人外狐お姉さん(身長が大きい)大好きな男   作:覚め

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金田「俺を風見幽香のところに送った理由、更年期障害とかでは?」
霊夢「馬鹿ね、老齢期よ」


弾幕ごっこ、めんどくさい

「うーん…私も、感性は霊夢さんほどではないですけどここの住人に近しかったので…」

 

「マジかぁ…」

 

「で、魔理沙さんは何故拗ねているんですか?」

 

「俺に魔法の才能がありすぎたかな」

 

「何言ってるんですか」

 

スペルカードは五枚揃った。博麗神社で十六夜咲夜が無理やり作った炎舞『篝火』と、早苗に無理やり作らされた、炎を少しの間ばら撒いて、その炎で相手を追尾する|炎王『炎魔』。八雲藍さんへの好意と敬愛心を込め、身体から九本の巨大な炎を出して振り回す炎狐『至福』。霧雨魔理沙が割り込んで作った、炎で相手を滅却する殺意マシマシの炎念『ファイヤースパーク』、最後に俺が考えた末に生み出した絶対に相手を3回当てる弾幕、神眼『爆☆殺』。相手の後を追うように炎が発生し、発生した後止まれば即着火。3回当たらない?服、皮膚、内側。ほら3回だろ。

 

「キモいですよこの技構成」

 

「後半二つに関してはもう弾幕ごっこというより殺し合いよね」

 

「んだよ私のマスタースパークの炎版だろ?」

 

「後半二つに関しては基本使わん。」

 

「炎舞に炎王、炎狐…狐に関しては貴方らしいわ」

 

「っしょ、良いっしょ」

 

「というわけで。私と弾幕ごっこ、やりましょ。終わりはどちらかが力尽きた時のみのエンドレスルールで!」

 

「それが目的か」

 

さてどうしたものかと空を飛ぶ。そこまでスピードは出ないというのに、何故弾幕ごっこなんてものをさせられているのか。ま、なんとかならなくても死ぬようなものじゃないことは巫女さんから聞いている。十六夜咲夜がナイフを弾幕として使って来たが、巫女さん曰く死ぬようなものではない。怪我はするくらいだ。つまりこれは玩具であれ。そうであれ!

 

「やべこれ本物のナイフだ」

 

「メイド秘技『殺人ドール』」

 

ナイフが散りばめられ、その全てが俺を向いていない。これはどうにかなりそうだな、と思っていると、なんだか十六夜咲夜の動きに違和感を感じた後、ナイフが若干増えた。増えたナイフは俺の方を見ており、これはまた厄介な。だが避けれないわけではない、と思う。待ってくれよ俺の死体の体!

 

「炎舞『篝火』」

 

「私が考案したスペルカード、抜け道は作ってあるわ」

 

「神眼『爆☆殺』」

 

「!?」

 

どうやら驚いたらしい。目で十六夜咲夜を追うフリをしつつ、ナイフに当たらないように動く。流石に死ぬにはまだ早いので。マジもんナイフ投げてくんなよあいつ礼儀がなってないぞ。あーでも武士道か…そんなもんは知らねえ俺は悪くねえ。それはそうとどうにかして逃げる。マジで刺さったら洒落にならないので。

 

「あれ、もう時間切れ?」

 

「篝火はもう少しタイミングを掴むべきよ。さて次は…」

 

「炎念『ファイヤースパーク』」

 

「幻象『ルナクロック』」

 

米粒みたいなものが飛んできたかと思えば、その後十六夜咲夜の動きに違和感を感じ、ナイフが増える。なんだこれそういう能力か?まあ全部焼き払うけど。後これ魔力持つかな?持っておくれよ!炎魔法、全開だ!!…そんなことせずにさっさと鉄を溶かせる温度までいけば終わりか。まあ良いけど。つーかまだ残ってるからそもそも今がねえわ!ワハハ、驚きぃ!

 

「炎狐『至福』」

 

「随分後先考えずに使うのね」

 

「当たれば勝ちだぜ」

 

当てる。そのまま九本の炎で叩き続け、最後の一撃を加える。炎を消し、様子見。どうやら見ている限りで言えば相当なダメージ。どうやら俺の方が上手かったらしい。空から降りて安否の確認。早苗からは『DV男の手口ですよ』と言われるが無視。なんであいつはそういうところだけ外の世界感覚なんだ。おかしいだろう。

 

「全く…酷い扱いをしてその後に優しくするなんて」

 

「人聞きの悪いことを。で、終わったけど」

 

「まずは最後のやつね。力押しで勝てる奴の方が少ないからああ言った使い方はやめること。」

 

「なるほど」

 

「炎念はもう少し強くしても問題はないわね。」

 

「…賢者の石が壊れそうで怖いんだよね」

 

「まあそれでも当たれば勝ちだし良いけど。篝火は完璧よ」

 

「こいつやべー奴ですよ金田さん」

 

「そもそも高速移動すらせずにナイフ投げてくるなんて無茶苦茶だ」

 

愚痴る。まあ俺も今日は用事ないし、このまま守矢で駄弁ってても良いんだが。まあ神奈子さんや諏訪子さん辺りがなんて言うかわからない。さっさと立ち去るとしようか…いや、飛んで去るのだから飛び去るか。さっさと飛び去りましょ。どうやら十六夜咲夜と霧雨魔理沙はついて来ずか。良かった、さっさと帰って茶しばいて寝よ。

 

「ただいまでーす」

 

「あら、殺した顔ね」

 

「ぁー…さよならでーす」

 

「待ちなさい」

 

降りて来た時に見えた顔は、かの暴君、風見幽香であった。なんか植物に足をきつく締められ、飛び立てない。聞けば巫女さんは不在らしい。隣に座るように催促されたので座る。肩に手を回すな。俺がまるで嫌な男からのナンパを受けてる女子高生みたいじゃないか。そういうのに巻き込まれてる菫子みたいだ。あーかわいそ。

 

「何?そんなに私の隣は嫌なの?」

 

「そりゃまあ、殺されかけたからね」

 

「ああそうだ。なんで生きてるの?別れた身体がくっ付いても、生き残れるような傷じゃないでしょ」

 

「あー…言わん。次殺された時にそこも潰されそう」

 

「あっそ。じゃ、今死になさい」

 

「待ってよ死にたくねーよ俺」




スペルカードの読み方は各自勝手に
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