ギルド
旬(さてと・・・・稼げるレイドはあるかな?)
ゼロ(旬?大きくなったな。兄弟でパーティー組むのも悪くないかもな)スタッスタッスタッスタッ
ゼロ「すみません。僕と一緒にパーティーを組みませんか?」
旬「あなたは?」
ゼロ「ゼロと言います。B級です。見た感じ強そうだったので声をかけました」
旬「おれはE級ですよ?人類最弱兵器なんてあだ名が付いてます」
ゼロ「どうでもいいですよそんなあだ名。僕は噂だけで判断しない。自分が見て判断する。それに自分がいると何処のレイドにも入れるし2人だけでも行けるようになります」
旬「ゼロさんには何のメリットもないですよ?」
ゼロ「そうですね。でもあなたは今すぐランクの高い所に入って稼ぎたいんじゃないんですか?」
旬(怪しいけど何故だ?おれはこの人の事を信用出来る。どうしてだ?)
ゼロ「どうしますか?」
旬「わかりました。よろしくお願いします」
ゼロ「こちらこそよろしくお願いします」
B級ダンジョン
旬「ハッ!!!!!」ザシュザシュザシュザシュ
ゼロ(相当強いな。それに敵を倒すにつれ速くなってるな)ザシュザシュザシュザシュ
旬(あの人めちゃくちゃ速い!本当にB級なのか疑うレベルの強さだ!しかもおれと一緒で速くなってる!)
ゼロ「ボスもあっさり倒しましたね。取り分は5と5でどうですか?」
旬「問題ないです。ありがとうございます!」
ゼロ「おまけに残り2もあげよう」
旬「大丈夫ですよ!」
ゼロ「妹さんが居るでしょ?苦労してる顔してるから多めにもらっておけ」
旬「どうして妹の事を知ってるんですか?」
ゼロ「昨日君の事を聞いたからね。葵さんって名前ですよね?」
旬「なるほど。昨日妹が話してたのはあなたの事だったんですね」
ゼロ「ではダンジョンから出ましょうか」
旬「はい」
スタッスタッスタッスタッスタッ
ゼロ「それにしてもいい装備ですね」
旬「これの装備一式は亡き兄から貰ったんです。おれにとって形見です。仮に強い装備が手に入ったとしてもこの装備だけはずっと使い続けていくと決めました」
ゼロ「そうですか」(大切に使ってくれてるのか。伝説級装備で良かった)
ギルド
ゼロ「報酬の7割だ」
ドサッ
旬「本当にいいんですか?」
ゼロ「おれには必要ないからな。また会えたら組もうな」
旬「はい」(最後まで分からなかった。だけどあの人は信用できる。それにおれよりも強い)
町中
ゼロ(旬があそこまで強いとは本当に驚いたな)
向坂「あ、あの!」
ゼロ「!」
向坂「名前はなんですか!」
ゼロ「B級ハンターのゼロです」
向坂「B級ですか?」(でもこのオーラS級以上よ!?それにいい匂い・・・・・梓と同じ匂い・・・・・・)
ゼロ「それで用はなんですか?」
向坂「私が所属してるギルドに入りませんか?」
ゼロ「何故ですか?ここだとA級ハンターが大勢います」
向坂「え、えっと・・・・・あなたから懐かしい感じがして・・・・・昔一緒に戦った人と似てるから・・・・・・」
ゼロ「5年前みんなを助けた国家権力級ハンターの梓ですか?」
向坂「えぇ・・・・・」
ゼロ「そうですか」(おれが本当の事を話したら混乱する恐れがある。だから梓は死んだ事にする)
向坂「お願いします!」
ゼロ「わかりました。まずは最上代表と話し合いで決めましょう」
向坂「はい!」
ハンタースギルド
最上「向坂ハンターが推薦したハンターですね!」
ゼロ「そうですね」
最上(かなりオーラを抑えてるが内に秘めてるオーラがとんでもないですね。まるで親友の梓を見てるような感じだ)
ゼロ「最上代表。私はギルドに入るつもりはありません」
向坂「え!?」
最上「どうしてですか?」
ゼロ「おれは将来的にギルドを立ち上げようと思ってます」
最上「ギルドをですか?」
ゼロ「はい。なのでギルド加入は出来ません」
最上「そうですか。わかりました。無理強いは出来ません」
廊下
ゼロ「さてと。何か食べて帰ろうかな」
雫「あの!」
ゼロ「どうしましたか?」
雫「私と一戦だけやりませんか?」
ゼロ「いいですよ」
雫「ありがとうございます。こっちの方に訓練所があります」スタッスタッスタッスタッ
訓練所
ゼロ「ルールはどうしますか?」
雫「降参するか寸止めです」
ゼロ「わかりました」
雫(どうして急に敬語に?でもこの人の戦い方を見たら分かるかもしれない)
ダッ!
