第69話
さて、私こと風見幽香は古い記憶が思うように思い出せずに首を傾げていたところで、水色のメッシュが入った銀髪の女性こと上白沢慧音が神獣に似た波長の混じりを感じたと言う、裕也の何気ない指摘によって、私は古き前世の記憶が浮かび上がり、先程まで会話していたのが、東方projectのキャラだと言うことに気付くことができたが。
おかげで、みんなの前で素っ頓狂な声を上げてしまったので、私は少し恥じらいを憶えながらも、とりあえず場の空気を切り替える意味を込めて、軽く咳き込んでから言い訳を述べることにする。
「えぇ、いやぁ何でもないはよ、ただ気になっていたことが分かって、つい驚いてしまっただけだから、そんなに気にしなくて良いわよ」
「えぇそうですか…えーとまぁ気になっていたことが分かって良かったですね幽香様」
「びっくりしました、急に声を上げられたので、結構怖かったですと、鈴音は凄く驚きました」
「うーん?そんなな理由で声上げたのか?あの驚きようは、どうも何か確信めいた迫真の声色だったし、何か深い意味がありそうなような予感がするが…」
と私はそうただ気になっていることが今分かったことで、思わず声にだして驚いただけどと少し苦しめな言い訳を答えるが、裕也は戸惑いはしつつも、ただ分かって良かったですねと言って納得してくれ、鈴音も急に声を上げられたから怖くて驚いたと苦笑いで納得してくれる。
ただ華扇だけは、私の驚きようはどうにもただ分かっただけでの反応とは思えないのか、物凄く目の前にある謎を明かさずにはいられない探偵のような目つきで、何か深い意味があるのではないかと疑いを抱く呟きが聞こえて来る。
ねぇ確かに茨木華扇って、東方projectの原作にて、何か探偵ぽい仕草とか行動力が描写されていたけどさぁ、ここでそんな名探偵コナンの探偵にありがちな挙動しないでほしいはね、後々伏線になりそうで嫌なのだけど、それに普段のあなたはお団子に涎をたらす食いしん坊キャラでしょうがぁ。
「えぇごほん、とりあえず用意された座布団席に座りましょう、私達の場所はここのようね」
と私は誤魔化すようにそう言って、探るような目線をしてくる華扇から目を逸らしつつ、三人を連れって、事前に知らされていた風見一家及び傘下の用の座布団席へと移動していき、以前来た時と同じように正座で綺麗に座ったのだが。
華扇だけは、右腕が義肢ということも関係しているのか、長時間上手く正座が出来ないので、今回はアヒル座りで座布団に座っている光景は、古き前世の記憶にあるピンク髪は淫乱と言う文言が脳内に浮かび上がり、私は思わず笑いかけてしまう。
「これはこれは、お久しぶりですね、幽香様に、裕也さんに、鈴音さんに、ぶふぅ…華扇さん」
「あらぁ菅原傑じゃないのお久しぶりね、確か数か月ぶりよねぇ」
「なぁ、何で私のことを見て嘲笑しやがったな、えぇおうなぁ塩顔殿ぉ?」
と密かに私がツボに入って笑いかけていたところで、顔馴染みである菅原傑がうっさん臭い仕草で、挨拶をしに来たので、私は久しぶりねっと挨拶を返し、裕也と鈴音も私に続く形で軽く会釈する。
だが菅原傑が華扇の服装に視線を向けてすぐ、思わずっと言った様子で口元が緩み嘲笑を浮かべてしまい、華扇がそれに対してすぐに反応し、菅原傑の顔面を睨め付けながら、塩顔殿と罵りながら喰ってかかってしまう。
また喧嘩腰になってしまったわねぇ、最初の出会いが祓う者と祓われる者だったから良い印象を抱いていなかったとは言え、やっぱこの二人の性格がそこそこ合わないのよね、何せ菅原傑は天然煽りで弱者嫌いな性格で、華扇は真面目だけど、喧嘩っ早い性格しているから。
「ちょっと落ち着きなさいな、全くこれぐらいで噛みつかないの、あぁそうよ!ねぇ菅原傑、あなたは今回の話題の中心になっている二人の天才児、東風谷早苗と小泉紅子には出会ったかしら?私達は今ここに到着したばかりだから、まだ実物を見ていないのだけど」
「あぁ例の二人ですか、いやぁ私の方もまだ出会ってませんね、風の噂だと衰退から復活しつつある術師界隈の常識を揺るがすほどの規格外との話ですが、一体どんな人物でどれほどの実力を有しているのか興味が出ますね」
