらでも、冷静に今度はそう言う系のキャラで攻めて来るのね、ふむなかなかに面白い。

 

「まぁ事件現場での悲惨さに精神が疲れ果てて体調を崩す刑事が出るのも、まぁ仕方ないと思うのですが、何より一番不満に思っていることが有るんですよ、幽香様!!」

 

と裕也は拳を握り締めながら、珍しく苦々しく表情を歪めながら、一番不満なことがあることを、力強く告げて来ながら格闘ゲームの試合を開始する。

 

あら、私と戦いながら話をするつもりなのね、無駄に器用なことをするわねぇ、弱いけど。

 

「あら?裕也がそんな表情を浮かべるなんて、それで一番不満なことって、何なのかしら?」

 

「幽香様だから話すのですが、時々難事件で対応が後手に回っている時に、相談役として工藤優作っていう新人気鋭の小説家に頼るんですよ、目暮警部は本当にもう」

 

と一体何が一番不満なのかと問うと、裕也は度重なる事件で、難解なものに遭遇した時、目暮警部が外部協力者として工藤優作に頼ることがあり、そしてそのおかげで、素早く難事件を解決してくれることが多いことを、不機嫌そうに話してくれる来る。

 

あぁ…工藤優作って確か工藤新一の父親だったはよねぇ、そういえば名探偵コナンでも、工藤優作が難事件を幾つも解決して居て、信用が高いって話しがあったようなぁ?それはそうと、ふむ流石に16戦目となるとコンボ繋ぎが上手くなってきて、片手だと対応がギリギリになってキツイわね。

 

「あらあら機嫌が悪そうね、そんなに外部の人間に協力を頼む目暮警部と、それに積極的に協力しちゃう工藤優作は気にくわない存在なのかしら?」

 

と私はそう言ってニヤニヤと、裕也が操作するキャラの攻撃をジャストガードしながら様子を見ていると、裕也は苦しそうな表情を浮かべて。

 

「そうですねぇ、規則に従順な刑事として立場で言えば、外部に頼って事件を解決するって状況は、恥だと思いますし、普通に違反行動とも言えますが、現場の立場で言うならさっさと素早く解決できるなら、優秀な外部協力者は必要だと思いますよ、仕事も早く終われるし」

 

「あらあら柔軟なのか、お堅いのか良くわからない返答ねぇ、はい、隙ありよ、止めの必殺技で落ちなさい」

 

と裕也は不満を抱きながら、外部に頼るのは警察組織として恥だと思うが、それでも現場のことを考えるのならば、工藤優作が事件解決に協力してくれるのは大変ありがたいことだっと言うのも理解していることを告げてくれる。

 

そして一瞬の隙を付かれてボコられている自身の操作キャラの光景を、死んだ目で眺めながら私の方を見て来る。

 

「何よ、ちゃんと片手縛りで戦ってあげているのだから、隙見せて倒される裕也が悪いでしょ」

 

と私はジーと死んだ目で見つけて来る裕也から視線を逸らしつつ、もう片手に持っている紅茶を飲むのだった。

 

ちなみにこの後も試合は25戦まで続き、勝敗内訳は、25戦中23勝1引き分けの1敗となり、ようやく勝てた裕也はそれはそれは年甲斐もなく大喜びし、その様子を密かにスマホで隠し撮ったのだった。

 

 

 

 

 

 




と言った感じでここまでです。

とりあえず今まで書いた内容などを読み返したり、どこまで進めていたかを確かめながら、久しぶり書いたけど、どうでしたかねぇ?。

とりあえずしばらくは、名探偵コナン原作開始の七年前辺りの日々の日常などを書いてから、進めて行きたいと思います。
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