1人の男子生徒は学園生活部の一員として『日常』を取り戻したい 作:Kagura_fbk89
お詫びと言ってはなんですが、文字数が結構多くなっていてお話は前回の番外編からの続きになります!
今回結構エグい事になっておりますが、ギリギリ現実でも実現できない事は無いレベルに収めております、それでも何か思う事があったらコメントしてください、改善点として次回に活かします!
「…まだ裾が甘いな…こんなもんか?…」
突然だが 今、美紀の制服にアイロンを掛けている
彼女がお風呂に入っている間に制服を洗濯、脱水、乾燥させていた物だ
選択を回して、アイロンを掛けて良い服を彼女から受け取った
そこまでは良かった
だが…今俺は1つの問題に直面している…それは
……目のやり場に困る
これである
美紀の制服にアイロンを掛けていると言うことで、彼女が身に纏っているのはバスローブとアンダーウェアだけ
先ほどまでは制服を着ていたり、キリッとしている雰囲気が漂っていたので問題無かったのだが…
お風呂に入れてリラックスしていることからその雰囲気も薄れ、やはり肌色が多くて目のやり場に困っている
身体を見ないよう顔を見てみるがまさに『湯上がり美人』といった言葉が相応しい
さっきよりも…こう、言ってしまえば色っぽくなっている
と言うことで、俺は無心で制服をアイロン掛けしているってわけ
「「………」」
そして、先ほどから両者沈黙の空間が広がっている
俺は皺1つでも残すまいと全力でアイロン掛けをしている
恐らくだが、今まででの人生でここまでアイロン掛けに集中した日はないだろう
「……こんなもんか…美紀、アイロン掛け終わったから、着替えて欲しい…」
その沈黙を破る
アイロン掛けの完了した制服には皺1つ無く、俺の人生の中では最高傑作だ
とりあえず、着替えてもらおうとソファーにもたれかかる美紀に声を掛けるが…返事が無い…どうしたのだろう
不思議に思い、視界に肌色が入りすぎないよう気をつけながら振り向く、そこには
「…寝落ちしてんじゃん」
…寝落ちしている美紀の姿があった
バスローブなんて格好で寝たら暖かくなってきたとはいえ風邪を引きかねない
なので、起こすために美紀の肩を軽く揺する…が
「…ンー…zzz…zzz…」
「…こりゃ完全に熟睡だな…」
まぁ今日1日だけで色々ありすぎて疲れてしまうのも分かる
俺だってこの後風呂入ってすぐにでも寝たいしすでに時計の針は22時を指している
「…まぁ疲れたんだろうな…俺もだけど…仕方ない、俺は先輩なんだから これくらい余裕だ余裕」
とりあえずこのままにしているのは風邪を引くので、適当な毛布とクッションを持ってきて 座った状態から横に寝かせる
「それじゃぁ俺も風呂……の前にっと」
俺はやっておかなければならない事を思い出した、それは…
「ここの雨戸とカーテンもよし…後は…」
今は、家中の施錠に雨戸を出してカーテンを閉めると言った作業を行なっている
奴らにも少なからず視力はあるので暗闇の中で光が漏れる建物があれば寄ってくる可能性がある
そのため全ての雨戸、カーテンを閉めて外へ漏れる光を限りなく0にする
「…これで全部だな」
そして俺は1階から3階までの全ての窓、雨戸、カーテンを閉めて施錠した
「俺も風呂に入るか…」
作業は終わり自室から適当な寝巻きを自分の洋服タンスから取り出し、替えの下着を持って風呂に向かう…
「時刻は…うげっ、もう23時になるじゃねぇか」
流石にこれ以上は明日に響く
「…しゃあない…シャワーだけで済ませるか」
そのままシャワーを浴びたが、出てきた時にはすでに23時を回っていた
「寝るならアロマとか焚きたいけど…俺の部屋だけってのもな…」
あ、でも これなら…まぁ これくらいなら良いか
俺はひそひそと準備を始める
ちなみに、寝る際にアロマを炊くのも俺の密かな趣味だ
しかし、自室で自分1人だけっていうのもなんだか申し訳ない
更に、1階に美紀を1人っきりにするのも忍びない…というわけで
「俺も下に布団持ってきて寝るか…」
という考えに至った
この時の俺は睡魔で思考が鈍っていたため…
アロマ炊いても1人じゃコスパ悪い=2人ならコスパ良い
みたいな考えになっていた…
自室から布団とアロマポッドにラベンダーのエッセンスと蝋燭、ライターを持ち出す
