米花の向日葵の謎を追え!更新停止   作:アクドニアデフジム

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よし、書けたので投稿です、黒き酒と古代神の祟り編終わりです。


第65話 黒き酒と古代神の祟り⑥

 

第65話

 

 

 

(試してみるか、最初みたいな大ぶりな振り下ろしをしてくれば、あの気味の悪い腕輪を特殊改良されたデザートイーグルで撃ち抜き破壊することが出来るはずだ、そうすれば今よりは有利に戦えるようになるはず)

 

と僕はそう考えを巡らせ終えると、星の精に追いつかれないように、大部屋に存在する薬棚や長机などの残骸を上手く利用して、一定の距離を維持しながら大ぶりな攻撃を待ち構え続ける。

 

そして星の精は明らかになかなか仕留められない獲物に対して、イラついているのか、最初の一撃と同じように、鳥のような鍵爪を大きく振り上げたのを見て、僕は咄嗟に特殊改良されたデザートイーグルで、狙いを定めながら引き金を押す。

 

「…今だ、そこおぉ!!」

 

「クスクス…クスクス…クスクス!??」

 

と僕は腕輪に二回発砲し、弾丸は二発共星の精の腕輪に見事に命中したことで、大きな亀裂が腕輪に入ったのを確認する。

 

そして鳥のような鍵爪を振り上げていた星の精が、振り下ろして来たので僕はすぐに横に跳んで躱したことで、再び石材製のタイルへと叩き殴ることになり、その衝撃によって大きな亀裂が入っていた腕輪は粉々になって砕け散る。

 

そして腕輪がガラクタになったことに気が付いた星の精は、慌てたように砕け散った腕輪を拾い上げようとしており、僕はその慌てようを見て、やはりあの腕輪は星の精の戦闘力を底上げしていたアーティファクトだと確信し、そして倒すなら今だと判断し、特殊改良されたデザートイーグルを構えて、星の精の胴体に狙いを定める。

 

「存分に人間を弄んだだろう、あの世に去ってください」

 

と僕は星の精にそう告げながら、特殊改良されたデザートイーグルの引き金を何度も引いて発砲し、発射された弾丸全てが星の精の胴体中央付近に全命中し、その内の何発は深々とゼリー状の皮膚を貫通し、その犠牲者の血で染まった星の精の肉体に、複数の風穴を作り出し、血しぶきを上げながら仰向けに倒れ、そのまましぼんで動かなくなる。

 

「…倒せたのかぁ?念の為、死体撃ちしておこうか…」

 

と僕は仰向けに倒れ、複数の風穴から血を垂れながらせながらしぼんで動かなくなった星の精に対して、一応死体撃ちになることを覚悟して、特殊改良されたデザートイーグル残りの弾丸全て無くなるまで発砲し、星の精の身体に新たな風穴を作り続けたことで、星の精の胴体部は挽肉並みの状態となる。

 

「これだけ撃ち込めば死んだだろう、はぁ疲れたなぁ、それにしてもあぁ鉄臭い嫌な香りだ…クソくらえ」

 

そして漂って来る化け物の血の匂いと死んだ人間の血の匂いが混ざっりあった香りに、僕は鉄臭い嫌な香りだと吐き捨てるように呟きながら、特殊改良されたデザートイーグルのマガジンを入れ替えて、弾丸をリロードしながら、星の精を引き連れて襲撃してきた魔術師が居るであろう、第六実験保管室へと目指して歩いて行く。

 

(一息休もう、流石に今のは精神的にも酷く辛い、うん?これは血の足跡かぁ…もしかして襲撃者が歩いて行った跡だろうか?追ってみるか)

 

ふと下を見ると、石材製のタイルの床に、人間の血で作られた足跡が、ある一つの先へと続いているのを見て、襲撃者はこっちに進んで行ったのかと、足跡を追うように小走りで向かって行くと、明らかに他の扉よりも頑丈な作りをした自動扉を発見し、そして上斜め見上げると、そこには《第六実験保管室》と書かれた表示が付けられているのを確認できる。

 

(ここが第六実験保管室か…うっすらと肌にまとわりつく、この言い知れぬ悪寒からしても、何かがあると理解できる、恐らく星の智慧派の襲撃者もここにいるだろう)

 

どうやらここが、例のYUKの欠片保管している実験保管室だと表示的にも、肌に感じる言い知れぬ悪寒からも、この自動扉を隔てた先には、極めて人の畏怖を抱かせる物品が眠っているのだと、無意識的に理解する。

 

そして第六実験保管室内には、この研究施設を襲撃したと思われる星の智慧派の襲撃者が待ち構えているかも知れないと言う警戒を抱きながら、いつでも発砲出来るように特殊改良されたデザートイーグルを構えながら、自動扉を蹴破って、第六実験保管室内へと侵入する。

 

そこには濃いめの灰色のスチール製タイルが敷き詰められ、壁は近未来的なスチール製の壁をしており、室内には僕の視点から見て両サイドの壁側に緑色の保護液体が注入されている保管カプセル装置が複数個並べられており、中身には目のような模様がある不気味な根が保管されておりのもあれば、黒く赤い血に染まった花が不気味に保護液ないで咲いている物もある。

 

僕は思わず言い知れぬ嫌悪感を抱きながらも、冷静に精神を落ち着かせながら第六実験保管室内の様子などを見渡して確認していると、部屋の中でも一番奥にある場所に他の保管カプセル装置よりも一回り以上に大きい装置の存在が見え、そしてその目の前で倒れ伏すように倒れている怪しい赤と黒のフード付きローブコートを着た人間がいることに気が付く。

 

(奥にある大型の保管カプセル装置があるな、そしてその前に誰か倒れているが、服装からしてここの研究員ではなさそうだが)

