1人の男子生徒は学園生活部の一員として『日常』を取り戻したい   作:Kagura_fbk89

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自分でも続きが気になった(←?)ので第2話書きました


第2話 とりあえずの帰宅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか高校を脱出した俺達

 

乗り捨てられた車やちらほらと歩いている()()を避けながら、愛車で走っていた

 

「「………」」

 

そして今現在、先ほど共に脱出した 1人の女子生徒を後部シートに乗せながら走っているわけだが…うん、気まずい

 

まぁそれもそうだ

 

先ほどは緊急事態であった為仕方ない、仕方ないのだが

 

考えてみると、彼女からすれば助けてくれたとは言え見ず知らずの男の 行き先不明なバイクに乗っておしゃべりなんてできる訳が無い

 

高校を脱出してからずっとお互い無言なままだ

 

とりあえずこの後の行き先だけでも伝えておこう

 

そう思い俺は少し速度を落とし、エンジン音に掻き消されないよう大きな声で喋った

 

「今から俺の家に行くけど!! それで良いか??!」

 

「______え?!あっ、はい!!」

 

急に話を振られて一瞬驚いた彼女だったが、わかってくれたようだ

 

俺はクラッチを握りシフトダウン、アクセルを捻る

 

と、同時に 一気に流れていく周囲の風景

 

「 うわっ 」

 

肩を掴む手の力が強くなったと同時に、後ろから驚いたような声が聞こえた

 

…ちょっと早くしすぎたかな

 

先ほどのギアに戻しアクセルを3割ほど開く…これで巡航速度だ

 

すると掴む力が弱まった…速くしてごめんね

 

…そういえば走っていて気が付いた事がある

 

先ほど、奴らを避けたとき すれ違った俺達に気が付いたのかこっちに向かって歩いて来た個体がいた

 

だがミラーで見る限り、100mほど離れたら追いかけてこなくなるみたいだ

 

+αでもう1つ、道中ギアチェンジをミスってエンストさせてしまったのだが、そのタイミングですれ違った個体は俺達に気がつく事なく ミラーで確認しても追いかけてくる様子は無かった

 

この事から考えられるのが「奴らには聴覚がある」ということだ

 

少なからずとも嗅覚や視覚もあるのだろう

 

だが、視覚に関しては相手の視界の端っこに入るくらいなら補足されない事が学校の中でも分かっている

 

嗅覚はイマイチ良くわからない為省くが、どの個体でも()だけには必ず反応する

 

その為、今後奴らとの戦闘を避けたいのなら

 

『なるべく奴らの視界に入らずに音を立てないよう移動する』

 

ということを意識していれば十分見つからずに行動できると俺は考える

 

まぁ、あくまでも仮説に過ぎない

 

今後の行動で、実際に検証する必要があるだろう

 

そして、俺はウィンカーを出して1本の路地へと入った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…帰ってきた」

 

路地に入れば俺の自宅が見えてくる

 

動く車が全くいなかった為、朝よりも早く移動する事ができた

 

俺の家は遠目から見ても分かりやすい*1

 

嬉しい事に、家は巡ヶ丘の郊外に位置しているため付近に奴らの姿は確認できない

 

「よし…帰宅」

 

俺は正面の門の前でバイクを停めてエンジンを切る、家の付近では出来る限り大きな音を立てたくない

 

スマホを取り出し遠隔操作で家の門を開く

 

…あ、そうだ

 

()()も、やっといてやるか…」

 

スマホでもう一つ、ある操作を行ってスマホをポケットに戻す

 

また、門が開くのを待つ間 彼女にも降りてもらう

 

「さてと…着いたぞここが俺の家だ…バイクをガレージに戻したい、慌てないで良いから降りてくれると助かる」

 

「わかり、ました…」

 

しかし、まだ緊張しているのか どの動作もぎこちない感じがする

 

「…別に取って食いやしない、ただ 急いで中に入ってくれ、奴らが寄ってきたら不味い」

 

開いた門から中へ入るよう指示し、俺もバイクをガレージへ押し込む

 

定位置にバイクを停車し、開けっ放にしていたシャッターを閉め、脇の扉から外へ出る

 

待っていた彼女にこっちに来いとジェスチャーし家の鍵で使って扉を開く

 

ここで俺は彼女に向き直り、一言

 

「いらっしゃいお嬢さん、秋乃邸へ…歓迎するよ」

 

…何気に両親がいなくなってから初めての来客かもしれない

 

誠心誠意おもてなししなくては

 

「お、お邪魔します」

 

そして、開けた扉から恐る恐ると言った様子で中へ入る

 

俺も続いて入り、鍵とドアチェーンを掛ける

 

