第68話
さて、私こと風見幽香は安部清明からロシアのシベリアで暴れた件についてと、何故茨木童子を華扇と名付けて式神兼巫女としているのかについて聞かれるが、詳しく伝えるのも面倒なので、大雑把だが答えてあげる。
だが、安部清明はもう少し詳しく詳細知りたいなのか、しつこく問いかけたり探りを入れて来るので、私は不敵な笑みを浮かべながら、適当に受けながしてその場を後にした。
何故ここまで詳細に語ってあげないのかと言うと、シベリアで竜胆彼岸を仕留め損なったことを言ったら、間違いなく弄って来るで、話すだけ私がストレスを覚えるだけなのが理由である。
まぁそんなひと悶着はありつつも、合流した裕也と鈴音と、気まずい顔で私の背後に隠れていた華扇を引き連れて、定例集会が行われる大部屋へと向かって、広い屋敷内にある廊下を歩いて行くと、定例集会が行われる大部屋の出入り口辺りで、水色のメッシュが入った長い銀髪に、赤茶色の瞳をした女性に遭遇する。
あらぁ?誰かいるわね、見た感じ服装は和服じゃなくて、白いブラウスと蒼いロングワンピースを組み合わせた洋服かしら?そして顔は整っていて美人なのだけど、出会った見覚えが無いし、今回初めて出席する方かしら?ちょっと聞いてみようかしら。
「どうもこんにちわ、見覚えのない顔だけど、もしかして今回初めて定例集会に出席する方かしら?」
「うわぁ!?あぁこれはどうもご丁寧に初めまして、はい、初めてと言うか、最近術師になったばかりの新米術師でして出席しています…」
と私は軽く挨拶を告げながら、見覚えのない顔だったので、今回初めて定例集会に出席する術師なのかと聞いてみると、水色のメッシュが入った銀髪の女性は少し慌てた様子ながらも、最近術師になったばかりの新米術師であることと、術の先生に連れられて、初めて定例集会に出席したことなどを語ってくれる。
「あらあら、まだ成り立ての術師だったのねぇ、確かによくよく見れば霊力の質も制御も未熟で不安定のよう…だし、と言うことは、誰か保護者役の術師と一緒に出席したのかしら?」
と私は最近術師になったばかりだと知り、徐に水色のメッシュが入った銀髪の女性を纏う霊力を意識して見てみると、新米と言うだけに質も制御もまだまだ未熟と言った様子だと分かるが、若干ながら混じり物ような波長も感じて首を傾げるが、とりあえず保護者役として誰かと一緒に出席しているのかについても、興味本位で問いかけてみる。
「えぇはい、私の先生から定例集会ことを聞き、そして先人達を見る事で、術師に対する見識と在り方を視覚的に学ぶ良い機会だから行くぞと言われ、ほぼ強制的に連れてこられた感じです…」
と水色のメッシュが入った銀髪の女性は、先生と言う慕っている人物から、定例集会のことを教えれられ、そのまま流れるように術師に対する見識を学ぶ良い機会だと言われて、半ば強制的に連れてこられたことを語ってくれる。
ふむ、つまりその先生と言う人から研修生のようなノリで、定例集会に連れてこられたのか、確かにここでは様々な術師や式神が出席する場所だし、視覚的にも感覚的も実際に見れば、今後どのように成長するのかも掴みやしいから、ただ勉学で教えるよりも良い刺激になるのかもしれない。
「なるほど、確かに定例集会で見識を学ぶことは良いわね、将来の成長方向を広く持つことは良いことだわ、そういえばまだ名前を聞いて居なかっあわね、私は風見幽香、土着の祟り神であり、術学の神であり、妖怪神でもあるわ」
と私は定例集会に出席することで、術師に対する知識と見識を広めると言う発想に関心を憶え、その先生と慕われている人物が何者なのかと少し興味心が湧くが、そういえば今話している水色のメッシュが入った銀髪の女性の名前知らないことを思い出し、自身の名前と肩書を名乗りながら、名前を問いかける。
「えぇ風見幽香って、まさかあのぉ実在したのですね、えぇ私の名前は上白沢慧音と言います、普段は高校の教員として働いています」
と水色のメッシュが入った銀髪の女性こと上白沢慧音は私の名前に慄きつつも、丁寧な態度で自身の名前と、普段は高校の教員として働いていることなども教えてくれるが、何か聞き覚えがありそうな名前に、記憶の底に眠っていることなどを思い出そうと脳内を巡らせみる。
あれぇ、何か聞き覚えのある名前のような、こうなんだろう大昔って言うか生前の記憶が訴えて来るような、うーん……すんなりと思い出せないわねぇ、名探偵コナン関係のキャラかしら?いや、それとも違う作品のキャラの名前だったかしら?。
