1人の男子生徒は学園生活部の一員として『日常』を取り戻したい 作:Kagura_fbk89
今回は主人公のメイン武器が決定します!あと前回に引き続きちょっとやり過ぎた感じがするのと時間を空けてちまちま書いていったのでおかしなところがあるかもしれないです m(._.)m
温かい目で見て頂くと幸いです
※(1月11日 若干会話の内容を所々変更)
「…先輩の家、やっぱり変です」
「否定できないのがまた…なぁ」
俺は地下の倉庫…いや、武器庫か?
…まぁ、あの部屋を美紀に見させたわけで
今度は自室の横にある物置…兼、俺のサバゲー用装備やキャンプ用品を保管している部屋を見せ…
今はリビングで我が家の異常さについて話していた
「…何はともあれ、一応自衛手段の確保に関しては問題なさそうだな、装備も俺のやつで十分使えるし」
今の時点で自衛用武器の確保は問題無し
襲いかかってくる奴らの攻撃から身を守る装備も俺のサバゲー用のやつを使えば問題無し
中には実物の装備も混じっているため防御力も安心だ
「それじゃ、改めて選びに行くか」
「軽いのが良いですね…」
そんな話をしながら俺たちは再び地下へ向かった
「…これとか良いんじゃないか?」
「うーん…軽いのは良いんですがもう少し短い方が…それに刃物は…ちょっと怖いです」
「それだったら木刀で良いのを探すか…」
あれから再び地下へと潜った俺たち
早速扱えそうな装備を試しに持ったり振ったりして、慎重に吟味する
「これはどうだ?」
差し出したのはごく一般の、適当な武具店で買えるような木刀だ
軽い そこそこ丈夫 長すぎない
美紀の要望に合致するのはこれだろう
「…これだったら私でも使えそうです、ちゃんと振れるかは分かりませんが…」
「後で基礎的な振り方を教えるから問題無いさ」
ひとまず、美紀の相棒は木刀で決定だ
だが俺は美紀にもう2つ、武器を持たせる事にした、それは…
「…美紀、一応これも持っとけ」
「これは…」
美紀に差し出したのは刃渡が35cmくらいのマチェットだ
鞘から刀身を抜くと、鈍く光る黒い刃が姿を表す
それともう一つで、サバイバルナイフを1本を渡す
合金製の頑丈なやつだ
「…私、刃物はあんまり使いたく無いんですが…」
「あーいや、そいつは普段使いするもんじゃ無い」
「…? それって一体どう言う意味…」
これは予備の武器として渡したのでは無い…それとはまた別の理由で渡した
…その理由は
「…生きてる
「えっ…」
友好的では無い生存者と遭遇した時
あってほしくないが、そんなイレギュラーが生じた場合の為に
嫌かもしれないが、俺はこれを彼女へ渡す
生きている人間
人間とは不思議なものである
鈍器を見せるだけじゃ怯まないのにそれが刃物に変わるだけで大きく怖気づく
視覚的な恐怖を与えるには、わかりやすい凶器が必要なのだ
「…それは持っていた方が良い。
警察や治安維持を行っている公的機関は既に機能していない以上、それを理解した人間はいとも簡単に狂う。
…無差別で人に襲いかかるような人間、生存者からの略奪に快楽を見出すような異常者…必ず出てくるだろう。
そんな人間を相手に木刀じゃ…心許ないからな」
「…理屈はわかります…でもそれって…」
「…場合によったら…殺しも必要だろう…」
「…そんな…」
美紀は俯きながら手に持つマチェーテを見つめる
