人外狐お姉さん(身長が大きい)大好きな男   作:覚め

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永琳「魑魅魍魎蔓延るこの世の中で、美しさを体現するのは、この姫ーー!!月からの家出、蓬莱山輝夜ーーー!!!」
てゐ「…30点」


頭痛眩暈輝夜姫

「輝夜の奴に用事、ねぇ」

 

「妹紅さんのことすっかり忘れてた」

 

「酷いやつだ」

 

「いやでも現に思い出してるから、良いじゃん」

 

永遠亭に辿り着き、輝夜さんいますかー!?と扉ドンドン。妹紅さんがボソボソと呪詛のような言葉を吐いていたことを無視して開けてもらい、ブレザーを召喚。ブレザーに用事を伝え、通してもらう。妹紅さんもついてくる。そう言えば、輝夜にも身体のことを言わなければならんのか。事をややこしくしたくないんだよなぁ。奇跡的に生き残ったことにするか…いやあいつ確か頭良かったよなぁ

 

「輝夜〜」

 

「圭さーん!!会いに来てくれたのね!!…妹紅は道案内だけでしょ。帰って」

 

「なんだと!?」

 

「きゃー暑い!圭さんさっさと部屋の中に行きましょ!」

 

「はーい」

 

部屋の中に入って輝夜に巾着袋を無くした事を伝え、頭を下げようとすると止められる。何故だろうかと思えばその場で俺に抱きついて来た。すまんが八雲藍さん以外では興奮しないように進化したんだ。俺はお前じゃ興奮しない。罪悪感しか出て来ないぞわかってんのか。…まあ、良いか。お詫びがこれで済むならそれで良いとしよう。

 

「お詫びに私とデートして!!」

 

「むずいぞ。俺は見ての通り右腕以外はガッチガチだし、飯をまともに食えるかと聞かれたら難しいし。それでも良いなら」

 

「良いの!貴方が九尾の狐を好きで、その狐がどんな姿であろうと愛するように。私は貴方が好きなの。わかる?」

 

「…俺を例に出された瞬間理解できた。頭いいなお前」

 

「でしょ?じゃあ早速用意しなきゃ!その中華風の服は早く脱ぎ捨てて!」

 

「着替えって言ってもお前なぁ…」

 

永琳さんが用意してくれてた。は??意味わからないんだけど??ん??サイズぴったりだ。え、え??ん??なんでさ??聞けば俺が死にかけでキョンシーになりかけてる時に博麗神社へ赴き、俺が外の世界で着ていた服を調べたそうな。お気に入りの上着がなかったのはそのせいか。風見幽香に殺されかけた時に着てなかったからまあ、消されてないだけでもいいか…

 

「お、着心地いい」

 

「貴方の服の素材を完全に再現したのよ。私の暇つぶしだけどね」

 

それでも永琳さんは十分すごい、と言って外に出る。ブレザーが金を渡して来て、姫をよろしくと言って来た。お前そんなかしこまれたのか。驚きだよ。

 

「じゃ、行きましょうかぁ」

 

「ええ!」

 

人里は出てまず甘味。俺がまともに食えない事を良いことにあーんをしてきた。こいつの正式名称はあるのだろうか。つーか俺にやってくんな。まあ逆らうこともできないから仕方なく食べる。あー、輝夜に言っとくべきか。あんま食えないこと。

 

「ええ!?そう…そ、それじゃあこっち」

 

「はいよ」

 

「このお店で私に似合う服を買って!」

 

「輝夜…なんか今日は質素だとは思ったが、それが目的なのか?」

 

「良いでしょ!はやく!」

 

ウキウキで待ってくれているところ悪いが、慧音さんを見かけたので手早く輝夜を店の中へ。そもそもお前の服のサイズ知らねえんだよ。教えてから俺に選ばせろ。ということで適当に選び始める。何度か見せてみて、うーんと首を捻る。いつもの派手な服装を見ていると…だな。うわ、ミニスカメイド服がある。誰が欲しがるんだこんなの。

 

「も、もしかしてそれ…?」

 

「流石に違う。輝夜にはやっぱりいつもの服が似合うとは思うが…」

 

「もー、大人っぽい服ばっか選んで。私、結構子供っぽい服も合うのよ?」

 

「あー…いつも子供みたいなもんだろお前」

 

「え、落ち着きなかった?」

 

「あるかと問われれば、ないと答える。」

 

まあ確かに、いつもの行動を振り返れば…子供っぽい服も似合うか。見た目は落ち着きのある姫様なのに、中身は活発な姫なのだからなぁ。頭の中にある活発なやつ…菫子、霧雨魔理沙、つい先日会った天子…紅魔館の妹君もか。総合して考えると、スカートは膝下ちょいくらいで、明暗はっきりとした服…だろうか。いや、明るい色多めか。いかんさっきのミニスカメイド服が視界にちらつく。

 

「これでどうだ」

 

「明るい色多めねぇ…スカートもこれ、少し短いんじゃない?」

 

「動き回るってなったらそれくらいの服が良いだろ。似合ってると思うぞ」

 

「破廉恥なだけでは…?まさか、圭さん…!?」

 

「お前な、八雲藍さん以外に興奮しない俺をあまり舐めるなよ。死ぬ間際でさえ興奮しなかったわ」

 

「話が卑猥だわ…」

 

「この箱入りが…まあ良いや。スカートが嫌ならこれになるぞ」

 

活発というのは知らんが、まあこのよくわからんズボンだ。デニムって言うのかな?うーんよくわからん。服の良し悪しもよくわからんので、さっさと着せてみようとしたが…男用だった。サイズが合わないか。まあ輝夜にはそれが似合うと言っておくか…でも確かに足丸出しはな。永琳さんになんて言われるか。

 

「ほらよ」

 

「すっごいスースーする」

 

「だからその短パン履けって言っただろうが」

 

「履かせて…」

 

「はいお婆ちゃん片足あげてね〜」

 

「お姫様扱いが良い…」

 

履かせて立たせる。スースーしない!と喜んでいたところ悪いが、慧音さんがこちらをじっと見つめている。すんごい見つめてくる。どうやら美人な輝夜が履かせてと喚いている姿は周りを集め、その上で慧音さんが来たのだろう。すんごい目でこちらを見ている。出来れば見ないでほしい。無理ならせめて俺ではなく輝夜を…

 

「ほら、つづき行きましょう!」

 

「…飯はなしだぞ」

 

「この服を見せびらかしたいの!妹紅に!!」




妹紅「…だからなんだよ…」
輝夜「独り身にはわからないかぁ〜この嬉しさが!!」
金田「俺は八雲藍さんラブなんだよなぁ」
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