リビングへ着く
そのまま ポッドの中に蝋燭をセットし着火
その上に専用皿を乗っけて後はエッセンスを上に垂らす…それだけでアロマは焚ける
そのままソファーの側に敷いた布団に潜り込み、ラベンダーの香りと布団の温もりに包まれ、一瞬で眠りに落ちた…
チュンチュン チュンチュン
パンデミックが起きていようが 動物には関係無い
一夜を明けて翌日の早朝、いつものようにスズメは鳴いていた
そしてその鳴き声を聞いて目覚めた少女
「……ん…ぅん?……」
ムクリと体を起こし周囲を見渡す
だが、目に入るのは自分の知る部屋とは全く違う光景
寝ぼけた頭で昨日何がったのかを掘り起こして行く
「……あれっ、私…」
いつもとは違った目覚めのおかげで、急激に頭が冴えていく
「…そっか…昨日、寝ちゃったんだ」
そして、すぐに答えが出る
「というか、この毛布と…クッション…迷惑掛けちゃったかな…」
とりあえず、毛布は軽く畳んで クッションと一緒に置いておく
「……お礼しないと…そういえば先輩はどこにいるんだろう?」
寝てしまった自分にアフターケアを施してくれたであろう秋乃にお礼をすべく、家の中を探そうと床に立とうとした時…
「……何でここで寝てるんですか…」
なんと、探そうと思っていた秋乃は自らのすぐそばの床に布団を敷いて寝ているではないか
さらにソファーと秋乃の布団の間には…
「何ですか、これ」
ソファーと彼の間に置かれた、蝋燭と皿 ライターと瓶
「…あ、これ…アロマオイル?…と、アロマポッド…かな」
そう思えば、寝る前まで無かった筈である花の匂いがうっすらと漂っている
「…ラベンダーの良い香り…」
オイルの入った瓶を手に取り、手で仰ぐ
一方で、いまだに寝ていた秋乃だったが…
「……ぁ?…」
どうやら目が覚めたらしい
「…あぁ…美紀、もう起きてたのか…おはよう、調子はどうだ?」
「お、おはようございます…そうですね、ぐっすり寝れたので、体調はバッチリです」
「…そうか、なら良かった
…何だか、こうやって起きたときに…人に『おはよう』って言うの、久しぶりだなぁ…」
「…ぁ…1人暮らし…なんでしたっけ…」
「ああ…こうやって、寝起きで人に挨拶するのは…久しぶりで、何だか懐かしいな」
「私もです…」
秋乃にとっては両親がいなくなってから朝の挨拶は仏壇が最初だった
それ以降は学校か外でしかしてこなかったため、こうやって布団から起きた直後に、生身の人間と『おはよう』なんて言い合うのは久しぶりで…
…とても懐かしかった
美紀も、家族との関係は悪くは無いが…年頃の女の子でもあるので少々素っ気ない物であった…
だから、お互いにとっても こうやって面と向かって人に『おはよう』と言うのは久しぶりなようだ
そこで秋乃が思い出したかのように美紀に話しかける
「…あ、そういえば制服だけど、畳んで置いてあるから後で着替えちゃって…着替えたいなら今でも良いよ」
「す、すいません 昨日は…私寝ちゃったみたいで…」
「良いよ良いよ、疲れも溜まってただろうし」
秋乃は布団から這い出ると、ゆっくりと関節を伸ばすと
「…それじゃあ、飯の準備するか…食えるか?」
「いやいや、そこまでお世話になるわけには…お腹減ってないし 大丈______」
キュルルルルルゥ
「…お腹が…なんて?」
「いやっ、これは!! そのっ…////」
「…全然気にすんなって、俺だけ飯食うの嫌だし ここは先輩に頼りなさい……飯、食うか?」
「……はい////」
まぁ昨日の夕方に飲んだ紅茶とクッキー以降は何も食べてないから仕方ないな
俺はそのままキッチンへと向かう
「あ、あの…」
「お手洗いは廊下出て左の向かい、洗面所はお風呂の隣ね」
「え…なんでわかるんですか?…」
「 勘 」
「えぇ…」
「さて…何にするか…」
まだ水道からは水が出たため手を洗って何を作るか考える
電気もまだ来ているので冷蔵庫の中は問題無い、ただ 日持ちしない物から消費して行く必要はある
まずは早く使う必要のある食材を並べる事にした…
「こんなもんか…」
にんじん
玉ねぎ
トマト
レタス
グリーンピース
ウィンナー
卵
食パン
三角チーズ
豚肉
鶏胸肉
アジの開き
「よし、洋食にするか…」
素早く献立を決め 早速俺は調理に取り掛かる
まずはにんじんと玉ねぎを…完膚なきまでに細切れにする