 

と僕は大型の保管カプセル装置の前で倒れ伏せる怪しい人間は、遠目からして組織の研究員ではなさそうなだと分かり、一応突如として襲い掛かられても対応できるように、特殊改良さてたデザートイーグルを片手で構えながら、素早くそして警戒しつつ傍にまで近づき。

 

僕はそのまま倒れ伏せている怪しい人間の肩を掴んで、その顔を拝むために仰向けにして確認し、形容しがたい恐怖と嫌悪感を抱くこととなり、動揺しながらも掴んでいた肩を押し退けるように手放してから、慌てて距離を取ってしまう。

 

何せ倒れ伏せていた怪しい人間の顔には、無数の黒く赤い血に染まった花が、顔を埋め尽くすように咲き誇っており、そのありようは祟りによって無残に死に絶えた人間のようだったし、力強く押し退けた拍子に、ローブコートがはだけて、中から無数の目のような模様をした根っこが見え、そこから黒く変色した血が雫のように垂れては床に落ちている光景に、吐き気と眩暈と名状しがたき嫌悪感が身体中に巡って行くのを感じて来る。

 

「なぁ!?何だこれは、一体こいつの身に何が起きたんだ、顔から幽香神の花が咲き誇っているからして、YUKの欠片に何かしようとして、祟り殺されたのか?」

 

と僕は一体何が起きて、こんな名状しがたい怪奇的な姿へと成り果てたのかと、衝動的恐怖と嫌悪感から問いかけるに呟きながらも、手慣れた動きで黒く赤い血に染まった花が咲き誇っている人間の首元に触れて生死を確認してみるが、どうにも息も脈もなく、確実に死んでいることが確認でき、恐らくYUKの欠片に何かしようとして、幽香神の怒りに触れたのだろう。

 

結局だが、この怪しい人間はどのような経緯でこの研究施設のことを知り、そして星の精を使役できる程の魔術師だったと思われる人物が、ここに保管されているYUKの欠片を手に入れる為に襲撃し、何に利用しようとしていたのか知れなかった。

 

だが僕としては、この冒涜的知識によって狂い果てた狂人が、組織の研究施設を襲撃し、そして多大な被害を及ぼしたと言う結果だけを知るだけであり、そして組織から命じられていた異常事態が起きたと思われる研究施設の調査は終えたことだろう。

 

とにかくもうここへ来た用件は終えたので、入り口辺りのロビーエリアに居るスコッチのスマホに電話をかけて、事の経緯を思い振り返りながら、大型の保管カプセル装置内に存在する、黒く赤い血に染まった花が咲き誇り、緑色の長い髪を生やした、木の根が密集して人間の女性に見える形で浮かんでいることに言い知れる嫌悪感と不気味さを感じながらも。

 

この研究施設に来る理由となった組織への報告と、この件について神経質な公安警察の上層部に報告しなければいけないことに対して、溜息を吐き出して憂鬱な気分へとなる、今日は報告書だけで時間が潰れそうだ。

 

 

 

 

 





と言った感じで、バーボンのTRPGはここで無事に終了です、ただただ正気度が削れる展開でしたが、書いてて思ったのは思ったより精神が硬かったですね。

さて、おさらいと言うか補足です、多分降谷零視点だけだと分からないことが多いと思うし。

まず、今回この研究施設を襲撃した人物ですが、だいたい語っていた通りに、星の智慧派に所属する魔術師でした、しかも普通に星の精を複数体使役できる程のヤバい魔術師でした。

実際に大雑把に考えていた戦闘力は☆15から☆20の間ぐらいを想定していましたし、星の精が身に着けていたアーティファクトからしても、かなり実力に合った装備をしています。

なので、もし降谷零が長々と調査せずに直行で進んで行き、星の精をスコッチに任せて第六実験保管室へと赴いた場合、まだ生きていたヤバい魔術師と鉢合わせとなり、そのまま生きた屍されてロストしていたでしょう。

まぁそんなヤバい魔術師も、YUKの欠片を自身の力にしようと身程知らずに干渉した結果、風見幽香の反射的な死の祟りによって死んだんですがね。

そして降谷零が戦った星の精ですが、まぁ語った通りに強化が入っていて、戦闘力は☆12までなってましたが、まぁアーティファクトで強化していることがすぐにばれて、しかも超人的な銃の腕前を持つの前ではすぐに部位破壊されて、弱体化することになりました、ちなみに作者的には星の精はまぁまぁ強いモブ神話生物なので、素の戦闘力は☆7くらいを想定してます。

続いて今語っている時間軸ですが、原作が始まる五年前の7月16日辺りを設定してます。そして任務の都合で風河神社に隠されてい物を回収しただけで、祟られたアマレットですが、三か月前の4月10日に誤作動の祟りに合い、数か月苦しんだ挙句に、この襲撃事件が起きた日から二日後の7月18日に病院で首を吊っていました、しかも超強力な毒薬を飲んでの自殺でした。

と言った感じに迎えた訳ですが、いかがでしたでしょうか、作者的には安易にホラーに進むのは地獄を見るので、今後はよく考えてからしたいと思い直す結果です。

次の投稿からは普通の名探偵コナン世界における風見幽香の日常や、導入予定の東方キャラについての匂わせてこともしていくと思うので、しばらくの休憩の後に投稿して行きたいと思っています。

ゲゲゲの鬼太郎を追加させたいけど、どの程度混ぜて良い?*6月20日まで。

  • ①鬼太郎と目玉親父だけ参加。
  • ②↑+猫娘などの主力メンバーも参加。
  • ③↑+アニメで語られた話も追加。
  • ④妖怪達の設定だけ参考にする。
  • ⑤追加も参考も例外なく全部ダメ。
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