ギンッ!ギンッギンッギンッギンッギンッギンッ!!!!!
ゼロ「速いですね」
雫「梓」
ゼロ「!?」
雫「本当は梓なんだよね!」ポロッポロッ
梓「おれの戦い方か・・・・・・」
雫「どうしてずっと隠してたの!」ポロッポロッ
梓「目が覚めたのが昨日だったんだ。それにおれが居なくても大丈夫だと思った。昨日A級ダンジョンをクリアしたってニュースで流れてたからな。すごい活躍だったそうだな」
ギュ
雫「私はこの5年間ずっと辛かった!梓に会えないのがどれだけ辛かったかわからないでしょ!」ポロッポロッ
梓「雫・・・・・ごめん・・・・・混乱すると思ってお前たちのところに行かなかった」
雫「馬鹿!私は嬉しいに決まってるじゃん!」ポロッポロッ
梓「ありがとう雫。5年もおれの事を愛してくれて」
雫「もう1人にしないで!」ポロッポロッ
梓「あぁ。2度と1人にしない。だけどおれのことは秘密にしていて欲しい。世間に知られると混乱になる。ダンジョンで死んだ人間がどんな扱いになるか知ってるだろ?」
雫「うん・・・・・人間の皮を被った魔物」
梓「そうだ。だから秘密にしていて欲しい。最上にもだ」
雫「わかった!」
数ヶ月後
B級ダンジョン
梓(よし。捕食の権能で魔気が40まで上がった。だがかなり上がりにくくなってるが上がった時のステータスがとんでもないくらい上がるな。鉄壁の権能は名前の通りの権能だった。神速の権能は攻撃速度とスピードアップだった。全部で5つの権能か。ぶっ壊れてるな。そして1番やばいのが常時発動してる状態異常無効とヒーリングオーラだな。これがあるだけでスタミナが自動で回復するしデバフ系とか気にしなくて済む。1番嬉しいのが旬がS級ハンターになった事だな)
雫「本当に強くなるんだね!」
梓「なんでかはわからないが多分シャドウドラゴンと戦った時に何かあったのは間違いない。それに捕食の権能は魔物を喰らえば食糧だっていらない。1番ステータスが上がるのは魔気なんだけどな」
雫「梓は人間から進化したって事?」
梓「人間から悪魔的な何かに進化したんだろうな」
雫「悪魔」
梓「悪い悪魔じゃないって言いたい所だがほとんどの物語では悪魔は悪い奴ってことになってるからな」
雫「でも梓はそんな事しないって分かってる」
梓「わからない。もしおれがおれで無くなるならその前におれは自分の心臓を突き刺す」
雫「うん・・・・・・」
梓「そろそろ戻ろうか」
雫「そうしましょう」
宿屋
梓(もっと効率よく魔気を上げる方法はダンジョンしかないか)
プルルルル
梓「どうした雫?今日もダンジョンに潜る予定だ。一緒に行くって事か?最上には伝えたか?ならいいぞ。また後で合流な」
ポチッ
A級ゲート内
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ!!!!!
雫「こっちは終わったよ梓!」
梓「おれも今終わった。捕食の権能」グワッ
ガブッ!
梓「200体近く倒して10アップしたな。それに新しい権能を覚えた」
雫「何を覚えたの?」
梓「分身の権能だ」
雫「どんな効果なの?」
梓「おれの強さの半分の分身を5体呼び出せる。おれと意識が共有されるそうだ」
雫「めちゃくちゃ強い!」
梓「だな。おまけに分身の交換もあるな。おれと分身の位置を交換する効果だな」
雫「移動にも使えるってことだね!」
梓「あぁ」
水篠梓ステータス
種族
魔霊
↓
極魔之体←次の種族アップ
魔神になるための最初の段階
条件
1.魔気ステータス50(達成)
2.3個以上の権能を完璧に繋げる(達成)
3.???
捕食の権能
あらゆる生命を捕食する事が可能。捕食した相手を自分の力に変換される。より強い者だと大幅に強くなる。
神速の権能
スピードを50%上がる。
飛翔の権能
自由自在に空を飛べるようになる。
鉄壁の権能
自陣の周りにスサノオを展開して絶対防御する。
分身の権能
自身の強さの半分の分身を5体出す事ができる。(分身が分身を作る事は可能)(ステータスを大幅にダウンする分身になる)分身の感覚を共有する事が可能。分身の位置と自分の位置の交換もできる。
魔気50
上がりづらくなる分ステータスを大きく底上げする事が可能。