本当はミキサーを使って細切れにしてやりたいが…大きな音が出るので手動で切る
半分ほど切り終えたところで美紀が戻ってきた
「何を作ってるんですか?」
聞いてきたので…
「それはできてからのお楽しみ…」
と返す
「アレルギーとかある?」
もしアレルギーがあって呼吸困難…なんてなったら病院にも行けない現状では終わりだ、しっかり聞いておかないと
「アレルギーは特に…好き嫌いも、あんまり しません」
「そうか、それは良かった」
アレルギーに関しては問題無いようだ、ならば心置きなく作業を進めれる
すると、隣から
「あの…何か手伝える事とかありますか?」
「手伝ってくれるのか?」
「してもらってるだけじゃ悪いと思いまして」
「ならそこの食パンをオーブンでトーストして、バターをそこの棚から取って持って行ってくれる?」
ついでに、食器などの用意を任せる
「はい!」
活き活きと作業を始める美紀…ええ子じゃのぉ
そうやって話したり指示してる間にも手を動かしていたので野菜は切り終わった
切った野菜は少々の水と一緒に鍋で炒められている
今は付け合わせのサラダを作るためにトマトをカットしている
ボウルの中に程よい大きさにちぎったレタスと、ちょっとだけ残していたにんじんを千切りにして一緒に行ぶち込む
そこにツナ缶を1つ一緒に入れて軽く解し、そこにレモンの汁と細かく切った三角チーズを入れる
最後に岩塩とブラックペッパーを軽く振り 満遍なく和える
これでサラダの完成だ
「美紀〜、こっち来てくれ〜」
「はい!今行きます!」
どうやら、トースト待ちの美紀が空いてそうだったのでキッチンに呼ぶ
やってきた彼女にはサラダの盛り付けを頼む事にした
…あ、というか いつの間にか制服に着替えてる
美紀の横で、俺もフライパンにウィンナーと卵を落とし焼き始める
フライパンに軽く水を差し、蓋をすれば 今度は鍋の様子を確認する
…良い感じにしんなりと火が通ってきたみたいだ
玉ねぎが飴色になったので、ここに鶏がらスープの素を入れて 熱で飛ぶ分も加味した2人分の水を投入
煮立ってきたら火を弱め、固形コンソメを2つ投下 溶け切るまで火にかける
最後はブラックペッパーと粉末パセリを上から振りかけ…
これで、にんじんと玉ねぎのコンソメスープの完成だ
後はこれを器に注ぎ、サラダと一緒に美紀に運んでもらう
良い感じに焼けてきた目玉焼きとウィンナーも、皿に移して持って行く
「よし、完成だ」
「……すごい…!」
ダイニングテーブルの上には
目玉焼き&ウィンナー
にんじんとレタスのサラダ
玉ねぎとにんじんのコンソメスープ
トースト
…と言った『THE 朝食』が並んでいる
これだけ見れば日々の日常生活と変わりなく、外でゾンビパンデミックが起きているなんてわかりやしないだろう
俺は美紀が席に座ったのを確認し…
「…じゃ 食べようか、いただきます…」
「い、いただきます…!」
…俺はサラダ、美紀はスープを最初に口へ運ぶ
うん、美味い
シャキシャキとした食感と生にんじんのジャキジャキとした食感
噛むたびに滲み出てくる野菜本来の味
ツナのボソボソとした肉質と油でまったりとした口を、少量入れたレモン汁のサッパリとした酸味が整える
リフレッシュがてらカットしたトマトを口に放り込み咀嚼すれば、そのみずみずしさや甘さと酸味で口の中をリセットしてくれる…
次にスープを一口…勿論美味い
生とか違った、加熱された優しい野菜の甘味と鶏ガラのパンチの効いた旨味
それらを包み込むコンソメの優しい旨さが、スープの美味しさを引き立てている
何口かスープを飲んだところで、バターをたっぷり塗ったトーストを一口…
…ちょうど良い、俺の好きな焼き加減だ
焼きすぎず焼かなさすぎず、それでいて程よく焦げ目が付いたくらいが一番美味い
バターの塩味と、香ばしい小麦の香りとパンの甘さが混ざり合い…これも美味い
俺は更に、トーストの上に目玉焼きを乗っけて食べる
天空の城で少年がやっていたやつだ
ちなみに、それを見ていた美紀はと言うと
「…随分と子供っぽい食べ方をするんですね…」
高校生にもなってまだそれをやるか…の様なジト目で見つめられ『子供っぽい』という彼女の言葉の刃がぶっ刺さる
…あれ?この子ってこんな事言うような子だっけ?