「…これで良いか」

 

ついでに、ドアストッパーを下に挟んでおく

 

万全を期しておかないと、奴らの侵入を許したらおしまいだ

 

「あ、あの…」

 

すると、後ろで見ていた彼女が声を掛けてくる

 

何気に、彼女自身から初めてのコンタクトだ

 

どうしたのだろう、答えられる事ならなんでも答えるが…

 

「さ、さっきは 助けてくれて、本当にありがとうございました…!!」

 

「いやいや、後輩を見捨てる先輩なんていないから…両方無事だったし、全然良いよ」

 

少しむず痒い

 

こうやって、正面向いて誰かから感謝されるのは慣れていない

 

「その…どうして、私を助けてくれたんですか?…」

 

「あ~…」

 

再び彼女の問いかけ

 

なるほど、確かにそこは疑問だろう

 

一体なぜ自分は、俺がリスクを冒してまで助けてもらったのか…

 

だが、理由なんて 単純明快だ

 

 

 

 

 

「…女子に頼まれて断る男子とか、いないだろ

 

 

 

 

 

 

 

「…え?」

 

 

 

 

 

 

 

うん、知ってた

 

こういう反応されるとは思ってたが、ちょっと恥ずかしい

 

そうして俺はプロテクターを外し、最後にヘルメットを取る

 

すると彼女は…

 

「……あれ、もしかして」

 

「ん、どうした?」

 

「もしかしてなんですけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いつもお昼休みに図書室で軍事教本読んでた人、ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…大正解 え、俺の事わかるんだ」

 

なんと、彼女は俺の事を知っていたみたいだ

 

ファーストコンタクトの時点で既に俺はヘルメットを被っていた

 

そのせいで「お昼休みに図書室で軍事教本読んでた人」だと気づかなかったわけだ

 

…あ、てか俺って周りからそんな認識されてたんだね

 

でも、彼女の名前は知らないし向こうも俺の名前知らない

 

知ってたら怖い

 

「えっと…私が助けてって言ったから その、助けてくれた…って事ですか?…」

 

彼女は驚いかのように聞いてきた

 

「…まぁ、他にも理由はあるよ」

 

「……な、なんなんですか?」

 

すると、自然と彼女は半歩下がる

 

あ、いや 別にそんなんじゃなくてな

 

「…まぁ、あれだ……可愛いかったし、見捨てるの 可哀想だなって…」

 

目線をそらすが、自然と声が小さくなる

 

…くそっ 言うんじゃなかった、恥ずかしい

 

自分の耳と頬が熱くなってくるのがわかる

 

 

 

 

 

「…えっ?!」

 

 

 

 

すると、驚いたようにポっと 彼女の顔も紅く染まる

 

 

「「………」」

 

 

またもや2人の間に沈黙が流れる

 

 

「…とりあえず上がってくれ、顔は知ってるとはいえお互い名前とか知らないだろ?」

 

「そう、ですね…では改めまして、お邪魔します」

 

このままじゃ埒が明かないので家の奥へ招き入れることにした

 

まずは情報交換だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「紅茶か緑茶、オレンジジュースもあるけど、なんか飲む?」

 

「あ、だったら紅茶を…」

 

「ほーい、ちょっと待ってね」

 

とりあえず何か飲み物を出そうと、リクエストを聞いておく

 

紅茶をご所望とのことで、俺は準備を始める

 

「水道は…まぁまだ出るよな」

 

ケトルを取り出し水を入れて火にかけ その間に来客用カップを取り出す

 

「…久しぶりな出番のせいで、埃被ってんな」

 

軽く流して水気を拭き取る

 

他にもソーサーやティースプーン、角砂糖を取り出し小鉢に何個か入れ…お茶菓子も出すか

 

お湯が沸いたらカップに少量のお湯を注いでカップを温め…

 

用意していた茶葉、アールグレイを茶漉し器に移し ポットにお湯を注ぐ、定量を注ぎ終えたら蓋をし3分砂時計を使い蒸らす

 

紅茶はこの蒸らしが重要だ、茶が出れば良いわけではない

 

砂が全て落ちるちょっと前、温めていたカップのお湯を捨てスタンバイ

 

「…よし」

 

素早く紅茶をカップへ注ぐ

 

鮮やかな紅の液体が、静かにカップへ満ちていく

 

紅茶を注いだカップとティースプーンをソーサーに載せ、お盆に砂糖とお茶菓子も一緒に載せる

 

「…我ながら良い出来だ」

 

「……」

 

「…どうした?そんなに見つめて」

 

用意が終わり、お盆をリビングまで運ぶ

 

すると、こちらを見つめる彼女の姿があった

 

「…本格的なんですね…趣味ですか?」

 

「いや、まぁ趣味ってわけでもないが…普段から紅茶飲んでるから、どちらかと言えば慣れかな」

 

机の上にカップと茶菓子、砂糖の入った器を並べる

 

「好きに砂糖とか入れて飲んでくれ…お菓子も好き食べて良いから」

 

「それじゃぁ、いただきます…」

 

カップを持ち恐る恐る…と言った様子で口を付ける、すると

 

「……美味しい」

 

 

 

パァァァァァァ

 

 

 

どうやら口に合ったようだ…

 

 

…あれ、なんか今 この子光ったよな? え、絶対光ったよな?