そもそも、俺たちは奴らすら殺したことがない
全て避けるかトドメを刺さず退けるだけ…
胸に棒を突き刺したが、あれでも死んでは…ないだろう
だから今後、外に出て探索を行うと同時に…殺しの練習をするしかない
…こんな所業、人としてどうかと俺も思う
それでも、奴らすら殺した事の無い人間がいきなり生きてる人間を殺す
…それこそ無理な話だ
だから、やるしかない
やらないと、やられる…当たり前だ
「…俺もできれば人間は殺したくないさ」
「だったら…こんなの、いらないんじゃ…」
「……その常識や俺たちの価値観が通じない相手は、少なからず出てくる…覚悟していてほしい」
襲ってきたら生きてる人間でも殺せ
こんな事を言われて、すぐ受け入れるのは厳しいだろう
…だが美紀は
「…わかりました」
そう言って、強い眼差しで頷いた
「…無理はしないで良いからな…その時が来たら、汚れ役なら俺がいくらでも…」
「先輩も、無理したら駄目ですよ?…」
「……ああ、お互いにな」
そして、俺は再び手元に視線を戻す
俺の武器を何にするかだが…先ほど美紀が所持することを拒んだ軍刀に目を付けた
刀を手に取り、鍔を親指で押し上げる
「…錆びては無いか」
そのまま、柄を握り締め ゆっくりと刀を抜く
「……よう…久しぶりのご対面だな」
光に当てると鈍く光るその姿は、もはや芸術
同時に、かつての大戦において 命を奪ったことのある確かな
試しに、正面に構え一度振ってみる
頭上から真っ直ぐと振り下ろされた刀は、空気を切り裂く音を、地下室に響かせた
「…っシッ!!」
振り下ろされた刀を手首で返しそのまま上へと切り上げる
次に、正面に戻せば横に薙ぐように 上半身と下半身を捻って一気に振り抜き…
縦横、時折斜めと…連続で正面に敵がいることをイメージしながら斬撃を放ち続ける
…自分の腕なのに、自分の物じゃないようだ
そう錯覚するくらい、斬撃のキレと勢いは 我ながら鋭かった
トドメと言わんばかりに首元へ突きを放ち、胴体を切り捨てるように斜め下へ振り下ろす
最後は血振りの如く、刀を横へと振る
刀の峰側、鎺の少し上を鞘に当て滑らせるように納刀…
「…悪くないんじゃないか?…」
俺は一通り振ってみたが特に問題や気になる点は無い
抜刀・納刀で引っ掛かる事もなく 刃の状態も良い
「……これからよろしくな」
こうして、俺の相方は決まった
すると、離れた場所で見ていた美紀が近づいてくる
「…先輩って武士の末裔だったりするんですか?今の振り すごい綺麗でしたよ?…」
「一応、剣道とか ちょっとした居合とかは独学で齧ってたんだが…俺でもびっくりだわ」
ここまで刀を振れるとは思っていなかった
昔から何か道具を使う事には長けていたが、まさか刀も
まぁ、嬉しい誤算?なのかな…
「…それで、先輩は刀にするんですか?」
「ああ、普段使いにしようと思う…まだ何本かあるし、メンテナンスをしっかりすれば刀は長持ちする」
実際、刀は無理に人間の骨を斬ろうとしない限りそう簡単に刃こぼれはしない
本人の技量や日々のメンテナンスを怠らないようにすれば、刀は長持ちする
俺の得物は今のところ刀で決定した、が 俺も予備でナイフとマチェーテを持つ
長刀2本とナイフ1本…中々の重装備だ
「次は装備だな…それじゃ、軽く見繕いに行くか」
武器をリビングに置いた後、3階の装備品置き場へ向かった
「…美紀はデジタル迷彩が合いそうだな」
