米花の向日葵の謎を追え!更新停止   作:アクドニアデフジム

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今回は風見幽香様視点で始まるます。


第53話 ロシアより愛をこめての彼岸花⑤

 

第53話

 

 

 

:視点:風見幽香:

 

 

 

さて、時がさかのぼること竜胆彼岸が居るシベリアの拠点に到着する数十時間前のこと、私の分身体がシベリア旅行を満喫し、その光景を本体である私が共有しながら、風見神社の鍛練場にて、軽い組手試合をしている籐也と華扇の様子を見物している時だった。

 

私のスマホに電話がかかって来たので、一体誰からなのかと思いつつ電話に出ると、物凄い低姿勢な口調なルパン三世の声が聞こえたので、一体何の御用なのかと問うと、どうにもラスプートンと言う人物が竜胆彼岸を匿っていることと、そして竜胆彼岸がシベリアの奥地に潜んでいる情報が舞い込んだのである。

 

私は年甲斐もなく喜びの余り笑顔を浮かべてルパン三世に感謝の言葉を伝えて、丁度分身体がシベリアの地に居るので、現地で遭おうと告げてから、電話を切ってすぐに、近くに居た籐也と華扇に、竜胆彼岸の居場所が分かったことと、至急シベリアに行く準備をするように命じる。

 

「ほうほう、奴の居場所はそんな辺鄙なとこだったのか、どうりで見つからんわけじゃよ」

 

「てか、幽香様すげぇ笑顔過ぎて、逆に怖いんだけど、大丈夫な奴なのか?とりあえず武器用意するかぁ」

 

と籐也と華扇はそんな会話を交わしていることを聞きつ、分身体が居る場所に転移させる為の陣を書かき終え、鬼殺し小手を装着した籐也と、弁慶の大金棒を持った華扇の二人を、シベリアの地で待機している私の分身体の元へと送り終える。

 

「よし、無事に来たわね、それじゃぁ今度こそ、あの腐れ女の息の根を止めるわよ!」

 

「おうそうじゃな幽香様、今度こそ奴との因縁に終止符を!」

 

「まぁ私は久しぶりに全力で暴れられるから楽しみだ」

 

と私と籐也と華扇の各々はそう気合の言葉を告げながら、急いで伝えられた竜胆彼岸が隠れ潜む場所である、ラスプートンの本山へと目指して、空を時速1000キロで飛行ながら向かっていると、辺り一面雪景色の中で、目立つように存在している聳え立つ西洋風の大きな城が見えて来る。

 

恐らくあれがルパン三世が語っていたラスプートンという奴の本山であり、竜胆彼岸が隠れ潜む拠点なのだと推測し、早速上空から攻め入ろうと用意し始めたのだが、突如として城のあちこちが爆発して崩壊して行き、そして中から黄金輝く金塊の山が現れたことに、私と籐也と華扇は思わず困惑する。

 

「えぇ…何か仕掛ける前に爆発したのだけど、どういうことなの??」

 

「あのー幽香様、あそこに大きな飛行機が飛んでいますけど、どうします?」

 

と華扇がそう言って声をかけて来たので、彼女が指差している方を見ると、金塊の山がある方角へと飛行している大型輸送機が見え、そしてその中からルパン一味の気配を探知し、そして城の残骸の中から地下辺りから、あの竜胆彼岸の薄穢れた霊力の気配を感じ取れたところで、私は思ず笑みを浮かべて感激し、そして後ろに居る二人からうわぁと言う呟きを聞こえた気がしたが気にせずに無視する。

 

「あの大型輸送機はルパン一味が乗っているだけだから放置で良いわ、それよりもご挨拶代わりの狼煙を上げるわよぉ、さぁ狩りの始まりよ、【達人放電砲(マスタースパーク)】!!アハハハハハ!!」

 

と私はルパン一味が乗る大型輸送機を巻き込まないように、竜胆彼岸の気配が漂う場所へと目掛けて、日傘を向けながら最高位の陰陽術である【達人放電砲】を、先端辺りに大量の妖力と神力の塊が急激に圧縮させてから、巨大な光線砲を射ち放ったのだが。

 

私の攻撃が城の残骸へと命中する上空辺りで、透明な壁に激突したことで、全体に拡散するように受け流されて、城周辺の大地を破壊し、積み積もった雪を一瞬で蒸発させたことによる蒸気霧が発生するが、そんなことよりも今私の攻撃を防いだあの透明な壁は、高位の結界術である【城壁障壁】であり、そして竜胆彼岸が好んで使用していたものであり、間違いなく竜胆彼岸が今この地に居ることを確信する。