 

 

…幻覚か、色々あったし、うん、きっとそうだ

 

 

とりあえず俺も紅茶を一口飲む…うむ、今日はいい茶葉を使ったからいつもより美味しい…気がする

 

こうしてお互い一息つく、その時俺は…

 

 

 

「紅茶を飲んで一息…()()って感じして良いなぁ…」

 

 

 

こうやって家に帰って、紅茶を飲んで一息つく…なんて素晴らしいんだろうか

 

外は未だ地獄であるというのに

 

 

 

「…そうですね」

 

 

 

どうやら彼女も同じ思いのようだ

 

 

 

「さて…それじゃぁ、今更だが自己紹介と行こうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあまず俺、秋乃優也だ…好きに呼んでくれ 3年B組だった、よろしく頼む」

 

自己紹介は言い出しっぺから、基本中の基本である

 

ワンツーマンでの自己紹介なんて久しぶりだ

 

「えっと…私は2年B組の直樹(ナオキ) 美紀(ミキ)です…その、よろしくお願いします」

 

ようやく彼女…直樹さんの名前を知ることができた

 

だがそこでふと、顔を覗いてみると何か言いたげな顔をしていた

 

「どうかしたのか?」

 

「はい…えっと、改めましてなんですけど」

 

一呼吸空け…

 

「…秋乃、先輩…私を助けて頂いてありがとうございます、もし助けて貰えてなかったら今頃_____ 」

 

「…ちょっと待て」

 

この後に続くセリフが、なんとなく分かった

 

そのため、俺は思わずそれ以上喋るのを止めさせた

 

「…生憎、俺はそういう言葉や雰囲気が好きじゃない…はっきり言って嫌いなんだ

今生きてたらそれでヨシ、今楽しければそれでヨシ

結果オーライって言う言葉は、あんまり好きじゃないが、実際現実そんな時もある

でも 今は、そんなナイーブになる事考えず、助かった事に精一杯喜べ!!

ネガティブな事考えてたら、どんな物事でも上手く行かなくなるもんだ

だから今は…とにかく喜べ!

今、この小さな日常を…どんなに小さくても、噛み締めるんだ…わかったな、()()()()

 

言い切った

 

彼女は最初驚いていたが、途中から しっかりと耳を傾けてくれた

 

話が終われば、少し考え込むようにして 再び口を開く

 

「……はい…そう、ですね…今生きている事を喜んで、この小さな日常を大切にして行く…」

 

「それがどれだけ大切な事なのか、よく…よく、わかりました」

 

「…さっきは、ごめんなさい…」

 

そして、頭を下げる彼女

 

いや、まてそういうつもりはなかったんだ

 

「頭は下げないで良い…すまんな、説教みたいになってしまって…

ただ、そんな済んだことを暗く振り返るような発言はしないほうが良い、良いな?」

 

 

 

 

 

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

彼女の顔には笑顔が浮かんでいた

 

 

 

 

 

 

この後はどこに住んでいるか、パンデミックの最初はどこに居たか、誰か他に学校から脱出できた人や知り合いは見かけていないかなど情報交換を行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど…事件当初は図書室に居て本を読んでいたら この騒動に気が付き、何とか逃げ回った果てに俺と出会った…ってわけか」

 

「先輩は校舎から駐輪場への脱出に成功した後、私の声を聞いて駆けつけてくれたんですよね」

 

「運が良かったんだ、やっぱ徳は積んでおくもんだな」

 

あれから2人で話した情報を交換していた

 

「ちなみに()()が別れる前に一緒にいたっていう友人は?」

 

さらに、話をする中で 生存の可能性がある彼女の友人の話が出た

 

「え~っと…確か、祠堂(シドウ) (ケイ)…その人は今どこにいるかとか分かる?」

 

もし手の届く範囲の命があれば、出来る限り救いたい…例え自分の身を危険に晒したとしても

 

ちなみに、呼び方が美紀に変わっているのは 俺が「直樹さん」って呼んだら…

 

「美紀って呼んでください」

 