「えぇと、かみしらさわ?中々に難しい苗字をしているみたいね、えぇ下の名前良いかしら、ちょっと覚えずらくて、それでは慧音さん、私達は大部屋に入りますが、あなたはその先生と言う人が来るまで待つのかしら?」
「えぇはい、そもそも私が大部屋前に居たのは、どこかで寄り道している先生がここに来るのを待っているからですので、合流したら先生と共に定例集会が始まる前に入るつもりです」
と私は前世の記憶からなのか、聞き覚えがありそうな名前に悩み考えるが、あと少しのところで思い出すことが出来ずに、とりあえず後ろで何やら今日の昼飯どうするかと話し合っている裕也と華扇と鈴音を聞き流しつつ、先に大部屋に入室するが、とりあえずあなたはその先生が来るまで待つのかと何気なく問うと。
上白沢慧音はその先生が来るまで大部屋前で待っていると答え、合流したらすぐに定例集会が行われる大部屋に入室することなども語ってくれたので、とりあえず私は、また後で会いましょうと告げてからその場を後にする。
無論その後は、談笑していた三人も私が上白沢慧音との会話を終えたのを確認してから一緒に後を追う形で、大部屋へと入室したところで、裕也が私に話しかけて来る。
「あの珍しく初対面の人と、結構話し込んでましたけど、あの上白沢慧音と言う女性に何かあるのですか?」
「え?あぁ確かに初めて出会った人だったのに、妙に気になって話していたわねぇ…まぁ何か妙に気になったのよねぇ」
「そうなのですか?もしかしてあの女性から発せられる霊力に、混じりと言うか、高位の神獣に似た波長を感じたのですが、それが気になったのでは?」
「え、ちょっと待ってえぇ神獣の波長?確かになんか纏う霊力の中に混じりのようなものがあったけども、そんな……あぁそうよ、思い出したあぁ半妖よ!?」
と裕也は私が初対面の人物に、色々と問いかなが話し込んでいたことに、何か気になることでもあったのかと問いながら、私は改めて珍しく気になって話し込んでいたことに気付き首を傾げる。
何故ここまで記憶を刺激された感覚に、不思議だと思っていたところで、裕也からもしかして上白沢慧音から発せられる神獣に似た波長の混じりがあったせいなのではと言われたことで。
私は記憶の底でくすぶっていた既視感が底から浮き上がり、あの混じりのような霊力は、妖怪と人間の血が混じった混血児などに見られる特徴、すなわち業界用語で《半妖》と言う存在に酷似していることに気が付き。
そして東方projectにて登場する里の寺子屋で先生をしているキャラの名前が上白沢慧音と言う名前だったことを思い出したことで、先程まで会話していた人物がこの世界におけるワーハクタク、後天的な原因で半妖となってしまった、東方キャラとして普通に有名だった上白沢慧音だと、気付くことになったが。
私はその場で思わず素っ頓狂な声を上げながら、驚き驚愕の表情を浮かべたことで、周囲で私の様子を見ていた裕也と鈴音と華扇の三人は、私の驚き顔を見て、思わずと言った様子で少し距離を置いて私に怖れ慄くのであった。
と言ったところでここまでです。
今回登場したのは東方projectの永夜抄に登場したキャラ、上白沢慧音を登場させました、ちょっと珍しい後天的な要因で半妖となった人間と言うキャラであり、女教師でもあります、とりあえず彼女には今後歴史授業担当の教師として、表と裏の世界を繋ぐ語り部と言うか導入などに利用して行きたいと思う次第です。
そして彼女を術師の世界に招き入れた先生ですが、まぁ誰かは察しができるかと、登場人物的にも話の流れ的にも。
そしてちょっと前にゲゲゲの鬼太郎のどれくらい混ぜて良いかをアンケートしたところ、二番の選択肢である、鬼太郎及び猫娘などの主力メンバーだけ参加することになりました、ただアニメで語られた話は追加できなくなったので、新たにオリジナルの話を考えないといけないですが。
とりあえず、上手いぐわいにコナン勢や東方勢などとも交流させつつ、世界観に馴染めるように練らないとな、とりあえず普通の人とも接せられるように、実体化の術は使える設定を追加しておこう。
よくよく考えたらゲゲゲの鬼太郎とルパン三世が共有しているクロス作品見たことないなぁ、意外とルパン三世でも妖怪とか龍とか吸血鬼とかの、人外出て来るのに。