 

「アハハハ!!ついに見つけたわ竜胆彼岸!お前の頭をねじ切って、向日葵畑の肥料にしてやるわぁアハハハハハ!!」

 

と私は嬉しさの余りに笑顔で高笑いを叫びつつ、あいつの首をねじ切り、肥料にする光景を思い浮かべていると、城の残骸周辺の大地から、次々と竜胆彼岸の切り札であった死霊ムカデが、凡そ35匹も現れると、私たちがいる上空へと目掛けて、飛び立って向かってくるのを確認する。

 

「うげ…何だぁの気持ち悪いムカデみたいなのは、なぁ籐也よ説明を願う」

 

「あれは死霊ムカデと言っての、死霊術の【死霊百虫】にて召喚して使役する式神みたいなもんじゃ、ただ阿保みたいに硬いから結構本気で殴った方が良いぞ」

 

「籐也と華扇は適当に死霊ムカデの相手をしておきなさい、私は竜胆彼岸が居る場所へと向かうわ!」

 

と始めて死霊ムカデを見た華扇が、あれは何だと気味悪がりながら籐也に聞いたので、籐也が淡々と死霊ムカデについて説明しているの聞きつつ、私は二人に向かってくる死霊ムカデを相手するように命じてから、竜胆彼岸の気配が漂う場所へと向かって、勢いよく急降下して行くが、それを防ごうと三体の死霊ムカデが待ち構える。

 

「おほほほ、そこに構えられては幽香様の邪魔になる【超人化】【阿修羅】てぁあ!!」

 

と籐也は全身から溢れる赤い闘気を身に纏いながら、空気の面を足場にして一気に左側に位置する死霊ムカデへと向かって行き、そのまま大きく両手を構えてから、死霊ムカデの頭部に目掛けて八極拳の掌底をくらわした瞬間凄まじい打撃音と共に頭部の甲殻が粉々に砕け散る、その後浸透する衝撃によって死霊ムカデの半分が潰れ吹き飛ぶ。

 

「おらぁ邪魔してくんじゃねぇよ、吹き飛べ【龍雷化】!!」

 

と華扇は武器に龍を模した雷撃纏う術を発動させながら、弁慶の金棒を大きく上段に振りかぶりながら、向かってくる右側の死霊ムカデの頭部へと目掛けて鬼の剛腕にて振り下ろされた一撃は、軽々と死霊ムカデの頭部を砕き潰してから、追加の雷効果によって頭部が砕けた死霊ムカデの胴体部を焼き焦がして行く。

 

「あら、私の進路に出て来るなんて、消し飛びなさい【金剛皮膚】」

 

と私は中央で立ち塞がる死霊ムカデの頭部に向かって、皮膚を超硬くした拳にて殴ると、そこには初めから何もなかったのかの如く消し飛び、その余波にて残りの部位も肉片へと変貌して消え失せて、そのまま突っ切るように竜胆彼岸の気配がする方に向かっていると、突如として霊力の斬撃が複数飛んで来たので、軽々と避ける。

 

「あぁ一体どこから嗅ぎ付けたのでしょうか、本当に私の邪魔ばかりする方々ですね…」

 

とそう言って機嫌が悪そうに私の前に現れた19年ぶりに見た竜胆彼岸の姿とその声に、歓喜余りに笑みを浮かべて大きく瞼を開きながら、遠くにて私を見つめているその姿にかざすように手を掲げると。

 

「さぁここで貴方の命を私に頂戴な、良い肥料になるはずよ、たっぷりとその穢れた霊力は栄養に良いですもの」

 

と私は笑顔を浮かべながらそう告げつつ、金箔の扇子を構えながら待ち構える竜胆彼岸へと全力で向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 




と言ったところでここまでです。

とりあえず歓喜して大喜びしているゆうかりんをイメージして書いていたのですが、どうみても魔王です、本当にありがとうございました。

そして茨木華扇が使った【龍雷化】は東方茨歌仙で登場した龍と雷鼠を存在を参考にして技と効果を考えました。今後も茨木華扇の技などは原作を参考にして考えて行く所存です。

それでは次回は風見幽香VS竜胆彼岸って言う東方キャラとオリキャラの戦いになりますがた、オリキャラ出すなとか、原作汚すなとかあると思いますが、そういう方は読まない方が良いとおすすめします。
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