…と、ガチトーンで言われたからだ…いやなんで?…

 

まぁそれについてはいつでも考えれる訳で、今は目の前の事に集中しよう…

 

「…すいません、別れて時間が経ってからの事態発生だったので、今どこにいるか詳細は分かりません…」

 

「いや、謝らなくて良い…なら、予測はできたりする?」

 

「……あ、別れるときにショッピングモールに寄るって言ってました!!」

 

「なるほど、なら そこはどこのモールだ?」

 

 

「えっと…『TRON』っていう名前のショッピングモールです…」

 

 

「トロン…あ~、あそこか…映画館が併設されてる」

 

どうやら、圭さんは俺の自宅からバイクで1時間ほどの距離にある映画館併設型の大型モールにいる可能性があるそうだ

 

だとすれば、学校が終わってからパンデミックが始まるまで時間があった為 発生時には既にショッピングモールに着いていただろう

 

隠れてる場所も多いショッピングモールだ、比較的生き残りやすそうだし物資も多いから籠城にも向いているだろう、なら次の目的は…

 

「…よし、じゃあ 行くか」

 

「……えっ い、行くんですか?ショッピングモールに?」

 

「ああ、この家にある物資も無限じゃないからな、他の生存者との本格的な争奪戦が始まる前にパッパと回収しておかないと…」

 

「…そういえば、もう警察とか自衛隊といった公的機関はまだ生きているんでしょうか? そんな事して、もしこれが巡ヶ丘だけで事態がすぐ収束したら捕まったりなんか…」

 

「それに関しては…ほれ」

 

事態が終息した際に逮捕される可能性に怯えた美紀に対し俺は2時間前から更新が止まっているスマホのニュースを見せる

 

そのテロップには…

 

『日本政府 各地で起きてる暴動の鎮圧・隔離は不可能と判断 緊急事態宣言を発令 政府機能を護衛艦『いずも』に移転し本土の事態終息に務める』

 

『外出禁止・自宅待機 公共施設への避難を』

 

…などと発表されており、つまり 既に公的機関はパンクしている事を示していた

 

「…という訳で、今更それぐらいなら別に問題無いだろう、生きて行く上では避けられない事だ」

 

「そ、そういう事なら…」

 

と、美紀はとりあえず納得し今後の計画についてを一緒に考える事となった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番外編

 

 

 

 

 

「……」

 

「…ん?どうした?」

 

「!…い、いえ…別に、特にどうかしたっていうわけじゃ…」

 

やけに美紀が自分の服を見たり匂いを気にしている様子なので声を掛けた

 

…まぁ年頃の女の子なわけだし、異性の前で自分の体臭が気になるのもわかる……というわけで…

 

 

「…()()()

 

 

「ッ!…」

 

 

…どうやら図星だったようだ

 

…だがしかし、こんなこともあろうかと用意していたのだ

 

…そう、帰宅したとき門を開けたあと ついでに操作してたアレだ

 

水道や電気がまだ生きている間にお風呂を沸かしておこうと思って遠隔操作でお湯張りをしていたのだ!!

 

「あ…あるん、ですか?…」

 

美紀から固唾を飲む音がする…それに対し俺は…

 

「ふっ…何なら既に沸かしてある…」

 

「おぉ…!!」

 

元々、俺も入りたいと思っていたので 順番が変わるだけだ

 

「…入って良いぞ」

 

「あ、ありがとうっ…ございます!!」

 

というわけで

 

「お風呂はそこの扉から廊下に出て右の突き当たりの左、服は…洗濯機に入れておいてくれ。出たら洗濯と脱水、乾燥をやっておくから。

代わりに使ってないバスローブを渡そう、シャンプーが透明のボトルでリンスが黒いボトル、ボディーソープはピンクのボトルだ。

待っててくれ、新品のハンドタオルとバスローブ持ってくる。

化粧水は洗面台に置いてあるからお風呂上がりに自由に使ってくれ」

 

「…充実しすぎてて怖いです…」

 

「女の子なんだからこれくらいはしないと、俺のプライドが許さない」

 

「そ、そうですか…ありがとうございます、こんなに私の事を気にかけてくれる人 先輩が初めてですよ…」

 

 

「良いよ、これくらい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後お風呂に入り、今までで一番の笑顔でパァァァァァと光っていたとか…

 

 

 

 

 

*1
豆腐ハウス




うーん、主人公の口調が定まらないなぁ…次回くらいでは自分なりに一番書きやすい口調を見つけて定着させれるようにしたいですね…

誤字脱字があれば報告してくれると幸いです!


2026/7/6 大規模編集完了

ぶっちゃけどれくらいの文字数が読み易い?

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