「先輩はデザート迷彩?…が似合いますね」
「市街地での実用性を重視するなら、俺もデジタル迷彩の戦闘服が良いな」
まず、着ていた服から戦闘服に着替えることにした
美紀には市街地戦で目立たないようにするためのグレーを主調としたデジタル迷彩の航空自衛隊の長袖作業服を
……着せて見たが、かなり似合っている
美紀からも、俺が試しに着たデザート迷彩の戦闘服を見て似合っているとコメントを貰った
しかし、市街地での行動でデザート迷彩は不向きだ
周囲からの視認性を上げるだけで無く、街中で溶け込めるような場所は公園の砂場くらいだろう
と言うわけで、俺も美紀とお揃いのを着る事にした
そして次に身に纏う装備品だ
まずプロテクターを各関節に
胴体には、防弾チョッキ2型(空)だ
防御力としては俺が持つ中でこれがトップなため、こいつを着用する
このガワは航空自衛隊の基地警備隊で使用されていた実物だ
いつかのオークションで何とか手に入れた一品だ、30万近い出費だったが…悔いは無い
中の防弾板だが、俺は背中にNIJ規格レベル4のプレート1枚、正面にレベル3プレート1枚とレベル4プレート1枚を無理矢理ねじ込み、被弾時の衝撃を吸収する緩衝材を挟んでいる
背中でも7.62程度は止めるし、正面に至ってはそれ以上の弾だって受け止めれる筈だ
俺が持つ中で数少ない実物装備シリーズのコイツに関してだが…少し重いが、こいつは美紀に着てもらう
理由は…まぁ生存性を上げるためだ
レディファースト…と言う言い方はあまりよろしく無いのだろうが、身体能力的に俺より劣る美紀の生存率を 出来る限り上げるには必要だろう
実物は素材が良い、プレートが無くても拳銃弾程度なら止めてくれる
また、ちょっとやそっと刺されたり斬りつけられたりしても問題無い
考えたくないが、今後 銃で武装した生存者に撃たれるかもしれないしな…
俺もレプリカだが同じ防弾チョッキ2型(空)を使用する
こちらも美紀と同じ配分でプレートと緩衝材が入っている
違いはプレートを入れてないと普通に拳銃弾程度でもぶち抜かれる事くらいだろうか
まぁ、防刃性能は少なからずあるだろうし 近接武器相手ならプレート入れてなくても問題無さそうな感じはする
後は適当なチェストリグを見繕えば問題無い
「マガジンポーチは…マガジン無いから外して…ダンプポーチは使えるな」
今度はハンガーに掛けていたリグを手に取り、ハーネスから後ろのマガジンポーチを取り外す
そうして、小物を入れれる小さなポーチとフラッシュライトをセットできるホルダーの付いたリグが完成した
続いて88式鉄帽の実物と、コンバットブーツこと半長靴を取り出し…
戦闘服を着た上からチョッキを着てリグを着用
戦闘服のベルトをしっかり締め、帯刀ホルダーをベルトに取り付ける
最後にヘルメットを被って、顎紐を締める
…これで良し、半長靴は外出する際に履くことにする
「…こんなもんかな」
そこには、防弾チョッキとリグ、ヘルメットを装着した空軍兵士が立っていた
…これ、遠目から見たら自衛官かと疑われるかもしれない…世が世なら職質確定だ
「これで装備は万全ですね…これ全部先輩が買ったんですか?…」
「オークションで競り落としたり、ネットで買ったり、ミリタリーショップで買ったり…まぁ色々とね」
形はどうあれ役立つ時が来て良かった…のかな?