と私は喰ってかかっていた華扇を落ち着かせながら、そういえばと術師界隈で噂されている天才児である東風谷早苗と小泉紅子を出会ったかどうかを、何となく世間話をするかのように問いかける。
菅原傑は噂の二人にはまだ出会っていないと答えてから、その二人の天才児の存在で、衰退から回復しつつある術師界隈でも、手に負えない劇物だと語られるその存在に対して、深く興味を持っていることを、不敵な笑みを浮かべながら、そう答えてくれる。
「うわぁ、年甲斐もなくまだ小学生6年生の少女に対して、こんな如何にも興味深々な表情を浮かべて居る様子っを、傍から見るると犯罪臭がしか感じられない絵面ねぇ、現役警察官としては今の菅原傑を見てどう思う裕也?」
「はは…さぁ今の自分は当主代理の術師なので、どうとも思わないですが…まぁ仮に警察関係者が今の菅原傑さんの様子を見えれば、間違いなく危険人物候補として、ブラックリストに記載されそうだと思いますが」
と私は不敵な笑みを表情を見て、思わず犯罪臭がしてくると引きつつ、これを見て現役警察官としてはどう思うかと裕也に問いかけると、苦笑いを浮かべつつ、警察関係者が見て居たら、間違いなく危険人物として、ブラックリストに記載されてしまうだろうと答えてくれる。
「おやおや、幽香様も裕也さんも、酷い言いようをされますね、まぁ私自身も今のは犯罪臭を凄く感じる表情だったと思いましたがって、おや?」
「あら?出入り口から、何か妙な気配がしてきたわね」
「はい、どうやら誰か来たようです、周囲にいる他家の術師も騒ぎ出してますね」
「何かどんよりとした魔の香りもして、鈴音が毛立ってます!」
「一体どんな魔性な奴が来たんだ?」
と菅原傑は苦笑いを浮かべながら、私と裕也の言いように対して、酷い良いようだと呟きつつも、本人も先程の仕草は犯罪臭がしてくるだろうと認めたところで、出入り口辺りから妙な気配を漂わせた者が、大部屋に入室してきたのを感じ取ったので、この場に居た全員が流れるようにそちらへと興味深く視線を向けと。
そこには紺碧色のロングヘアーに、気品と自信に満ちた赤茶色の瞳に、魔性と形容されるほどの整った美貌を有した少女が、紅色のローブドレスを身に纏い、白子衣装姿の御付き者を複数人引き連れながら、大部屋へと入って来ている様子を見え、そしてこの魔性に満ちた美貌を有した少女こそ、術師界隈で噂に聞き及んでいる赤魔術の正当なる後継者《小泉紅子》なのだと直感的に理解する。
あれが小学六年生時代の小泉紅子なのね、まじっく快斗で見た容姿の面影を感じる幼い見た目ながらも、想像していたよりも遥かに綺麗で美しいと思える魔性の美貌を有していて、思わず驚きを覚えてしまったわ。
「なるほどあれが赤魔術の後継者である小泉紅子ですか、噂に聞くよりも遥かに優れた魔性の少女ですね」
「へぇ小泉紅子ねぇ、確かに天才児って持て囃されるだけの実力あるようだけど、何か妙な混じりの波長を感じるし、本当に人間かぁ?」
と菅原傑は噂に聞く小泉紅子から漂う才覚と魔性の風格に感心と興味を覚えたような感想を呟き、そして華扇は何故か怪訝な表情を浮かべて、小泉紅子から妙な混じりを感じたと言って、本当に人間かと疑問符を浮かべて、首を傾げていた。
と言ったところでここまでです。
術師界隈における東風谷早苗と小泉紅子に対する認識などを大雑把に語りましたが、多分これ分かりずらいですね、どこかでもう少し語れる機会があれば書きたいですね。
そしてついにまじっく快斗の登場キャラ、赤魔術の正当後継者である小泉紅子の登場でしたが、いかがでしたか、ちょっと髪型や髪色などはまじっく快斗1412版の暗い紺碧色を参考にしました、合ってましたかね?。
そして現時点での小泉紅子の実力ですが、原作での描写や今が原作5年前と言うことも加味して、実力は☆15以上を想定しています、多分高校生になる頃には☆20は余裕で超えているでしょう、ちなみに混じり物設定は今後のゲゲゲの鬼太郎を追加する時に備えての独自設定です。