人外狐お姉さん(身長が大きい)大好きな男   作:覚め

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貴方の時を、最大限に。
永遠亭
鈴仙「に ゲ

こ こ だ

縺ゅ≠繧
ゅ≧縺ェ
繧薙〒 繧上◆縺励′」


永遠なら此処へ

久しぶりだぜ永遠亭、と始まりたいが。最悪なことに落とし穴にハマった。やっばこれ死んだな?時が過ぎるのを待つしかないほどに絶望的な今、とっととブレザーあたりが通り掛かればいいのに。ブレザー来い、ブレザー。…え、これまさか神子を呼ばなきゃいけない?ウソでしょ?嘘だった。永琳さんに助けられました。

 

「あー助かった」

 

「今日はなんの用事?まさかまた姫様に破廉恥な服装を」

 

「いやいやあれそんな破廉恥な服装じゃないですからね」

 

「あ、そうなの?」

 

「うん。それにこんな体なんだぜ」

 

「陶器みたいな作りね。縄文土器?」

 

「埴輪作ってるやつの作品だから詳しくは知らん。でも確か弥生だろ?」

 

「その時代にはもうこの星にいなかったからねぇ。わからないわ。とりあえず姫様は呼んでくるから、待ってて」

 

「はーい」

 

…弥生時代にはもうこの星にいなかった…?輝夜がかぐや姫だろ?それでもまだ西暦いくつのはずだろ?…永琳さんって、何歳なのかな…そもそもあの人年齢とかの概念あるの?あの人何者なの?それを踏まえた上で輝夜はじゃあ何歳なんだ。ブレザーは?…永遠亭の平均年齢、およそ2000歳以上…!?こわっ、知らなかったことにしよ。

 

「どうしたの?」

 

「輝夜、お前何歳?」

 

「あーダメです姫様はこいつと付き合ってはいけません消えろしっしっ」

 

「うわひでっ」

 

「そうねぇ…竹の中に入ってた時を0歳としたら」

 

「いいです言わなくて。姫様の年齢は諸説だらけなんですから」

 

お、なんだこいつ変なこと言い出したな。まあそれはそれとして。永遠亭にお邪魔する。輝夜に…なんの感謝だ?小物入れについての感謝と…なんだろ。なんかあったかな。まあとにかく色々だな。何があったか完全に忘れてたけどまあ良いでしょ。

 

「…デレた!!」

 

「姫様やめてください」

 

「私に感謝したわね!さっさと付き合いなさい!」

 

「鈴仙手伝いなさい!」

 

「はいはい」

 

…何がそんなに嬉しいのか。意味わからんな。まあそれでも俺はこいつのおかげで藍さんスキーなのが明確になったし。そう考えるとやっぱり感謝するのは当然であって。あー、青蛾さんにも感謝しとくか。天子、青蛾…霧雨魔理沙もだな。藍さんは最後だ。絶対最後。となると…どっかで神子の名を呼ばなければならんのか。嫌だな…

 

「でも、貴方のやってることってほとんど老兵の死に際と同じよ」

 

「…同じようなこと言われたー」

 

「でしょうね。自分が死ぬのがわかってお礼参りなんて、今時誰もしないのに」

 

「私にお礼したいならデートよ圭さん!」

 

と、いうわけで。輝夜は前買ってやった服を着て出発。飯が不味く感じることを伝えてスタート。本屋でも行くか?つーかそもそも輝夜は何が好きなんだ。なんか前も同じようなことやった気がするぞ。輝夜もそれは同じらしく、何をしようか迷っているらしい。この調子だと、お礼参りは明日もやることになりそうだな。

 

「圭さんの買ってくれた服、動きやすくて良いわ」

 

「そうか。じゃあ本屋行くか」

 

「因果関係が何もないのに?」

 

「そもそも本屋ってどこにあったっけ?」

 

「私覚えてなーい」

 

「練り歩きか…」

 

しかし、人里って意外と広いな。輝夜が腕にくっついてるのを抜きにしても。本屋を見つけ、暖簾を潜り、輝夜に本を探させる。DV彼氏みたいだな…いやまて、DVってこんな感じだったか?確か殴って優しくするのがDVだろ?じゃあ全然違うわ。と、輝夜を待ってたら変な本を持って来た。『粘土で作る!食品サンプル』。まさかとは思うが、輝夜は粘土で料理を??

 

「粘土買って来たわ!お腹が減ってないなら壊すだけだから安心して良いわよ」

 

「鬼かお前は」

 

「じゃあまずは…はんばーぐ、からね!」

 

「…お前、着色料は?」

 

「あるわよ!」

 

「マジで作る気かお前」

 

尚、場所は永遠亭である。買い出しをデートとは呼ばない…と思うのだが、どうだろうか。輝夜は永琳さんに教えてもらいながら粘土を作っていった。今更なのではあるが、美味い粘土をまず先に吟味させるべきだったのでは?…あれ、これ俺言っておけば良かったかな?永琳さんもかなり本気で作っている。このままだと永遠亭の食品サンプル大会が開かれそうだ。

 

「開催するわ」

 

「開きやがった」

 

「参加者は3名。私、輝夜と永琳、鈴仙よ!」

 

「く 影響で

すりの まともに話せな

い!」

 

「おいこいつどうすんだ」

 

「どうしようもないわよ」

 

「動きには問題ないから良しよ」

 

永遠亭の倫理観は、どうやら地底と同じ程度に落ちているらしい。何が楽しくて食品サンプルを食べなきゃいかんのだ。全く意味がわからん。でも、この時間のうちに次考えとくか。天子のところに行こうとは思ってるけど、天子のいる場所まで…あ、これ霧雨魔理沙が先になるかな。そのついでで連れていってもらおうか。

 

「出来たわ!」

 

「ふぅ…」

 

「ごめん

↩︎

↩︎

↩︎

さよなら」

 

「薬の効果完全に使いこなしてる奴いるぞ」

 

食べる。まずは永琳さんのハンバーグから。うん、原始を感じる味だ。後なんだろうか。安定した美味しさである。次にブレザー。ブレザーは…どうやら作れなかったっぽい。丸っこい粘土となぜか溶かされたような粘土の液らしきものが。ちなみに粘土の液は美味かった。丸っこい方はただ肉が固まってるだけのような味がした。

 

「輝夜のは…」

 

「どう!?美味しい!?」

 

「お前これ焼いたな?」

 

「ええ。土器っぽくしたわ」

 

ハンバーグというよりも弥生土器。つーか完全にハニワ。齧ってみると…美味い。意外なことに、遊び心という点を評価しなくてもこの三人の中ならダントツである。なんだろ、ハニワなら美味いのかな。共食いか?

 

「やったー!」

 

「うわ なにす

やめ」

 

「さて…今日はもうおさらばするぜ」

 

「えぇ!?」

 

「お礼参りの途中だったわね。姫様もそんな破廉恥な服装から正装にですね」

 

「圭さん、また来て!」

 

「はいよ」




霧雨魔理沙「私が乗り物の扱いを受けている気がする」
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