まぁ…俺は楽しく美味しく食事が食べられたら良いのだ…
「…って、美紀もやってんじゃん!」
そんなこんなで久しぶりに楽しい朝食となったのは互いにとって言うまでも無かった
「…さっきのスープ美味かったな、我ながら」
「あのスープ、私 好きです…本当に美味しかった……見てて思ったんですが、料理 上手なんですね」
「まぁ、1人暮らししてたら嫌でも身につくもんだ…人に振る舞ったのは初めてだけどな、喜んでくれたようで何より」
俺たちはソファーに腰掛け朝食の感想を言い合っていた
「…これからどうするかね…」
「ですね…」
感想の話もほどほどにして、俺たちは今やるべき課題について話し合う事に
昨夜の情報整理や交換を行い、ひとまず今後の目標としてショッピングモールへと行く方針で決定した
しかし、そこまでに行く通路、移動手段、奴らから身を守る自衛手段、遠征中の食糧や必需品の準備…
…やるべき課題は山積みだ
まずショッピングモールへと向かう道筋についてだが…できるだけ車や奴らの数が少なさそうな場所を通りたい
大通り沿いは交通網や建物が密集するため、人口が多く奴らの数も必然的に多くなるだろう…できるだけ避けて通りたい
通るなら住宅街か、遠回りになるが建物や人口が少ない田園方面を通って行くしか無い
移動手段に関しては…2人ならバイクで何とかなったが 今回ショッピングモールへ行く理由はあくまでも「美紀の友人の捜索、救助」である
無事見つかって合流したとしても全員乗せることができない
「移動手段に関しては何個かアテがあるんだが…最悪そこら辺の車パクるか…」
「でも鍵がないとどうにもならないんじゃ?…」
「それは……キーが刺さってる車体を探すか、車の周辺にいるそれっぽい奴のポッケから奪う…」
「どうやって?!」
「いや、まぁそれに関してなんだが…見せた方が早いかな」
しかし、こんな事があろうかと……いや、誰がゾンビパンデミックを見越すんだ?
まぁとにかく、我が家にはこのような状況で使えそうな物がいくつか遺されているわけで…
ちなみに、俺ですら
「え?俺ん家にこんなんあったの?」
…となるような物が、今から行く場所の掃除や整理の際に時々発掘されている
多分、探せばまだまだやばい物が出てくるだろう
その場所に美紀を連れて行く
「んじゃ、ちょっと付いてきてくれ…地下倉庫の鍵どこに置いたっけな……確かキーケースに…あったあった」
最近使うことの無かった…そう、地下倉庫の鍵をキーケースから取り出す
キーを片手に階段の裏へ向かう
そこには一見普通な両開きの扉が付いた収納があった
そこを開くと洗剤や日用雑貨の在庫が置いてある
…だがその床をよーく見ると、床下収納のような いかにも開きそうな床がある
「…ここですか?」
「いや、まだ先だよ…っと」
俺はそこの床を開くと…地下へ降りれる梯子が出てきた
「…先輩の家って、最初外から見た時点で思ってたんですが普通じゃ無いですよね…」
「うん、未だに俺ですら分かってない要素が見つかったりするから…まぁどれもこれもロマンの塊で俺は好きだけど」
ただ、結構な高頻度でロマンが法律を追い越しているのがネックだ…いやまぁ、アウトではないんだけど グレーな代物が多すぎる
一体俺の両親は何を考えてこの家を建てたのだろう…
して、なぜそんなグレーな物を大量に家に置いているのか…
そう思いながら俺は地下室への梯子を降り始める
5mほど下り、床に足が付いた事を確認するとすぐ側にある照明のボタンを押す
若干黄色っぽい光色のライトが着いたのを確認し、美紀に降りてくるよう声を掛ける
「……絶対に上見ないでくださいね」
そう釘を刺されたのは…まぁ普通の反応だろう
美紀が梯子を伝って降りてくる音を背景にポケットから倉庫の鍵を取り出し奥の扉を開く
…そこに広がっていた物は美紀の想像を絶するものだったらしい
降りてきて、倉庫の中を一目見た美紀は言葉を失っている
「まぁ、そうなるわな…俺でもびっくりだもん」
そうして、俺は中へ歩みを進め…
「…よいしょっ」
1振りの日本刀を手に持った
「…えぇ……」
…この日本刀以外にも実際に置いてある物、俺が把握している範囲でリストアップして行くと
コンパウンドボウ×2
矢200本+矢筒×2
これは両親が競技用として購入した物である
木刀合計10本
昔自分が剣道をやっていた時の物と今は亡き祖父から譲ってもらった物である
大小あるが、どれも使い込まれた1級品だ
真剣5振
俺が今いる場所、入ってすぐ横にある刀掛けには刀が5振掛けられている
全て真剣だ
