キヴォトス存続RTA(any%)   作:暁真

10 / 46
パヴァーヌ1章編

 

 倍速倍速また倍速なRTA、はーじまーるよー!

 

"目を覚ます"

 

前回はまさかの預言者3体との戦闘を華麗に勝利しアビドス編を無事に終わらせたところで終わりました。今回からはパヴァーヌ……なんですがあそこはシャーレやミレニアム所属でもないかぎりほぼほぼ介入するところも更新ポイントもないのでちょっとしたイベントを挟んで皆のトラウマもとい3Dノベルゲーパートなエデン条約編へ突入する事でしょう。

いやマジで介入ポイントないんですよパヴァーヌ1章は、スキップ不可イベントもアリス回収以外ありませんし。レズちゃんが介入できそうなのは強いて言えばアリスを拾うところとケイと接触するところでしょうか、まあ私は走者ではないのでAI君の奔走の意図を汲み取って解説するしかできないんですが。RTAinJapan解説者の皆さまの苦労がよくわかります。

 

……多分先生はいつも通りにホシノを助け出したことだろう、アビドスに関してはしばらく心配しなくていい筈だ。

 

次はミレニアム、彼女……AL-1Sについて考えなければならない。いや、先生に任せるのが一番であるというのは理解しているが。

 

やることは変わらない、彼女を先生と……彼女たちに託そう。

 

任意目標追加『ゲーム開発部と接触する』

 

というわけで目標追加、ゲーム開発部とコンタクトを取りに行こう……という所さんなのですが。

 

どうせ話すなら彼女を託す時にしよう、いつも通りに。

 

選択した日付まで時間を経過させます。

 

どうやらAI君はスキップ不可能なアリス回収イベントと同時に消化するようです、実に合理的ですね。過去私が組んだガバチャーとは大違いです。

 

"目を覚ます"

 

……確か今日だ、彼女が目覚める日は。

 

行こう、彼女を……この世界の命運を、託しに。

 

移動先を選択してください

 

「廃墟:???」

 

早速転移、アリス(ホモガキ)と遭遇する開発部+先生に接触しに行くようです。

 

「廃墟:???」

 

……いつものように彼女は眠っている。

 

先生とあの子達ならばこの子を魔王にはしない筈だ、今回も信じて託そう。

 

厳重なセキュリティを無視してアリスの安置所へ飛び込みました。此処で先生達を待つようです。ちょっと暇な時間が入りますね……

 

丁度いいですし今更ですがタイム重視なら会いに行かずに全部先生に任せればよくね?とお思いの視聴者(読者)兄貴姉貴達も居る事と思いますので少し解説しましょう。

結論から言ってしまえばアルカモードにおけるNPC先生は一種の救済措置であると同時に介護必須の厄介な存在でもあるのです。具体的には操作キャラと先生の好感度が一定以上に達していないとシャーレ爆破イベントが発生した時確実に先生が戦線離脱、セトの憤怒襲来までにキヴォトスがそれはもう大変な事になるため当然再走案件です。

 

……ミレニアム、もう戻る事はない始まりの場所。せっかくだし少し懐かしむくらいは許してくれるだろう。

 

レズちゃんがちょくちょく先生と交流しているのはそのためですね、先生の好感度はクッソチョロくある程度会話するだけでどんどん上がっていくためスキップ不可イベントの消化ついでに上げていこうという算段でしょう。

どうにかして最終編に突入できる条件が判明すればアロプラバリアが機能するため好感度上げが不要、記録も馬鹿みたいに縮まると思うのですが現状条件判明どころかアルカモードで最終編に突入したという報告すらないため残念ながら望み薄です。

 

後前回ボス戦は普通にタイムロスだしカットした方がいいのでは?という意見も頂きましたね、これに関しても本RTAの解説としてお答えしましょう。

 

本ゲームではレズちゃんがケセド戦後に2種類目のEclipseを取得したように戦闘終了後EXスキルを新たに習得する場合があります。これにはしっかりとした条件があり大体は特定武器装備で規定回数ボス戦を消化をする事が条件です。段々と武器の扱いに慣れていく感じなんでしょうね、つまりは後々の強ボス達への火力用にボス戦を使ってEXを強化しておく必要があるってことです。

それだけなら「でもボス戦スキップできるじゃん」ってなると思うでしょうが此処からが本題、確かに殆どのボス戦はスキップ可能ではあるのですが一部スキップ不可能なボス戦も存在します。

 

代表的なのがアルカモードきっての詰み要素である「セトの憤怒」。アルカモードではクロコとプラナの支援がないため例えシャーレ爆破から先生を守っていたとしても先生とアビドス組だけでは到底勝つ事はできません、よって自キャラの加勢が必要不可欠になるのですがレズちゃんの場合ソルルナのEXであるEclipse系列は殆どがEXを馬鹿喰いする上セトの憤怒は単体なため回収も渋く、どう足掻いても火力に対して消費リソースが足りません。