自分でも改めて見たらドン引きな量を集めたもんだ
…まぁこの分野に興味を持ったのが5歳の時だったからなぁ
とりあえず…
「…それじゃ、美紀も着てみるか」
「重たそうですね…」
「その分、身を守ってくれるさ…背に腹よ」
そうして実際に美紀も装備を着用してみる事になった
「…ずっしり来ますね…でも思ったよりしんどくは無いです」
…チョッキは特に問題無さそうだ、次に鉄帽だが…
「頭の上に重量物が乗ってて…なんか変な感じです…長時間被るってなると、首が保たないと思います…」
「…すまないが、それは慣れてくれ」
最後にリグを着せてみると…
「……これで何kmも走るのは厳しいですけど、普通に歩いて行動してちょっと駆け足する分には問題無いと思います」
そこには航空自衛隊のWAC…じゃ無かった、ガッチガチに装備を固めた美紀の姿が
…M24とか64式持たせたらめっちゃ様になりそう
ただ、長時間この状態で行動するのは厳しいかもとのこと
…そのため
「…装備は外せないからなぁ…必要な荷物を俺が持つ形で外出するなら問題無さそうか?」
「…それだったら1日2日くらいは…なんとかなると思います、でも先輩は大丈夫なんですか?」
「トレーニングの一環さ、それに レディに荷物を持たせるなんて紳士じゃ無いだろ?」
「…無理はしないでくださいよ?…カッコつけてレディに心配を掛けさせるなんて、紳士の風上にも置けませんから」
「…こりゃ一本取られたな…わかった、無茶はし過ぎないように気をつけるよ」
まさか、ちょっと良いところを見せようとしたらカウンターが飛び込んでくると思わなかった
こういう場面で、こんな返し方ができるってのは それだけ教養があるのだろう…
「装備も決まったな…後は野営道具ってとこか」
バーナー コッヘル 灯油ランプ 折り畳みチェア 折り畳テーブル ブランケット レジャーシート
キャンプじゃ無いんだ、テントはいらんだろう
俺は容量が60L近くある陸自の戦闘背嚢にこれらを詰め込む
「美紀もそこら辺のリュック取ってって良いぞ」
「…だったらこれにしときます」
美紀は容量が20L程のリュックを手に取る
まぁそれぐらいが妥当だろうな…陸自の背嚢がデカすぎるだけで
「…今の時刻は、午前10時か…」
俺は壁に掛けてある時計で現在の時刻を確認する
朝食が早かったためまだそんなに時間が経っていないようだ
「…昼食の前に、その状態で木刀振る練習でもしておくか?」
「…お願いします」
「よっしゃ、それじゃ もっかい1階戻るか」
フル装備で20kg近くある状態だが、踏ん張って立ち上がり 武器を置く1階へと向かった
…え?未だに学園生活部と合流おろか戦闘すらしてないってマジ?…(マジです)
……まぁとりあえずこの話は置いといて、第4話いかがでしたか?個人的にはやっぱりやり過ぎた感じや無理やりこじつけた感が否めないんですよね、あと結構悩んでるのが「刀でゾンビをぶっコロするならどうやれば良いの?」と言った点なんですよね、刀について詳しい人がいたら教えて欲しいかもです、主人公の技量(試斬で使う藁束を3本までなら切れるくらいの技量)で刀使って首とか刎ねても刃こぼれとかしないかな…
あとアンケートは多分前回でも言いましたがこれにて閉じさせてもらいます、なんとなく予想してましたが近接武器が一気に追い上げて1位になりましたねw、そのため今後の当作品での銃器運用の方針としては「メインは近接で行く」「基本的に銃はやばそうな時に使用する」「主の気分で銃器メインで戦闘するシーンも入れるかも」と言った感じで行かせてもらいます、登場させる銃に関してですがアンケート結果を見れば分かるように同率が複数あるんでこの中のどれかから選ばせてもらいます、上手くいけば次回には出せるかも?
…と言った話となりましたが、いつも言っている通り誤字脱字やおかしなとこを見つけたら教えてくれるとありがたいです!
あとお気に入りに登録してくれてる皆さん!ありがとうございます!ふと確認して見たらお気に入りが増えていてニヤつきが止まりませんw読んでくれている皆さんも、おかげさまで投稿から約1週間で400UAを突破する事ができました!これからも当作品をよろしくお願いします!!
長文失礼しました!
2026/8/31 大規模編集完了しました
ぶっちゃけどれくらいの文字数が読み易い?
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0〜2500文字(余裕)
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2500〜5000文字(まぁまぁ余裕)
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5000〜7500文字(ふぅ…ぜ
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7500〜10000文字(仕上がった…)
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10000文字以上 (΄◉◞౪◟◉`)