それぞれに登録証が付いているため所持して問題無い
これは父親の知り合いが骨董品屋を営んでおり在庫処分で邪魔になった物を譲ってもらったそう
刀の5振の内3振が軍刀で実際に人を切ったことがあるとか…
まぁ売れ残った理由がそれだったらしい
他の2振は錆びていたり欠けていたりと買い手が見つからなかった物だ
ただこの錆びている方の刀、一度持った事があるのだが他の刀とは違う…異様な感じがしたのでそれ以降あまり触ってない
研いでみたら値打ち物だったりするのだろうか…
まぁ、欠けていようが錆びていようが こいつらも全然
マチェット3本
シースナイフ6本
サバイバルナイフ4本
刀と同じジャンルで行こう
壁のラックに掛けられている、どれも材質が違ったりそれぞれの役割がある
まぁ全て刃物であることには変わらないが、こいつらは刀と違って刀剣類には分類されない
つまり、銃刀法には触れないためセーフだ
…ただ、昔見た記憶で
…しかし、こいつらに関してはバッチバチに銃刀法に触れるのだ
許可証があれば問題無いのだが…記憶があやふやで、そこまで覚えておらず…
今までは、それのせいで興味はあれど探して見つけ出したりするのが怖かった…
まぁ 今となっては、警察どうこうが関係無いかもしれないのでそれ等を探すのもありかもしれない
あとは普段使いできそうな工具類だ
バールやハンマー、斧やチェーンソー
細かい道具までより取り見取りだ、ガレージには車両整備用の道具も揃っている
そして最後、これに関しては自分でも良く分かっていない
実は、この倉庫の奥には2つの厳重に施錠されたロッカーが置いてある
未だに鍵を見つけれて無いのでずっと中身は不明のまま放置されており、更に言えばこのロッカーは俺が産まれた時からずっと置いてある
子供の頃に中身を両親に聞いてもはぐらかされたりで知る事ができなかった
こいつは…いつか鍵が見つかった時にでも開けてみることにしよう
ざっとだけども、これが我が家の物騒な遺産である
そしてその紹介を隣で聞いていた美紀はと言うと…
「…え、先輩の家って代々反社とか忍の家系だったりします?軽くヤクザの事務所襲撃できるくらい武器置いてますよ?…」
「…ぶっちゃけその辺はどうなのか怪しいし俺も詮索しない方が良いと思ってるんだわ」
「うわぁ…両親ってどんな人だったんですか?…」
「優しかったんだけど…そう言われたら仕事とか何やってるか知らなかったな、聞いてもはぐらかされる事が多かったし…」
「ただ一つだけ言えるとするならば…あんまり公にできるような仕事じゃ無い…とだけ教えてもらったな」
「いやそれ言われたらもう絶対ヤの付く職業関連以外あり得ないですよね?!」
でも、結構警察官とか弁護士とか知り合いは多かったみたいだ
「…まぁ、今となってはどれもこれもありがたい物なんだけどな…」
「こんな物騒な遺産…見たことないです…まぁ、ありがたく使わせてもらうつもりですが…」
まぁ色々と物騒な遺産ではあったが…こいつ等がとうとう晴れ舞台で役立つような世の中になって、遺産の持ち主としては…良かった…
………良かった…のか?
まだ投稿してから3日程度しか経ってないのにUAが200超えてて驚いています…これが少ないのか多いのかわかりませんが見てくださってる皆さん!ありがとうございます!
誤字脱字があれば指摘して下さると幸いです、睡魔と闘いながら書いてる部分もありますのでもしかしたら文章が強引なところや文脈がおかしいところがあるかもしれません…
アンケートに関してですが、次回投稿したあたりで切ろうと思います、結果が楽しみですねぇ〜( ^ω^ )
2026/7/17 大規模編集完了しました
ぶっちゃけどれくらいの文字数が読み易い?
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0〜2500文字(余裕)
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2500〜5000文字(まぁまぁ余裕)
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5000〜7500文字(ふぅ…ぜ
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7500〜10000文字(仕上がった…)
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10000文字以上 (΄◉◞౪◟◉`)