AI君はボス戦を消化していくことでEclipse系列の中でも燃費と単体火力に優れた物を習得しようという算段でしょう、それについては習得次第後述いたします。

 

……そろそろか。

 

さて、画面の方でレズちゃんが先生達の来訪を察したためチャートについての解説は此処まで。今まで通り私は本走の解説に戻ります。

 

落下音が聞こえた……来たようだ。

 

無事先生とモモミドがアリスの寝床へ没シュートされました。最初に気づくのはモモイですが……

 

「……えっ!?」

 

彼女に気づいたらしい、此方も目を向けよう。

 

モモイの声に反応してレズちゃんの視線は3人へ、レズちゃんが此処に居ることとアリスとどっちの方が驚くんでしょうね。

 

「裸の女の子に……ど、どちら様!?」

 

"意外と早い再会だったね、ナズナ"

 

「先生……知り合いなんですか?」

 

"うん、悪い子じゃないから安心して"

 

この前戦場のど真ん中にカチコミかけたのはノーカンって事でいいんですかね。

 

「……遠くはないと言った、その様子だとアビドスに関しては上手く行ったらしい」

 

"お陰様でね"

 

"それで今回の「選択」は……その子かな?"

 

「……そう。未だ眠り続ける、この子」

 

「……既視感あると思ったらあれだ、重要な場所で意味深な事だけ言って退場する謎キャラ」

「お姉ちゃん、初対面の人にそれは……いや、私も正直ちょっと思ってたけど」

 

ワイトもそう思います。

 

「彼女はこれからの選択次第で世界を救う勇者にも、世界を滅ぼす魔王にもなってしまう」

 

"……それは、責任重大だね"

 

「貴方達を信じているからこそ、私はこの子の行く末を託そうと思う」

 

「ねえミドリ、もしかして私今VRゲームでもやってる?」

「現実だよお姉ちゃん、嘘だと思うならストックで確認してみる?」

「いやストックでどうやって……痛ぁ!?」

 

"分かった、任せてほしい"

 

「……選択は見届けた。此処での私の役割は終わり」

 

やっぱりパヴァーヌ一章は此処くらいしか介入ポイントがないですね……いやまぁタァイム的にはいいのですが絵面的にはちょっと地味です、でもRTAは見栄えよりはタァイムだから仕方ないね♂(n回目)

 

「先生、そしてゲーム開発部」

 

「へ?」

「私達……?」

 

「彼女、AL……いや」

 

「……アリスを、どうかお願い」

 

移動先を選択してください

 

「自宅」

 

うーんこれはヒロインムーヴ、アリスの面倒を押し付けて退場しました。ほんへではアリスの名付け親はモモイでしたがこのバタフライエフェクトがどうなるのかが少し楽しみですね。

 

「自宅」

 

……AL-1S、いや、もうアリスと呼ぶべきだろう。これで彼女が世界を滅ぼす魔王になる事はない筈だ。

 

数多のやり直しの末に至った結論、彼女を倒すのではなく、友とする……最初に成し遂げたゲーム開発部達には頭が上がらない。

 

故に私は彼女達に報いよう……今回こそ、この世界は終わらせない。

 

「マン・マシーン」に変化の兆しが見える……

 

此処でまたマン・マシーンに変化の兆し。今確定会心を捨てるとタイムにそこそこ影響があるのでなるべく変えたくない所でしょうが……こればっかりは運次第ですね。

 

……次はあのゲマトリア……ベアトリーチェ。

 

……いきなり本丸を叩いても事後処理がただ大変な事になるだけなのは実証済みだ、今は、刻を待つ。

 

そういえば転移能力があるからやろうと思えば幼少期にベアトリーチェを潰しておく事も理論上は可能なんですよねレズちゃん。やらなかったって事はやった結果色々とタイムロスになる要素が出たのでしょうね、メンバーを仕留めたって時点でゲマトリアに狙われる可能性がグッと上がりますし。

 

というわけでパヴァーヌ編はゲーム開発部にアリスを託すだけでサクッと終了しました。

此処からは最終編がないため実質このRTA1番の見どころさん、エデン条約編となります。




××年⭐︎月×日
……現状を把握できないのでこうやって手帳に書き記してみよう。私はあの時彼女の力によって分解されて取り込まれた、それは確か。あのとても形容できない感覚も覚えている、確かにあの時私は死んだんだ。
……けど今私はこうして生きている、しかも4歳くらいになって。
カレンダーも昔に戻っている、これは……小説とかでよくある「やり直し」って奴なのだろうか。
……今までの事が夢だとは思えない。ミレニアムで過ごした3年間の事も、それまでのことも、欠ける事なく思い出せる。
やり直しが発生したってことはこの世界の主役は私なんだろうか……なーんて自惚れは程々にしておこう。
せっかくやり直せたんだ、彼女が襲来する事は分かっているのだからそれまでに何ができるかをゆっくり考えよう。

時間はまだまだ沢山ある。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。